(今回の世界陸上で)
 予選から真剣な顔で走っているボルトに
 「こんなマジなボルトは初めて見るな」と思った
 かつてのボルトだったら
  “決勝” 以外は、みんな適当に流していたし‥

 ‥ラストだからだろうか
   彼を、こんなにも真剣にしてているのは‥
  案外「マジメなんだな」とも思った

 だから
  あの 4×100m リレーの結果には
 (もちろん、驚きはしたが)
 また
  内心「そう来たか?」というような
    どこか、(心根に)納得するものが あった


 引退宣言するくらいだから
 (事前に)
  彼自身も、ここが限界とは
    じゅうぶんに察知していたのだろう

 (だから、真剣だったのだ
  流すなんて、トテモトテモ‥ そんな余裕なんて)

  百メートル決勝(三位)の時も
   内心では、オイラは
    「アリだな」と思ったくらいだし‥

 「最後の最後だもの
    誰だって、ムキに なるさ」

 ヒトなら‥

 そう
  彼も、やっぱり ヒト(の子)だったのだ‥