「 もう、(皆) 終わったことさ 」
  (考えてもしょうがない)

 (オイラには -黙っていると-
   ついつい、考え込んでしまうことが多過ぎる

   -そういう“性格”のようでもあるし-

   何しろ、56歳までは
    全くフツウだったのだ


 たとえば
   別れた子供や女房のこと

 スッカリ捨ててしまった
  車や会社-つまり、仕事-や一切合切の個人の持ち物

 それまで出会った
   たくさんの、思い出や風景/情景/読んだ書物/聞いた音楽
         観た映画やヒトの顔-顔/言葉-言葉などなど

  ‥そして、今の この体のこと‥

  それらに頭を巡らしていると
   時に、あまりの深みに嵌まってしまって  
         変なトコロに辿り着いてしまいそうな‥


  そんな危険を察した時に
 すかさず 
   オイラは、そう一喝する)


  「もう(みんな)終わったことさ」
  (考えてもしょうがないや)
                と‥