東京外国語大学お笑いサークルJJK部員日誌

東京外国語大学お笑いサークルJJK部員が自由気ままに書き綴ります。

別冊「事無きを得た!」

今日は一緒にシフトに入っていたMさんが怒ってました。


こんなことがあったんだそうな。

とある女の子の会計をした時のこと

女の子は630円のパフェを頼んでいたそうです。

それに対して女の子は千円札と百円玉で1100円支払ったんだそうな。

1100−630=470円

ですが

1000ー630=370円

ですので、女の子が工夫を凝らしたように千円札と一緒に出した百円玉は蛇足になるわけです。


そのことに気が付いたMさんと、そのことを指摘された客がこんなやり取りをしたんだそうな


Mさん:「あの・・・1100円でよろしいでしょうか?百円余分に支払われ   
       ているようなんですが。」

客:「・・・いや、それで大丈夫ですよ?」


別にいくらで支払われようがこっちは何の支障もないし、

Mさんも面倒くさくなったのでそのまま1100円とレジに打ち込み

何の役に立たなかった百円分を含んだ470円のお釣りを女の子に渡したんだそうです


そしたらその子

「ホラ、あってんじゃん。」

と、自分の支払方法が要領の悪いものと気づかないまま誇らしげにマッチーに言ったらしいです。


そのことに怒り狂ったMさんは

「最近の子は支払もロクに出来ねェのか!」

とか愚痴ってました。





計算ミス一つで人は傷つくものです。

それを知った一日。


烏賊顔凄し!いかがお過ごし?

どうもピヨです

ブログ始めたんで気が向いたら読んでください!ちなみにR指定モノです!

http://blog.livedoor.jp/kotonakipiyochan-kotonakipiyochan/

コメントとかしていただけたら喜びますよっ!

第28房 友情のサンシャインアタック[3]

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みなさま、冬休みはいかがでしたでしょうか。
私は締め切りに追われていました。<つつじヶ丘太郎>

第28房 友情のサンシャインアタック[2]

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最近寒いですね。
夏が待ち遠しいです。<つつじヶ丘太郎>

だいぶ開いてしまったので
前回の分も貼っておきました。<月刊少年 月とすっぽん 編集長>

ついに今夜発表!新バージョンのジムリーダー攻略情報!

もしもシリーズです。

もしもJJKのメンバーがポケモンのジムリーダーだったらってことで

みなさんの専門タイプと手持ちポケモン(初戦時と再戦時)を勝手に設定したいと思います!


ついでに素人対策コメントをつけときましたのでご覧あれ!



ではでは・・・


◎モエ


ジム:ジョセキタウンのジョセキジム


専門タイプ:じめん


初戦時手持ち

ディグダ

ゴマゾウ


再戦時手持ち

ダグトリオ

シビビール

ドリュウズ

ヌオー

ドダイトス

ドンファン

対策:怖いのはシビビール。特性が「ふゆう」なのでじめん技は当たらないので注意!「うちおとす」を使うか特性が「かたやぶり」のオノノクスやカイロスの「じしん」が効果的!ヌオーは「ふぶき」を覚えているのでくさタイプで攻めるときは注意だ。こおりタイプで攻めるときも「ストーンエッジ」や「ラスターカノン」に気をつけよう。



◎カナ


ジム:マッシュシティのマッシュジム


専門タイプ:くさ


初戦時手持ち

パラス

キノココ

モロバレル


再戦時手持ち

パラセクト

キノガッサ

ナットレイ

ルンパッパ

ユキノオー

モロバレル

対策:ルンパッパ以外はほのおタイプの技が弱点だがパラセクトの「あなをほる」には注意!ナットレイの「ころがる」、キノガッサの「ストーンエッジ」もひこうタイプで攻める時も注意が必要。全員「どくどく」「まもる」の持久戦にもちこもうとするので「もうどく」状態になったらすぐに状態回復させよう。
はがね/ひこうタイプのエアームドなら「どくどく」も効かず、いわタイプの技へも耐えることができるし、ひこう技で攻めることもできるのでオススメ!


◎マユミ


ジム:ツクバシティのツクバジム


専門タイプ:みず


初戦時手持ち

シェルダー

プルリル

ナマズン


再戦時手持ち

パルシェン

ブルンゲル

スターミー

サニーゴ

ランターン

ナマズン

対策:全員メスでさらに「メロメロ」を覚えているので、くさやでんきタイプなどの相性が良いポケモンでもオスだった場合苦戦を強いられることも・・・
相性のよい伝説のポケモンで攻めるか、特性が「どんかん」ででんき技を覚えたのナマズンとベロベルトで攻めるのがオススメ!


◎ショウヘイ


ジム:ニクヅキシティのニクヅキジム


専門タイプ:ノーマル


初戦時手持ち

ヤルキモノ

ベロリンガ

ゴンベ

カビゴン


再戦時手持ち

ケッキング

ベロベルト

バッフロン

ビーダル

ブニャット

カビゴン

対策:全員「ギガインパクト」や「はかいこうせん」などの強力な技で攻めてくる。かくとう技を覚えたいわタイプかはがねタイプのポケモンがオススメだがその場合は「かわらわり」や「ばくれつパンチ」で返り討ちにあわないようにしよう。切り札のカビゴンは「ねむる」「いびき」のコンボをつかってくるが、「ゆめくい」を覚えたゴーストタイプのポケモン(ゲンガーなど)がいれば心強い!


◎レオ


ジム:ロクナコトナイタウンのロクナコトナイジム


専門タイプ:はがね


初戦時手持ち

ギアル

コイル

ドータクン

エアームド


再戦時手持ち

ギギギアル

ジバコイル

メタグロス

ドータクン

エンペルト

エアームド

対策:怖いのはジバコイルの「ロックオン」「でんじほう」のコンボ。「まひ」状態にさせられるので「でんじふゆう」でじめん技が無効になる前に「じしん」で早めに倒そう。ドータクンの特性は「ふゆう」エアームドはひこうタイプでもあるのでほのお技で攻めよう。かくとうタイプで攻める場合も「サイコキネシス」や「ドリルくちばし」には注意!


◎ピヨ

ジム:アシキリシティのアシキリジム


専門タイプ:かくとう


初戦時手持ち

コジョフー

ワカシャモ

ニョロボン

ルカリオ


再戦時手持ち

コジョンド

バシャーモ

ニョロボン

エルレイド

ヘラクロス

ルカリオ

対策:ルカリオ以外は全員「いわなだれ」を覚えているのでひこうタイプで攻める場合は注意が必要。ニョロボンの「こころのめ」「ばくれつパンチ」のコンボもこわいので「こころのめ」をつかってきたらゴーストタイプに交換するなどして対策しよう。ルカリオは「じしん」を覚えているのでじめんタイプで攻めよう。


◎チャクラール

ジム:ルミネイクタウンのルミネイクジム


専門タイプ:エスパー


初戦時手持ち

ユンゲラー

スリープ

ヤドラン

オーベム


再戦時手持ち

フーディン

スリーパー

チャーレム

ナッシー

ヤドキング

オーベム

対策:フーディンは「きあいだま」を覚えているのであくタイプを使うときは注意。チャーレムは「れいとうパンチ」「ほのおのパンチ」を覚えているのでひこうタイプとむしタイプでは苦戦を強いられるのでゴーストタイプで攻めよう。
スリーパーの「さいみんじゅつ」「ゆめくい」コンボ、ナッシー「ねむりごな」「ゆめくい」コンボが強力なのでねむらされたらすぐに状態回復しよう。


◎???


ジム:ダレダヨシティのダレダヨジム


専門タイプ:あく


初戦時手持ち

グラエナ

ワルビル

ダーテング

キバニア

キリキザン


再戦時手持ち

グラエナ

ワルビアル

ダーテング

サメハダー

ズルズキン

キリキザン

対策:ダーテングはむし、ほのお、ひこう、かくとう、こおり等の相性の悪いポケモンを出すと「ふきとばし」を使ってくるのでこれら以外のタイプを持って非常に弱いむしタイプを覚えたポケモンで戦えば問題ない。キリキザンとワルビアルは「つばめがえし」を覚えているのでそれぞれほのお、じめんタイプ、みず、こおりタイプで攻めよう。



最後のジムリーダーが誰なのか・・・ゲームを進めて正体を暴こう!!!



っていうか今日の日誌・・・・


誰得何得じゃい!!!

センチメンタルじぇねれーしょん

どうもみなさんごきげんうるわしゅう〜

お久しぶりですピヨです。

べ、別にさぼっていたワケではないですよ!

ちょっとこことは時間の流れが違うところにいただけですよ。


今日は金曜日。いつも通り17時からのバイトにいってきました。


何人かの人にはお話したと思うのですが・・・

ボクのバイト先のカフェは2011年の2月をもって

閉店することになりました。


今日はいつもより少し混んでいてホール業務が少し大変だったんです。


お客さんが少なくなってきて、ボクの客のさばき具合を見た店長が


「お前、今日はいい動きしていたな。対したもんだよ。」

と言ってくれました。


ここでボクは

「そうですかね(汗)ありがとうございまーす!これからもバリバリ働きまっせ!」

という言葉が頭のよぎりました。

しかしながらこの店はあと3ヶ月弱で閉店する。

このことを考えると「これからも」っていう部分が返事として不適切な気がして・・・

それでまた愛着のあったこの店の行方を再認識させられた気がして・・・


センチメンタルになってしまったんです・・・


そんな気分がバイト終わりまで引きずられてしまい、パッションフルーツソーダを盗み飲みしながら


センチメンタルになってしまってです・・・


帰りの電車に乗って、ドラマ第二部が始まる前に読破しようと思っていたけど、ドラマが始まった今もまだ2巻の冒頭にある坂の上の雲を読みながら

センチメンタルになってしまったんです・・・



みなさん


タダメシするなら今ですよ。

なにこの要領悪い日誌。

ブログはじめよう。

改めて告知

もはや誰も書かなくなってしまったこの日誌

JJKとはどういう集まりなのか

まじまじと見せつけられているような気がしますが

そんなダメダメオーラを全身に纏いつつも

ライブをやります

といっても

本来は昨日やるはずだったもので

諸事情により延期となった訳ですけれど



勝手にカルパッチョ

12月7日

6:00開場

6:30開演

東京外国語大学 集会室A(たぶん)

出演 いろいろ



まあそんな訳でがんばりましょうー

よろしくお願いします

カルパッチョ

さて、もはや曜日とか超越しているこの日誌

念のため申し上げますと僕です

みなさん

外語祭お疲れさまでした

昨日は打ち上げもやりましたね



今度のライブのタイトルは

何だかよくわからないうちに

「勝手にカルパッチョ」

っていう支離滅裂なものに決まってしまいました

こんな適当なフレーズを作るのは

決まってヤツです



piyo


OP映像

なんかこんなことになってます

スクリーンのサイズまで引き延ばすと

どんなことになるのか

想像するだに恐ろしいですが

どうしようもないので

これを流します

オープニングMCで適当にいじってしまいましょうか

あと

演者が少ないので

映像企画を流そうと思うのですが

かといって

何か撮ってもいないので

過去の

ツイスターあたりを流すのはどうでしょうか



結局何組出るんでしたっけ

それと

誰か府中のネタ作ってください

Wanna be the Biggest Dreamer

logo2010



どうも僕です

次のライブに向けたOP映像

それ用に作ったものですが

ロゴが完成したので貼っておきます

よかったら

告知とかに使ってください

元ネタが分からない人は

デジモンテイマーズでググってみてください

池袋クライシス

ウンコマン「チョリソーマン編」・ノベライズ版
 著・足切イチロウ/原作・轟カンタロー
 11p〜20pより

序章 池袋クライシス

 池袋。
 新宿、渋谷と並ぶ三大副都心の一角を担う繁華街である。
 陽はとうの昔に沈みきり、初夏を迎えたばかりのこの頃では、深夜ともなればまだ肌寒さが感じられるほどであった。
 この深夜の池袋に、長友正義(ながともまさよし)はいた。紺色の警官服に身を包み、その手には拳銃が握られている。
 見れば、辺りには彼の他にも同じ出で立ちで同じように拳銃を握り締めた者たちが集っていた。その数はざっと五〇。彼らの手の中で、月明かりを受けて光る、漆黒の鉄の塊は、一様に大通りのとある一点に向けられていた。そして、その先には妖しげな人影がきらめいている。
 怪人。
 そんな冗談としか思えないような情報が飛び込んで来たのは、最終電車が出発してから少し経ち、辺りから人気がすっかりなくなった頃であった。その情報は、怪人に人が襲われている、というものであった。
 長友は耳を疑ったが、被害者がいることは確実であったので、すぐさま近隣の警察署にも応援を頼み、自らも同僚を引き連れて現場へと急行したのだった。
 駆けつけてみると、現場はまさに地獄絵図だった。死者こそいないようだが、辺りには多くの負傷者が痛々しい姿で倒れていた。
 それから対峙すること数分。歪な人影は、五〇の銃口にも臆する素振りを見せない。再三に渡る警告に一瞥もくれず、ただ暴虐の限りを尽くす。
 ふと、深夜の繁華街に、この平和な国には到底似つかわしくない、乾いた音が響き渡った。
 標的の足を狙ったピンポイント攻撃。
 狙いは完璧。
 だが、効果があったようには見えない。ただ、薬莢がアスファルトを叩く音だけが虚しく響く。
 本物の怪人。
 本気の敵意を汲み取ったのか、その未知なる脅威が今度は警官隊の方へと向かってくる。
「撃て!」
 ついに、彼らの内の一人が叫ぶと、銃を構えていた者たちが一斉にその引き金を引き、平和をぶち破るような轟音がいくつも響き渡る。本来あってはならないことだが、今回は相手が相手なだけに特例であるらしい。
 しかし、その先の人影は、無数の銃弾を受けているにもかかわらず、身じろぎ一つせずに、嘲笑うかのような優雅な歩みで警官隊の方へと近づいていく。
「怯むな!」
 銃声は止まない。
 しかし、怪人も止まらない。
「効かぬ!」
 その怪人はそう言うと、それまでのゆっくりとした動きをやめ、猛スピードで走り始めた。走っている、というよりむしろ、飛んでいる、という印象だ。驚くほどのスピードで、百メートルはあった両者の距離を一瞬で詰めた。
 次の瞬間、集団の先頭にいた者に向けて、手刀が振り下ろされた。
「ぐあああああ!」
 悲痛な叫びと共に倒れる。
 一人、また一人と敵の攻撃を受けて仲間が倒れていく。
 倒れた仲間に目をやる隙すらも与えず、敵が今度は長友の目の前にいきなり現れた。
 彼は意を決し、敵に狙いをつけると、その超近距離から必殺の一撃を放つ。彼にしても、まさか明らかに人を超えた何者かであるとはいえ、こんな形で拳銃を使うことになるとは、思ってもいなかっただろう。相手が曲がりなりにも生物であるならば、これで少なくとも行動不能に陥る。
 はずだった。
 そこにいるはずの標的がいない。
「このような玩具で私を倒そうなどとは」
 その声は、後ろから聞こえた。
「笑止千万」
 慌てて反応しようとするも間に合わず、背後から物凄い衝撃を受け、長友は数メートル先まで吹き飛ばされた。
「ぐっ……」
 全身を駆け巡る痛みに立つことさえ叶わない。骨がいくつか、軽くやられてしまったようだ。
 彼が地面に這いつくばったまま、どうにか首を動かし、薄れゆく意識の中目にしたものは、たった一人に蹂躙される、数十人の武装警官たちであった。
 そして、それから一分足らずで、戦えるものはいなくなった。

 街灯も消え、月明かりだけが神秘的な輝きで照らしている夜の通りを、ついさっき警官隊を全滅させた怪人は歩いていた。
 その手にはペンダントが握られている。辺りは真っ暗なので、その表情を読み取ることはできない。
 笑っているのか。
 怒っているのか。
 泣いているのか。
 それはおそらく本人にも分からない感情だ。
 しかし、そのペンダントが彼にとって、何か特別な意味があることは間違いない。
 それが彼にとっての、戦う理由なのだから。

「ウンコマン……貴様はどこにいる」
 彼は、宵闇の中に消えていった。


第一章 日常に潜む闇

     1

「え? 亜美の親父が入院?」
 高校生・大便通次(おおだよりつうじ)は、ホームルーム前の教室で言った。
 彼の在籍する市立御手洗北高等学校は、ここ東京中央部の御手洗(みたらい)市に位置する、ごく普通の学校である。今朝もああだこうだと文句を言いながら幼馴染の名治見沙緒子(なじみさおこ)と一緒に登校してきた彼は、教室に着き、共通の友人である長友亜美(ながともあみ)と話をしていた。
「うん……私のお父さん、警察官なんだけどね……。職業柄、もしかしたらそういうこともあるかもしれない、なんて、いつもは笑ってたけど」
 亜美は少し元気のない声で言った。
 ちなみに彼女、亜美は沙緒子の中学時代からの友人で、今では通次とも付き合いがある。今年は三人とも同じクラスだった。何でも、中学時代に通次と沙緒子が、もう何がきっかけだったのか思い出せなくなってしまったくらい、どうでもいいくだらないことからケンカをし、しばらく口も聞かなかった時に、たまたま沙緒子の近くの席だった亜美が、通次に対する愚痴を聞かされていた、というのが二人の馴れ初めであるらしかった。
「大丈夫なの?」
 そう言った沙緒子の声は、本当に心配そうだった。亜美は中学時代から、ちょくちょく亜美の家に遊びに行っているので、夜勤明けの亜美の父・正義と顔を合わせることが何度かあり、顔見知りなのだ。
「うん、命に別状はないし、何も後遺症は残らないだろう、ってお医者さんは言ってる」
「そっか」
「よかった……」
 思わず安堵の溜息が漏れる二人。
「ねえ、二人は今朝ニュースとか観た?」
「ああ」
「ええ」
「お父さんね、夜、池袋にいたの」
「池袋……」
 二人が同時に息を呑んだ。
「怪人が出た、ってやつか」
 衝撃から立ち直るまでややあって、通次はニュース番組のキャスターが原稿を読み上げる様子をぼんやり思い浮かべながら言った。
「五〇人以上の警官隊が、たった一人に全滅させられた、っていう……?」
 沙緒子がおそるおそる尋ねた。
「うん……でも、亡くなった人はいないみたいだし、全員怪我程度で済んでるらしいけど」
「奇妙な話だね……」
 その時、教室前方のドアが開き、担任の萩山(はぎやま)先生が入ってきたので、この話は打ち切りとなった。
 だが、通次は席に着いた後も神妙な面持ちを解くことはなかった。

 一時間目の授業は古文だった。
(なあ、どう思う?)
 先程の亜美の話がどうにも気になっていた通次は、ラ行変格活用についての教師の説明もそこそこに、近くの席の縞本虎太郎(しまもとこたろう)、鳥越隼人(とりごえはやと)と小声で話し合っていた。
 今でこそクラスの三バカトリオとして名を馳せている彼らだが、通次はともかくとして、虎太郎は番長(死語)として元々この学校に君臨していた、筋金入りのワルであるし、隼人はこの御手洗市を中心に活動していた暴走族の頭のスピード狂であった。そんな二人がこんな風にある程度更正し、学校にもまともに出てくるようになったのには、それぞれ通次が一枚噛んでいる。ただ、沙緒子はいまだに彼らに対して苦手意識を持っているようだったが。
(どう、ったってなあ)
 と、虎太郎。
(一人で五〇人を相手できるなんてのは……)
 隼人が続けた。
(怪人……)
 通次がそうつぶやくと、残りの二人もそれに同意するように小さく頷いた。
 彼ら三人は、この御手洗市で、この日常に潜む闇、怪人が起こした事件を解決する、という役割を負っていた。怪人というのは人体を改造し、人を超えた力を持たせた存在だ。この辺りでは、最近そうした怪人たちによる事件が多発していた。
 といっても、いわば超人たる敵に対して、いくらケンカ慣れしている彼らとはいえ、生身で敵うはずもない。彼らは東都流(とうとながる)博士の開発したシステムを使って彼らと同等かそれ以上の力を持った超人へと変身することができるのだ。
「大便(おおだより)。貴様、私の授業がつまらないってのか? ああ?」
 ひそひそと話を続ける三バカに気付き、古文教師が声を荒げた。
 この古文教師、古川文(ふるかわあや)は、昔相当荒れていたという噂のいわくつきで、彼女は教壇に立つだけで、教室を一気に静寂に包む才能を持った人物だった。彼女が醸し出す雰囲気は、怒らせると得体の知れない液体が入った注射器を手に襲い掛かってくる養護教諭、白井ころも(しらいころも)先生とは別種の恐怖感を含んでいた。
「ああ?」
 不意を打たれ、通次はつい、威嚇するような声を出してしまった。
「いい度胸じゃねえか」

          続く……
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