画像-281{青森市産トゲクリカニ。}
青森県の津軽地方沿岸部では花見時期になるとこのトゲクリカニを持って花見に出掛けるのが風物詩の一つです。繊細で濃厚な味わいは他のカニ類では味わえない奥深さ美味しさがあります。身と卵、味噌と甲羅の内側にへばり付いた脂肪と四つの味が楽しめます。昔は幾らでも採れたもので、庶民でもこの蟹を花見に持参できた時代がありましたが、ここ10年ほどで水揚げ量は減り、花見時期には値段も高騰し、庶民の味という感じではなくなってきました 。取れる場所によって身の入り具合に大きな差があり、身入りが少ない蟹は味噌汁の出汁にしてしまう事が多いものです。
太宰治さんが「津軽」という小説にもこの蟹を登場させ美味しさを文章で表しています。個人的にはカニ類の横綱ですが、痩せるのが早く、流通に不向きな為、美味しさを味わうには青森に来るしかないということがあまり認知されない要因になっているでしょう。
蟹好きの方々にはぜひ青森にお越しいただいて味わっていただきたい一品であります。


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