IMG_0682{津軽半島産天然竹の子焼。}
青森で筍といえば画像のもの、学術的にはチシマザサの若竹のことをさします。根曲がり竹や姫竹などとも言われ、名産地では取れる産地の地名を付けて○○竹などとも呼ばれています。
関東・関西で筍といえば通常孟宗竹を指しますが、青森ではチシマザサが通常です。
気候的にチシマザサが適しているからでしょう。
掘りたて茹でたての孟宗竹の甘くトウモロコシの様な味わいとはまた別に、チシマザサは繊細な野趣溢れる味わいが持ち味です。
京都などの竹林農場などで収穫できる孟宗竹とは異なりチシマザサは全くの天然もので山中に行かなければ採れないものです。
その山から採取してきた竹の子を皮付きのまま焼き、皮を剥き甘味噌などを付けて食べる青森の初夏の味覚です。
一番の美味しさの要点は採れたてのものをすぐ焼くことです。
鮮度が味そのものといっていい食材ですから、採ってその日だけの食べ方といってもいいでしょうか?
個人的にはそうしていて、余った竹の子はすぐさま皮を剥き茹でて、明日明後日の味噌汁や炒め物用などに処理をしておきます。
焼き竹の子はどうしても灰汁があるので、何本も食べれるものではありませんが、その繊細な野趣溢れる味は自然のご馳走です。