016{陸奥湾産天然ホヤの刺身。}
その形から海のパイナップルとも呼ばれる初夏から夏が旬のホヤ。
青森では夏のお馴染みの味覚ですが、関東関西などではまだまだ食べる習慣がないというかホヤそのものが無いと言えばいいでしょうか?輸送の発達で関東では少しは食べれるようになったようですが、どうしても輸送時間がネックになり鮮度が落ちたものが出回っているのか生臭いようで都会受けはしない味覚のようです。
鮮度の良い天然物を召し上がったことがある方々はその味わいを知っていて三陸や青森にお越しの際は抵抗無く召し上がるようですが、その方面に来たことがない方々はホヤの実力は知らないままでしょう。
海水の流れの良い天然物であれば独特の個性的な香りはあっても生臭いということはありませんから、海そのものを食べているような味わいは好きな人を虜にする魅力があるようです。ミルキーな天然岩牡蠣にも似た味わいで、牡蠣が好きな方にはお勧めです。
都会から青森に嫁いでこられた婦人が、市場で魚屋さんにホヤを勧められ、食べたこともないのに買い求め、何をどう調理するのか食べるのかも分からず包丁で切り付け中身の姿から中身は捨てて外側のごつごつとした皮を旦那さんの夕餉に出した。という話も伺ったことがあります。
青森県人なら逆に皮は捨てて中身を食べますが、食文化とは日本といえどもひとくくりには出来ないことを感じます。


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