056{津軽海峡産ババカレイの漬け焼き。}
青森では冬によく食べられるババカレイ。表現の仕方とすればババカレイではなく‘ババガレイ’と濁点が付きます。
三陸ではナメタカレイと呼ばれ正月に欠かせない食材になります。
青森ではナメタカレイはまた別なカレイの事を呼び深海の大型のカレイで昔は干して焼いて食べたものです。
20種類以上のカレイが水揚げされる青森では季節によってカレイの種類も変わりカレイの性質によって焼いて食べたり煮たり刺身にしたり唐揚げしたり食べ方を変えるものです。
ババガレイはほとんど冬に食べることが多く、食べ方は甘辛く煮付けて食べるのがほとんどです。
けれども、身を食べるなら5月・10月が卵や白子に栄養が偏らず身が肥えて美味しい時期です。
ババカレイの調理法は煮付けがほとんどですが、身が肥えている時期は刺身・焼き物が非常に美味しいものです。
画像のものは2㌔のババカレイを使って醤油漬けし焼き上げたものです。
青森の方々にもババガレイを焼いて食べると言えば珍しがられます。
身質が繊細で柔らかいので焼くのには技術力が必要だからでしょう。焼いてひっくり返したりするとボロボロ崩れてしまうので、焼くには丁寧な仕事が必要です。
一度ババガレイを焼いて食べるのを経験してしまうと、煮付けより格段に味がよくなるので自分は焼き物にすることが多いです。
20~30年前までは庶民でも食べられる食材でしたが、年々漁獲量は減り今では高級食材になりました。
焼いて食べるのはちょっと贅沢な話になるかもしれません。