古くて新しい世界に誇れる青森の郷土料理

後世に伝えたい、残したい、先人の知恵が集約された多種多様の食材と類まれな青森の食文化をご紹介いたします。 料理本や教科書に登場する事の無い古くて新しい青森の魅力ある料理の数々を ご覧下さいませ。

春~夏

生うに刺し

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{津軽海峡産無添加ムラサキウニ刺し。}
日本三大珍味に数えられるウニ。
全国各地にウニの名産はありますが、
名声は無くとも美味しいウニは青森では沢山あります。
ウニというものは足が速いので、なかなかこれほど輸送が
進んだ現代でも遠くまで運んで美味しいウニを食べることは出来ないでしょう。
このようなものは、やはり生産地でしか食べることが出来ない食文化です。
関東の方で、それなりに飲食に興味があり食に多くの予算を使っている方で
「私はウニは食べれません。」という方は舌が肥えているものです。
自分の経験上、それこそ名の通った関東の和食屋さんやお鮨屋さんで
ウニが出て来ても美味しいウニには出会ったことがありません。
出てきた瞬間、その後の口の中の不快感を考えると躊躇します。
みんな明礬まみれで、苦く口の中がギリギリと痛くなります。
明礬をウニに使うのは消毒も兼ねていますが、足が速く溶けやすいウニは
がっちり明礬で洗うことで身が固まり日持ちもいいようです。
輸送して商売のラインに乗せるにはその方法がいいのでしょう。
青森市にいると、陸奥湾、津軽海峡、日本海、太平洋と異なった環境の
海産物にありつけるものですが、ウニだけではありませんが、
津軽海峡の物は、よくよく優れものと感じます。
ウニも海峡物が一番うまいです。
明礬も何も使わず、綺麗な海水で洗った剥きたてのウニは、
春から夏のご馳走です。青森という食物にはうってつけの環境が
作り出した郷土の味わいです。

津軽割烹店主話もご覧ください。http://www.tk-mirai.com/
ヤフーブログ‘食の桃源郷’青森もご覧ください。http://blogs.yahoo.co.jp/tugarukappoumirai/24889399.html























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いちご煮

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{いちご煮}
汁物としてはとても贅沢なものでしょう。
ウニと鮑をたっぷり入れた潮汁。
どちらかと言えば青森県の太平洋側の沿岸の郷土料理であります。
多くの方々がいちご煮と聞けば「いちごが入っているの?」と思われ、
実際に目にすると「何でこれがいちご煮なのだろう?」と不思議に
思われるようです。
その名の由来は、山に自生する野いちごに似た色合いから来ている
そうですが、野いちごと言っても黄色い色の野いちごで山歩きする方なら
ご覧になったこともあると思いますが‘モミジイチゴ’の事ではないかと推測しています。
画像のウニはムラサキウニを使用しましたが、バフンウニになるともっと色合いが
赤く橙色になるのでそちらの方が納得していただけるかもしれません。
料理屋がウニや鮑を仕入れて仕立てると原価だけでも何千円もするので
一椀安く見積もっても青森でも5000~6000円くらいでしょうか?
勿論青森県産のウニと鮑で作ってと言う事ですが、輸入物や明礬たっぷりの
ウニで作るともう少しリーズナブルですが、舌がしびれて苦くて食べれないでしょう。
しかも、加熱すると鮑もウニも小さくなるので出来上がりを想定すると
生の状態だと倍近い量を必要とします。
東京だと2~3倍のお値段を請求しないと出来ないでしょうか?
というよりも商売にならないのでまずやらないでしょう。
やはり漁師さん達ならでわの料理と思います。
郷土料理のすごさとはこういうところにもあるもので、とても商品化するには
予算がかかりすぎて商売には成らない料理が、家庭の食卓で食べられると言う
凄みがありますね。

津軽割烹店主話もご覧下さい。http://blogs.yahoo.co.jp/tugarukappoumirai/22957131.html
ヤフーブログ‘食の桃源郷 青森’もご覧下さい。http://blogs.yahoo.co.jp/tugarukappoumirai/22957131.html
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