de te fabula ~ ダーターファブラ

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フェーズメーション

アキュフェーズ DP-11 購入後、約半年経過

僕のオーディオブログにもその経緯は掲載していますが、今年の6月上旬に某OFFにて、アキュフェーズのCDプレーヤー DP-11を購入しました。
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ちょうど3年前にUSB-DACのクリエイティブSB-DM-PHDを購入してからというもの、ほぼ完全にPCオーディオに移行していた僕のオーディオは、今回DP-11を導入したことにより、またディスクを回すオーディオに回帰しています。

DP-11は1989年12月の発売ですからちょうど24年ですね。
当時の定価は270,000円ですから現在の感覚ではそれほど高額モデルではありませんが、トランスはアナログ系とデジタル系にそれぞれ1個ずつ搭載しており、バブル時代のかなりの物量投入モデルと言えるでしょう。

現在、アキュフェーズのプレーヤーでトランスを2つ積んでいるのは、DP-600(定価840,000円)以上のモデルですから、いかにコストがかかっているかわかります。


音質について、当時のFM-fan誌の「ダイナミックテスト」によると、長岡鉄男氏は以下のように書いています。

「スピード感のあるクールでシャープな音作りで、音像の輪郭も小さく引き締まっている」


確かに、爽やかさと音のクリアさではCD-α607を上回るようです。解像感も高いのですが、それでいて聴き疲れはありません。解像感自体は、2ランクぐらいDP-11のほうが上ですね。
コッテリとした音の濃さはCD-α607のほうに軍配が上がるようです。


SB-DM-PHDとの比較では、DP-11のほうが音の広がり感で一歩譲るという感じでしょうか。
これについては、RCAケーブルの差(DP-11とCD-α607は1000円程度のもの)、SB-DM-PHDはfoobar2000をWASAPI排他モード、さらにResamplerで96KHzにしていますので、この辺の影響が出ているのかもしれません。
あとは、SB-DM-PHDのほうが、少しきめが粗く角が尖った感じです。
少し乾燥した聴き心地になります。

SB-DM-PHDとDP-11を比較して初めてわかったのですが、SB-DM-PHDのほうが聴き疲れする印象です。DP-11を買う前はまったくそんなこと無かったのですが。



それにしても、ディスクを回すという旧来のオーディオの楽しみ方というのも、改めてやってみるとなかなかいいものです。
使っている機器がそれなりに良いものであるという、満足感から来るものもあるかもしれません。
現在のアキュフェーズのラインナップからは考えられないほどの筐体の薄さ、これがまた見た目の優美さを醸し出しており、所有欲を満足させます。

同じコンセプトで出た製品には、パワーアンプP-11、プリアンプC-11、チューナーのT-11があり、共通のデザインになっています。


また、このDP-11は、24年前の製品にもかかわらず、いまだに修理可能となっています。
大手電機メーカーでは考えられませんね。
そのことが、部品の寿命も気にせずにガンガン使用できる、ということにもつながっていると思います。


現状、プリアンプにはフェーズメーションCM-1000、パワーアンプは2系統あり、サンスイB-2105MOS VINTAGEとAU-X1111MOS VINTAGE、スピーカーも2系統でビクターSX-V1とテクニクスSB-M01という構成です。

この中で特に良いと思うのは、パワーにB-2105、スピーカーにSB-M01ですね。

聞いていて気持ちいいのが、アコースティック系の楽器です。管楽器もOKです。
ジェファーソン・スターシップのギタリストだったクレイグ・チャキーコCraig Chaquicoの、アコースティックギターをフィーチャーしたアルバムなんて、それはもう絶品です。


僕の場合、聞く音楽ジャンル的に、SACDではほとんど出ないため、通常CDがかかるプレーヤーで充分なんです。
また今後、PCオーディオではUSB-DACの良いものをと考えていますから、ハイレゾ音源が手に入ればそれでいいわけですな。

DP-11は既に年代ものですが、これからもさらに長く使えそうです。



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フェーズメーション CM-1000 導入後3ヶ月経過

今回の記事は僕のオーディオブログを元に再構成したものです。

本ブログでも購入直後に第一報を入れていますが、導入して3ヶ月ほど経ちましたので改めてレビューしてみようと思います。



1.導入の経緯
当時神奈川に住んでいた時のピュア系アンプは、AU-X1111MOS VINTAGEの1台のみでした。

AU-X1111のプリ部を通した音は滑らかで力強く、なおかつ高域もよく出て「濃い」音だと思います。ネット上での評判も良いようですので、なかなかの実力機なのでしょう。

パワーアンプダイレクトの音質は、鮮明かつ高精細、さらに鮮烈な音です。
しばらく直結で聴いていたのですが、どうもあまりの鮮烈さに聴き疲れしてしまい、結局2日程度で元に戻してしまいました。
プリ部を通した特徴を残しつつ、より鮮明かつ鮮烈にしたのがパワーアンプダイレクトなんだと思われます。


その後しばらくしてフェーズテック(当時)の試聴会に参加する機会があり、都合2回行きましたが、その時に聴いたのが、パッシブアッテネーターの初代モデルであるCM-1です。

http://community.phileweb.com/mypage/entry/2892/20110227/22990/
2回目に行った時は、パワーアンプにMA-1を使用し、コントロールアンプはCA-3Ⅱと、試作改良型と思われるCM-1Aとの比較になっていました。

その時に説明を受けた改良内容から、CM-1A≒CM-1000と思われます。

コントロールアンプのCA-3Ⅱ(定価577,500円)もかなり高いレベルで、これで充分ではないかと思わせる音質でした。しかし比較してしまうと、明らかに艶と滑らかさ、潤い感の点でCM-1Aがまさっており、聴き疲れもしなさそうでした。
さらに、この2回目の時はパワーアンプにMA-1という超弩級モデルを使用しており、その効果もあるのではないかと思われます。


この製品をAU-X1111につなげば、パワーアンプダイレクトの鮮烈さや聴き疲れが中和されてちょうど良くなるのではないか、と考えました。

さらに、今年10月に導入したパワーアンプB-2105MOS VINTAGEのFIXED入力も、AU-X1111のパワーアンプダイレクトと同じような傾向がありました。(音量調整はfoobar2000のボリュームを注意深く使用)


こうして、導入を決心しました。




2.技術面の簡単な紹介
フェーズメーションのパッシブアッテネーターには、「ハイブリッド・パッシブ・アッテネーター」の名称が付いています。
「ハイブリッド」とは、オートトランスと抵抗を使用していることから名付けられたようです。(と言っても僕は詳しく説明できません・笑)

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「コントロール・マイスター」の称号からも、その自信のほどがうかがえます。


CM-1のカタログによると、「半導体などの増幅素子を一切使わず、高品位音楽再生の理想とされる、高入力インピーダンス、低出力インピーダンスを小音量からフルボリュームまで実現した」とあります。
これはフェーズメーションHPより引用しました。
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出力インピーダンスの変動を抑えることで、「10m以上の長さのRCAケーブルを使用しても高音域等の劣化は認められず、音量を絞っても浸透力やキレの良さを保ち、音がやせることなく」音楽が楽しめる、とのこと。

これをハイブリッドゲインコントロール回路(同社特許)と呼んでいます。
この回路は、コントロールアンプのCA-1とCA-3Ⅱにも採用されています。


そして、配線にはプリント基板を使わずに手配線で行い、三次元的な部品配置を行っています。試聴会で中身を見せてもらいましたが、芸術的でさえありました。
ちなみに、プリント基板を使用してコストダウンを図ったのがCM-3になります。(これも試聴会で聴きましたが驚きの音質です)


CM-1からの主な改良点は、トランスのコアサイズ変更(確か大型化したと言っていました)と、シャーシを単なるアルミ材からさらに1.6mm厚銅メッキ鋼板を重ねたことです。これにより、CM-1と比べて重量が1kg増えて5kgになっています。
小型の筐体ですが、持つとずっしりとした重みがあります。

CM-1000のカタログから引用します。
「【CM-1】の高音質を受け継ぎながら各部を見直し、音量調整回路の心臓部とも言えるアッテネーター用オートトランスのコアサイズや積層コアの厚み等を再検討・再設計することで、従来にも増して鮮度が高く、緻密で広大な音場の再現を達成しています。」


3.外観
こちらが入力切替ノブ。材質はアルミ削り出しです。
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こちらがSP出力切り替え。
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新品ですが、少々ガリが出るのが難点。構造的に仕方ないのかも。
保証期間内に一応問合せするつもりです。
ボリュームはクリック感の良い操作感です。操作時にプチプチノイズが出ることがあるのは仕様だと説明書に書いてありますが、僕の個体はノイズが出ることはありません。

ボリュームノブは左右独立しています。
先代モデルのCM-1は連動機構を採用しており、連動機構無しのモデルにCM-1sがありました。
CM-1000は、連動機構は省略されています。ちょっと残念です。
(HPにはスリップクラッチ式連動機構云々と書いてありますが、間違いと思われます)


リアパネル。
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インプット端子です。
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アウトプット端子。入出力端子はいずれもWBT社製でとても重厚感があります。
「DIRECT」というのは、セレクターを経由しない端子なのでより高音質が望めますが、この端子を使う場合は他の端子には接続してはいけないので、使い勝手の点から試していません。
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フロントパネルはアルミ材削り出しで8ミリ厚、天板は5ミリ厚です。
天板は上から蓋をする形状をしており、角の部分はなかなか迫力のある面取りが施されています。
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外観も非常に良い仕上げで、所有欲も満足できるつくりだと思います。



4.音質
実は最初の音出しをした瞬間は、「あれ?しまったかな?」でした。(笑)

ですが、2時間ほどするとだんだん今までより「音の質」のランクが上がったように感じ始めました。


ここで一つ断っておかないといけないのがRCAケーブルです。
今回の導入に合わせてアクロリンクの新品のものを購入し、接続したために、エージングによる変化がどっちの影響なのか判断が付かなくなってしまっている可能性があります。



現段階でわかったこと・変化を感じたことなどを箇条書きで挙げてみます。
機器の組み合わせはこの記事の接続表をご覧ください。
また、スピーカー(Contour1.1、SX-V1)の組み合わせは、AU-X1111とB-2105それぞれで試しています。

・透明感・空気感が改善された。非常に気持ちいい。
・ドラムスやパーカッションの細かい音の分離。
 重量感の改善。こちらへ迫ってくるよう。
・バスドラムが鳴るときの音の分離がわかり易くなった。
・シンバル・ハイハットの微妙な振動の描き分け。
・高域の伸び。聴き込むほどに増してきた。
・今までのシステムでは起こらなかった、ボーカルの人の姿が見え隠れする。
・鮮烈さと聴き疲れの無さが両立している。同時に艶と深みのようなものが加わった。
・導入当初~1ヶ月ほどはソースの質はハッキリ描き分けていたが、時間が経つにつれて音質のあまり良くないアルバムもそれなりに表現するようになってきた。3ヶ月経った現在では音量さえ少し上げればそこそこ聴けるようになってきている。
・音の広がり方がより明確になった。
・CM-1000の導入前、コンター1.1の再セッティング時に、ステージが現れる感覚があったが、その感覚はあまり変わっていない。
・音像の上下の高さはあまり出ていない。なので、上で書いた見え隠れするボーカルは座った状態。
・下のほうに書いた試聴リストの中の、Basia「It's That Girl Again」の1枚のみ、少々耳に刺さる感じが気になる。
・前後の奥行き感も出る。
・SX-V1はコンター1.1よりも現状で約39センチ内側かつ約37センチ奥に設置してあるが、音の出てくる位置が、SX-V1とコンター1.1の間の空間~コンター1.1の位置から出てきている感覚がする。
・充実した中音域。元々コンター1.1のほうが中音域は良く前に出てきていたが、導入後はSX-V1も遜色なくなった。
・特にコンター1.1で言えることだが、導入前よりも音量を上げ気味になった。うるさく感じない。



エージングが進行することによる音質の変化についてですが、通電(電源はありませんが・笑)からしばらくは順調に良い傾向が続いていました。
しかしちょうど2週間経過後、急にとげとげしく、高域が耳に突くような音質傾向に変化しました。
一抹の不安を覚えながらエージングを続けていましたが、翌日にはこの傾向は消えていましたので、ホッとしました。
また、1ヶ月経過目前という27日目に、広がり感が一段上がったように思えます。



5.まとめ
音質的に見ても、製品の質感的に見ても、導入は成功、と言えると思います。
音楽をこれまで以上に楽しめるようになりました。
正直言って、電源の無いパッシブアッテネーターがこれほどのものかと非常に驚いています。



試聴会で経験した、カンターテドミノの「声楽隊が目の前に現れる」現象は、CM-1000と最上級パワーアンプMA-1の組み合わせでした。
僕のシステムではパワーアンプはそこまでの製品ではありませんが、ボーカルが見え隠れする状態にはなって来ています。
まだまだ伸びしろはあると信じ、これからもセッティングを詰めていきます。


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Phasemationフェーズメーション CM-1000購入!!

昨年5月19日の記事で、発売の一報を入れてから早1年半。

ついに、フェーズメーションのパッシブアッテネーター CM-1000、購入しました!!

届いたのは先月下旬です。
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ネットショップで注文したのですが、かなりの割引があり、お得に入手することができました。

注文してから2週間チョイかかりましたね。
協同電子エンジニアリング社から直接届きましたので、受注生産のような形なのでしょう。

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こちらはソース切り替えノブ。
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こちらが出力切り替えノブです。2系統つなげられます。
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小型の筐体ですが、外観は非常に作りが良く、大きさの割にずっしり重いです。


僕のオーディオブログのほうで、去年の2月に試聴会に参加した時のレポートを載せていますが、その時の比較対象はCM-1000の先代モデルである、CM-1の改良試作型と思われるCM-1Aと、同社のCA-3Ⅱプリアンプでした。
その時説明を受けた改良部分から、CM-1A≒CM-1000と思われます。

CA-3Ⅱに比べて、艶と滑らかさ、潤い感と聴き疲れの無さでCM-1Aのほうが明らかに良かったです。

僕の持っているAU-X1111MOS VINTAGEのパワーアンプダイレクトに直結で聴いた場合、とても鮮烈なのですが少々聴き疲れのしてしまう音でした。
このことから、CM-1000をプリアンプとして使用すれば、上手いこと中和され、良い効果が出るのではないかと考えたわけです。

さらに、10月に導入したB-2105MOS VINTAGEのFIXED入力についても同じ傾向があったため、同等の効果を狙いました。


その結果は、既にオーディオブログのほうには第一報を載せていますが、「吉」と出ました!

音を出して最初の2時間ほどは、「あれれ?変化を感じない?」と思い、冷や汗ものでした。でもそれを過ぎると徐々に良い方向へ変化していきました。


まだエージングが済んでいない状態ではあるものの、今の時点で気付いたことをレビューとしてざっと箇条書きにしてみます。

・全体的な音の質と空気感のランクが上がった。
・ドラムスやパーカッションの細かい音の分離。
・バスドラムの低音の音階の重なりの分離。
・重量感の改善。こちらへ向かってくるよう。
・高域の伸び。鮮烈。聴き込むにつれ、だんだん鮮烈感が強くなった。
・シンバル・ハイハットの微妙な振動の描き分け。
・SPのセッティングの違いもあるので一概には言えないが、ボーカルの人の姿が見え隠れする。もう一息か。→これはもっとSPのセッティングを詰める必要あり。
・聴き疲れは無し。
・ソースの質はハッキリ描き分ける。音質の良くない盤は本当につまらない。その代わり、優秀録音盤は聴いていて非常に楽しい。

こんな感じです。



フェーズメーションのプリアンプ群(パッシブ含めて)では最高級機に当たりますが、個人的にはコストパフォーマンスは高いと思いますし、とても満足できるものです。


試聴会でのパワーアンプは同社の最高級機であるMA-1でした。
パワーアンプが中級機である僕のシステムに組み込んでも、まだまだ伸びしろがあるのは明白ですし、大きな可能性を秘めていると思います。


このブログでは僕のシステムを掲載していませんでしたので、この機会に載せてみます。(オーディオブログに掲載したものと同一)

接続表

CM-1000から、B-2105→Contour1.1、AU-X1111→SX-V1の2系統あります。


またこれからじっくりエージングでの変化を楽しみつつ聴き込もうと思います。


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フェーズメーション(Phasemation) CM-1000発売

フェーズメーション(旧:フェーズテック)から、パッシブプリCM-1の後継機となるCM-1000が発売となりました。

http://www.phase-tech.com/

詳しくはPhile-Webコミュニティのほうに書きましたので、ご興味のある方はご覧ください。

http://community.phileweb.com/mypage/entry/2892/20110518/23974/

いつも使っているAU-X1111MOS VINTAGEのパワーアンプダイレクトは、鮮明で帯域も広いのですが、どうも音が尖りすぎて聴き疲れするというか、ちょっとこのままでは聴けないので、前モデルのCM-1をつなげば、その滑らかさと耳触りの良さで中和されるのではないかと思った次第。

そのときの試聴記は、http://blog.livedoor.jp/tugboat2000/archives/51638352.html
をご覧ください。


値段もずいぶん下がりましたし、欲しいなあ・・・。

Phasetech試聴会

この記事は僕のオーディオブログと連動させています。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2892/20110227/22990/


本日(土曜日)、オーディオスクエア主催の、フェーズテック試聴会に行ってきましたのでそのご報告を。

フェーズテックの試聴会参加はこれで2回目です。

先日新発売になった、超弩級の真空管パワーアンプMA-1のお披露目を兼ねた試聴会です。
スピーカーはB&Wの802SDでした。

ソースは、PCのハイレゾ音源・CDリッピング音源と、レコードもかかりました。

ちなみに、レコードって一般の人にはもう縁遠いものになっていると思いますが、オーディオの業界ではそれこそ毎月のように新製品が出たり新譜が出たりしています。


まず、PCからUSB-DACのHD-7AとルビジウムクロックのHD-7Rbを使用しての比較試聴でした。プリアンプはCA-3IIです。

HD-7Aにはビクターが開発した技術であるK2テクノロジー(20ビットへの拡張)が搭載されており、この機能のオン/オフ、アップサンプリングのオン/オフによる違いが面白かったです。
基本的にはK2をオンにしたほうが、ボーカルが滑らかになり音の広がり感も出て聴きやすかったです。
しかし、ハイレゾ音源で例えば24ビットのものをK2オンにすると、いったん16ビットへバッサリと切り落としてからまた20ビットへ拡張するという処理がなされるそうで、実際の聴感上も、なぜか妙に音階が上がったかのような感じに聞こえました。

ルビジウムの効果は、ちょっと空気感が増えたようになって広がりが出たのかな?ぐらいにしか僕にはよくわかりませんでした。(^^;

僕の「お気に入り」にも入れてあるのですが、HD-7Aは欲しい機材の一つです。
ルビジウムで拡張性もありますし、K2の切り替えでもいろいろ試せるからです。
HDCDを何枚か持ってるのですが、K2ではどうなるんだろう。




次は、レコードでの試聴でした。プリはパッシブアッテネーターの新型・CM-3と、後半はすべてCM-1でした。CM-1で既にやれることはやりつくした的なことをおっしゃっていましたが、再検討の結果、トランスだったかな、変更することでさらによくなったとのこと。
型番を後で確認すると、CM-1Aになっていました。


正直、1曲目のマンハッタン・ジャズ・クインテットで、いくらPCオーディオがハイレゾ音源だの言っていても、アナログにはかなわないのだと実感しました。
これがアナログレコードなのかとにわかに信じられないほどです。
フェーズテックの方も、説明の中でアナログのほうがまだまだ音が良いということをおっしゃっていました。

まったく半導体を使わない構成で、これほど鮮烈でスピード感あふれるとは驚きです。しかも聴き疲れしないどころかずっと聞いていたいと思わせるような音楽でした。


あと印象に残ったのは、CANTATE DOMINOです。
HD-7Aの開発者の方が、アナログの原盤マニアだそうで(意外でした)、苦労して手に入れたオリジナル盤だそうです。通常盤はジャケットが黒なのだそうで、これは白でした。

こういうのは声楽曲というんでしょうか、僕は普段聞かないジャンルなのですが。

でも、合唱になった瞬間、目の前に声楽隊が出てきました。
確かにそこに立ってました。

こんな経験は初めてです。何ですかねこの現象。
素で鳥肌が立ちましたよ。
ソプラノの人が物凄い伸びやかな声でした。



CM-3は、CM-1を買いやすい値段にしたもので、すべて手配線で生産のCM-1に比べてプリント基板を使ったりしてコストダウンをしたそうです。
ですが、この値段でこれだけの音がするならこれでもいいのかも・・・と思わせる音でした。
あとは、コストダウンの跡が見られる外観に目をつむれば・・・ですかね。(^^;


それにしても、真空管などのアナログ機材で、これほどの音が聴けたのはよかったです。
印象が前回参加の時よりさらに良かったのは、MA-1の力が大きいのでしょう。
MA-1はモノラルアンプで片方250まんえんなり。重さ約50キロ。すごすぎですな。


フェーズテック社のUSB-DACとパッシブアッテネーターを導入したいと思わせる一日でした。

20200301補足
「フェーズテック」は「フェーズメーション」に名称変更していますのでタグ付けも変更しました。

20121207増補改訂



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