追撃コラム&取材メモ

マスコミにない情報を独自取材して書いています。タレント性の強い政治家などに関連したものが多いです。初期の記事は田中康夫長野県知事に関したものが主です。

ツイッターの暴言防止はツイッター社の責任で

以下に掲載したものは、私が、TwitLongerというTwitterで140字以上の長文を投稿できるサービスに2012/11/02に投稿したものです。
アクセスしやすいように私が昔からやっているこの追撃コラム、ブログに転載しました。
8年も昔に書いたものなのに、今にそのまま通用するのが複雑です。問題は一歩も改善されていない。

「女子プロレスラーの木村花選手、22歳で死去 SNSで中傷されて」
という事態を踏まえてより多くの人に、ネットの匿名性の問題点を考えてもらいたいと思います。

ネット意見―とザックリ言われますが、その問題は匿名性から出ています。
ですから、本当はネット意見ではなく、「匿名で暴言が言えることの問題性」というべきです。現実社会では認められていないものが、ネットで見逃されているのが問題なのです。
それが改善されず、痛ましいことが起きてしまった。

事態を改善するのは簡単で、ツイッターなどのSNSを匿名で利用できないようにすればいいのです。利用規約では「実名、顔出し」となっているのに運営しているツイッター社がサボって規約通りにやってないのが問題です。
規約でなくても、他人を批判するからには自分も名乗るのは常識です。この常識が通らないのが問題。自分の正体を明らかにしてまで他人に暴言を吐く人はほとんどいません。

なぜサボっているかといえば、匿名の悪い利用者でも多くいることが広告効果に利用できると考えているから―でしょう。この考えから脱却することがネット上の問題行為を減らすことになるのですが、ツイッター社は安易な考え違いをしていて改めないのが問題です。
不正な利用者によって広告効果がアップする―というのはそれ自体反社会的な考えで許されるものではありません。実際問題広告効果にプラスかどうかも疑わしい。その不確かなことによって多くの人が傷ついている。ツイッター社は間接的共犯者みたいなもの。
匿名や不良な利用者を排除、コントロールすることは技術的にそんなに難しくない。利益と相反するから一生懸命やらないだけです。

暴言投稿に被害者個人が、裁判など、法的対応をするのはハードルが高いので現実性と即効性で問題があります。
ツイッター社が社会常識的な対応をしていればこのような問題は起こりません。ツイッター社に常識的な対応を求めます。
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◆匿名について─
正体不明者がなぜ正体不明なのか?自信がなく、最初から責任を取る気もなく無責任なことを言ってやれと思っているから匿名なのだろう。自信があり、責任を取る気があれば匿名になどする必要がない。

実はここツイッターも実名が基本なのだが、そんなことは忘れている。ルール違反をしているくせに要求だけは人の倍以上して好き勝手なことを言う。これ自体が常識のない行動。常識がない者の意見とやらに聞く価値があるはずがない。それはノイズでしかない。

正体不明者は三歩下がって遠慮するのが当然なのだが、そもそもが図々しいので人様の何倍もの要求を匿名でする。それはしてはいけない卑しいこと。実名でできないこと、面と向かって言えないことを匿名でしてはいけません。こういうことは小学校の低学年で教えるべき。

例えば弁護士の懲戒請求をした場合には、相手方弁護士のところに懲戒請求した人の住所、名前などが通知されるのをしっているだろうか。これは反論権を担保するためのもの。そういう常識がないものが匿名でいろんなことを言う。最初の一歩から間違いです。

匿名で反対意見を言うことは、それ自体常識知らずを告白しているようなもの。反対意見を言いたければ存在証明をしてからすべき。それをする覚悟がなければ言いたいことがあっても我慢するのが常識で、現実社会では皆さんそうしているはず。言いたいことを全部言ってしまうのは言論の自由ではありません。抑えることも必要です。実際、実名だとこの抑制が効きます。
ネット上でできてしまうからといって、それに甘えて好き勝手なことをするのは常識と自制心がない証拠。そのようなものとまともに議論などできるはずもありません。

年齢も性別もプロフも分からない人とどうやって議論とやらをすればいいのでしょう。あぁ言えばこういう─式の屁理屈がほとんどです。そんなものの相手をいちいちしていられません。
しかし、お望みなら会うか電話で話すことは可能です─と私は昔から言っているがこれに応じた匿名はありません。ネットだと通ってしまう屁理屈が会話では通らないからです。

ネット上で匿名がはびこっているのは、ネットの初期にインターネットやパソコンの技術的なことを匿名でいろいろやり取りした経緯からでしょう。技術的問題ならどんな人かはあまり関係ありません。技術的に正しければそれでOKですし、それは客観的検証が容易です。
しかし、政治や行政に関したことはそうはいきません。どこの誰がどういう理由で言っているかが重要です。立場によってさまざまな見方、意見、利害が絡みます。誰がどういう目的で発言しているかによって意味合いが違ってくるからです。
試してみる、検証するというのも難しい。失敗したら関係ない人が実際様々な痛みを伴います。

それをごっちゃにして、ネット上では匿名で何を言っても自由だと勘違いしている人が多い。常識で考えれば分かることが分からない人が多い。たぶん匿名で好き勝手なことを言う快楽?に抗しきれないのでしょうが。匿名は言いたいことの半分ぐらいにすべき。ところが実際は、実名では言えないようなことまで言い出すからややこしいことになる。

そもそもネットお宅な人は社会性に欠け、対人接遇能力不足です。つまり人づきあいが苦手。だから過度に相手を恐れ、自分のことを隠したがるのです。名前や顔写真、簡単なプロフぐらい明らかにしても何も起こりません。心配性すぎるのです。その程度の常識、判断力がない人の言うことは常識に欠けるので聞く価値がありませんし、発言する資格もないということになります。

*善意の匿名は、善意であることが明瞭にわかれば限定的範囲内でそれに対応することはあります。年齢、性別、プロフ、どういう考えの持ち主か?などが分からなければ答えようがないことを理解してください。
これらは、みな常識です。ネットの常識など無視して世間の常識でやりましょう。
  2012/11/02
https://www.twitlonger.com/show/jrsvjj


「桜を見る会」官房長官会見は、ミエミエの言い訳ばかり

無実を晴らすことに消極的
証拠隠滅会見みたいなもの

郷原弁護士はこう言っていいる。
<“桜を見る会” 郷原弁護士「安倍“王将”は詰みの状態」「それでも検察は動かない」>
https://times.abema.tv/posts/7030874

普通の犯人だったら、自白して、
「勘弁してください、もうしません!」
と言っているところだが、安倍首相は認めず無実を言い張っている。
ノブレス・オブリージュの精神に反することを堂々とやっている。
首相は最高権力者なので、罪を逃れようと思えば、一般人とは違った様々な手が打てる。
これまでの歴代首相はこうまで責任逃れをしなかった。その意味で、安倍首相というのは「未知との遭遇」でもある。
最高権力者が全力で言い逃れをしたらどうなるか?などということはこれまで想定していなかった。安倍首相はその想定外の隙間に逃げ込もうとしている。それが成功すると、安倍首相はいいかもしれないが、日本という国家はボロボロになる。

安倍首相とそれを取り巻く人たちは、いくら怪しい思われてもかまわない。言い張って逃げおおそうーと固く心に誓っているようだ。こうまで腹を固めた最高権力者にどう対応したらいいのか?
検察はやる気がない。こうなると世論の出番のはずだが、これも頼りにならない。

先日私がこの追撃ブログで書いたように
新聞は安倍首相辞任を主張すべき
だが、そんなことをするだろうか?

「桜を見る会」に関しての官房長官の会見は、不誠実な回答ばかり。
わずか数年前のことなのに、
「時間がたっている」を繰り返し、調査をすることに消極的で、首相が主催者になって、広く国民に顕彰される人を招待したものであるのに「個人情報」を盾に名簿の公開を拒むばかりでなく、調査をする気もないと言っている。
「桜を見る会」に参加する人は逃げ隠れする必要がない立派な人ばかりのはずなのに、呼んだ人が、「個人情報」を盾に公開を拒むという変な状態。

これを見て納得する人がどれだけいるだろうか?
記者たちの追及もヌルイいが、そもそも首相や側近がこんな大嘘を堂々と嘘をつく前提で会見をやっていないので、致し方ない。
もしこれ以上厳しく追及するなら、嘘をつくな!というしかなく、品位を重んじるマスコミ記者としてはソコまではできないのだろう。

内閣官房長官記者会見 11月29日(金)午前

6分30秒頃。毎日記者➡(復元は)専門の業者に発注すればできるという指摘もあるがやる考えはないのか?
菅長官➡事務方に問い合わせたところ、できないと聞いている。

▼質問に答えずはぐらかしている。菅長官はこれが非常に多い。
専門の業者より、事務方の言い分を優先しているのがおかしい。
記者はソコを突っ込まなくては。

14分18秒頃、東京新聞あべ記者➡データの保存についてサーバーか個人のパソコンか?
菅長官➡細かいことはわからないが事務方から聞いている。

▼これじゃ話にならん!その事務方というのは誰?専門業者より知識があるのか?そもそもそんな事務方がいるのか?架空の話をしているのではないか?

16分16秒頃、➡北海道新聞の金子ですが、桜を見る会に戻って恐縮ですが、と恐縮する必要などないのに、こう言ってしまっている。黄色い声で、若い記者であることが想像される。年齢から菅長官に位負けしている。

16分35秒頃、東京新聞望月記者➡よほど意図的に消さなければ消去できません。もしハードディスクまで破棄していたということであれば、なぜそこまでやったのか?いつどこで誰がなぜやったのか?

▼そもそも長官は、復元はできるのか?できるならやるように指示をしたのか?業者にチェックさせたのか?
と、真っ当な質問だが、菅長官は「仮定の質問には答えられない」というのだが、どこが仮定?
事実解明に積極的とはいえず、隠したいのがアリアリ。

他にも細部にわたる質問を受けても、菅長官は、ザックリ、「詳細については承知していません」を多用する。

内閣官房長官記者会見11月29日(金)午後

北海道新聞、金子記者9分頃から➡2015年頃のことだからわからないと言っているが、当時の職員に追跡調査する考えはないのか?

▼と質問だが、菅長官は「現時点でこれらの情報は保有してないということです」とズレた返答。
それでは質問の答えになっていません。ちゃんと答えてください―というべきところだが、次の質問になってしまっている。

こういう会見ではいくらしたって意味はない。

#桜を見る会 新聞は安倍首相辞任を主張すべき

「桜を見る会」に関して、様々な疑問、疑惑が出ているが、話が法律違反かどうか?などというところにいっている。それはおかしい。
コトは一般人ではなく、首相のことである。一般より厳しい基準で判断されるべきだろう。それがノブレス・オブリージュというものだ。

様々な問題が噴出しているが、安倍首相及びその周辺から出てくる言い訳は、言い訳にもなっていない。書類で動くはずの役所で書類が度々なくなったり、処分されたり、出されても黒塗りだったりと、バカバカしいにもほどがある。それらの点をたどっていけば、安倍首相の嘘を隠すためのものであることが浮き彫りになっている。

普通に考えてないわけがないものを、ないと言っているのは証拠隠滅で、そんなことをする人物が首相でいいのか?という話である。公選法違反以前の問題だ。

しかも、安倍首相にはこれ以前に、森友、加計問題がある。安倍首相本人が、関係していたら辞めると言っていたのに、辞めていない。
さらに9月に発足した第4次安倍再改造内閣で、大臣になったばかりの菅原経産相、河井法相は辞めている。なのに、それを任命した安倍首相はなんの責任も取っていない。これはどう考えてもおかしいだろう。辞めるべき安倍首相が辞めないで、小物の大臣が辞めている。話が変な方へ行っている。

本来なら、とっくに検察が動くべきだが、森友、加計事件も不起訴にした検察には期待できない。検察は悪を断じるものではなく、B級権力者に免罪符を与える存在になっている。ない方がマシだ。能無しクズの集団だ。

世の中は法律だけで動くものではない。それだったらジャーナリズムや言論はいらない。
検察が頼りにならない、動かないのだったら、ジャーナリズムの出番だ。

産経、読売には期待しないが、朝日、毎日、東京、さらに西日本新聞などは違うだろう。
いまこそ”安倍首相辞任”を社説、論説で主張すべきだろう。それをしないでは存在価値がない。まさか、軽減税率を適用されたお礼返しをこんなところでしないだろうな。

産経、読売以外の新聞が、安倍首相辞任をこぞって唱えれば、いかに厚顔の安倍首相でも相当なプレッシャーになるだろう。
少なくとも、軽々に解散風など吹かせられなくなるし、もし吹かしたら自らへの逆風となるだろう。

参議院選山梨県 欺瞞の女性傀儡野党統一候補

▼女性候補だからといって安心できない
今度の参議院選は、女性候補がこれまでより多い。
自民党は14.6%(82人中12人)
立憲民主党は45.2%(42人中19人)

だが、女性候補の中にはトンデモなものも混じっている。女性候補も男性並みにチェックする必要がある。
山梨県で立憲民主党を中心にした、野党の統一候補として立候補している市来伴子氏は問題が多い―というレポート。

まず出馬する前から社民党から「重大な裏切り」といわれている。

立民、参院山梨で社民区議擁立 社民は反発「重大な裏切り」(産経)
こうまで問題が明らかなのに、それでも立憲民主党が担がなければならなかったのは、ほかに候補がいなかったから。
候補を出せなかったということになれば、幹事長や山梨県の立憲民主党の責任が問われる。なので、人柄や経緯に問題があってもムリに出したということだ。有権者無視の政党のメンツ優先だ。

市来伴子氏(41)は社民党の杉並区議だったのだが、社民党に後ろ足で砂をかけるようにしている。
立つ鳥跡を濁さず、という言葉があるが、市来氏は知らないようだ。
社民党は斜陽傾向で逃げ出したくなる気持ちもわからなくはないが、それならそれで仁義を通すべきだがそれに欠けている。

▼最後の1分で謎の言葉
杉並区の社会民主党系の区議に聞くと、市来氏は2018年の秋頃から、いろんな集会や会合などに出てこなくなったという。
どうしたのだろう?とは思っていたが、まさか社民党を離党して立憲民主党から山梨の参議院候補として出馬するとは思いもしなかったと。
社民党の又市征治党首は「重大な裏切りだ」と会見で言っていたが、政党の党首がこうまで感情をあらわにする場面はめったにない。よっぽど腹に据えかねたのだろう。

市来氏は、彼女にとって最後の杉並区議会で謎の言葉を言っている。約18分間の演説の最後の1分で、下を向きながらぼそぼそと唐突にこのように言っている。
「8年間を通してお世話になりました、すべての方に感謝を申し上げまして、杉並区議会で学ばせていただきましたことを糧に次に進んでまいる所存です。本当にありがとうございました。」
言っている内容と姿勢がちぐはぐで、後ろ暗い思いがあるからこのようになるのだろうか?

会議名:予算特別委員会 録画
17分44秒の内の最後の1分ほど。
大きな画面。(推奨)http://vdg.jp/xzLuoLKYfEPo 

これを議場で聞いていた同僚議員は、最初なんのことかわからずキョトンとしていたが、その後、市来氏が参院選に出馬する報道を見て、合点がいったという。

▼誰にも相談なく出馬
普通このような重大事は事前に仲間に相談し、了承を取り付けてからするものだろうが、市来氏の場合はそうではなかった。それで又市党首が怒っていたのだろう。

市来氏は元々国政志向が強く、杉並区議は腰かけぐらいに思っていたのではないか。区議でもこのようなことをする人物がさらに大きなステージに立つ資格があるのか?当選したとして、筋の通ったことをするか疑問。国民や有権者のためでなく、自分の野望のための出馬ともいえる。

参議院選出馬の件で、私は3月29日頃から市来氏に二通のEメールを出したが返事がない。その後、市来事務所に電話も二度したのだが、二度とも留守電で用件を吹き込んでおいたが、これも返事はない。
誠意ある態度とはいえない。
なお、このメールは市来氏を非難するようなものではなく、事情説明を求めるもの。それすら返事しない市来氏の対応にあきれる。その当時の市来氏のホームページには2日で返信すると書いてあったが、今に至るも返事はない。

私はいろんな問題ある人物や、組織に取材をするが、このような対応は初めて。たいていは何か反応するものである。しかもこれからステップアップしてより大きなステージで選挙に出ようとするものがこれでいいのか?という素朴な疑問が湧く。

▼いつも誰もいない福山事務所
以上のような事情を立憲民主党の福山哲郎事務所にもお知らせ、見解を聞こうとしたのだが、ここでも驚くような対応。福山氏は、幹事長として市来氏の出馬表明会見に同席し、いわば後見人のような立場。
福山氏が公開しているメールアドレスにEメールを送信したのだが、(5月15日)リターンで戻ってきてしまうので、京都にある福山事務所に電話して、そちらにEメールを送信し、転送してもらうように頼んだ。

それでも返事がないので、5月の中旬から6月の頭にかけて10回ぐらい国会の福山事務所に電話したのだが、あきれたことにいつかけても誰も出ない。こんな事務所あり?

ようやく出た事務所員らしき若い男性にEメールの内容などを15分ぐらい説明し、返事を待ったが音沙汰なし。なので、また5回ぐらい福山事務所に電話し、ようやく出た、今度は若い女性に同じような話をやはり15分ぐらいしたが、それでもなんの返答もない。

2人の事務所員は話の呑み込みが悪く、こんなので大丈夫か?とも思ったが、なにしろ電話に人が出ないので、出ただけでマシかと思える。

これが野党第一党の立憲民主党の幹事長の国会事務所の対応かと思うと、呆れる。こんなことで自民党相手に戦えるのか?という疑問が湧く。

福山哲郎福山議員は馬力があり頼りになりそうだと思っていたのだが、残念。
私は、2016年の都知事選の時、新宿で福山哲郎議員に遭遇し、名刺を渡し、このような写真を撮らせてもらったこともある。これもEメールに同封したのだが、福山議員に対する印象も大きく変わった。
私はいろんな問題ある人物や組織、政党に取材をしてきたが、(取材というものは、たいてい問題ありそうなところにするもの)だが、このような対応は初めて。たいていは何か反応するものである。

私は他にも連合山梨にメールをし、その後電話で副事務局長にも市来氏の問題点などを話したのだが、わかってはいるようだが、組織で決めたことを今さら変えられないようだった。
福山議員➡携帯を向けると、頼んだわけでもないのにこちらを向いて「気をつけ」のポーズ。

▼小さな声を、聴く力
公明党が、「小さな声を、聴く力」を掲げているが、公明党が実際この通りやるかどうか不明だが、目の付け所はいい。
今の政治に欠けているのは、まさにこれだから。

私は市来氏を候補にする問題点について、考えられることは一通りやったが、耳を傾けるところはなかった。政治家や政党は口では調子のいいことを言っておきながら、実際には外野の声を聞くことはほとんどない。これは与野党通じてだ。政治家はどっちにしろ、自分たちの都合のいいようにし、有権者は黙って票だけ入れてくれればいいと考えているようだ。

▼選挙のたびに氏名の表記や顔写真が違う
また、市来伴子氏は、選挙のたびに氏名の漢字表記を変えている。

市来3
2009年衆議院選 市来ばん子
2015年杉並区議選 市来とも子
2019年参議院選 いちき伴子

何のためにこのようなことをするのかナゾ?
考えられるのは、検索逃れのためか?

また、顔写真もその時々によって違い、整形したのか?修正したのか?と思わせるほど。
市来1いちき1










▼落下傘候補が多い山梨県
市来氏は関西出身で、杉並区議。なのになんで縁もゆかりもない山梨に突然立候補したか、よくわからない。公募でもないようだ。
元々国政志向は強かったようで、なので候補者がいなくて困っている山梨に目をつけて出馬したのか?区議のままでいるより、参議院選に出馬すればそれなりにステップアップではある。

山梨県では宮沢由佳参議院議員(56)も名古屋出身。市来氏の選挙応援にベッタリ張り付いている。成功例に学べというわけか。
今年の一月に知事に当選した長崎幸太郎氏も山梨出身ではなく、母親が山梨出身というだけ。

さらに、元八王子市議だった小林弘幸氏(45)は、山梨県に移住して、2017年10月衆議院山梨2区から立憲民主党公認候補として出馬、落選。その後、今年4月の統一地方選で山梨県議選、笛吹市選挙区から出馬して落選。ここは定数3のところに出馬して、5番目で落選。どうせ落下傘で出るなら、他に無投票になった選挙区もあったのだが、なぜわざわざ競争率の高いところから出たのか謎。

▼慢性的候補者不足
山梨は政治家の人材がなく、他県出身者の穴場になっているようでさえある。だが、人材がいないなら、候補者がいないなら無理によそから引っ張ってくることはない。そんな人物ではその土地の事情も分からず民意を汲み取れないのではないか。政治や選挙の趣旨からも外れている。いっそのこと候補者を立てないほうが理にかなっているが、それだと政党関係者の責任問題になるのでよそから輸入のようにしてくるのか?とさえ思える。
いずれにしろ人材を育ててこなかった山梨県の政治関係者の怠慢ではないか。

坂口岳洋氏(48)という元衆議院議員(民主党)がいたが、若いのに1期だけで政治家を引退してしまっている。選挙演説では山梨県の革新勢力の守護神のような「輿石東先生」の名を連発し、これさえ唱えていればOKと考えているかのようだった。政治家に向いていなかったか、スペック的に問題があったのではないか。1期だけで引退してしまうような人物を候補として押し上げたエネルギーがムダになってしまった。山梨県の非自民勢力は人を見る目がなく、育てることもできなかった。

▼知事選の後遺症
長崎幸太郎知事(50)は、知事に当選はしたものの元々は山梨県の自民党の中では厄介者扱い、だった。(注=過去形)当選してしまったので、今は無視できない存在。しかし、週刊誌ダネになるようなことをする人物なので、この先だいじょうぶか?
衆議院選で3度の当選経験はあるが、出られると他の候補は迷惑で、いつももめていた。そこで知事選に祭り上げて、落ちたら政治生命も終わり―の絵図があったようだが、自民党国会議員150人の大応援団の力を借りてか、当選してしまった。

この時現職の後藤斎知事(61)の応援は0だった。非自民色を薄めたかったらしく、自ら応援を断ったと言われている。後藤氏は、現職二期目は強い―のジンクスを裏切って落選。落ちてしまっては元も子もない。非自民でも何でもなくなったが、満足しているのだろうか?自民党の内輪もめを見ていて、過信があったのではないか。選挙はとりあえず勝たなければダメ。勝てば批判は出なくなる。理想や言いたいことは勝ってから言うべきだ。
選挙で能書きいう候補は負けることが多い。

それに引き換え150人の大応援団を繰り出し、遮二無二頑張った自民党山梨県連は思惑違いではあったが、結果オーライでもある。

この知事選の時、何度も出馬を要請され、自民党内の空気も悪くなるほどだったが、それでも固辞し続けたのが、今回の参議院選に出ている二期目の森屋宏氏(61)。知事選の時はなぜ出ないのだと―不協和音もあったが、結果的に森屋氏の選択は間違っていなかったことになる。知事選出馬を固辞したことで、森屋氏への求心力は高まったのではないか。

山梨県内の自公の票を合わせると12万票。非自民の票が15万票ともいわれている。単純にいけば非自民のほうが多いが、市来氏は知名度が低い。どこまで組織票を無名候補に結び付けられるか?
知事選で懲りたのか、市来氏の応援には、知名度の高い政治家などが大勢応援に入っている。それがどこまで無名候補の票に結び付くか?

対する森屋氏は求心力が高まっている。自公勢力はフル稼働だが、非自民勢力は落下傘候補の縁の薄さをどこまで有名人応援団でカバーできるかの勝負。

世間が思っているより記者はずっと若い!

高齢政治家取材の隠された問題点

これは、麻生財務相がNHK記者を朝日記者と間違えたことでもネット上で話題になっている約12分間の囲み会見の日テレニュース映像だが、
その中身も問題だが、ここでは記者たちの若い声に注目。麻生大臣の記者たちに対する対応と年齢が関係あると思われるからだ。
こんな指摘をするのは、たぶん、私ぐらいだろう。

記者たちは何歳ぐらいだと思いますか?声を聞いてわかるように、そんなに歳をとっていない。
だいたい30前後。いっても40ちょっと。麻生財務相は77歳。そこからして無理がある。
77歳の老人が、30歳代の若者の生意気な質問にまともに答えると思いますか?あなただったらどうです?麻生大臣は毎日これをやっている。考えてみれば偉いとも言える。こんなことをシステムとしてやっている新聞社がおかしい。しかも読者に実態を知らせずに。

もし記者の年齢がもっと高かったら麻生大臣もそれなりに気を使ってあまりぞんざいな対応はしないのではないか?
その前にそもそも、日本のどんな業界で30歳前後のものが第一線でこんなに活躍しているところがあるだろうか? 多くの会社、組織では30歳前後ではハナタレ同然の扱いではないか?マスコミ業界は若年者活躍社会でもある。ま、それが悪いとは言わないが、世間とのズレが問題。そんな実態を知っている人はほとんどいない。大抵の人は記者といえばもっと歳をとっていると思っている。

もし記者の年齢を記事の最後に名前と同様に表記するようにしたら、その記事の信用性は大きく落ちるだろう。たぶん金を出して読む人は少なくなると思われる。
その記事を書いた記者より上の年代の人たちは、自分より若い者が偉そうに高説を書いているものを金を出して読む気にならないだろう。 厳密に言えば新聞は読者を騙していることにもなる。読者の錯覚、思い込みを利用して問題を見過ごしているといえる。

今では一般化しているが、記事の最後に記者の名前を表記するようにしたのは毎日新聞が最初だ。今では多くの新聞がこれに追随している。しかし記者の名前だけでは、よっぽど有名でなければ単なる記号で読者にとって意味はあまりない。しかしそこに年齢が加わると情報として意味がある。 

年齢を明記しないのは、できないのは、記者の年齢があまりに若すぎて逆効果になるからだ。
えっ!そんなには若い記者が偉そうにこんなことを書いていたのか? と多くの読者が思うことを恐れて新聞社はこれをしないでいる。

で、私は提案したいのだが、どこかの新聞が、記者の名前だけでなく年齢も付記したらどうだろう。もちろんそのためにはベテラン記者の活用が前提になる。これをやれば他の新聞との差別化ができ、有利になる。
さしづめ、部数減に悩む毎日新聞あたりがやったらいいと思うがどうだろう。
これをやれば読者は増えることはあっても減ることはない。だが、同業他社からは迷惑がられるかもしれない。一番の問題はこれだろう。
ほっておくと高齢読者が多い産経新聞がやるかもしれない。

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▼ロッキード事件などの取材経験豊富な元記者による、かったるい話ヌキの独自情報発信ブログ。田中康夫関連ではマスコミを出し抜く情報で評判。改革偽装派の田中知事を引きずり降ろした陰の立役者、などと噂されている─らしい(笑)
田中康夫参議院当選後は、国政ネタから社会時評、マスコミ批判は好評。石原都知事、そのまんま東知事などタレント色の強い面白政治家も対象。

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