追撃コラム&取材メモ

マスコミにない情報を独自取材して書いています。タレント性の強い政治家などに関連したものが多いです。初期の記事は田中康夫長野県知事に関したものが主です。

公用車カーナビの受信料免除要請が突きつける「放送法の限界」とNHKの責任

公用車カーナビのNHK受信料、事実上の免除要請へ
全国知事会 朝日新聞 7/16(木) 

これに関して、私は以下のように考えます。

全国知事会が公用車のカーナビ等についてNHK受信料の事実上の免除を要請したことは、単なる経費削減の枠を超え、現代の放送制度が抱える根源的な矛盾を改めて浮き彫りにした。

今回の要請の背景には、放送法が制定された1950年当時の前提が、現代において完全に崩壊しているという現実がある。
かつては「受信機を設置する=NHKを受信する」という図式が成立していたが、民放が普及し、多様なデバイスが存在する現在、この法解釈は技術的・社会的な乖離を生んでいる。

技術革新が加速するたびに法改正を行うべきだったにもかかわらず、制度は硬直したまま放置された。この不作為こそが、受信料制度に対する国民の不信感や矛盾の火種となり、NHK党の台頭を許す土壌ともなった。
かつての郵政省やNHKが、時代の変化に適応することを怠った責任は極めて重い。

また、1991年のWOWOW開局というスクランブル放送の実用化は、制度を抜本的に見直す絶好の好機であったはずだ。しかし、NHKは自己の利益を優先し、この転換期を無視した。
NHKは「公共性」を主張するが、国民の納得を得られない強制徴収に、一体どのような公共性があるというのか。

さらに混乱を助長しているのが、NHKの立ち位置の曖昧さだ。
多くの国民はNHKを実質的な「国営放送」と捉えているが、NHK側は法的・人事的な統制を嫌い、この呼称を否定する。
しかし、全国知事会が今回、行政としての「免除要請」を真っ先に行った事実こそ、自治体側もまたNHKを「国営的な性格を持つ組織」と認識していることの証明に他ならない。

現状、NHKは公共放送としての特権的な基盤に守られながら、国営放送としての責任(行政による管理や公平性)からは逃れ、既得権益を享受しているように見える。

時代に即さない放送法を盾にした身勝手な運用は、もはや許容される限界を超えている。今回の要請を機に、NHKのあり方を根本から問う議論を行うべきではないか。

立花孝志氏の逮捕について

NHK受信料の不合理さ、
問題点を避けていたオールドメディアや政治家にも責任があるのでは

立花孝志氏は以前わたしによく長電話をかけてきて、とりとめのない話をしていた。多分十年ぐらい前。

彼は、2013年6月に政治団体を設立しているのだが、私と話をしているときにはそういうことは全然言っていなかった。
パチンコの打ち子の管理をしているようなことを言っていて、実際彼と電話している間にその打ち子から電話が入ってきて中断する事がしばしばあった。

ほとんど夜9時過ぎ頃彼の方からかかってきて、まだ携帯電話代が高い時代なのに、その頃から金回りは良かったようだ。携帯電話も2台か3台持っているようだった。

彼はYouTubeをやっていて私も何度か見たことがあるが、要領を得ない話をしているので、
「ブログに書いた方がいいのではないか。なんなら私が手伝ってもいい」というようなことを言ったが、彼はよくわからない言い方で賛同はしなかった。

とりとめのない話ばかりで思い出すことも難しいのだが、
一つ覚えているのは夕方3時ごろかかってきて、珍しいな、と思っていると。
「いま僕は電車の中で、これから図書館に行くんです。この歳になるまで図書館に行ったことがない。珍しいでしょ」
と言い出して、私は、なんと返事していいものか❓

いつもは長電話するのだが、その時は「電車の中だから」といって短く切り上げた。
人なつっこくて多弁だが、会話の中身は思い出すのも難しい。

彼のせいで人が一人亡くなったのだが、もっと前に何とかする方法はいろいろあった。
立花孝志氏はNHK受信料の不合理さを訴えて参議院で2議席。地方議会では約40議席を得た。
これに対するオールドメディアやその他の政党の対応が不可解。
まったく無視。
これに触れるとNHK受信料のそもそもの問題点を深掘りしなければならなくなるので、それを避けたのではないか。
ここには多くの票が集まっているのだが、NHK党以外、誰も手を出そうともしない。
民意を汲み取ろうとしない。あまりに不思議。

wowowやスカパーでは実用化されている、
"スクランブル"を導入すればNHK党の存在意味はなくなるのだが、どこもそれを議論もせず避けていた。

立花孝志の主張、問題提起を避けていたオールドメディアや政党は立花孝志を批判する資格があるのか❓
パラフレーズすれば彼らは共犯者ではないか。

彼のやったことや逮捕についていろいろ言っている人も、
オールドメディアがNHK受信料の問題点に触れないものだから、
それにすっかり情報操作されて触れないでいる。

過去の重要記事

【 説 明 】 
過去の重要記事をいくつかまとめて表示しました。

たくさんの記事を書いているので見やすいようにしたものです。

今後、このように過去記事を見やすいように、アップする記事を増やすつもりです。

右側の記事検索窓に、当該語を入力すれば過去記事を検索することもできます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当時長野県議会のドンと言われていた、石田治一郎議員と、

市民派のリーダーとして知られていた永田恒治弁護士

https://x.com/tuigeki/status/1878647836482720210

に頼まれて、猪瀬氏に長野県知事選に出るようにコーディネーター役をしたこともあります。

私の「追撃コラム」は当時、長野県庁内で大評判で、

一般紙と同じにバインダーで綴じられて読まれていました。


今の長野県の阿部知事からは電話もかかってきます。

「私も奥秋さんと同じ気持ちです」

https://x.com/tuigeki/status/1401059653673316352


猪瀬直樹見参!長野県知事選出馬を検討していた長野の夜

http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/50851863.html


06年 長野県知事選の裏側 ─ 2 永田弁護士と猪瀬直樹氏

http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/51295057.html


06年長野県知事選の裏側 ─ 3 猪瀬直樹と茅野実82銀行前頭取の出会い

http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/51368835.html


スクープ SBC記者が、議員名挙げて選挙で”落とせ”と田中知事にメール

 ☆彡 驚愕!スクープ
 
SBC記者が、議員名挙げて選挙で”落とせ”と田中知事にメール 
  
● SBC記者が、議員名挙げて選挙で”落とせ”と田中知事にメール
   他局を見せしめにし、メディアコントロールもー
   ところが、本人が否定しているからとSBCは及び腰
▼ 県庁内をかっ歩していた知事の”私設秘書” 

【この記事は 2005/01/31 に公開したものです】
私は主に田中康夫長野県知事だった頃の問題を、実際に取材してブログ記事に書いています。
その都度話題になったことをたくさん書いているので後から見た人にはわかりにくい面もあるかもしれません。
なので、
後から見た人にもわかりやすいように、主な記事を公開時期に関係なくこのブログ上で見やすいように上に引きあげて表示しています。これは労力的な問題で最近するようになったものです。今後も、順次増やしていくつもりです。

この追撃コラム・ブログへのアクセス数は、田中知事当時、
平常時で、一日約3千。
何か問題があった時には1万前後。
非常に多くのアクセスがあり当時の長野県政や田中知事に影響を与えたものと思われます。

しかし当時のマスコミは私のブログ記事を見ていながら、時には取材先にそれを話していながら記事にはせず黙殺していました。

メディアとして偏った態度で許せないものです。
昨今「オールドメディア」という言葉が一般化し、マスコミの姿勢に問題があることを多くの人が知るようになりました。

そこで、改めてマスコミの問題点を浮かび上がらせる意味でも、
田中知事当時の「追撃コラム」記事を見やすいようにしたいと思っています。

驚くべきことに、この記事をSBCも他のマスコミもまったく無視。
この議員には謝罪したらしい。


● SBC記者が田中知事にメール
SBC信越放送記者が2003年4月に行われた長野県県会議員選挙(4月4日告示13日投開票)の際、具体的議員名を挙げて”落とせ”とか”押し込め”と田中知事に送ったメールを入手した。
記者がこのようなことをするのは著しくジャーナリストのモラルに反することで驚くほかはない。
 
このメールを出したと見られるのはSBCの水野正也記者。
メールの末尾に「SBC水野」と署名が入っていることや書かれている内容、メールアドレスからそれが強く推察される。
田中知事はこのメールを「小林 誠一」なる人物に転送したことになっている。この人物は信濃毎日新聞で1月21日から連続4日間報道されている、下記記事の中に登場する「知事後援会幹部の下水道業者」と同一人物と思われる。
入札法変更「働き掛け」 知事後援会幹部の下水道業者(1/21)

県議選当時、実質的にしなやか会の選挙を仕切っているような立場でマスコミ取材にも応じていた。
つまり、水野記者は取材の過程で得た情報を元に田中知事サイドに立った助言を行い、その助言は選挙を取り仕切っている責任者に転送されたということだ。しかも、その助言は実際に田中知事が選挙の際にとった言動と大きく重なり合う部分があることから、水野記者の情報を元に田中知事は県議選の戦略を練った可能性がある。
中立公正を掲げるマスコミ記者がこのようなことをするのは前代未聞。
SBCに確認を求めたが、摩訶不思議な対応だった。

遺憾であり、厳しく対処したいーと言うのかと思いきや、笠原秀次郎・報道局長は「水野記者本人がこのメールについて知らないと言っているので本人の言うことを信じたい」というのだ。
「そんなの嘘に決まってるじゃーないですか」という私の問いにも苦虫を噛み潰したような顔。
 
水野記者はこのメールを偽物だーと言っていることになるのだが、SBC側はこのメールの真贋について疑う素振りも見せない。私が提示したメールが偽物なら、SBC側は私に抗議しなければならないはずだが、そういうことは一切なく、終始沈鬱な表情。その顔には”申し訳ない”と書いてあるように私には見えた。逆にこっちから、水野記者の個人メールアドレスとこのメールに記載されているメールアドレスの照合を提案したのだが、同意は得られなかった。
 
SBCは県内で最も長い歴史ある放送局だが、社内の問題について真実追及の熱意がない報道機関だという他ない態度だ。その場しのぎの対応で、今後もっとスンゴイことが発覚したら今度は曖昧に済ませた管理者の責任問題になると思うのだが、そういうことは考えていないらしい。
最初は”広報対応”のようなことを言っていたが、その後報道局長と報道部長が直に会って話したいーということになった。県庁近くのホテル喫茶室で約一時間に渡って話した。これがSBCの精一杯の誠意と解釈するしかない。

水野記者は県政担当の後、SBC本社でデスクというポストについていた。どのニュースをどういう風に放送するかを決める重要な役目だ。ところが、私がこのメールについてSBCに問い合わせをした後、一月初めにその職から外されたという。外された理由について一応訊いたが、詳しい説明はなかった。
 
以上のようなことから推察されるのは、SBCは公式にはこのメールを水野記者が出したと認めるわけにはいかないが、内心では「アイツやったな」と思っているということだろう。水野記者は元々田中知事に密着しすぎているという声がマスコミ関係者や議会内にもあった。いわばフダ付きの記者だ。
 
その問題行動はこのメルマガ過去号でもすでに報じてあるとおりで、これまで放置してきた責任がSBCにはあるのではないか。
2004年11月5日号で http://blog.melma.com/00060168/20041109
水野記者が住基ネット関連の取材情報を田中知事にメールしているのを暴露している。SBCはこのとき水野記者にどういう態度をとっていたのだろう。
デスクからは外されたようだが、SBCの対応は大甘と言わなければならない。
笠原報道局長は、「水野記者のこととは関係なく、SBCの流すニュースは公正中立だ」というのだが、その言葉にどれほどの説得力があるだろうか。
 
あるジャーナリストは2〜30年前の話だがーと前置きして「某選挙事務所にA新聞の選挙関係記事のゲラ刷りがあった。それを同じ社の別の記者が発見して大騒ぎとなり、ゲラを持ち出した記者はその後クビになったはず」と話す。
水野記者と同時期に県政を取材していたある記者は、
「SBCのこの記者に関しては、いろいろ聞いていましたが、ここまでいくと、<秘書> <副知事>といった役職に転職された方が良いと率直に感じました。他社の評価にとどまらず、社内評価も<微妙>ではないでしょうか」
と言っている。

田中知事は常々マスコミ批判をしているが、本来ならこのようなことをする記者に注意しなければならないはずだが、注意するどころか利用しているのだから話にならない。田中知事にマスコミ批判をする資格はない。
田中知事の「脱記者クラブ宣言」はマスコミ批判に名を借りた、マスコミ操作であることが明らかになった一例ではないか。

従来の「記者クラブ」には、記者として相応しくないことをしたものを一定期間”出入り禁止”にすることで規律を保つ制度があった。以前だったら水野記者及びSBCは間違いなく”出入り禁止”を喰らっていたはずだ。これを喰らうと、取材対象機関からリリースされる情報を収集するのに不利になる。”出入り禁止”には馴れ合いを助長するなどマイナス面もあるが、何をやってもお咎めなしの現状とどっちがマシだろう。なんのルールもない空念仏だけの脱記者クラブ宣言の問題点だ。
 
何の問題でもそうだが、田中知事のやることは壊すだけで代わりの仕組みをきちんと創ることがない。彼にはそもそもモノを構築する能力がないのだ。
理念なき脱記者クラブ宣言は田中知事自身の手によって内部溶解、メルトダウン状態になっている。

田中知事は水野記者に”ご褒美”を与えるかのようなこともしている。
04年12月25日号
http://blog.melma.com/00060168/20041225211133
田中知事は12月26日新潟県中越地震の被災者に県産品の詰め合わせを持って行っているのだが、その中身は「りんご、ながいも、干し柿、えのきだけ、ぶなしめじ、信州そば、赤石銘茶、信州味噌、こうや豆腐」の9品目。この中に日持ちのよくない”えのきだけ、ぶなしめじ”が入っている。水野記者は、きのこで有名なホクト産業株式会社の経営者と濃い縁戚関係にあるといわれている。その役員名簿には確かに水野の苗字がある。
http://www.hokto-kinoko.co.jp/index.html
社長の息子とか甥とか言われている。正確なところを知りたかったのでこの際SBCに聞いたが本件と関係ないということで回答を頂けなかった。
李下に冠を正さずーの精神を尊べば、田中知事はこのようなことをするべきではないし、SBCも回答してもよかったのではないだろうか。

このメールのサブジェクト、題目は”NBS”となっている。水野記者の頭の中には、NBSを狙い撃ちする意図があったのだろう。冒頭で、NBSにペナルティーを与えろだとかINT拒否をしろだとか書かれている。INTとはインタビューの意味らしい。もっとも、放送関係者に聞くと通常、インタビューのことをこう呼ぶことはないともいう。水野記者は選挙のことで田中知事にアドバイスしただけでなく、他局への取材対応についてもアドバイスしている。これはNBSを見せしめにし、他のマスコミをも田中知事のコントロール下に置くための工作ではないだろうか。

記者が権力者のメディアコントロールに積極的に加担していることになる。こんな記者がいるだろうか。
こうまで水野記者になめられてNBSはどうするのかと思ったが、
「本人が認めていないとSBCがいうなら、うちはなんともできない」
(片山健・報道部長) というのだから拍子抜けする。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Subject: Fw: NBS
Date: Thu, 10 Apr 2003 05:27:28
From: "田中康夫"
To: 小林 誠一 <****@toyocreate.co.jp>
----- Original Message -----
From:
To:
Sent: Thursday, April 10, 2003 1:40 AM
Subject: NBS

> 見た限り、単純な事実誤認です。
> NBSにはきちんとペナルティを与えるべきでしょう。
> 日曜のINT拒否も含めて。
> なので、NBS以外は受けられた方が良いと思いますが・・・。
> 県議選、現職組の巻き返しが激しさを増しています。
> 下伊那・熊谷嬢、微妙です。
> 知事の応援が+な反面、「知事の言うまま」という批判も招いています。
> 彼女の素直な言動(「知事は政治の先生」)がそれに拍車をかけている面もあります。
> 今夜時点では彼女に賭けるのはリスキーだという状況に変わりありません。
> 現状では&個人的には、長野・田中、北佐久・今井、更埴・和田をどうやって押し込むか、というところだと思っています。
> 出直し知事選での圧勝で、知事VS県議の闘いは終わった、と思っている有権者が多いので、「切迫感」が薄れています。
> そのため「チェック機能」というおべんちゃらが浸透する余地があります。
> この点いまさら変えられませんから、ピンポイントで勝ちに行くしかありません。
> 今後の県議会を考えると、寺島と下崎を落とすことが非常に重要かと思われます。
> 信賞必罰、ではありませんが、旧県議会でシンボリックな役割を果たした議員を落とすことにプライオリティを置くべきでは・・・。
>
>                      SBC・水野
>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールにある<長野・田中、北佐久・今井、更埴・和田>
というのはそれぞれ長野市区の田中清一議員、北佐久郡区の今井正子議員と更埴市区から出馬して落選した和田英幸氏と思われる。
<下伊那・熊谷嬢>というのは下伊那郡区から出馬して落選した、民宿女将でしなやか会幹部でもあった熊谷美沙子氏のことと思われる。
 
また、<寺島と下崎>
というのは北佐久郡区の寺島義幸議員と旧更埴市区の下崎保議員のことだろう。
SBCはこの二氏には遺憾の意を表している。

水野記者のしたことは大いに問題だが、何もしないで傍観者的態度で客観報道だけしている記者諸君よりマシではないかという思いを拭い去ることはできない。
マスコミの抱える病理は深い。

▼ 県庁内をかっ歩していた知事の”私設秘書” 
この記事は gooブログ「追撃コラム」取材メモ              
http://blog.goo.ne.jp/tuigeki/
に掲載したものに多少の変更を加えたものです。

入札法変更「働き掛け」 知事後援会幹部の下水道業者(1/21)
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2005/0008.htm
「入札働き掛け」文書隠匿か  県幹部「知事が指示」(1/22)
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2005/0002.htm
上記記事を、
21、22の両日に渡って信濃毎日新聞が社会面トップで大きく報じている。田中知事の後援会幹部で下水道施設管理会社役員の県下水道公社に関わる疑惑だが、議会内では意外に冷めた目で見られている。
というのも、この問題については以前から疑惑が議会内でささやかれていたからだ。議員たちにしてみれば「何をいまさら」といったことなのだ。この程度の問題なら他にもいくつもある。2003年4月頃の問題だし、それを今頃このように連日大きく扱うのもおかしな話だ。

信毎は「20日になって県の内部文書を入手した」のでこの記事を書いたように説明しているが、おかしい。これは秘密文書でもなんでもない公文書であり、入手しようと思えばいつでも入手できたもの。逆に言えば書く気になったから入手したーとも言える。
これまで問題が指摘されていた田中県政の中でも、地味で問題性も小さなものだ。それを信濃毎日が大きく書いて騒いでいるだけーとも言える。
一面トップで扱ってもおかしくないネタだが、社会面になっているのは自信のなさの現われか?警察ネタとなるかどうかは微妙だ。

田中知事の後援会幹部で下水道施設管理会社役員ーと言えば多くの人はしなやか会の小林誠一氏を思い浮かべるだろう。田中知事の私設秘書の名刺を持って歩いていたーとも言われている人物だ。経営戦略局内でしばしば見かけたことがある。

県庁土木部関係の入り口には「業者立ち入り禁止」の貼り紙が張られていた時にだ。何をしに来ているのか?そういう人物が県庁内に来ていることじたいが問題ではないか?と、その当時の小林公喜経営戦略局長に訊いたことがあるが、黙して語らずだった。

下水道入札の「働き掛け」 知事の改革指示と同時期 1月23日(日)
http://www.shinmai.co.jp/news/20050123/mm050123sha14022.htm
23日にも関連記事が信濃毎日新聞に載ったが、とくにコレッ!といった決め手になるようなものはないと思う。怪しさだけを振りまいたようなものだ。ある意味”印象操作報道”か?田中知事だって「窺い知れない奥深い理由が・・・・」
などと言っているのだから”おあいこ”か?
だが、二月議会のひとつのポイントになるのは確か。突っついているうちに相手がボロを出すということはある。これまで問題は田中知事側の方から出してくることが多かった。今度は議会が攻勢をかける番か?
いろいろある問題の中でなぜこれか?何人かの議員に聞いたがみんな不思議がっていた。

三日目の記事のこの部分に私は興味を惹かれた。
<後援会幹部は「あまり時間がかかるようではだめだ」とくぎまで刺した。>
ここだけでなく、この日の記事は”後援会幹部”に焦点が当たっていた。

知事をいきなり逮捕するのはなかなか難しい。本丸に行く前にその周辺をーというのはよくあるパターンだ。03年7月に埼玉県知事辞職に追い込まれた土屋義彦前知事の場合も、最初は政治資金管理団体の収支報告の虚偽記載で知事の長女が逮捕された。

幾多の疑惑事件でも最初に逮捕されるのは周辺の人物だ。
2000年の長野県知事選の際、田中康夫の事務所代わりになっていた切り絵作家の柳沢京子さんの事務所で私は小林誠一氏に会っている。田中康夫ムードが盛り上がる前だ。閑散とした事務所で責任者のようなことをしていた。田中康夫を応援する市民団体の代表ということだったが、そうは見えなかった。なにか場違いの雰囲気だった。
 
取材記者をやっているといろんな人に会う。「地方文化人」「市民団体代表」というのは比較的よく取材対象になる人種だ。彼らには共通のカラーや匂いがある。服装や物腰、会話内容などにそれは現れる。取材の場数を踏んでいれば自然とそれは分かるものだ。だが、小林氏にはその匂いは感じられなかった。
 
田中康夫の書いたものの話をしても乗ってこなかった。まるで、田中康夫の著作をほとんど読んでいないようだった。旧県政会系県議の事務所に出入りしていたーという話もある。そっちのほうがピタッとくる感じの人である。
ところが、その小林誠一氏を「田中知事につけてやったのは私です」と柳沢京子さんが言うのだからややこしい。どうしてそうなったのかというと、以前からの知り合いだったからーらしい。小林氏は改革派と守旧派の両方に縁がある方のようだ。

今の長野県政は田中支持者と反田中とに分かれて対立しているようだが、そうではなく両方をうまく行き来している蝙蝠のような人もいるということだ。
小林氏は2000年の知事選挙の時には田中康夫の付き人のようなことをしていて、田中康夫と一緒に車から降りてくるところなどがよくテレビに写っていた。
180センチメートルぐらいで痩せ型長身だ。年齢は50代半ば。
 

百条委は諸刃の剣。本来と逆の使われ方をしているケースがある。

兵庫県加西市と静岡県伊東市の場合

百条委員会は本来、首長に問題があった時、議会側がその問題点をチェックするためのものだが、
議会側の問題に首長が手を突っ込んだために、議会側がそれを妨害するための首長を批判する道具に使われている現状があ。

私が以前取材した兵庫県加西市のケースがまさにそれ。
本来、マスコミがその複雑な裏事情を報ずればいいのだが、
昨今、オールドメディアと批判されるように、マスコミはうわべだけで、深掘りした報道せず、首長に問題があったときに使われる制度なので建前的報道に流れて、真実とはかけ離れた真逆の報道をしている。

このため、議会側に問題があるのに、首長に問題があるかのような報道になっているケースが、以下に挙げた私が取材した兵庫県加西市。
加西市の場合は、人口4万人ちょっとで、長年にわたる市政の問題点を多くの市民が知っていたために、市長選になったら中川氏が勝った。
この当時、2007年は加西市の問題をそれほど多くのマスコミは取り上げず、そのため加西市民もそれにあまり影響されず中川氏が市長に再選された。

しかし今年2025年になって起こった静岡県伊東市の田久保市長の学歴問題は、本当はここから見なければ本質を見誤る。
のだが、ここを素通りして田久保市長の学歴問題ばかりをテレビが連日放送し、メディアスクラム状態になっていた。

伊東市には以前から以下のような問題がある。ここから見なければ本質を見誤る。

静岡・伊東の前市長、賄賂受け取り認める ホテル跡地売買めぐる贈収賄初公判

さらに、
建設費約100億円で豪華すぎると言われている伊東市役所庁舎。

これを指摘する舛添要一元東京都知事のTwitter投稿。
https://x.com/search?q=from%3Atuigeki%20%E8%88%9B%E6%B7%BB%E3%80%80%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%B8%82&src=typed_query&f=top

このことを頭において以下の記事をよく読んでください。

2007年04月05日18:13
元長野県知事候補の中川暢三・兵庫県加西市長が不信任突き付けられ、議会解散!

2007年05月18日15:25
唐突に設けられた加西市百条委員会─審理はたった5日間、中川市長証言は30分

2007年06月21日05:54
失職の中川氏当選!だが、まったく逆の加西市報道


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▼ロッキード事件などの取材経験豊富な元記者による、かったるい話ヌキの独自情報発信ブログ。田中康夫関連ではマスコミを出し抜く情報で評判。改革偽装派の田中知事を引きずり降ろした陰の立役者、などと噂されている─らしい(笑)
田中康夫参議院当選後は、国政ネタから社会時評、マスコミ批判は好評。石原都知事、そのまんま東知事などタレント色の強い面白政治家も対象。

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