年末にパソコンが故障した。突然画面が真っ暗になり、何の操作も出来なくなった。起動を試みるとたまには動くこともあったが、すぐまた画面が真っ暗になる。
この症状をパソコンショップの経営者など、パソコンに詳しそうな人に話すと、
「それはソニーVAIOのPCG−FX**という機種ではないですか」と言われてびっくりした。そのものズバリだったのだ。
この記号で始まる一連の機種はマザーボードに製造上の問題があり、このような症状がよく出るのだという。他に何人かに聞くと、
「台湾製の部品を多用しているので信頼性に問題がある」という人もいた。つまりよく壊れることがある機種ということだろう。

マザーボードというのは基板のことで、髪の毛ぐらいの細い配線が印刷されている。その上にパソコンの主要部品のCPUなどが載っている。
メモリーのセカンダリースロットル周辺に問題があるらしい。こんなことを書いても分からない人にはちんぷんかんぷんだろうが、私も必要に迫られて理解できるようになった。もっとも、私は多少は弱電関係(古いね)の基礎知識はあるのだがー。
メーカーに製造上の責任があるのだが認めない。この種の故障がどの程度あるのか、数さえ企業秘密だといって教えない。そのくせ修理代にン万円を請求する。

このパソコンは02年の8月頃に買ったものだ。それが3年数カ月ほどでまったく使えないような壊れ方をする。この前にもソニーのノートパソコンを使っていたが、それも一年ほどで壊れている。その前はIBMだったが、これも8カ月ほどでダメになっている。テレビや洗濯機はこんなことはない。十年ぐらい平気で使える。パソコンの製品としての信頼度は極めて低い。

車なら製造上問題があればリコールという決まりがあるがパソコンにはない。あっちこっち調べたが、パソコンには故障トラブルの相談窓口すらないことが分かった。行政は大きく立ち遅れている。力の強いメーカーの”やりたい放題”が現状のようだ。
ようやく経済産業省の情報通信機器課という所に相談するといいことが分かった。ここでメーカーに問い合わせてくれるようだ。

パソコンは新しい製品であるだけに壊れたときのメーカーの責任が明確に規定されていない。「ユーザーは泣き寝入りを強いられるケースが多い」というのは製造物責任(PL)法相談窓口の係員。PL法は使用者に危害が及ぶのを防ぐための法律。パソコンはストーブのように、火を吹いたりして使用者に危害を及ぼすわけではない。だから製品に欠陥があっても、リコールなど規制する仕組みがないのだという。

火は吹かなくても、パソコンが壊れたら銀行やキャッシュカードの口座管理などで経済的損失を蒙るケースはある。やけどするのも嫌だが、経済的に損をするのもたまらない。法律を作る人たちにパソコンの問題が十分に理解されていない。法曹界の重鎮がパソコン世代になるまで待たなければならないのだろうか。

ソニーVAIOのPCG−FX**
の故障について体験や情報をお持ちの方はお知らせいただきたい。

 当ブログ関連過去記事
スタンバイ機能が正常に作動しないパソコンは不良品では?
 2006年04月14日
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/50786076.html