東京から松本に行くのに長野経由で9往復 
   説明できずに取材拒否 知らない人とは電話しないーと
   「坊やは、おいくちゅかな?」と意味不明の返信メール
        "基地外" "ストーカー" と自身のメルマガで逆切れ

 


▽ 日垣氏が県委員会出席に"遠回り"
2月19日配信号で、日垣隆氏が田中知事の威光を笠に、県の委員会への出席の際にグリーン車を要求していたことを書いたが、その取材の過程で驚くべき事実が発覚した。

 

その、飯田高校殺人事件検証委員会への出席に日垣氏は、な、なんと、遠回りをしていたのだ。委員会は全部で15回開かれていたのだが、その内の9回は松本方面(飯田市、岡谷市で各一回開催)で行われていた。それへの出席に、日垣氏は東京から長野経由で往復していたのだ。

飯田高等学校生徒刺殺事件検証委員会 県ホームページ
http://www.nagano-c.ed.jp/kenkyoi/sigoto/gyousei/iida/index.htm

東京から松本へ行くには、どう考えても長野を回って行くより直に松本に行ったほうがいい。松本在住の人数人に聞いてみると、「何を馬鹿なことを聞くんだ。中央線で新宿に出たほうがいいに決まっているじゃないか」という返事。

東京−松本間のJR営業キロは 235.4 km だ。これが、長野経由だと、285.1 km で、49.7km も遠回りをすることになる。
当たり前のことだが、県のキマリでは、旅費は最短距離で払われることになっている。遠回りをするにはそれ相応の理由がなければならない。

新宿−松本間は列車によって違うが、2時間半から2時間50分ほど。料金は運賃が3890円。それに日垣氏が好きなグリーン車料金5310円をプラスしても計9200円。
これが、長野回りだと東京−長野間を最速の新幹線あさまに乗って1時間20分。それプラス長野−松本間が約50分。その待ち合わせに大体30分。時間的にはそうたいした差はないのだが、料金のほうはだいぶ違う。

長野回りは運賃料金だけでも9850円。プラス、グリーン車料金が新幹線分6570円と在来線分1570円を二度買わなければならない。すると、計17990円だ。その差は8790円で、長野回りは、松本直行の二倍近い料金となる。9往復しているから約16万円が余計に支払われたことになる。

県会計局では、私の指摘を受け、「片道ならともかく往復で9回もというのは確かに変だ」と高校教育課に問い合わせをしている。


日垣氏は長野回りにする理由として、長野の自宅に資料を取りに行くためーと言っているようだが、それだと新たな問題が発生する。彼の本拠地はいったいどこなのか?ということだ。長野の自宅から松本の会合に出席するなら、そこからの旅費だけでいいじゃないーと思うのは私だけだろうか。なぜに、長野市に自宅がある人に、そして、そこに資料が届けられているのに、旅費だけは東京からの分が払われているのだろうか?

こういった疑問に日垣氏は答えていない。さらに、こんな変な要求を呑んだ教育委員会もほとんど説明らしきものをしていない。日垣氏がそう言ったからそうした、の一点張りなのだ。

資料が長野の自宅にあるということは、そこで資料を読んでいたことになる。それには読む時間がいる。前日に来ていたのではないのか?ということが、強く推察される。また、読んでいないのなら、読みもしないものをなぜわざわざそこに届けさせるのか?という問題も出てくる。

田中知事の旅費問題でも明らかになったように、県の規定では会合が行われていない日の移動の旅費を払ってはいけないことになっている。


私はこの問題について、県教育委員会高校教育課に日垣氏に直に聞きたいから連絡先を教えてくれーと頼んだが断られた。ならばと、私が抱いている疑問を日垣氏に取り次いでくれと頼んだがこれも断られた。直に日垣の連絡先を調べて連絡しろーということだった。長野市の電話帳を見ると日垣氏のだろうと思われる電話番号が載っていた。これに掛けろということか?というとなんとも言わなかった。つまり、自分の責任さえ回避できれば後のことには関心ないということだろう。

多くの人が疑問に思う遠回りの説明に、教育委員会も日垣氏も極めて不熱心ということができる。我々が良いと言っているんだからいいんだーと言わんばかりだ。

日垣氏の評判は私も耳にしている。いろいろと注文の多い方らしい。
高校教育課は後難を恐れて、腫れ物に触るような対応をしているのだろう。日垣氏は日当を貰うか貰わないかでも、高校教育課と初っ端から遣り合っている。その他、委員会の進め方でもいろいろ揉めていた。高校教育課が気を使うのはわかるような気がする。

田中知事の威光を笠に着た、いろいろ文句の多い方の不合理な言い分に、県が負けて、従い、そしてそれが表ざたになることに抵抗しているように見える。これが「開かれた県政」なのだろうか。

私はこの件について日垣氏にメールで問い合わせた。一度問い合わせたが、返事がないので二度目のメールを送った。

これに対して日垣氏から来た返信メールには、
「知らないものには電話をしない」という信じられないことが書いてあった。
県の委員を務めている方が、その行動に疑念を抱かれいるのに、取材者を知らないから電話を掛けたくないというのである。そして、それが当然であり、そうお願いした私を「信じられないこと」であり「非常識だ」というのだ。どっちが非常識であるかは、普通一般の常識をお持ちの方ならおわかりだろう。

日垣氏は私を知らないといいながら、後段では、以前私が指摘した、日垣氏が県のホームページ等で公開されている文書を自分の発行する高額の有料メルマガに掲載していた問題についての言い訳をしている。

日垣氏はこのメールの中で、私の取材活動を「つきまとい行為」と言っているのだが、私は返事がないので合計二度メールを出しただけである。それのどこが付きまといなのだろうか?ほとんど説明らしきことをしないまま、取材者をこのように言うのは本末転倒の逃げだろう。日垣氏の論法では、悪人を追いかける刑事はみなストーカーになってしまう。

これだけではない、日垣氏はさらに驚くべき挙に出た。
日垣氏は自身でメルマガを出しているが、その中で、私が日垣氏に送ったメールを私の承諾なしに掲載し、公開してしまったのだ。しかも、一部に自分の都合のいいことを書き加えて。
問われている問題に関しては口汚く言い訳するばかりで、筋の通った説明はない。

そもそも、自分の取った行動に自信があるなら、きちんと前に出て説明すべきでこのような事をする必要はない。語るに落ちるーというのはこのことで、後ろ暗く説明できないからこのような事をするのだろう。

言うまでもないことだが、私信の秘密は最大限尊重されるべきだ。私が日垣氏に出したメールはそもそも公開を前提に書かれていない。このような事をする日垣氏に強く抗議する。私としては、メールが公開されたからといってなんら困ることはないどころか、ここまでやってくれると日垣氏の本性があらわになって歓迎なのだが、それとこれとは別問題だ。

日垣氏はジャーナリストを名乗っているようだが、取材者がこのような事をしては、誰も取材に応じなくなり、天に唾する行為だ。それが日垣氏にはわかっていない。

日垣氏はメルマガで、
「ストーカー」「基地外(気違い)」「病院に行け」さらには「坊やは、おいくちゅなのかな?」などという言葉を使って私を誹謗中傷している。いや、そのつもりなのだろうが、ここまですると誹謗中傷を通り越して、逆に評判を落とすのではないのかーと心配してあげたくなる。

日垣氏は取材者としての訓練を受けたことがないようだ。彼の経歴からもそれは窺える。それが、「知らないものには電話をしない」という対応に現れている。
取材は一般に、知らないものに対して行うのが普通だ。端的に言うと、取材者というのは知らない人に会うのが仕事なのだ。
「知らないものには電話をしない」という苦し紛れに出た言い逃れに、"ジャーナリスト"日垣隆の本性を見た思いがする。

このような人物が県の、こともあろうに教育委員会の委員であっていいのか?と思うのだが、それには県教育委員会は答えずモゴモゴ。呆れてものも言えない。

外から見れば不正義なことが、教育委員会の内部に入ると、合理的なこととして処理されている。それが最大の問題だ。彼らは自己正当化を図るのが習い性となっていて、自己を省みるということがない。

日垣氏がいくら口先で立派なことを言っても、その裏で変なことをやっていれば説得力はない。
こんな日垣氏と、それを庇うかのような長野県教育委員会にはなにも期待できない。自らの欠点に気づかず、問題点は都合のいいように解釈し、他者の批判は素通りする。どこが開かれた県政なのかと言いたい。
こういうお役所体質が問題で、そこを正すという大義名分で田中康夫が知事になったのだが、現状はかくの如しだ。上が上なら下も下、あんな知事の下では改革など到底覚束ないことが実感できた出来事であった。


日垣氏と私とのメールのやり取りなどについては、日垣氏の姿勢について以前から批判をお持ちの作家の大石英司氏が、自身のホームページで公開しているのでそちらからご覧いただきたい。
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/200306higaki.htm

   当ブログ日垣関連記事の一部
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/cat_50015931.html