古館オウンゴールの銃撃アシスト!
 芸能プロが作る報道番組の弱み露呈

   〜〜 蛇足 〜〜
  池田大作氏発言「庶民の王者」を「味方」に改ざん

銃撃された伊藤・長崎市長が死亡…銃創で大量出血 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070418it01.htm?from=top
 長崎市のJR長崎駅前で17日夜、暴力団幹部に銃撃されて危篤状態だった伊藤一長(いっちょう)・長崎市長(61)が18日午前2時28分、収容先の長崎大医学部・歯学部付属病院で銃創による大量出血のため死亡した。
 長崎県警の捜査本部は、殺人未遂の現行犯で逮捕した同市風頭町、指定暴力団山口組系水心会会長代行の城尾哲弥容疑者(59)について、殺人容疑に切り替えて調べる。


こういうショッキングな事件があったが、テレビ朝日・報道ステーションにこの事件を予告する内容の文書3通が届いていた。報道ステーションでは17日の放送でこれを手紙と表現しているが実際のものは、週刊誌大の大型封筒に入ったもので目につくものだ。手紙といった表現は適当でない。間違ってはいないが、事実を小さく印象付けようとするものではないのか。

さらに、これからが重要なところだが、この文書のことをナレーションで「犯行声明が届いた」と言ったあと、しばらくたってから古館一郎キャスターが「ナレーションで犯行声明といっていたのは間違い」と訂正していた。

その映像がアップされているインターネット映像投稿サイトYouTube
【テレビ朝日】犯行声明送付を訂正
http://www.youtube.com/watch?v=zV9RzIVOttA&NR=1

この手紙が届いたのは夜だったため何もできなかったことをお察しいただきたい─と一部事実と違うことまで言っていた。届いたのは午前で、開封したのは夕方だと下の朝日新聞記事では書かれている。

テレビ朝日に容疑者から封書3通 市長への恨み書く
http://www.asahi.com/national/update/0418/TKY200704180001.html
2007年04月18日03時11分
 城尾容疑者は犯行前、テレビ朝日に伊藤市長に対する恨みを書いた封書を3通送りつけていた。同社広報部によると、封書は17日午前、ニュース番組「報道ステーション」のスタッフルームに届き、番組スタッフが夕方に開封したという。
 封書には、4枚の手紙のほか、トラブルになっているという公共事業についての資料とカセットテープ数本が入っていた。手紙の冒頭部分には、「伊藤一長長崎市長を許せないのは、市民の為県民の為不正を許すことができないからです」と記載されていた。
 報道ステーションは、番組の冒頭で「犯行声明が届いた」とのナレーションを報道したが、番組の途中でキャスターが「銃撃などに関しては一切触れられていなかった」と説明したうえ、「犯行声明という表現が最初にあったことに関してはおわびし、訂正いたします」と話した。同社広報部は「警察から要請があれば協力したい」としている。


古館キャスターは、「銃撃などということについては触れていなかった」などと釈明していたが、どこの世界に本名書いた手紙で銃撃するなどと書くバカがいるだろうか。銃を持っていただけで即逮捕されてしまうではないか。本当にやる気のものが手口の詳細を事前に知らせるわけがない。たいていは匂わせるだけだ。

こういうものを受け取ったなら、念のためただちに警察に届けるのが当たり前ではないのか。そうすれば、いくら警察がドジでも今回のような事態は事前に防げた可能性が高い。

城尾哲弥容疑者は暴力団幹部で、警察に面が割れていたため、逮捕時に黙秘していても素性が分かったほどだ。警察が事前予告を知っていれば様々な予防措置がとれたはずだ。なじみの警察関係者が城尾容疑者のところに会いに行ったり電話を一本かけただけで事態は大きく変わる可能性は高かった。報道ステーションはその可能性の芽をつんだ。
銃撃したのは城尾容疑者だが、報道ステーションはそのアシストをしたようなものだ。

テレビ朝日・報道ステーションの対応は大間違いで批難されて当然、番組の存続にかかわる事態だ─と私は思う。少なくとも古館キャスターは責任とって交代するぐらいの問題だ。

選挙中は警察も報道機関も普段とは違った緊張体制を取っている─はず・・・だった。昔はそうだった。
そういう緊張感が報道ステーションにあればこの”手紙”は”犯行予告”として警察に届けられるはずのものだろう。

いや、報道ステーションでも一部のものは”犯行予告”と受け止めたのだ。だからナレーションで「犯行声明が届いた」と言ったのだ。ところが報道ステーションは己の失態を隠すために、堂々と番組内でこれを隠蔽する工作をやってしまっている。二重三重に驚くべきことだ。

ついでに言っておくと─。
報道ステーションは古館プロダクションが中心になって制作されている。

検索すると、
大手芸能プロダクションの一つである、古館プロダクションは、1980年代半ばに、古舘伊知郎、ヨネスケなど、テレビ局などに勤務していた、アナウンサー、テレビ局関係者達が「自分達で表現する場所を作りたい」との事で立ち上げたプロダクション。
http://11geinou.livedoor.biz/archives/50675876.html
などということが出てくる。

実をいえば、視聴者が報道番組だと思っているものは芸能プロダクションが作っているのだ。だから、報道ステーションは娯楽番組なのだ。

久米ひろし時代のニュースステーションも実をいえば、
オフィス・トゥー・ワン という放送プロダクションがイニシアチブをとって作られていた。
http://www.oto.co.jp/otohistory.html

テレビ朝日内で報道局との主導権争いがあり、プロダクションが主導する報道番組作りには問題があるという件念の声はあったが、視聴率さえとれればなんでもOKのテレビ業界ではその声もかき消されていた。

報道局がやっていればそれなりに別の問題があったと思うが、今回の問題では違った対応をした可能性が高く、「報道ステーション」が今まで通りの体制で放送されていくのか注目される。


 〜〜〜 蛇足 〜〜〜

ついでにYouTubeでこんなものも発見した。

中国の温家宝首相と創価学会の池田大作名誉会長が12日会談しているのだが、その際、報道ステーション取材映像の中で
「政治家ではなくて、庶民の王者である私と会っていただいて」
と池田氏が発言しているにもかかわらず、
テロップで「王者」「味方」と勝手に変えて放送している。
庶民の王者という言い方もすごいが、ある意味池田氏にふさわしいともいえる。テレビ朝日は勝手に変えたりしたら失礼ではないのか?池田氏側も抗議すべきではないのか。

テレ朝がテロップ捏造
http://www.youtube.com/watch?v=75OLex2DCnE&mode=related&search=