● 県・飯田高校殺人事件検証委員、日垣隆の
   "交通費ちょろまかし問題"で瀬良教育長が特別扱いを認める
                  9月議会、文教委員会で
   
● 田中知事女子大生パーティー出席問題が9月議会でー。
   ネットで見た情報なのに、新聞情報中心に質問する議員
   ネット情報を日陰者扱いする質問姿勢は遅れた意識

● 田中知事批判千人集会
   過剰に意識する田中知事サイド
   後追いで、山口村合併テーマに同規模の集会を松本で一週間前に設定
   会場など詳細決まらぬまま"日取り"と"千人規模"だけ発表
   おまけに、拉致家族・横田早紀江さんの出席に横槍
   
● 政治闘争のシンボルとしての"日の丸反対"はもう止めたら?



▽ 日垣隆"交通費ちょろまかし問題"

腐った組織というのは、どこでもそうだが自らが腐っているという認識がない。問題があると思っていないのだから、改善されようがない。
長野県教育委員会がそれだ。

9月議会の文教委員会で、私が以前から指摘している日垣隆の"交通費ちょろまかし問題"が取り上げられた。これは県の飯田高校殺人事件検証委員になっている日垣隆がこの委員会への出席に、遠回りのグリーン車料金を県教委に無理強いし、給付を受けていたものだ。

日垣は県庁近くに自宅があるにもかかわらず、東京にある自分の事務所からの交通費を県教委に要求していた。付け加えておけば、同委員会関係の書類は長野市の自宅に届けられていた。

15回開かれた会議のうち松本方面で開かれた9回の出席に、普通は東京−松本というコースのところを東京−長野−松本という遠回りのコースを往復していた。誰が考えても奇異なことだが、県教委はこれを問題ないとしていた。

9月議会前に私が文教委員会の委員数人に問題を指摘、資料を提供し、文教委員会で取り上げられた。瀬良和征教育長はグリーン車の利用分についてだけ「特別扱いであり、もうしない」とした。
地元紙の信濃毎日新聞04年10月5日付けでこのような記事になっている。(クリックで二段階に拡大する)

日垣グリーン車信毎記事この記事ではグリーン車のことだけが書かれているが、本当は遠回りのほうが大きな問題だ。なぜなら、県の旅費規程に違反して別の日に移動している可能性が高いからだ。県教委はこれについてはほおかむりを決め込んでいる。

日垣は私の指摘に対して逆上、質問に答えないどころか、自身が発行するメルマガで私を
「ストーカー」「基地外(気違い)」「病院に行け」さらには「坊やは、おいくちゅなのかな?」などと誹謗中傷している。

瀬良教育長は田中知事の歓心を得るため、下記の様な内部告発めいた文書を書いた人物だ。よく読むと、批判というより告げ口といったほうが合っている。自分が出世するため他人を貶めて恥じない、教育長としてまったく相応しくない人物が長野県の教育のトップに座っているのである。

この瀬良教育長を、たった数万円の交通費をセコクちょろまかした日垣が、「腐っている」と週刊エコノミスト「敢闘言」の2004.06.29号と2004.07.27号で二回にもわたってしつこく書いている。日垣の私憤、逆切れの場に「エコノミスト」は紙面を提供している。
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/20040727.htm

どっちが腐っているんだか分からないが、ゴミとクズの喧嘩みたいなものだ。目くそ鼻くそという言葉があるが、これほど酷いと目くそや鼻くそでは追いつかない。

田中県政は問題山積なのだが、これほど分かりやすく酷いものもない。県教委職員はこの大問題を、極力小さな問題として意識の底に押し込めるようにしている。
見ざる、聞かざるーというわけだ。自分たちは組織の一員だから何も出来ないーという論法に逃げ込んでいる。

県教委はしばしば、問題を起こした教員を裁いているが、こういうことをしていながら、よくも人を裁けるものだとその神経の太さに感心する。人を裁くものはまず、己を厳しく律するものだろう。モラルなどどこかに置き忘れた有様だ。

日垣はこの他にもいろいろ問題あることをしている。
飯田高校殺人事件検証委員会では70歳過ぎの元校長を、私憤混じりに衆人環視のなかで大声で罵倒するなどしている。日垣はその当時46歳ぐらいだ。

 ユーチューブ音声アップ
作家・日垣隆が「あんた反省してんのか!」と元校長つるし上げ

http://jp.youtube.com/watch?v=VQvdiVQmYMI&feature=channel_page

教育現場の荒廃が言われるが、荒廃しているのは現場だけでなく、その中枢も荒廃している。これでは現場がよくなるわけがない。

関連過去号

な、なんと日垣氏が県委員会出席に"遠回り"  2004年03月01日
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/51035826.html

☆彡 発覚 ☆彡
田中知事のお友達 日垣隆氏が県にグリーン車要求
http://www.melma.com/mag/68/m00060168/a00000128.html

瀬良和征教育長が日垣隆に内容証明郵便で事実無根を抗議!!
http://www.melma.com/mag/68/m00060168/a00000162.html

県庁内に出回る”怪文書” その筆者は、なんと教育次長 03/2/23
http://www.melma.com/mag/68/m00060168/a00000052.html


▽ 田中知事女子大生パーティー出席問題が9月議会で

9月県会の一般質問の中で、田中知事が6月議会中に東京の女子大生パーティー
に行ったことが何人かの議員の質問の中で取り上げられた。これは最初インター
ネットでその事実が暴かれたものである。

知事、女子大生パーティーに駆け付け!
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/6448627.html

議員も私のメルマガなど、インターネットで女子大生と一緒の田中知事の写真を
見たはずなのだが、議場ではインターネットより一週間ほど遅れて書かれた信濃
毎日記事に基づいて質問がなされていた。インターネットを利用していながら、
いまだインターネットを認めていない議員心理の現われかと思うがこれはよくな
い。

田中知事のこの振る舞いはマスコミでは見ることが出来ない。インターネットで
のみ、女子大生と一緒の田中知事の姿を写真で確認することが出来る。議員は有
権者に、知事のこの呆れた振る舞いを知らせる義務があるのだが、自分がどこで
見たのかはっきり言わないでは有権者への責務を果たせないのではないか?自分
だけ知っていればいいというものではないだろう。

インターネットで見た、などとわけの分からないことを言っていないで、はっき
りと「田中県政追撃コラム」というメルマガで見たというべきだ。議場で口に出
すのが躊躇われるようなものなら見るべきでないだろうし、情報はインターネッ
トで仕入れたが、議場でそれをいうのに抵抗があるので新聞で見たようなことを
言うのでは事実と違い、世間を欺いていることになる。ネット情報を日陰者扱い
するのは止めるべきだ。

私はこれからもマスコミにない情報を出していくつもりだが、議会内で私のメル
マガから出た情報を扱うときには、情報の出展を明らかにしてもらいたい。それ
はマスコミに問題ありとする議員の主張とも合致するはずだ。新しいものを世に
紹介していくのも議員の役目ではないだろうか。

マスコミとインターネットは今は力の差があるが、競合関係にある。マスコミは
自らの優位性を保つためにインターネット情報をことさら無視している。日が当
たらぬものに、光を当てるのもマスコミの大きな役割なのだが、逆行しているか
のようなマスコミの姿勢は大いに問題だ。
いまさらマスコミに説教しても始まらないが、議員までもが方向性を間違えてい
るマスコミに追従することはない。

田中県政の問題はマスコミの問題でもある。マスコミがキチンと普通に田中県政
の問題点を報じていれば、ダムでもなんでも多くの問題はもっと違った形になっ
ていたはずだ。多くの県会議員もマスコミの姿勢については批判的だ。議員のホ
ームページにもマスコミ批判はよくある。しかし、それを議場で真正面から言っ
た議員はいない。私は何人かの議員にマスコミ批判をするように言っているのだ
が、それでも彼らは議場でそれを言わない。内心で思っていることを、マスコミ
に気兼ねして議場ではっきり言わないようでは議員として情けない。議員バッジ
が泣こうというものだ。陰でブツブツ言っていないで、議場で堂々とマスコミ批
判をするべきだ。それが議員としての責務だろう。

その点田中知事は違う。会見でも何でもマスコミ批判をどんどんやっている。多
くは的外れだが、それでもマスコミはそれに影響されて、田中バイアスがかかっ
た記事を書き、紙面や番組を作り、取材をしている。このようなだらしないマス
コミも問題だが、それを傍観しているだけの議員も能がない。批判すべきものは
批判すべきだろう。

▽ 田中知事批判千人集会

南安曇郡豊科町の「ビィレッジ安曇野」で「長野県政を考える会」(代表・永田
恒治弁護士)の初会合が10月8日開かれた。私も呼ばれて出席した。かつて田
中知事を支持した人たちが主になって立ち上げられたものだ。当日は台風22号
の影響の強い雨と風のなか、約60人が集まった。
この会合は、11月27日に安曇野サンモリッツで千人規模で開かれる田中知事
批判集会の準備会のようなもの。

永田弁護士は挨拶の中で、「田中知事は改革者ではなかった。県政を自己表現の
手段としか考えていない」と言っている。これはこれまでマスコミがとってきた
「田中知事は改革をしようとしているがうまくいかないだけ」という論調と根本
から違う。

新聞記事というものは、それまでと違うものが現れたときには大きく扱うのがセ
オリーなのだが、この日の集会を伝えた新聞記事は、どれもそのセオリーから外
れて、単なる市民集会という捉え方しかしていない。記者が鈍感で、底の浅い物
の見方しかしていない証拠のような記事だ。

田中県政を批判 11月「千人集会」「考える会」が発足
http://www.shinmai.co.jp/kensei/200407/0007.htm


この会合がニュースになった後、山口村の合併問題をテーマにした集会が田中知
事主導で開かれることが明らかになったが、その日取りはなんと、永田弁護士ら
が安曇野サンモリッツで予定している集会の一週間前の日曜日だ。場所は松本で
やることだけが決まっていて、会場は決まらないまま、日にちと千人という集会
規模だけが発表されている。多分に永田弁護士らの動きを意識したものといえる。

さらに、安曇野サンモリッツの千人集会に主席が予定されていた拉致被害者の横
田めぐみさんの母親、早紀江さんの出席が田中知事サイドの横槍で中止になって
いる。
「長野県政を考える会」関係者はこのやり方を、
田中知事サイドの焦りの表れーと余裕を持って受け流している。


▽ 政治闘争のシンボルとしての"日の丸反対"はもう止めたら?

この記事は
gooブログ【取材メモ】で 2004年10月10日 に掲載されたものの採録。
http://blog.goo.ne.jp/tuigeki/

議会最終日の8日、日の丸の議場掲揚をめぐって議会全員協議会が開かれ、賛成
多数で12月議会から掲揚されることが決まった。掲げられていないのは長野県
だけだ。

この問題は根が深い。あえて別角度からこの問題について考えてみたい。巷間言
われているようなことをインターネットでやっても意味がない。そもそも、ジャ
ーナリズムというのは世間で言われていないことを言うことにこそ意味がある。

マスコミはこの問題について、思考停止で、日の丸掲揚は軍国主義につながるー
みたいなアナクロな書き方をしている記事が多い。
「怒号の中強行採決/県会議場の日の丸掲揚」朝日新聞
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=4741

日の丸反対の論拠は
「日の丸から忌まわしい過去を想起する人も少なくない」というものだ。これは
ほとんど共産党系の言い分だ。それに進歩的文化人とされる人たちが引きずられ
る形で言ってきたことでもある。ステロタイプ化されている。実を言えば私も日
の丸には抵抗感があった。しかしこの際、なぜにそういう抵抗感があるのか、
よーく考えてみた。

"日の丸反対"はそれ自体、共産党の"闘争のシンボル化"されていないか?過度に
日の丸に政治色を一部の人たちは付けている嫌いがある。日の丸を掲げようとい
う人たちに、それ程深い政治的意図はない。精神的なもの、気持ち的な部分が多
いように思う。日の丸反対派の考えの底には、日の丸を容認すると政治的に日の
丸的なもの(国家主義的で保守的なもの)が蔓延り、それでは自分たちの政治活
動に不利ーという観点からの反対が多いのではないか?巷間言われているのとは
逆に、日の丸に政治色を付けているのは反対派のほうであって、賛成派は精神的
な拠り所としているように思う。

代わりの国旗はこれがいいーという話を聞いたことがない。日の丸を政治闘争の
シンボルとしておくには代わりの国旗がないほうがいいからではないのか?と私
が疑るひとつの理由だ。
我が国の民主主義は、日の丸を掲げたくらいでどうにかなるほど柔(やわ)では
ない。政治的闘争のシンボルとして"日の丸反対"を掲げる作戦は手垢が付き過ぎ
ている。もう止めたほうがいいのではないか?