追撃コラム&取材メモ

マスコミにない情報を独自取材して書いています。タレント性の強い政治家などに関連したものが多いです。初期の記事は田中康夫長野県知事に関したものが主です。

東国原 宮崎県知事

プチファシズムの気配、東国原知事ブーム

  そこまで落ちぶれたか自民党

私は自民党を批判することが多いが、自民党関係者と仲が悪いわけではない。友人知人には党関係者や、支持している人がたくさんいる。自民党支持者は人間的にこなれていて付き合いやすい人が多い。
責任感があり、地域社会の中枢で確固たる役目を担い、信頼されている。こういう人たちに支持されるからこそ、批判はあっても長年政権党でいられたのだと思う。世の中、批判も大事だが、そればかりでは動かない。理想ではなくても、現実的見地から事に当たるのは大事で、そういう能力に優れているのは自民党支持者だ。

私がこれだけ、ここで自民党の悪口を書いていても怒るでもなく、電話すればいろんな質問にていねいに答えてくれる。多様な議論が社会にとって有用だということを理解しているからこそできることだと思う。自民党は保守だが、その名の通り自由な党でもある。
いやいや、褒め殺しではない。本当にそう思う。

共産党系の人は全部ではないが、意固地で偏屈で付き合いづらい人が多い。けちばかりつけ、文句が多いというのも事実だと思う。まぁそれが社会をよくする原動力でもあるのだが。

問題は人ではなくシステムだ。自民党というシステムはもう限界を超えて久しい。日本国にとって自民党が政権党であることは国益を損なう状態にまでなっている。
とくに最近は。


東国原知事の国政転進騒動だが、あれを見ていると哀しい。自民党はそこまで落ちぶれたのかと。あんなのはバッタもんもいいところだ。こういっては宮崎県の人に悪いが、田舎だとタレント自体が珍しいから人気があるだけだ。国会に行けば埋没する。いい例が、田中康夫だ。長野県知事の時にはあれほど注目を浴びたのに、いまでは話題にもならない。
私は田中県政を誕生から終焉まで取材していたものとしていいたいが、田中康夫も長野県だから話題になった面がある。地方は東京で売れなくなったタレントの再生工場でいいのか。

東国原知事、いやさ、そのまんま東がテレビカメラに追いかけられている表情を見ていると、頬の筋肉は弛みっぱなしだ。彼はある意味正直だ。
知事と大臣を同時にやっていけない規定はない─と口走っていた。初耳だ。そんなことは誰も考えたこともないだろう。そのまんま東は夜中、ひとりで調べたのだろう。この行為がいやらしい。彼の本質、本心はこんなところに表れる。
彼が総裁か大臣になったとして、選挙のとき彼の後ろについて歩く自民党員がどれだけいるだろうか。地道で真面目な自民党員は冗談じゃない、と思う人の方が多いはずだ。

「国政に行きたいのではない。国を変えたい、制度を変えたい」とかいっているが、だったら民主党の方がいいのではないか。彼の主張の大半は民主党でやったほうがいいものだ。無理して自民党でやる必要はない。なのに自民党にすり寄るのはなぜなのだ?
問題は自民党か民主党かではなく官僚と手を切ることだ。それがわかってない。

そんな東国原知事に期待をするむきもある。おぼれる者はわらをもつかむ心境か。しかし、これはよくよく考えるとファシズムの兆候ではないのか。閉塞状況を打破するのにカリスマ人気に頼るのはよくないことだ。さいわい、そのまんま東がヒトラーほどになるとは思わないが、彼への待望ムードはファシズム発生条件のいくつかを満たしている。

ヒトラーだって最初は小男と小ばかにされて、それがいつの間にか独裁者になったのではなかったか。コンプレックスはファシズムに転化しやすい。
「ぼくが(自民党に)行ったら負けません」とも言っている。たまげるが本気なんだろうな。おだてればどこまでも登っていく。こういうノリが危ない。そのまんま東も小ばかにされていた口だ。
いま、そのまんま東に期待している人はファシストの素養があると思ったほうがいい。彼はリトマス試験紙の役割を果たしているのかもしれない。

東国原知事─首相の椅子騒動の裏を読む

チラつく古賀氏のエゴ
宮崎県を踏み台に国政へ

深読みは間違いのもと

東国原英夫宮崎県知事が自民党の古賀誠選挙対策委員長に衆議院選出馬の条件に自民党総裁候補にすることを突きつけた騒動から一夜たちその裏が見えてきた。
これは自分の選挙が危ない古賀氏のエゴが背景にある。関係者の発言を注意深くチェックしていくと、それが透けて見えてくる。

古賀氏は福岡7区だが、次の選挙はけして安全圏とはいえない。道路族のドンではあるが、道路建設見直し世論の逆風のなか、いまはそれが昔ほど威力を発揮しない。土建業界の集票マシンも燃料切れで思うように動かないのだ。そこで九州ブロックから東国原知事に出てもらい、その人気にあやかろうというのではないか。

宮崎県の自民党県議は、「事前に総務大臣ポストを東国原知事が要求し、古賀氏もその線で了解して宮崎に来た」とテレビインタビューで話している。ところが来てみてびっくり、総理の椅子を要求されて大騒動になったというわけだ。

総務大臣ぐらいだったら、まっいいか、と踏んでいた古賀氏の足元を東国原知事は見たのだ。東国原知事や昔からの関係者の話を聞いていると総理の座というのは前々から口に出していたことらしい。だが、これは本人の大いなる勘違いだろう。宮崎県知事だって県産品のセールスマンという以外なんの実績もあげていないのに、首相が務まるわけがない。

古賀氏や九州選出の自民党議員や候補者は東国原知事に出てもらったほうがいいのだろうが、こんなことをしていたら自民党全体の信用はガタ落ちだ。もしこれで負けたら自民党は政党としての存在意義が問われる。かねてから自民党をぶっ壊すといっていた小泉元首相にではなく、東国原知事にぶっ壊されてしまうのだ。

東国原知事の国政への意欲は本物のようだが、しかし足元の宮崎県議会の様子を見るとそれも怪しくなる。
ここで行なわれている、原稿棒読みの東国原知事の冴えない姿はなんだ。
http://www.live-vod-com.co.jp/pref-miyazaki/2_vod.html

これが地元宮崎から日本を変えるという政治家の姿だろうか。副知事の河野俊嗣氏(43)は総務省出身で、宮城県庁、愛知県春日井市など全国の自治体の要職を転々と渡り歩いているような典型的派遣官僚だ。知事の仕事を官僚に丸投げしておいて総理大臣になりたいはないだろう。

いま問題になっているのは霞ヶ関支配ではないのか。霞ヶ関からコントロールされているようでどうして地方の独立があるのだろうか。表で言っていることと裏でやっていることが逆だ。マスコミもこの点にまったく触れないでいるから話がおかしな方にいっている。

副知事が官僚であることと、議会で原稿棒読みの東国原知事の姿を流すだけでもいまの世論は方向を変えるはずだが、マスコミは流れに乗るばかりで逆のことをやるのを怖がっている。これはすでに体質にまでなってしまっている。東国原知事支持だという国民や、テレビのコメンテーターもこんな基本的事実すら知らないでコメントしている。このふたつの事実を知るだけでも東国原知事の人気はガクンと下がるはずだ。多くの国民はほとんど何も知らないでムードに乗っているだけだ。

東国原知事は「地方のために、国を変えるために国(国政)に行くと」言っているが、国政に行くために宮崎県を踏み台にしているだけではないのか。
こんな騒動があれば東国原知事への宮崎県での求心力は落ちる。それだけでも宮崎県にとってはマイナスだ。国政にたびたび色気を見せる知事のために、いったい誰が汗をかくだろうか。とても宮崎県のことを考えているとは思えない。


◆深読みは間違いのもと
こういう混沌とした状態になると深読み情報が出てくるが、それは間違いのもとだ。人は真実がわからないと、それ故に想像をたくましくしがちだが、それはかえって真実から離れることになる。
事件の真相は知ってみれば意外にたいしたことはない─ということはよくある。幽霊の正体見たり枯れ尾花、というやつだ。いろんな事件の取材経験からそう思う。

いまはフィクサーなき時代だ。誰かが絵を描いてそのとおりにいくものではない。現実は複雑だし、予測不可能の突破的出来事は多い。いい例が、いまの麻生首相だ。選挙の顔として起用され、すぐに選挙になると思われたものの、いまだにずっと首相のままだ。おまけにいつ辞めるのかも誰にもわからない。おそらく本人にも。この事態を誰が想像できただろうか。さらにいえば、その前の福田康夫氏、安倍晋三氏が、ともに1年ほどで首相の座を投げ出すようにして辞めたことだ。


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政権断末魔現象、三流お笑いタレントになめられた自民党

宮崎県議会では原稿棒読みの東国原知事

こういうのを政権断末魔現象というのだろうか。
自民党の古賀誠選対委員長が23日午後宮崎県庁を訪れ、東国原英夫知事に衆議院選挙への自民党からの立候補を要請したのには驚いたが、これに対して東国原知事が出馬の条件として「自民党総裁のいす」を口にしたのも驚きだ。いくつもの!と?がつく。
東国原知事の国政出馬の話はあることはあったが、とても真面目なものとは思えなかった。あったとしても、知事の任期を一期は全うしてからだろう。
それを自民党の選対委員長ともあろうものが、知事の任期半ばで総選挙への出馬要請に行くことじたいが大いなるクエスチョンだ。東国原知事は今は人気は高いものの、知事になるまではさして人気もなかった三流お笑いタレントだ。

知事という役柄をミスマッチのタレントが、おちょくっているところが庶民の喝采を浴びているだけにすぎない。背景にあるのは政治不信であり、あまり健全なこととはいえない。なんらの政治的、行政的実績があったわけでもなく、あるのは浮ついた人気だけだ。そんなものに自民党の選対委員長ともあろうものが出馬要請に行くなど世も末だ。

「アホらしい」(自民党・笹川堯総務会長)
「完全にコケにされた」(自民党・鳩山邦夫前総務相)
「『東国原君、顔洗ってくれ』と言いたい。それに、東国原知事に依存しなければいけないほどに、自民党が落ちてんのかと思うと、情けないね」(松浪 健四郎議員)
というのが自民党内の反応だが、
大阪府の橋下知事の「本当に言ったんですか? 古賀委員長に。いや〜、度胸ありますね。とてもじゃないですけど、考えられない、すごい」というのが一般国民の大多数の感想ではないだろうか。

とても本気とは思えないが、東国原知事は「宮崎だけじゃなくて、全国の地方に軸足を置いた、そういう政治というか、やるなら国政をやりたいと思ってます」と言っているのだから冗談ではないようだ。

ニュースでは報じられていないが、宮崎県議会はいま6月定例会の真っ最中だ。
人気の高い東国原知事だが、宮崎県議会での実際の活動ぶりはどうかと思って議会中継録画を県のホームページで見たが、そこで見られるのは人気とは違って役人の用意した原稿棒読みの冴えない東国原知事の姿だった。
http://www.live-vod-com.co.jp/pref-miyazaki/2_vod.html
こんなことで首相の座を要求する東国原知事の度胸には、ただただ感心するばかりだ。県政も把握しているとは思えない。
この議会での答弁ぶりを見れば東国原知事の人気がいかにうわべだけのものかわかるはずだ。国会でこのような答弁をしたなら人気もがた落ちだろう。

外山良治宮崎県議(社民党)に電話して聞いた。
国政出馬については「アホらしゅうてなにも言えんとですよ」と笑っていた。
たまたまだが、この日は外山議員が質問に立った日でもあった。午前11時から質問したのだが、それは午後3時ごろ宮崎県庁に来た古賀選対委員長の出馬要請ですっかりかき消されてしまった。

外山議員は東国原知事に質問してもしょうがないので、最初から役人に答弁してもらうようにしているという。
田中県政下での長野県議会がそうだったように、人気だけは高いが実際が伴わない人物が知事になったときの内憂が宮崎県にもあるようだ。
人気が高いだけにうっかり批判もできない。長野県の田中知事の場合はダム建設という対立項があったから知事の問題点も浮かび上がったが、宮崎県ではこれといった問題はないので東国原知事の知事としての問題点も表面化しない。
東国原知事は外交マンとして活動しているだけだ。東国原知事はよくテレビ出演しているが、ふつうに考えてあれだけテレビに出ていたらまともな知事職は務まらない。

知事の実務は東大法学部卒→自治省(現総務省)の河野俊嗣副知事(43)が代行している。人気者の知事の陰で副知事のつらい立場をここで愚痴っているのが笑える。
http://www.replusnet.com/column/no03/
「知事の出席を待ち焦がれていた参加者を前に、ノコノコと出て行くことになる。これは辛い」
「極上の宮崎牛ステーキを待っていたらお漬物が出てきた、という感じだろうか」

東国原知事が示した条件には驚くが、こうした話が大きく取り上げられることで麻生首相の存在感がますます薄くなることだけは間違いない。
古賀選対委員長の行動は、やぶ蛇だったのではないだろうか。それとも麻生首相を引きずりおろす深謀遠慮だったのか?

連休中テレビに出ずっぱりの東国原知事

 いろんなアドバイスで混乱するのでは

東国原英夫・宮崎県知事はこの連休中、東京と宮崎からバラエティーから報道番組まで、テレビに出ずっぱりだった。それはいいのだが、石原慎太郎・東京都知事はじめ、そうそうたるメンバーから様々なアドバイスを受けていた。人によって言うことは逆の場合もあり、誰の言うことを聞いたらいいか混乱するのではないか。

問題になっている副知事人事について、「役人なんかあてにするな」とフジテレビ系「報道2001」(日曜日、朝)で石原都知事にいわれたかと思えば「県庁職員をうまく使いなさい」とテレビ朝日系「ワイド!スクランブル」(月曜日、昼)で浅野史郎・前宮城県知事に言われて、どっちの言うことを聞いたらいいか迷うだろう。

東国原知事が石原都知事に「宮崎の副知事になっていただけたらいいんですけど」と言うと石原知事は「ビートたけしに頼んだら?」とジョークで切り返す一幕もあった。
番組終了後には名刺交換だけでなく、メールアドレスなども交換していたという。


東・浅野 テレ朝「ワイド!スクランブル」は宮崎県に帰った東国原知事と東京のスタジオを結んでの放送。浅野前宮城県知事と以前に電話でいろいろ相談していたことが番組中の発言で発覚。早くも師弟関係がうかがえた。浅野前知事は「政策は人に相談して決めるものだが、人事は自分で判断して途中経過は言わないほうがいい」とアドバイス。サービス精神旺盛でしゃべり過ぎ気味の東国原知事に、微妙な質問に「答えるな」を連発していた。

「タレント知事批判」について東国原知事は「石原さんや田中さん(康夫長野県前知事)のように優秀で結果を残している方もいる」と田中前知事について認識不足な答えをしているが、
浅野前宮城県知事は「(東国原知事は)腰が低いし人柄がいい、前のどこかの知事とはちがう」と東国原知事を評価しつつ、田中前知事のことをしっかり見抜いていた。

三反園訓キャスターが「永田町で尊敬できる政治家は?」と聞いていたが、いささかピントはずれ。東国原知事もあいまいな返事をしていただけ。そういうところからの脱却を旗印にして当選した知事に聞くことではなかったように思うのだが。

日本テレビ系「スッキリ!!」(月曜日、朝)では月曜日のコメンテーター勝谷誠彦さんが、俺が田中康夫応援団長の経験を宮崎県でも生かしてやる!とばかりに気炎を上げていたが、この人はたんなる壊し屋。田中知事落選の陰の立役者でもあるのだが、本人にその自覚はない。
今にも宮崎県に乗り込んでいきそうな勢いで、ダムを復活したのはけしからん!といきなり場違いな話でぶち切れトーク。東国原知事はじめ、その場に居合わせた人もあっけにとられて引き気味。だからといって邪険にすると今度は敵に回るのがこの手の人の厄介なところ。こういう人のアドバイスはありがた迷惑だろう。

残念なのは東国原知事が出演した番組はあまり宮崎県では放送されていないこと。テレビの応援がどこまで宮崎県に届くか微妙なところだ。

報道と違う、東国原知事ネット会見で見える、”副知事問題”の真意

   あえて旧体制の中に手を突っ込む荒療治
   だが、説明不足で真意伝わらず


2月5日(月曜)に行われた東国原英夫知事の会見を宮崎県ホームページから見た。
宮崎県知事定例会見 動画 平成19年2月5日(月曜)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/chiji/kaiken/index.html
2月5日午前10時から約一時間にわたって行われたが、宮崎県ホームページにアップされたのは翌日の朝9時。

マスコミ報道とは違う”副知事に対立候補を”の真意がうかがえた。

宮崎県秘書広報課によると、知事会見の映像は外部の業者に委託されているという。雑音部分などをチェックした後、県ホームページに掲載されている。取材が殺到しているので遅れている部分もあるが、テキスト(文書化)されるのには一週間程度かかるようで、これは他県に比べていちじるしく遅い。即日アップされているところは多い。

ちなみに長野県では映像は会見終了後2〜3時間でアップされている。文書のほうはそれからだいぶ遅れるが、それでもその日の深夜にはアップされている。だがこれも最初からこうだったわけではなく、私が何度も担当者に早くするように言った結果だ。

田中県政当時、田中知事は会見の映像や文書をマスコミを牽制するためにネット上に公開することに熱心だったのだが、それでもこういった有様だった。


東国原知事副知事会見東国原知事への質問の大半は、知事選の対立候補だった持永哲志氏を副知事にするのか?というもので、東国原知事は眉間に皺をよせるなど険しい表情でこれに答えていた。

会見の肝の部分を要約すると、
東国原知事は、持永氏がしがらみを断ち切り、宮崎県のために働くなら副知事になってもいいではないか─という考えのようだ。だが、そんな理想どおりにいくものか?という記者との間で何度も同じやり取りがくり返された。

日経記者の質問には、
支持した人たちの間では”リコールに匹敵する”事態だとも言われている─などという言葉も出てきたが、刺激的すぎるためか”リコール”という文字は紙面では見かけていない。

記者や支持者の心配ももっともなところだが、よくよく聞いてみると東国原知事の真意は、旧体制の中にいる人を自分の側に取り込んで、旧体制を崩壊させよう─ということらしい。

会見中ごろ(30分ごろ)でこんなことを言っている。
「荒治療(荒療治のことか?)としてそれぐらいしないと相手は変わらない。いままでどおりのことをやっていては宮崎は変わりません。」

しがらみを狭義に解釈し、しがらみのある世界にいる人でも、それを断ち切ればしがらみのない人となる─といった言い分だ。やくざが足を洗えばやくざでなくなるといったものに近い。
それはそうなのだが、できますか?という話だ。

たしかに東国原知事の言うとおりになれば素晴らしい。これまでにないやり方だ。
だがそれだけに、斬新な考えを多くの人に理解してもらうためには十分な説明が必要だ。それには知事自身が説明役ではできない部分がある。

これはある種策略であり、賭けなのだが、知事自身が自分でそう言うわけにはいかないではないか。
知事の言葉を代弁できるスポークスマンが必要だ。知事の考えを知事自身が言っては問題になる場合がある。間に誰かを置いて真意を伝えるテクニックが必要だ。

会見の最後で、
県庁の常識は県民の非常識と知事は言っているが、具体的にそれはどんなところか?聞かれて腕組みして長く考えた末に出てきた答えが、
「弁当が安すぎる」というものだった。これはテレビでも多く紹介された、昼食に東国原知事が県庁で食べた450円の弁当のことだと思うが、けして安くはない。

話の流れから東国原知事は県庁職員相手だから業者が無理して安くしているとでも言いいたかったようだが、これは世間知らずというものだろう。

弁当業者に注文すればこれぐらいの値段のものはいくらでもある。450円でも高いぐらいでもっと安いものもある。
あらかじめ注文を受けて作るので無駄がないし、一定量が見込めるので生産計画が立てやすい。こういうもののコストが安くなるのは経済原則にてらしても当然だ。

ちなみに長野県庁に出入りしている弁当業者の弁当は250円ぐらいから各種豊富にある。県庁だけでなく一般企業相手でもこれは同じだ。県庁相手だから無理して安くしているということではない。

テレビ業界で使われている、いわゆるロケ弁は確かに高い。一つ千円とかするのが普通のようだ。東国原知事の頭の中にはこれがあるようだが、それが基準では判断を誤る。
東国原知事は芸能界という派手な世界にいたためにモノの価値基準が違っているようだ。

東国原知事・副知事に対立候補を? 有権者裏切り官僚に丸投げ

宮崎県の東国原英夫知事が、知事選の対立候補だった元経済産業省課長・持永哲志氏(46)と前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)に副知事就任を持ちかけていたことが分かり物議をかもしている。

ついこの前の選挙では、「しがらみのない、無党派」を強調して戦ったのにもう宗旨替えか。当然ながらオール野党の議会対策ではないかなどと批判が出ている。

東国原知事の真意や、本当に実現することかもまだわからないが、こういう動きをしたというだけで影響甚大だ。老練だという見方があるが、買いかぶりだ。これを喜んでいるのは、旧来の政治体制の中にいる人たちだ。

市民派を標榜する田中康夫長野県知事を長期間ウォッチしてきた私には、東国原知事の底が割れた─としか見えない。

そのまんま東は、知事になったもののどうしていいか分からず、県政を官僚に丸投げするに等しい。せっかく手にした城を敵に明け渡すようなものだ。

こんなことをすれば、県職員からも甘く見られる。知事就任時のあいさつで、裏金があったら出せ─と東国原知事は言っていたが、これでそういうものが出てくる可能性はほとんどなくなった。
県政運営自体にも陰(いん)に陽(よう)に様々な制約がかかるものと思われる。こんな上司に信頼してついていく部下はいないのではないか。

得意の「そのまんまマニフェスト」にもこんなことは書いていなかったはずだ。もし書いてあれば、当選するはずもない。マニフェストは書いてあることを守るだけでなく、書いてないことはしないものだという暗黙の了解がある。特に副知事などという重要なことには。こういうことが起こると、今後のマニフェストのあり方にも一石を投じることになる。

そもそもが、そのまんま東氏の宮崎県知事当選は、僥倖に恵まれたものだ。最初は、知事ではなく県議を狙っていたらしい。彼の父親がテレビインタビューでそう話しているのを聞いたことがある。県議選はこの4月に予定されている。それに向けて準備しているところへ、降って湧いたかのように知事選になったので目標変更したのではないか。

今回の宮崎県知事選挙は、出直し選挙で、前から予定されていたものではない。
知事選に至る経緯は、
06年9月に安藤忠恕知事後援会が元幹部に現金5千万円を渡していたことが明らかになったことに端を発する。その後県土木部長ら10人が逮捕され官製談合事件として世論の批判を浴びることになった。 

安藤知事は、宮崎県政史上初の不信任決議案の全会一致可決─を受けても知事の座にしがみつき、最初は議会解散をもちらつかせ、出直し選挙出馬への意欲も見せていたが、逮捕された。

こういった状況の中で、出直し選挙となったわけで、宮崎県政界は候補擁立に混乱を極めた。持永哲志氏は12月19日に立候補を表明。川村秀三郎氏は12月26日に林野庁長官を辞職し、翌27日正式表明するという慌ただしさ。一本化もできずに保守分裂だ。投票日は1月22日だったので、本命二人は準備をする間もなかった。

そのまんま東氏は混乱を見て、早くから選挙準備に入っていた。そのまんまマニフェストが評価されているが、本命二人は満足にマニフェストを作る時間もなかった。

そのまんまマニフェスト自体は、宮崎県に元々ある、宮崎県総合長期計画「元気みやざき創造計画」
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/honbu/seisaku/chokikeikaku/index.html
の焼き直しではないかと指摘する宮崎県議もいる。
自治体にはこういった基本計画があるのだが、そのまんま東氏を支持する層はそんなことは知らない。自分たちにわからない難しそうなことが数字つきで並んでいれば、やってくれそう─と期待感が盛り上がり、票につながった。

そのまんま東氏の目的は知事になることであって、それはもう達成されたのだから、あとは誰か安心して運転できる人に任せたい─といったところではないのか。

こういった安易な姿勢は、今後のいろんな選挙にも影を落とすだろう。タレント政治家登場への警鐘となればいいのだが─。

両刃の剣の「そのまんまマニフェスト」東国原・宮崎県知事に期待したいのだが、

◆出来ない約束?「そのまんまマニフェスト」

そのまんまマニフェストは
http://sonomanmakai.net/manifest/
たしかに作文としてはよくできているが、問題はこれは選挙民との約束であり、実行しなければならないことである。
東国原知事当選の大きな原動力となったかもしれないが、これを反故にするとたちまち自身を追い詰める両刃の剣ともなる。

88項目にも上ることが書かれていると言われているが、読んでみるとこれを実行するとなると大変といわざるを得ない。

宮崎県には民放テレビ局が2局しかなないので、「もう1局増やす」と書いてあるが、本当にそんなことができるのか?
ほかにも細かく具体例を挙げて書いてある。分かりやすくていいのだが、実現できなかったときには、具体的であるだけに批判も受けやすい。早い話が、出来ない約束をしたのではないだろうか─と心配になる。

フジテレビ系の情報番組「スタ☆メン」では「当選すると思っていたか」の質問に「思っていなかった」と○×の札を上げる形で正直に答えていたが、だとするとこのマニフェストもどこまで実現可能性を考えて作られたのか疑念が湧く。

◆テレビ番組出演に見る東国原知事
東国原英夫・宮崎県知事は当選後初めての休日となる土日にかけて、いくつものテレビ番組に出演していた。そのうちのいくつかを見た。

日曜日には、午前10時から放送の二つの番組に時間差で出演。
その時々の旬の政治家を招き、田原総一郎氏が鋭く突っ込む
「サンデープロジェクト」(テレビ朝日系)
http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/
では政治家モード百パーセントで、緊張のためか終始硬い表情。こういう番組にはゲストとして出たことがないのだろう。田原氏は、これまで応援していた田中前知事が落選したため、その代わりに東国原知事を応援するかのように、議会批判のテンションを上げていた。

サンジャポ東国原知事その直後に出演した、バラエティー色の強い
「サンデー・ジャポン」(TBS系)
http://www.tbs.co.jp/sunjapo/
では「爆笑問題」や飯島愛など、お笑い系が相手なためか、さっきとは打って変わってタレントモードで、くだけた受け答えをしていた。表情も普段のそのまんま東のものだった。

夜になってフジテレビ系の情報番組「スタ☆メン」
http://www.fujitv.co.jp/sutamen/
に出演していたがこれは夜10時からの放送なのに、なぜか東京のスタジオに来て生出演。朝の二つの番組は宮崎のスタジオからの中継出演だったのだが、月曜日は宮崎県にどうやって帰るのか?

だが、残念なことにこれらの番組はどれも宮崎県には放送されていないものだった。
宮崎県は以下の二つのテレビ局しかない。
テレビ宮崎 UMKは、フジテレビ系がメインで、これに日本テレビ系・テレビ朝日系の番組を混ぜて放送するクロスネットと呼ばれる形態。
宮崎放送 MRTは、TBS系だけのようだ。

 ▼追加情報
月曜日に宮崎県庁秘書広報課に知事の予定を聞くと29、30日は東京で中央官庁へ当選のあいさつ回りだという。知事のスケジュールは今のところ公表されていない。予定がギリギリにならないと決まらないので公表する間がないのだという。
突っ走るそのまんま知事の後を、県職員が必死で付いていってる感じ。
23日の知事会見の文書アップは「今やっているところ」だそうだ。よそでは即日アップのところが多いのだが、のんびりしているようだ。前知事時代は会見は月に、一回か二回のペースでやっていた。テレビを見た人からの意見が多く来ているという。電話の向こうは、あわただしい雰囲気だった。


◆ 東国原知事、初めての記者会見

「エビちゃん大使になる」──誤報の内幕

1月23日に行われた初めての会見の動画がここから見られる。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/chiji/
約50分にわたって行われた。映像だけが見られる。文書は見あたらない。

その最後の方でこんなやり取りが。
議長からは、役人のいいなりにならないように言われた─と意外なアドバイスがあったことを打ち明けていた。

その後、毎日新聞の記者に
「選挙中に、エビちゃんを呼びたいといっていたが本当か?」
と質問されちょっと怒ったように
「そうはいっていません」と言ったあと次のように説明した。
無駄な宣伝に金使うぐらいなら、本県出身の今人気のエビちゃんに宣伝してもらった方がよっぽど効果があるのではないか─と言ったのだが、それをエビちゃん大使になると報道されたものですから本人の事務所からクレームが来ました、本当にあの・・・(聞き取り不能)
記者─(困惑し)そうなんですか、・・・われわれが、私が報道したわけじゃないんですが、

えびちゃん*エビちゃんというのは宮崎県出身で、雑誌の読者モデルから有名になり、タレントとして活躍中の蛯原友里さんのこと。

東氏が奥の手!エビちゃんで知事の座釣る 
(2007年1月4日06時01分  スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070104-OHT1T00036.htm
東氏は同県出身の“カリスマモデル”蛯原友里さん(27)をPR大使にするプランを披露。「たとえば、エビちゃんにPRしてもらい、全国の人に宮崎を知ってもらうとか方法はいろいろある」。 接点はない。陣営関係者は「宮崎を活性化したいという思いから出たんでしょう」と、「あえて、分かりやすいプランのアピールも必要と考えたのでは」と説明した。

東国原知事の発言についてこんなやり取りもあった。
役人が用意した文書があったが、それはぼくのホームページに書いてあることをそのまま写したようなものだったので、それだったら自分の言葉で言ったほうがいいんじゃないか・・・
発言はこれまでもそうだし、これからも自分で考えたことを言いたい─と強調していた。

◆議会の受け止め。そのまんまブレーンは、まだナシ
ある宮崎県議に電話で東国原知事の感想を聞いたが、「まだなんと言っていいかわからない」状態。
マニフェストを読んだか?と質問すると、精読した様子はなく、拾い読みした程度のようだった。ショックというより、あまりに想定外のことなのでどう対処していいか分からないといったところのようだ。
宮崎県議会は2月15日から始まる。本格的論戦はそれからということになる。

県議数人とはコンタクトが取れているが、そのまんま東後援会ホームページ・フォームからメールを1月23日に出したが、まだ返事はない。
知事職はひとりで出来るものではない。田中県政の失敗はブレーンが作れなかったこと。そのまんま東県政では作るといっている。いいブレーンを作ることが大事だが、そういったものはまだできていないようだ。

意外!そのまんま東知事誕生 自民分裂、官僚候補二人を抑えて

 田中康夫知事誕生当時の長野県と似た構図
 政治不信に対する”改革希求”が三流タレントを知事にした

きのう行われた宮崎県出直し知事選挙でタレントのそのまんま東氏(49)が川村秀三郎氏(57)持永哲志氏(46)の自民党系候補ら4人を抑えて初当選した。投票終了から3分で当確が出た。次点との差は約7万票。

二人の官僚出身候補にタレントが挑戦する構図だった。そのまんま東氏は最初は泡沫扱いだったが、先週末行われた世論調査で意外な善戦が分かり、もしかすると─そのまんま当選した。
選挙終盤で、そのまんま東氏のネガティブ情報が流されたが、これは市民派が勝利する時の前兆でもある。実際にはどうか分からなくても、危機感を持った守旧派が流した─と思われる状況があれば無党派市民層はその逆の投票行動をとる。


投票率    64.85%  前回03年7月は59.34%
開票率    100%  (22日午前0時15分確定)

そのまんま東  266807
川村 秀三郎  195124
持永  哲志   120825
津島  忠勝     14358
武田  信弘     3574

投票結果を見ると自民党が一本化されていれば、そのまんま東氏の当選はなかったように思える。宮崎県をこれまで仕切ってきた人たちにとって「そのまんま東」なんて考慮の外だったのだろう。

自民党は、県連が前林野庁長官の川村氏、党中央が持永氏支持の分裂選挙だった。持永氏は、薬害エイズ事件で有名になった元衆院議員、持永和見氏の長男で、東大出の元経済産業省課長。03年に後継者として衆院選に出馬したが落選。05年も負け、2度落選している。こういう人物を安倍政権は支援し負けている。持永氏自身が「ここで負けたら安倍政権に大きなダメージ」と街頭演説で強調していたのだから、今後の政局や参議院選挙にも影響を与えるのだろう。

官製談合事件に絡む前知事の辞職に伴う出直し選挙で、県政の信頼回復が争点だったわけだが、2000年の長野県の田中康夫知事誕生と状況が似てなくもない。宮崎県で民間知事は初めてだという。長く続いた官制知事の後に、ちょっと怪しげなタレント知事─という図式はそっくりだ。

田中県政の失敗を知らなければ、そのまんま東知事誕生を素直に喜びたいところだが、そうはいかない。恐らく今後様々な混乱と落胆が宮崎県に起こるだろう。こんなはずじゃなかった─と。

宮崎県は、自民が県選出国会議員5人のうち4人、県議42人のうち32人を占める「保守王国」。あんなふざけた候補に負けると思っていなかったはずで、だから分裂選挙になったわけだ。
まだ県議会の反応が分からないが、そのまんま東知事は、融和策で行けばすり寄ったといわれそうだし、そうでなければ対立といわれる。何をやりたくて政治家に、そして知事になったのかよく分からない。彼が出したマニフェストの評判がよかったようだが、実際の政治と頭で考えたことは違う。素人の選挙民には受けても、プロの議会や県庁の行政機構の中でどれだけ実現できるのか未知数だ。

「公用車は廃止、必要な時はタクシーを使う」「公務の時は作業着を着る」「知事室のいすはパイプいすみたいなのがいい」と言っているが、こういうのは一般受けはするが、やることをやっていないと単なるパフォーマンスと批判される。

今後しばらくは、かつての長野県がそうだったように、宮崎県がマスコミの注目を浴びそうだ。騒ぎを起こすこと自体が目的だった田中康夫前長野県知事ほどの混乱にはならないだろうが、市民派はダメ!と田中前知事の二の舞にならないようにしてもらいたいものだ。

当選から一夜明けた朝、そのまんま東氏はテレビのワイドショーに出演し、田中前知事との比較をされると、長野はダム問題があったので対立が厳しかったが、宮崎は談合をやめようという話なので、これには反対する人はいないので議会との対立はないのではないか─と楽観的見通しを述べていた。
田中知事に対する認識は正確ではなく、前者の轍を踏まないためにはこのままでは、ちと心配。TBS系「朝ズバッ!」のみのもんたさんはさっそく応援団長宣言。
これから全面的に支援しますから何かあったら出てください─などと言っていた。

 

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▼ロッキード事件などの取材経験豊富な元記者による、かったるい話ヌキの独自情報発信ブログ。田中康夫関連ではマスコミを出し抜く情報で評判。改革偽装派の田中知事を引きずり降ろした陰の立役者、などと噂されている─らしい(笑)
田中康夫参議院当選後は、国政ネタから社会時評、マスコミ批判は好評。石原都知事、そのまんま東知事などタレント色の強い面白政治家も対象。

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