シュートボクシング

2013年11月22日

〜SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT〜 GROUND ZERO TOKYO 2013

 先日シュートボクシング(SB)を観戦してきました。
 試合は物凄く楽しめました。ええ、試合自体は。・・・終了23時って遅いよ!? 大会長すぎるよ!? 全16試合は多いよ!?

 今回の開催は両国国技館で、S-cup 65kg日本トーナメントが初めて行われるというものでした。初めての65kgトーナメントであり、トーナメント自体の知名度も選手の知名度もそこまでない。というかこれから注目を集めるものなので、SBでもそれ以外でも人気のある選手をいっぱい呼んでくる、というのは戦略としてわかるのですが。・・・呼びすぎだよ!? 豪華な試合がいっぱいありすぎるよ!? トーナメントが霞みそうだし、長くて決勝戦の時にはだれてたよ!? 本末転倒じゃね!?

 まぁそこは気合入れすぎちゃった部分としても。相変わらず運営がぐだぐだなのがどうにかして欲しいんだよなぁ。
 毎度の事だけど、開始時刻に始まらない。この日は15時30分開始予定が16時開始に。その間アナウンスなし。
 休憩時間が無駄に長い。7試合目の後に休憩時間があったのだけども、1時間くらいあった、ような? その間もちゃんと歌とかラウンドガールとかあったのだけども。パフォーマンス自体の出来は悪くないんですよ。でも無駄に長くて集中力とテンションがぶちぎられました。なお、パフォーマンスも何もない時間がそれなりになって、その間アナウンスなし。ワンデイトーナメントだから選手の回復を待っている、とかもあるだろうけど、変に長くなるならなんか言ってよ・・・。というか、無駄に長い休憩1回入れるより、後半にも1回入れようよ。

 うん、試合は面白かったのだが、終わった後に残った感想は圧倒的に『疲れた』だったわけですよ。すげー勿体無い。


 それはそれとして。今回は試合とは別に重要なものがありました。
 鈴木悟の引退式です。

 私が始めてSBの観戦をした日が鈴木悟のSB初挑戦でした。何回かSB観戦した中で、1,2を争う面白さでした。・・・まぁ初回補正もあるかもですが、梅野VSボーウィー戦があった日だし、近年のSBでも特に盛り上がった日でしょう。
 そして鈴木悟は参戦し続け、大いに盛り上がる試合を何度も見せてくれました。鈴木悟の試合は楽しみでした。私がSBを観戦していた理由の何割かは鈴木悟だったかもしれません。

 ありがとう鈴木悟。現役お疲れ様でした。


11.16 GROUND ZERO TOKYO 2013 65kgトーナメント王者は鈴木博昭!

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] 鈴木博昭、S-cup 65kg日本トーナメント優勝:11.16 両国

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2013年04月27日

SHOOT BOXING 2013 act.2 シュートボクシング観戦

 先日ショートボクシングを観戦してまいりました。act.1はちょっと見たい選手が少なかったのでパスしたのですが、その分act.2には、去年は引退するという話も出た宍戸大樹、足の怪我が治っての復帰戦になるRENAと鈴木博昭、共に初期の頃から見てきたチャンピオン鈴木悟と挑戦者坂本優起、と注目試合が目白押し。

 今回盛り上がった試合は、宍戸VS高谷裕之と博昭VSモハン・ドラゴン。まぁ盛り上がった試合=ダウンor K.O.があった試合、で大体間違ってないんですけどねー。

 宍戸は前から懐に入ろうとしてきた相手にタイミングを合わせての腹への前蹴りが上手いなぁと思っていたのですが、今回は前蹴りではなく顎への横蹴りを使用しており、これが綺麗に決まってダウンを取っていました。うん、前に出るタイミングに上手く合わせられての横蹴りはやばいね。これは強い武器を手に入れたなぁ。
 バックハンドブローは相変わらずの上手さでした。・・・が、今日はなんか妙にくるくる回っていた、ような?

 博昭VSドラゴンは、1Rしばらくで博昭がダウンを奪い、直ぐに起き上がったドラゴンはお返しとばかりにダウンを奪い、『これは梅野VSボーウィー戦の再来か!?』と一瞬思いましたよ。ところがダメージが大きかったらしく、起き上がった博昭はふらふらでレフェリーストップ。もっと見ていたかったけども、短いながらに凄い盛り上がった試合でした。

 で、今回の白眉はRENAかなぁ。復帰戦でどうなるかと思ったけども、相変わらずの上手い戦い方。丁寧にパンチキックをして、隙を見て投げて1ポイントゲット。またクリーンヒットを当てて怯んだところでバックドロップで2ポイントゲット、そして締めてキャッチポイントを取ったと思ったら、体勢を変えてタップさせてのK.O.。
 打って蹴って投げて締めて、とシュートボクシングの教本に出来るような試合でしたよ。

 悟VS坂本は、そのなんだ、悟の調整失敗で萎えて、こりゃダメだと思っていたから盛り上がれなかったw これまでもたびたび調整失敗しただろうというような、スタミナのない試合や動きが変な試合があったわけですが、開始して直ぐに今回もそれだとわかって、ぐんにょり。動きが微妙だしパンチに力が入ってないですやん・・・。
 2R目でちょっと持ち直したかなと思ったけども、まぁパンチに身が入ってない感じだったので、ダメダメだったなぁ。相変わらず上半身への攻撃には強いので最後まで持ってましたが、ローキックをもっとやられていたらどうしようもなくなってたんじゃないかな。
 なお、この試合は『悟ダメ視点』で見た人間とそうでない視点で見た人間の感想が全く違ったのが印象的でしたw


 そして今回から、『スマートフォンでQRコードを読み取ると、各試合の動画のダウンロードが可能になります。動画は試合終了後数時間で順次アップロードされます。』というテイクアウトライブというものが。テレビ放映やDVD販売とかとの調整大変だったんじゃないかなあぁ、という気もしますが、結構良いサービスですね、これ。
 試合後の飲み中に順次アップロードされてきて、それを見ながら感想を言い合えたりするんですよ。しかもシークバーで簡単に時間を戻せるので、気になる場面をじっくり見られるんですよ。KOの瞬間とか何がどう入ったのかを何度も見られるので良いね。
 更に、これで興味のないorあるけど見に行くほどでもない、というような人に試合を見せながら説明できるんですよ。うん、客を増やすにはなかなか良いんじゃないだろうか。

 シュートボクシングは運営が盛り上げようと色々頑張っているのが凄く好感持てて応援したくなりますよねー。


4.20後楽園大会速報:宍戸、ダウン奪い高谷に勝利! 立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING ]

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] 宍戸、高谷に判定勝ち。RENA、復帰戦はチョークで白星:4.20 後楽園





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2012年09月22日

SHOOT BOXING2012〜Road to S-cup〜act.4 シュートボクシング観戦

 いえーい! 宍戸が1R1分30秒でKO勝ちだー! 良くぞやってくれた! ここ一番で勝つのが重要ですよ! しかも鮮烈なKO勝ち! これでS-cupに出ないとは言わせない!

 ・・・ごほん、という事で先日シュートボクシングを観戦してまいりました。相変わらず、それまでも凄い良い試合があってもファイナルが盛り上がって記憶を持っていってしまう感じでしたが、この日はもうね。4連敗中、因縁の対決、S-cup出場枠をかけた試合、という意味のある試合だったわけでして。その大一番でですよ。開始1分くらいで前に出てきた鈴木悟にバックハンドブローでダウン奪取。その後さっきと同じような入り方のバックハンドブローでKO勝ち! もう会場総立ち!
 鈴木悟も好きなのですが、どちらかと言われればやはり宍戸大樹を応援するわけで。どちらも年齢的に今年のS-cupが最後なんじゃないかと思うわけですが、どちらか一人をとなれば宍戸に頑張ってもらいたい。・・・鈴木悟も凄い良い試合をしてくれるので、是非とも出て欲しいんですけどねー。

 で、S-cup日本人枠2つをかけて査定試合が行われていたのですが。シーザー会長から、今最も勢いのある鈴木博昭をS-cupに出すとの発表がありましてですね。・・・え、マジで!? いや確かに宍戸にも勝ったし凄い勢いがあって人も呼べそうではあるのだけども。階級的に厳しくね? 自分の階級でも小柄な方なのに、70kg級で大丈夫なんだろうか。うーん、面白い試みでは有ると思うんだけども、打撃で倒す鈴木博昭が上の階級に行くのって随分な試練だなぁ。
 それこそ、あと1大会あれば鈴木悟VS鈴木博昭でもやってみてくれれば面白そうなんだけどなぁw

 というところで、その他の試合の一言感想的なものは続きへ。ファイナルしか書いてないけど、この日のテンションの7割はそこだったから、さw

宍戸が鈴木悟を1分30秒でKO!郷野と日菜太は敗れる、小宮山が歌川に勝利 立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING ] 

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] 宍戸大樹、鈴木悟を1R KO。日菜太&郷野聡寛は黒星:9.17 後楽園


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2012年06月07日

SHOOT BOXING2012〜Road to S-cup〜act.3 シュートボクシング観戦

 先日シュートボクシングを観戦してまいりました。
 相も変わらず面白い試合がいくつもあって楽しんでまいりましたが。今回はやはり梅野孝明選手引退かなぁ。魅力的な試合をする選手なのでとても残念です。

 初めてシュートボクシングを観戦した日が、丁度あの『梅野孝明 VS ボーウィー・ソーウドムソン』でした。豪腕の二人が真っ向から殴りあい、ダウン取りつ取られつで観客も大興奮のあの試合。それまで格闘技に興味なかった私が今でもシュートボクシングを観戦してる要因の結構な部分を占めるでしょう。熱い試合でした。
 引退エキシビジョンマッチとしてアンディ・サワーとの試合を行ったのだけれども。いやぁ、アンディーはエンターテイナーだなぁw 最初1分はある程度普通に戦って、後半は梅野のパンチに合わせてダウンして見せたり、『ローで攻めろ!』という声援にあわせてローキック連打して見せたり、流石。梅野も『いつものアレやれ!』で左手を真っ直ぐ相手に突き出して右でぶん殴る『照準ストレート』をきちんとやってくれたし、面白い試合でしたw

 ファイナルは宍戸大樹VS鈴木博昭。長年看板を背負ってきたが現在3連敗の宍戸、5連勝中で波に乗ってる鈴木博昭、どっちも人気選手だし酷い試合を組むなぁという感じなのですが。鈴木博昭強いねぇ、そして宍戸は相手を封じるよなぁ、と。打撃力のあるパンチとキックのコンビネーションが強力な鈴木博昭だけれども、普段通りのは戦わせない宍戸はやはり上手い。で、決着の要因となったのは宍戸のダウンなのだけども。どうにもすっきりしないんだよなぁ。観客もダウンだと思ってなかった。動きからして選手もダウンだと思ってなかった。レフェリーも思ってなかったんじゃないかなと思う。アナウンスも半信半疑でカウント2から歯切れ悪く。4R終了後にはレフェリーにジャッジが全員集まって協議。結果それで判定負け。
 うん、宍戸ってこういうもやっとした判定負けが多いよなぁw それと、やっぱり判定に弱いよなぁとも思う。宍戸は防御的に物凄い上手い選手なんだけれども、明確に攻め勝ってないとラウンド優勢でのポイントは付きづらいんじゃないかなぁ。未然に防ぐタイプの人間は評価されづらくてつらいですな。

 あとどうでもいい話ではあるのですが。試合の前日に高橋藍のブログを見ていたら『わたしが勝って、宍戸さんにつなげたいと思います!! 』とか書いてありまして。・・・ああ、これはやばいなぁ、とw なんか最近、こういった言葉を掛けられると負けている、ような?w

 そしてセミファイナルはトビー・イマダVS鈴木悟。いや、トビー強ぇー。元ボクシングチャンピオンだし、先日もボーウィーとの殴り合いを制した鈴木悟を相手に、殴り合いで圧倒するとは思わなかった。一方の鈴木悟はバックドロップを決めて、やはり投げの強さを見せ付ける。そしてそれでスイッチの入ったトビーが猛攻をかけ、フロントチョークに。膝を着きそうな鈴木悟を引っこ抜いて掛けつづけ、タップを引き出す。うん、やはりこの二人はいい試合をしてくれる。・・・あとは二人とも、ローキックに弱いところが何とかなればw

 というところでその他は続きへ。。まぁ毎度最後の方の試合が面白くて色々細部が飛んじゃってるんだけども、ちろちろと。

6.3日本人頂上対決は鈴木博昭が宍戸大樹に勝つ!トビーは鈴木悟を絞首葬立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING ]


バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] 鈴木博昭、宍戸大樹に判定勝ち:6.3 後楽園

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2012年04月20日

SHOOT BOXING2012〜Road to S-cup〜act.2 シュートボクシング観戦

 先日、シュートボクシングを観戦してきました。
 今回も面白いカードが多く、また色々とイベント的なものもあって運営方法も考えているんだなぁという感じでした。来場時に1枚、物販で買うと1枚とトレーディングカードが貰えるとかなかなか面白いし、ラウンドガールにコスチューム着せて踊ったりとかはいいのですが。JKS48はなぁ。いや、『女子高生SBトーナメント』という企画としては凄い面白いのだが、少女たちに踊らせるのはどうなのか。まぁ遠くから見てる分には馬鹿らしくて面白いものでしたがw でも曲はAKB48の『会いたかった』じゃなくて乃木坂46の『会いたかったかもしれない』だったのはグッド。・・・単に金や権利の問題でAKBの曲使えなかっただけ、か?w

 今回のメインイベントは、前回ボーウィーに勝利した鈴木悟VS絶対王者アンディ・サワー。まぁなんというか、アンディ・サワー強いな!?w 鈴木悟が立ち上がりの遅いサワーに対してゴングと同時に猛然と襲い掛かってきちんとダメージを与えたのは流石だったが、それでスイッチ入ったサワーが凄い。これが絶対王者か・・・!
 結果としては負けたけども、上半身の打撃戦は強いね、鈴木悟。打撃戦+投げで十分上が狙えるのだが、まぁローキックに弱いのがずっと課題になってるのかなぁ。面白い試合をしてくれるので今後も頑張っていただきたいところ。

 セミファイナルは、2月にライト級王者になった鈴木博昭VS昨年11月に宍戸を破ったリオン武。いやぁ、鈴木博昭が素晴らしかった。元々良かったのは確かだけど、あそこまで体幹良かったっけ? ハイキックでも全然バランス崩さないし、ハイキックを取られて片足状態になっても体制崩さず殴ってたんですが! むしろ足を持ってるリオンが片手塞がれててガードできないのをいいことにボコボコにしてたよ!?w 相変わらずの防御の上手さとキックの鋭さに体幹の強さが加わって、かなり面白い選手ですねー。

 というところで、その他の試合はちょろちょろと続きへ。


4.13アンディ・サワー、鈴木悟をKO!− 立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] サワー、鈴木悟をKO。鈴木博昭はリオン武撃破:4.13 後楽園

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2012年02月19日

SHOOT BOXING2012〜Road to S-cup〜act.1 シュートボクシング観戦

 先日、シュートボクシングの観戦をしてきました。いやまぁ2週間前の話ですがw

 今回も全体通して面白かったです。が、ラスト2試合が面白すぎてそれまでが軽く吹っ飛んでたりするのも毎度の事ですw

 今回一番楽しみにしていたのは鈴木悟VSボーウィー・ソー.ウドムソン。SBを見始めて2年なのですが、この2人がやってきた試合はいつも盛り上がっておりまして、その戦い方からも2人が戦ったら面白いだろうなと思っていたわけですよ。
 ええもうそりゃ盛り上がりましたよ。初めて見に行った時の梅野孝明VSボーウィー・ソー.ウドムソン並かもしれない。・・・個人的な話を言うと、よくわからない中で見た試合と、暫く見てきて思い入れが出来た選手同士の試合、という点で面白さが違うので、単純に比較しづらいところなんですけどねー。
 さて試合内容。実は一番心配だった鈴木悟の調整も問題ない感じで一安心とかもありましたがw 相変わらずの豪腕ボーウィーのパンチはガードしててもダメージでかそうとか、ボーウィーのロウキック1発でフラフラになった鈴木悟が危ういなぁとか、そう思っていたらですよ。1R後半にパンチを避けつつの鈴木悟の右ストレート一閃でボーウィーダウン! いつもならダウン喰らっても直ぐ立ち上がってにっこり笑って余裕アピールをするボーウィーが立ち上がれてないよ!? 立ち上がってもフラフラだよ!? ・・・あのボーウィーがだよ!? すげーぜ、鈴木悟! 2R開始してもフラフラな感じだったボーウィーですが、そこからはもうお互いに乱打戦。お互いに凄いパンチを繰り出し、喰らっても倒れず。・・・というかなんかボーウィーは戦いながら体力回復してきてるんじゃないかって感じで動きが良くなっていってないか!?w 鈴木悟もあのボーウィーのパンチを食らっても倒れてないですよ。いやもう、すげー試合でした。
 この試合を勝利した鈴木悟ですが。これは今年のS-cup出場いけそうかなぁ。

 メインであった宍戸大樹VSウォーレン・スティーブルマンズ。5R制だと相手を抑えて投げや絞めでポイントを稼ぐ戦い方が上手い宍戸らしい試合で面白かったです。相変わらず防御が上手く、相手の良いところを抑えて戦える宍戸は出目20クリティカルしか喰らわない感じなのですが。・・・強豪って、そのクリティカル1発でダウン奪えるものですよねー。ウォーレンのあのフックは凄かったし。投げでポイントを稼ぐものの、2ダウンで取られたポイントには追いつかず。凄い良い試合で面白かったものの、残念ながら宍戸はこれで3連敗に。
 うーん、どの試合もほんのちょっとの差で負けている感じなんですけどねぇ。結果としては3連敗になってしまい、今後の進退が気になるところ。S-cupに向けて気合を入れて頑張っていただきたいところです。

 と、ファイナル・セミファイナルが面白すぎてそれ以前の印象が薄くなってしまったのでこんなところで。ちょろっとしたものは続きへ。


宍戸が3連敗で引退危機!?鈴木が大激闘を制す − 立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING ]

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] 宍戸3連敗。高2の魅津希、高橋藍を圧倒:2.5 後楽園

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2011年11月10日

シュートボクシング SHOOT The SHOOTO 2011 観戦

 先日、シュートボクシングと修斗の合体イベントであるSHOOT The SHOOTO 2011を観戦してきました。2日間あったうちの2日目の方です。どうやら初日が修斗メイン、2日目がSBメインらしく、もっと人気選手がばらけると思っていたら、メイン階級の70kg級の中心選手が大体2日目参加で大喜び。というかS-cup並に豪華じゃね?w
 当然今回も面白かった、のですが。すっきりしなかった感じですよ! 全試合を通してのKOが、投げ時に脱臼してしまったTKOのみ。というかダウン自体が全体で4回、投げが6回、とかその辺り。くぅ、十分面白いのだが、ど派手な展開のが盛り上がるのに!

 ファイナルは絶対王者アンディ・サワーVS今年旋風を巻き起こしたトビー・イマダ。トビーは昨年のS-cupで緊急参戦にしてアンディ・サワーを破っており、因縁の一戦。この試合はエキサイティングで良かった。アンディは流石であった。2Rでトビーからダウンを奪ったクロスカウンターは素晴らしかった。・・・まぁどうしても負けられないという思いからだろうが、投げ封じにロープ掴むのはアレだけどね! イエローカードを貰ってたし! 一方トビーもやはり素晴らしい。1Rでは投げ不発で背中を向けたところにアンディが猛然と来て右膝がクリーンヒットをして1ダウン、2R目にクロスカウンターを食らって2ダウン、とかなりのダメージを食らっているであろうにアンディの猛攻を受け続けつつもKOする事なく戦い抜いてましたよ。やっぱりトビーは重傷時に踏ん張れるようなパワーがあるんですよ!(D&D4e脳) 完全に投げ対策してきているであろうアンディを、ロープに引っかからなければ投げていたしね! やっぱいいわぁ、トビー・イマダ。

 セミファイナルは宍戸大樹VSリオン武のSBと修斗の大将対決。・・・まぁこの試合がもやっとした最大の原因なのですけどねー。試合はずっと宍戸優勢。『相変わらずの防御の上手さでリオンの良さは完全に潰されてるなぁ』と思いつつのほほんと見ていたのですよ。3R目には宍戸がクリーンヒットをどんどん入れており、もう決まったなと思っていました。んが、リオンが宍戸を投げて1ポイントを得まして。まぁ投げられたけどこれだけ圧倒していればラウンド点は取れるだろうし、ドローで4R突入かなぁ、と思ってましたよ。結果は判定でリオン武の勝ち。・・・えー。いや確かにSBの選手が修斗の選手に投げられましたけど、あれだけクリーンヒットを与えててもラウンド点はなしですか。超予想外で愕然。リング上では宍戸選手が呆然と立ち尽くしてましたよ。という事で、この試合の判定にはもやもやとしてました。

 鈴木博昭VS西浦“ウィッキー”聡生の試合。怪我で休んでおり、久しぶりな試合の鈴木博昭でしたが、実に彼らしい戦い方で勝ってくれました。というか、多彩な蹴りが凄い。体感がいいんだろうなぁ。そして試合後のマイクパフォーマンスが相変わらず上手い。・・・のだが、今覚え場これが宍戸敗北のフラグだった、ような?w

 ボーウィー・ソーウドムソンVSドラゴ戦。いまいちすっきりしなかったのはこの試合の所為もあるかも? というのも、両者ともガチの殴り合いを好む選手で、この試合もそうなるんじゃないかと言われてきて、期待してたわけですよ。ところがいつも通り殴りたそうなボーウィーに対しドラゴは守りを固めておりまして。激しい殴り合いにならなかったのですよー。残念。ま、それはそれでお互いに力量ある選手だし、良い試合でしたけどね! ボーウィーの力技の投げとか見れたし! 

 鈴木悟VSクリストフ・プルボー。えーと・・・ダメな時の鈴木悟でしたw 去年の金井戦もその雰囲気はあったし、今年のオプスタル戦は完璧にそうでしたが、試合が始まった瞬間になんかいつもと動きが違う。前回の金井との王者決定戦は凄いイケイケだったのに、この試合は始まった瞬間からがっちり守ってる雰囲気が。まぁそんな感じで良いところも少なく判定負けでした。うーん、ノってる時の試合は大好きなんだけどなぁw

 ヘンリー・オプスタルVS郷野聡寛。オプスタルはスピードがあって、鋭い攻撃を連続で繰り出してダウンを奪うのは見事。・・・が、1Rで体力使って後半になると動きが鈍るのがどうかと思うw しかし、オプスタルはS-cup2010の準決勝出てるし、鈴木悟に勝ってるし、アンディ・サワーの弟分だし、正直もうちょっと良いプロモーションしてあげてもいいんじゃないかなぁ、と思うw


 まぁそんな感じで、出場選手のレベルは高いし、良い試合がいっぱいで面白かったです。・・・が、いまいちすっきりしないのも事実!w やっぱりどうせならスカッとスッキリした試合が見たいですよねー。裏を返すと、そういう試合がちょこちょこ見られているって事だけどね!

11.6 SHOOT the SHOOTO試合結果 − 立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING ]

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] サワー、トビーにリベンジ。リオンが宍戸下す:11.6 TDC

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2011年09月21日

シュートボクシング2011 act.4 観戦

 先日、ってもう10日くらい前になりますが、シュートボクシング2011 act.4を観戦してきました。2階級で王座決定戦があり、いつも通り全般的に面白かったのですが。いやもうファイナルで色々吹き飛びましたよ?

 そのファイナルは、S-cup2011で緊急参戦で準優勝したトビー・イマダ VS ハードパンチャーで盛り上がる試合をいくつも行ってきたボーウィー・ソーウドムソンの対戦。いやもう凄い面白かった。というか、出場時点から!驚愕 ボーウィーがロングスパッツはいてるよ!? 今まではトランクスに頭と腕に縄つけてるザ・ムエタイなスタイルだったのですが、引退を考えており、引退試合は是非SBでと言っているボーウィーのSB愛ですね! とはいえトビーも、印急参戦だったS-cup2011ではトランクスだったが、act.3からロングスパッツになるくらいSBを気に入ってくれてますよ。愛されてるなぁ、SB。トビーのスパッツには蛇の意匠が、ボーウィーのスパッツには眼帯どくろに十字の骨という海賊マークの意匠がありました。
 さて第1Rはお互いに迂闊に手を出せないので様子見。ボーウィーはハードパンチャーで知られていますし、トビーは投げがある上、梅野をKOするほどの打撃力もあります。お互いあまり手を出さずに足技の応酬でした。第2R、ボーウィーがダウン。・・・すると物凄いにこやかな顔で立ち上がるボーウィーですよ。レフェリーや観客に対する余裕アピールもあるでしょうが、何でダウンすると嬉しそうなんだ、ボーウィーw とにかくこれでスイッチの入ったボーウィーが2Rでダウン奪取。そして真っ向から殴り合う2人。うん、超盛り上がったよ! 試合結果自体は、第3Rでトビーがダウンをして、判定でボーウィーの勝ちでしたが、あれだけのハードパンチャーが殴り合ってるって凄いよ!
 しかしまぁこれで、宍戸大樹 → ボーウィー → トビー → 宍戸大樹、という3つ巴が出来上がったわけですよ。あ、宍戸大樹をアンディ・サワーにしても同じだな。いやぁ、SBは色々特徴的な戦い方があるから、相性問題で面白いなぁ。

 まぁそんな物凄く面白い試合でした。というか、SBは私が見てる限りは、いつも面白いんだけどね!

 その他の試合の感想は続きへ。

立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING ]

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] ボーウィー、トビー・イマダに判定勝ち:9.10 後楽園

SHOOTBOXING OFFICIAL CHANNEL−You Tube−

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2011年06月08日

シュートボクシング2011 act.3 観戦

 SHOOT BOXING 2011 act.3を観戦してきました。act.3は、S-cup2010の2位と3位を迎えていたり、SBレディース王座を掛けた試合があったりと、注目の大会でした。

 その注目のS-cup2010第2位に輝いたトビー・イマダ VS 宍戸大樹。トビー選手はS-cupには代打出場で参加し、梅野孝明をKOし、アンディ・サワーを投げて、準優勝をしました。うん、破壊力と耐久力に定評のあるあの梅野孝明に殴り勝てるほどの打撃力を持ち、絶対王者と言われるあのアンディ・サワーを幾度も投げた選手ですよ。宍戸選手の巧みさは充分知っているけれども、相手も巧いだけにどう転んでもおかしくない試合。今回の一番の楽しみでした。
 1R目はお互いに様子を見すぎた感がありましたが、2R目には宍戸の巧みな蹴りがトビーに当たり始める。宍戸の方が格闘技術は上かな、と思った矢先にトビーが宍戸を力尽くで抱え込んで投げでシュートポイントをゲット。3R目には宍戸の攻撃がどんどん決まり、トビーにダメージが蓄積している様子はあるものの、圧巻の投げでポイントを重ねていき、判定でトビー・イマダの勝利に。
 3R勝負だからこの結果になったものの、5R勝負だったら攻撃の当たり始めていた宍戸優勢だったんじゃないかなと思いました。レディース王座決定戦が5R勝負だったので、この試合も5Rだったらなぁとねー。しかし、トビーの投げは凄い。力尽くだったり変則的だったり凄い綺麗に投げたりと、もうどっからでも投げがくる。SBルールに凄いあってるんじゃないかなぁ、トビー・イマダ。
 どうやら11月のSHOOT THE SHOOTO II(SBと修斗の合同大会)に参戦を希望している模様ですよ。うむ、今後もSBで試合をしてくれると嬉しい選手ですねー。
 あと凄い場面があった。試合終了後にお互いを健闘をたたえて礼をしたり抱き合ったりってのはあるものですが、この二人、お互いにリングに暫く膝付いたりしてたんですよ。すげーよ、この二人。(その写真はこちらにて → GBR試合結果【シュートボクシング】イマダの投げで宍戸敗れる、高橋がRENAに勝って新王者に

 S-cup2010第3位のヘンリー・オプスタル VS 鈴木悟の試合。鈴木悟は応援しているものの、今回はあまり注目していなかった。というのも、S-cupでのオプスタルの試合を覚えてなくてですね。うん、申し訳ない。S-cup2010では他の試合の注目度が高すぎてw アンディ・サワーの愛弟子という事は覚えているもののどうにも。・・・そしてS-cup2010第3位とは言うが、同じく3位にアンディ・サワーがいるんだよなぁ、とか考えてしまうw
 そんな感じで始まった試合ですが、いやぁ、オプスタルは強かった。戦ってるところを見たらうっすらと思い出しましたよ。うん、攻撃がかなり速く鋭い選手だ。あの速さの蹴りには対処できなかったのか、鈴木悟は一方的にやられてしまったなぁ。直ぐに足が止まってしまっていた。ブログによると調整失敗もあったみたいですね。
 しかしこの試合は、セコンドのアンディ・サワーが気になって仕方なかったですよ? 試合直前のレフェリーから注意事項を聞く場面で『ああ、あのセコンドが一番強いんだよなぁ』と考えたり、ラウンド間に上着をばっさばっささせてオプスタルに風を送っていたり。試合中はどんな感じだったんだろうなぁw

 そして13年ぶりのベルトとなるレディース王座決定戦。RENA VS 高橋藍。Girls S-cup2010で決勝を戦った時はRENAの勝利でしたが、最近の高橋藍はめきめきと力をつけて3連勝と絶好調。
 RENAの動きが素晴らしく、『これが完全に調整してきたRENAか!』と思った戦い方でした。が、体格差とスタミナの差か、3Rには高橋藍が優勢になり、4R・5RはRENAは一方的にやられる展開のまま試合終了。高橋藍が判定勝ちし、レディース王座に。
 高橋藍は、最初に見た時はそれほど強いと思わなかったけれども、最近は本当に強いなと感じます。負けたとはいえRENAも強い。というか巧い。1Rの攻防は素晴らしかったし、3Rでダウンしそうになったところを無理矢理クリンチに持っていってダウン回避したのは凄かった。4R・5Rもへろへろになっていたのにダウンはしていないし、流石の巧さ。
 女子選手に強い選手が増えてきて盛り上がってきていて良いですよねー。

 その他の試合の感想などは、続きへ。

6.5 SHOOT BOXING 2011 act.3』試合結果

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] 高橋藍、RENAに完勝し新王者に:6.5 後楽園

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2011年05月15日

シュートボクシングのTV露出を頑張っているRENA

 ちょっと懐かしい動画を見かけたので。
 シュートボクシング・レディース1位、Girls S-cup2009・2010王者であるRENAがとある番組で、アンタッチャブル・柴田英嗣、品川庄治・品川智春、今田耕司と戦った動画。

【RENA】 19歳美女格闘家が男芸人を3人連続KO


 RENAは最近ちょくちょくTV番組に出ていて、ファンとしてはシュートボクシングの知名度を上がっていって、シュートボクシング自体が盛り上がってくれていると嬉しいなぁ、と思う。のだが、チケット取るのが大変になったり、後楽園ホールじゃ納まらなくなったりすると困るw あの後楽園ホールの近さで見るのは素晴らしいからねー。S-cupみたいに広い会場で全員が盛り上がってる雰囲気もいいのだけれども、やはりほんのちょっと先で戦ってるというのは格別ですよ。

 しかし上記の動画だが、品川智春にハイキック決めちゃって慌てるRENAを見るとやっぱり笑えるw 全くダメならなんとでもなるけど、下手に戦える風だと加減が難しいんだろうなぁw



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2011年04月28日

シュートボクシング2011 act.2 観戦

 東北地方太平洋沖地震の被災地に向けた震災チャリティーイベントとして開催されたSHOOT BOXING 2011 act.2を観戦してきました。
 震災の影響で選手が集めづらかったり、決まってた選手が来れなくなったり、とやはりあれこれあったようで、2月には試合をするといっていた日下部竜也が他の大会との兼ね合いで試合がなくなったり、RENAが直前で対戦相手が来日できなくなりエキシビジョンマッチになったり、鈴木悟の対戦相手がなかなかきまらなかったり。また後楽園ホールは震度3で一時中断、震度5以上で中止という事なので、地震が心配だったのですが、それもなく。無事に開催され、大いに盛り上がってきました。

 今回のアンディ・サワーは凄かった。開始直後から物凄いラッシュで攻勢をかけてましたよ。Waoから話には聞いていましたが、なるほどこれがサワーの本気モードかと。サワー選手は日本を第二の故郷だと言っており、震災後のこの試合には相当な気合が入っていたんですね。
 またこのファイナルでは、試合前には魔裟斗から両選手に花束贈呈があり、アンディサワー、佐藤嘉洋、魔裟斗という3人が並び、試合後には関根勉がリングにあがる、というチャリティーに相応しいものでありました。
 ちなみにこの試合が投げ・絞め禁止だったというのは翌日に知ったw アンディ選手はKOしたいから投げ絞めしないのかと思ってたw

 個人的に今回一番心に残っているのは、鈴木悟だったりします。前回の感想の時にも書いたけど、鈴木悟のSB初参戦の日が私のSB初観戦の日であり、それからずっと見てきているので思い入れがあってねぇ。で、今回は凄かった。絞め技でキャッチポイントを取ったんですよ! 凄い。1試合1試合SBに対応していってるのよ。元ボクシングチャンピオンなので殴りと防御が上手く、柔道経験を生かしての投げが上手かったんですよ。そこに今まで使っていなかった絞めを今回使ってキャッチポイントを取ったんですよ。もう大興奮!

 また今回は残念な報告もありまして。SB日本スーパーウェルター級王者の梅野孝明が頚椎の長期治療に入る為、ベルトを返還しました。うん、非常に残念です。初観戦の時に見たボーウィー戦の壮絶な殴り合いは物凄い盛り上がって、私をSBに一気に引き込んだのですから。・・・まぁその壮絶な殴り合いで頚椎損傷してしまったわけですが。うん、こういう戦い方の選手は非常に盛り上がるのだけれども、怪我で選手寿命が短くなりがちだよねぇ。完全に治してリングに上がってくれるのを心待ちにします。
 んで、ベルトが返還され現在王者が不在になってしまったスーパーウェルター級は正に鈴木悟の階級なんですよねー。うん。近いうちに王者決定戦があるだろうし、期待していいのでしょうか!

 今回も全試合面白かったのですが、特に盛り上がったのはこの2つでした。という事で、その他の感想とかは続きへ。

サワー、佐藤に勝利! 4.23後楽園大会詳報

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] サワー、佐藤嘉洋に判定勝ち:4.23 後楽園




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2011年02月23日

シュートボクシング2011 act.1 観戦

 SHOOT BOXING 2011 act.1 - SB166 -を観戦してまいりました。
 いやぁ、凄かった。今まで(っても5回だけど)で一番良かった日でしたね。ベストバウトは梅野VSボーウィー戦なのですが、この日は10戦中7戦がKO/TKOという熱い一日でしたよ。

 一番注目していて扱ったのは、鈴木悟VS弘中邦佳。鈴木悟選手は私のSB初観戦時にSB初参戦をし、3回試合をして3回とも素晴らしい試合を見せてもらい、応援している選手です。本格的にSBに取り組み、タイトルを狙うとまで公言していて注目が高まっております。
 試合は、開始しばらくで弘中選手がバックドロップでシュートポイント2を一気に有利に。が鈴木悟選手は慌てずに戦い、右フックでダウンを奪い、更に立ち上がったところに畳み掛け、そのまま1R 1'55"でKO! やっぱりいいわ、鈴木悟選手。

 そしてファイナルは宍戸VSボーウィー。宍戸選手は現在の日本SBのエースでオールラウンダー。ボーウィーは上述の通り私的ベストバウトを行った選手で、その強烈な一撃で見せてくれます。また、2009年の試合で負けたリベンジ戦、2010年維新その4・2010年S-cupの1回戦敗退、と連敗してしまった復帰戦、と宍戸選手にとっては大事な一戦。
 結果は、ボーウィーに1ポイントも取らせずに判定勝ち!
 投げ・ダウンを奪い、相手の攻撃はきっちりとガードする。いやぁ、やっぱり上手いね、宍戸選手。立ち回りが上手いし、しっかりガードするし、攻撃を当てて、投げる。相手によっては絞めるし極める。打撃力には欠けるのだけども、巧みですよねー。
 しかしボーウィーは強烈なパンチ力があり、一発逆転がありえる選手なので最後までどうなるかわからない試合でした。破壊力のある選手は試合が終わるまでわくわくしながら見られるのが面白いですよね。

 そのほかも熱い試合が多く、素晴らしい一日でした。うん、シュートボクシング観戦5回だが、外れがないと言ってよいのではないでしょうか。そしてシュートボクシングの選手って個性があって面白いのですよねー。

 そして、4月にはアンディ・サワー、RENAと世間的にも注目の高い選手が試合を予定していそうです! また個人的大注目の日下部竜也の試合もあるんですってよ! これは4月が楽しみだってばよ!

 ではその他の試合に関しては適当に続きへ。

2.19 『 SHOOT BOXING2011 act.1 -SB166- 』試合速報

バウトレビュー - REPORTS [シュートボクシング] 宍戸、ムエタイ王者ボーウィーにリベンジ:2.19 後楽園


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2011年01月05日

Dinymite!の自演乙VS青木戦が面白かったらしい

 去年からシュートボクシングを観戦し始め、ちょっと格闘技に興味を持ったような、まぁ別にそんな事もないような感じなのですが。
 大晦日のDynamite!のとある試合が面白かった。・・・まぁ私はその時間は水樹奈々を見てたから、帰ってからネットで見て知ったんだけどね!w

 その試合は、長島☆自演乙☆雄一郎VS青木真也。

 長島☆自演乙☆雄一郎選手は、アニメのコスプレで入場することで有名ですね。今回は2010年秋アニメで話題だったミルキィホームズの明智小衣ちゃんでした。・・・チョイスがガチだなぁw

YouTube - ミルキィ自演乙


 しかもバックダンサーでメインキャラ4人のコスプレしてる人は、中の声優本人を使うという素晴らしさw

 青木真也選手は、去年の試合で相手選手の腕の故意に骨を折り、更に倒れてる相手選手に中指を立てるというヒールっぷりで話題になりました。まぁ骨折り行為に関しては賛否両論(タップしない相手が悪い、止めないレフリーが悪い、など)もあったような気がします。中指に関しては擁護の仕様もないので、まぁ結局そういうヒールなわけですが。

 さてこの試合、ルールが随分特殊だったようで。

今回のルール@コピペ
K-1ファイターの自演乙vs総合格闘家の青木の試合ルール

・1Rが3分で特別キックルール(K-1ルールじゃないのがミソ)
フリーノックダウン制、何回ダウンしても負けはなし

・2Rが”5分”で総合格闘技ルール

・もしも2Rで試合終了しなかった場合は判定決着なし

★このルールの意図
・K-1ルールではなく特別キックルールで、青木が3分間逃げ続けるだけでいい
・ちょっとまずくなったら自分から倒れればいいので3分間逃げることは簡単
・どんなに自分から倒れても判定決着はないので問題なし
・2Rの総合ルールだけなぜか試合時間が長く、そこで寝技素人の自演乙を決めればいいだけのはなし
・決めなくても判定はないので負けはない

主催者の青木守るための糞ルール

 だそうな。

 で、そんな試合の動画がこちら。

YouTube - 長島☆自演乙☆雄一郎 vs 青木真也 2010.12.31. DYNAMITE


 1Rは青木がガン逃げ。2R開始4秒でタックルに来た青木を自演乙が膝で迎え撃ち、KO! 素晴らしい。綺麗に決まって一撃昏倒。その後、青木は気道確保をしたりしなければならなくなるくらいになってます。これ、観てたらすごい盛り上がっただろうなぁ。
 自演乙は組まれると不利な事は理解していて、タックルに膝を合わせるのは当然狙ってたの事ですよ。うむ、だとしてもあれだけ綺麗に決められるのは素晴らしい。

 で、この試合の面白さはそこだけではなく。解説の魔裟斗のはしゃぎっぷりが良いw

解説陣

「このしょっぱい戦い方いいっすねえ」
「空気の読まないとこがいいっすね テンション上るなーなんか」
「闘う気ないっすね 一切」
「この空気の読めないとこがいいっすね」
「反則スレスレっすね いや反則っすかね」
「こんな戦い方するんだったらキックルールを受けるな って俺は言いたいけどね」
「青木選手らしいっすよね もともと空気読むタイプじゃないっすからね ここまで徹底すると逆に好感持てますね」
「逆に2R 乙選手 パンチで倒してほしいって気持ちは、非常ーに強いですよ」
「多分視聴者はみんなそう思ってますよ」

※2R開始4秒、予想通りタックルに来た青木にキレイにヒザを合わせる自演乙

「漫画のような展開ですね」
「やっぱしょっぱい逃げ方するから」
「ちょー気持ちいいね俺」
「魔娑斗君 魔娑斗君 が初めてスタンディングオベーションしたね」
「まーくん立ちあがっちゃった」
「乙ー乙ーよくやった」
「K-1舐めんなよっつーの」


 嫌いな奴がつまらん事をしてるのを笑うしかなく、嫌味(あるいは解説なので仕方なく)で好意的な言い方してみて、2R開始で即効倒れてテンション上がってはしゃいだ、的な魔裟斗が面白すぎるw



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2010年11月25日

シュートボクシング S-cup2010観戦!

 2年に一度開催されるシュートボクシング(SB)の大会、S-cupを観戦して参りましたー。いやぁ、熱いね。燃えるね。出場選手は皆トップクラスですよ。誰が勝ってもおかしくないのですよ。どきどきですよ。

 一番期待していた(確実に見られるしねー)、アンディ・サワーVSボーウィー・ソーウドムソン戦は凄かった。強い強いと言われていて、前回ようやく戦いが観られるかと思ったら48秒で終了し、いやじっくり見せてくれよと思ったサワーと、初めての観戦時、梅野と物凄い殴り合いを見せて、私を一気にSB引き込んだボーウィーとの対戦ですよ。
 1R、やっぱりサワーの方が上手いな、と思っていた矢先に打撃力のあるボーウィーの一撃が上手く入ってサワーダウン。と思ってたら、2R目からポイントを取られたサワーの猛攻開始! 強烈なラッシュで攻めかかり、3R目にはKO勝利! いやもう、あのボーウィーを正面から叩き伏せるのか!と大興奮でしたよ。

 トップクラスの選手達の激しい戦いでしたが、今回はやはりトビー・イマダ選手でしょう。当初予定していた選手が出れなくなり、急遽参戦が決まったトビー。1回戦ではハードパンチャー梅野と対戦し、これをKO勝ち。続く準決勝ではアンディ・サワーと対戦。素晴らしい投げでポイントを取り、なんと絶対王者に勝利しての決勝進出!
 決勝はブアカーオ・ポープラムックとの対戦。しかし梅野、サワーからローキックを何発も食らっていた為にダメージが蓄積されており、ブアカーオの攻勢に耐えられずにふらふら。その状態でも戦いを続けるものの2R終盤にKO。何度も立ち上がり巧みに攻め入る姿には会場から惜しみない拍手と声援が送られてましたよ!

 優勝したブアカーオは強かった。とはいえトーナメント組み合わせの結果を見ると、ブアカーオが体力を残し、トビーがダメージを蓄積していたのも仕方ないのかなと思いました。うん、すまない、1回戦第4試合及びブアカーオの準決勝が大して記憶に残ってなくてってのもあっての印象ですがw

 まぁそんな感じで相変わらず素晴らしいものを見せていただきました。で、そんな素晴らしい戦いを見せてくれたトビー・イマダは是非またSBで戦って欲しいなぁと思っておりましたが。SB公式サイトの大会後インタビューにて、

■トビー・イマダ
「SBルールは凄く楽しいね。大好きだ。日本での試合も、凄く特別な経験だった。日本は大きな大会があって、いい選手がたくさんいる国だからね。出場できたことを誇りに思うよ。またSBに出場したいね」

 という発言をしているとの事ですよ。うん、是非ともSBで戦って欲しいですね!


立技総合格闘技:シュートボクシングオフィシャルサイト [ SHOOTBOXING ] - S-cup大会結果

バウトレビュー - REPORTS - [シュートボクシング] ブアカーオ、S-cup制覇。サワーは準決勝敗退



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2010年09月24日

シュートボクシング、維新 -ISHIN- 其の四 観戦

 其の弐其の参に引き続き、SB維新その四を見てまいりました。今回は早めにチケットを取った為、前2回よりも良い席でしたよ。今まではちょっと横の方でコーナーポストが邪魔な事が多々あったのですが、今回は正面ですよ。・・・まぁそれはそれでレフェリーが気になったりもしたんですけどね!

 いやぁ、今回も素晴らしかったです。というか今回は、ファイナルが4戦あるみたいな感じだったんですよ! その1つ前だって注目ですよ。

 と言っても、それ以外の試合も面白い。やっぱり、同じくらいの実力の選手がぶつかるのは、それぞれの味があって面白いのですよ。

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2010年06月08日

シュートボクシング、維新 -ISHIN- 其の参 観戦

 先日、またもやシュートボクシング(SB)観戦をしてまいりました。

 うん、今回も面白かった!

 いやぁ、ひっそりと『前回が面白すぎたので、今回はいまいちだったりするんじゃ?』とか思っていたのですが、そんな事は全くありませんでした。後半の実力選手の試合はもちろん、前半の若手選手の試合も非常に盛り上がりましたよ。そして観戦2回目になり、前回とは見方が変わってたりして、とても興味深いものでした。

 当日個人的に一番盛り上がった試合は、YOUNG CAESARSトーナメント。SB日本スーパーバンタム級王座への挑戦者を決定するトーナメントで、当日は準決勝・決勝と2試合行われました。
 で、決勝戦。日下部竜也選手の勝利! なんと17歳ですよ。若いよ!? まぁヤングを冠してるんだから当然なんですが、日下部選手は打撃がえらい鋭くて、『これで17歳なのかぁ、すげー』と、隣に座っていたWaoと話しておりましたよ。
 実は今回、前回の試合を見て気になった日下部選手の試合が見たい、というのもありまして。前回の試合で見た、切れ味鋭いハイキック・アッパー・フック・バックブローが印象に残っており、楽しみにしておりました。いやしかし、ボディバランス凄いのよ。バックブローや後ろ回し蹴りとかした後、全く体がぶれずに直ぐに体勢を整えるのよ。動きが見ていて印象に残る。
 とまぁ、そんな注目選手が2試合やって勝ち抜いたわけで、個人的にはクライマックスでしたw

 とはいえ当然、その後の試合も盛り上がりました。続く試合も両選手とも前回出場して居たので気になっていましたし、ファイナルは人気選手の試合で盛り上がるからこそのファイナルです。
 しかしまぁ、宍戸選手は上手すぎる。だって、試合開始1分くらいで『あ、変な事がなければ勝てるな』と思ってしまって安心してしまったんですよ?w
 実力のある人気選手の安定した試合は面白いですし、とはいえ相手も十分な実力のある選手なので『もしかしたら』という思いもあるのですが。なんか『宍戸選手の上手さを見る試合』と化していましたw
 そんなレベルの高い選手を集めるS-CUPが今年は開催されるので、非常に楽しみですねー。

 さてそんな試合の記事を発見したので。

バウトレビュー - 宍戸KO勝ち。日下部が若手トーナメント制す

 とまぁそんな感じで大盛り上がりで、今回もテンション高く、飲み屋へと突入した日曜日でした!

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2010年04月13日

まさか格闘技を面白いと思う日が来るとは・・・

 スキー旅行に一緒に行って知り合ったvabo(スキー旅行記はそのうち更新予定)より、『シュートボクシング(SB)の観戦を一緒にどうですか?』とのお誘いがありまして。
 しかし、私は格闘技に興味ないんですよねー。観戦どころか、TVでやってても全く見ないくらいに。

 まぁそんなわけで。『OKOK、行ってみようか!』と2つ返事で了解したわけですよ。こんなものノリと勢いですよ! vaboもWaoも面白いと言っていたしねー。まぁ試し試し。

 で、当日。

 観戦。

 観戦!

 観戦!!

 観戦!!!

 観戦!!!!

 その後の飲み屋にて、vaboとがっちり握手するDISKの姿が!

 いやぁ、面白かった。ここまでとは思わなかったわ。
 まずね、臨場感が凄い。後楽園ホールで結構いい席だったのですが、もうね、近いね。打撃の音とか、クリーンヒットした際に飛び散る水しぶきとか、はっきりしてるの。というか、リングが近くて選手の顔がわかるの。

 でだね。素人が見ても試合が面白いの。見慣れてないし、ルールもよくわかってないので、最初の試合をのんびり見て解説とかしてもらって学んでいこうかなぁ、とかぬるい事考えていたんですが。いやぁ、最初から最後まで面白いの。よくよく考えれば、実力があるからこそ試合に出てるんですけどねー。
 試合構成も良かったのかもしれない。殴り主体の試合あり、蹴り主体の試合あり、極め主体の試合あり。で、色々見てルールや流れがある程度わかった所で、選手の強さが一段上がった試合になる、と。で、1ラウンドKO→打・蹴・極・投の全てを使う巧みな戦い→ポイント先取されるも技で逆転勝ち→強打選手同士の殴り合い、というテンションの上がる並びの4試合。
 
 いやぁもうね。格ゲーかよと言いたくなるほどの連続攻撃を繰り出す選手がいるの。年齢見たら19歳なの。切れ味鋭いハイキック・アッパー・フック・バックブローを繰り出す選手が居るの。まだ17歳なの。KOがないなぁ、と思って油断してたら1ラウンドKOしたりするの。結構クリーンヒットされるもベテラン/チャンピオンの意地で倒されずに、判定勝ちするの。1R目で2ポイント取られて危ういかも、と思ったら2R目で極めてTKO勝ちするの。ダウン取りつ取られつお互いにクリーンヒットで殴り続け、それでも倒れず乱打戦になったりするの。

 うむ。超面白かった。実は最初の方の試合とか期待していなかったんだけども、最初から面白かった。最後の試合なんかは、会場の盛り上がりもあってかなりテンション高くなってましたよ。私にしては珍しい事に。自分で言うな。
 こんな面白いものに誘ってくれてありがとう、vabo。こんな機会でもなければ格闘技なんぞ興味を持たないままだったと思われる。今年は2年に1度のシュートボクシングの大会、S-cupというものがあるらしいし、是非また誘っていただきたいと思います。




tukasa316 at 23:23|PermalinkComments(4)TrackBack(0)
ここは、DISKが適当な事を書き連ねるような場所です。多分。

https://twitter.com/flyingDISK
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