2005年02月22日

破産者の年金

前回、破産者の財産のことについて書きましたが、
今回は年金のことについて書きます。

年金には、3種類あり
・公的年金(国民年金、厚生年金)
・会社加入年金(厚生年金基金)
・個人年金(自分で入る生命保険会社の年金など)

このうち、個人年金には、年金型保険と呼ばれるものや
保険型年金と呼ばれるものがあります。

このうち、破産した場合でも保全されるのは
公的年金と会社加入年金です。

公的年金は、日本の国民の義務であり、最低の生活の保障と
いうことで、裁判所も差し押さえることはありません。

会社加入年金についても、上記と同様な捕らえ方をするのが
一般的です。ただし、以下にも書きますが、
・生活に余裕を与えるための目的の年金のため
 自由財産としてみなせるのではないか
・強制加入ではないため、任意加入の個人年金と性格が似ている。
という側面もあるため、解釈はいろいろあるようです。
裁判所、弁護士とよく相談してください。

さて、個人年金についてですが、基本的には差し押さえられます。
受給資格が与えられている年齢の場合、一時金(一括してもらえるもの)
が債務に充填されます。

また、受給資格がない年齢のときは、「解約返戻金」が20万円以上の
場合は差し押さえられます。

以上が年金についての説明です。


ちなみに、税務署や社会保険庁などは、窓口に相談に行っても
「自分たちが多く取れる」話はよく話してくれますが、自分たちに
不利なことはあまり多くは話してくれないということです。
ですから、窓口に行く前に自分たちであらかじめストーリーを
立てて、質問を積極的にやるような会話をしないと向こうの
思う壺になるようです。






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