2016年05月21日

天部像の解体風景

778十二神将の内の一体。江戸期の像。近年の修理で…というか、緊急で近所の人が修理したのだろう、木工用ボンドがべろべろにはみ出て、下まで垂れながらそのまま固まっているという、なかなかの状態だった。また、かなりずれて接着されていたのも問題ではあった。どちらにせよ外さなくてはならなかったのだが、やはりかなり苦労した。

tukiou1 at 20:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)天部 | 仏像修理の行程

2016年05月06日

十一面観音の台座と光背

777十一面観音の台座と光背。一からの新造なのだが、今は漆の下地を塗っているところ。光背も入れれば軽く100cmは超えるので、結構、苦労する。朝から晩まで毎日、漆仕事。

tukiou1 at 21:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仏像修理の行程 | 菩薩

2016年04月24日

玉眼

776修理中の阿弥陀如来坐像。玉眼を嵌め込んでいるところ。どの像にもいえることだが、微妙に眼の長さが違ったり、左右の目の位置が対称でないために、瞳を入れるのに苦労する。


気づいたらWindows10にUPグレードされていていた。
しょっちゅう出てくるUPグレードへの承認も拒否してたと思ったのだが…。
慣れるのに苦労しそう。

tukiou1 at 20:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)如来 | 仏像修理の行程

2016年04月13日

解体風景

775阿弥陀如来坐像の解体風景。70cmほどの坐像。寄木、挿し首の典型的な江戸時代の像だが、材を大きく使っており、せせこましさが感じられない。在地の仏師の作だと思われ、クセのある造形のわりに彫はかなり丁寧なのが印象的。

tukiou1 at 21:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)如来 | 仏像修理の行程

2016年04月04日

阿弥陀三尊像

77427年度、NPOの修理補助で修理した阿弥陀三尊像。修理が完了し、無事にお堂に納めることができました。(その際の写真はあとでUPする予定) 寄付していただいた方々にお礼を申し上げます。集落管理の御像はなかなか修理へと足を踏み出せないことが多いですが、多少でも寄付が集まれば修理への敷居がその分、低くなります。今回も無事に納めることができて安心しました。28年度は子供ほどの大きさの毘沙門天像を修理する予定です。

tukiou1 at 21:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)如来 | NPO補助修理

2016年03月24日

仏像再興 仏像修復をめぐる日々

773恩師です。
仏像、文化財の修理に興味のある方は必読の本です。


仏像再興 仏像修復をめぐる日々

牧野 隆夫 (著)
出版社: 山と渓谷社 (2016/2/5)


内容紹介※Amazonより抜粋

三十数年にわたり、地方の仏像修復を手掛けてきた「仏像の町医者」牧野隆夫氏による仏像修復の記録。

京都・奈良の有名寺院に祀られる国宝級の美仏以外に、全国各地には数百万体の仏像が存在する。
長い時を経てその多くは壊れかけ、ひそかに朽ち果てようとしている像も少なくない。
これらの仏像は、現在まで誰がどのようにして守ってきたのか?
昔の人々は、仏像の修復を、「再興(=再び興す)」という言葉で表し、実践してきた。
著者が出逢った仏像たちに残されたその痕跡は、学術資料的価値の保存に偏った、現代の「文化財修理」とは、まったく別の考えに立脚したものだった。

「人はここまで壊れたものを、なぜ直そうとするのだろうか」――。

日本人にとっての仏像とは、いったい何であったのか? 現代の「仏像再興」とは?
「美仏」めぐりだけでは決して見えてこない「日本の仏像」の本質が見えてくる。
仏像愛好家、日本の文化をもっと知りたい人へ――修復家からの一冊。


tukiou1 at 21:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)その他 

2016年03月22日

和紙店

772栃木県那須郡の神社まで仕事に。帰りに常陸大宮の和紙屋さんに。仏像の眼を取り付ける際に使っているのだが、手持ちの紙が大分、減っていたので丁度よかった。

tukiou1 at 20:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仏像修理の行程 | その他

2016年03月14日

771近所の梅の木はもう随分と散ったのだが、庭の梅の木がようやく咲き始めた。

tukiou1 at 19:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)その他 

2016年03月01日

台座

7702月は依頼を受けて、お寺の仏像を見て回る機会が多かった。写真は押し入れに保管された台座の残欠。半丈六の大きさなので、一つ一つの部材も大きい。なくなっている部材も多く、残っているのは全体の3/4程。さすがに、半丈六だと気軽に修理できる大きさではない。

tukiou1 at 21:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仏像修理の行程 | 如来

2016年02月14日

阿弥陀如来

769理知的な風貌の伝薬師如来像。総高で216cm程。修理が完了し、無事に納めることができた。胎内に複数の墨書があり、読むと本来は現在とは別の寺院に安置されていた像であったことがわかる。市史で調べると、明治の廃仏毀釈の際に、四ヶ寺が一つの寺院に統合されたらしい。その時に、阿弥陀如来であった像を薬師如来として安置したと想像できる。ともあれ、現在にまで残ったのはすばらしいことだと思う。

tukiou1 at 21:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)如来 | 仏像修理の行程