2017年12月11日

復旧報告法要

50511月ですが桜川市、月山寺の書院震災復旧報告法要に文化財審議員ということで招待されたので、行ってきました。この書院は、県の文化指定を受けていたのですが、震災によって大きな被害を受けたため、長いこと解体修理をしておりました。建築には詳しくないのですが、今回の修理によって新たな墨書類なども見つかり新たな発見もあったようです。昔の修行僧が勉強していた建物ですが、冬はとてつもなく寒そうなのが印象的でした。

tukiou1 at 20:27|PermalinkComments(0)仏像修理の行程 | その他

2017年12月08日

道具

504長いこと使っていたカンナの台が割れてしまったので新調した。大学の時に購入したものなので、20年以上は使っていたのだが。カンナの台だけ購入して、刃を入れ替えたのだが、新しいほうが厚みがあって使いやすい。だいぶ刃も減ってきているが、あと10年は使えそう。

tukiou1 at 18:04|PermalinkComments(0)その他 | 仏像修理の行程

2017年11月28日

毘沙門天

503昨年度、NPOとして修復した集落管理の毘沙門天像ですが、その後、博物館の再調査が行われたとの連絡を受けました。大学(どこの大学が聞き忘れました)と博物館の再調査の結果、14世紀末ぐらいではないかとの見解でした。この地域としては最古級の像ということでお墨付きをいただいたわけですが、これをきっかけに震災で被害を受けたお堂の復興にも弾みが付いてほしいと思います。

tukiou1 at 18:56|PermalinkComments(0)NPO補助修理 | 天部

2017年11月23日

十一面観音

502十一面観音像と段ボールいっぱいの部材をお預かりして、部材の仕分けをしているところ。一度やったのだが、実際に修理に入ってきたので、使う部材の確定作業。複数体の仏像の部材が混ざっているので迷う部材もある。特に台座部材は迷う。結局わからない部材も。そういう部材は作業を進めていけばわかることが多いので、無理せず、判断を先送りに。

NHK水戸の取材を受けた。震災後にどういった行動をしたか?あるいは心がけるようになったか?というテーマの番組を考えているらしい。そういえば、直接、震災で被災した像の修理はだいぶ減った。たまに入る程度。随分、時間がたったんだなと思う。

tukiou1 at 08:41|PermalinkComments(0)菩薩 | 仏像修理の行程

2017年11月19日

空也上人像

501空也上人像の仮修理の様子です。本体で約50cm程の大きさの像です。口から出た雲に乗る阿弥陀三尊像の口元から出る細い雲の部分が割れてしまっています。以前の修理で竹釘でとめてあったのですが、細い部分ですからどうしても壊れやすい部分ではあります。強度を考えてエポキシ系の接着剤を使いましたが、現場仕事だと充分な接合のための時間が取れず、結局、接着剤が完全に乾くまでの補強として銅線で仮の補強もしました。見た目は悪いですが、接着剤が乾くまでは必要でした。

年に一回、お祭りをするとのことで、その前の仮修理です。昔はかなり遠方からもたくさんの参拝客が来たとの話でした。地元の歴史を伝える像として、いずれ時が来ればしっかりと修理したい像の一体です。

tukiou1 at 21:15|PermalinkComments(0)高僧 | NPO補助修理

2017年11月15日

空也上人

IMG_2577不勉強で知らなかったのですが、福島県八葉寺、京都府六波羅密寺と並んで「日本三空也」の一つが、茨城県内にあるそうです。

空也上人が鹿に乗ってこの地を訪れ、亡くなったという伝承があり、上人の墓とその上人が乗っていた鹿の角が残っているとのこと。また、お堂が残っており、ごく素朴な空也上人が祀られており、やはり口から小仏が出てくる様子が表現されています。空也上人というと有名な六波羅蜜寺の像が思い浮かびます。口から南無阿弥陀仏の六字を現した六体の仏像が出ている像ですが、今回の像は、雲に乗った阿弥陀三尊であろう像が素朴な彫刻で表現されているのが、可愛らしい像でした。

 この像が先の震災で倒れた際に、口から出された阿弥陀三尊の部分が破損し、折れてしまったということで、簡易修理に現地に行ってきました。

tukiou1 at 20:50|PermalinkComments(0)仏像文化財調査 | NPO補助修理

2017年11月03日

パソコンのトラブルのため

パソコンのトラブルのため、しばらく更新ができません。
直るまで、しばらくお待ちください。

tukiou1 at 17:39|PermalinkComments(0)その他 

2017年10月24日

不動明王

843鹿嶋市、海沿いの大きなお寺。修復が完了した不動明王像を納めに。本体が2尺、総高で100cm程。江戸時代の作、よく整った像でした。年内に納めることができて良かった。

tukiou1 at 20:39|PermalinkComments(0)明王 | 仏像修理の行程

2017年10月22日

制多迦童子

842修理中の制多迦童子。彫りは少々荒いのだが、迫力がある像。頬杖をついている腕や持物を執っている腕も同材から彫りだしているのだが、何か所もいちいち割り矧ぐという、手間なことをしている。

tukiou1 at 07:55|PermalinkComments(0)天部 | 仏像修理の行程

2017年10月14日

十一面観音

841十一面観音像。江戸時代の作と思われる。複数の仏像の部材が混じりあっているため、まずは部材の確定から進める予定。かなり破損がすすんでおり、ここまで壊れていると、かえってやりがいがある。

tukiou1 at 20:24|PermalinkComments(0)菩薩 | 仏像修理の行程