2016年12月02日

台座

797阿弥陀如来の台座。仏像自体はそれほど破損がすすんでいないのだが、台座と光背がひどく壊れていた。台座のほうが部材も多いため、やはり壊れやすい。その台座も数十年ほど前に仮修理したらしく、様々な木片が打ち付けられていたが、ひとまず、それらを除去しているところ。

tukiou1 at 07:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)如来 | 仏像修理の行程

2016年11月20日

十二神将

796十二神将の内の三体。数が多いので、数年かけて修理する予定。塗り直しも含めて補修箇所が多く、苦労する。

tukiou1 at 20:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)天部 | 仏像修理の行程

2016年11月10日

BS朝日 緑のコトノハ

795BS朝日 「緑のコトノハ」の取材を受けました。5日間、それぞれ5分の番組です。丸二日間、朝から夕方までの取材。つかれました。

天狗面の搬入で神社に行ったり、修理中の仏像を集落の方々が見に来たり、作業したりと、短いながらもそれぞれに特色がある番組構成です。興味ある方は是非ご覧ください。




緑のコトノハ

番組の放送予定、12月12日(月)〜16日(金)
BS朝日20:54〜21:00

tukiou1 at 20:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)告知 | 取材

2016年11月03日

二天像

794二天像のうちの一体。阿吽の二対で製作されている。写真は吽形、増長天と思われる像。鎌倉の作だが、長い年月の間、寺院の管理がままならない時期も長かったのか、複数の修理の痕跡がある。像に記録されている修理の回数でも、江戸時代以降4回ほど修理を受けている。それ以前にも修理を受けているようで、当初材と判別がつかないほど風化した補修材がかなり使われている。

tukiou1 at 20:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)天部 | 仏像修理の行程

2016年10月24日

日比谷図書文化館

79310月19日 東京 日比谷図書文化館で講演を行いました。来てくださった方ありがとうございます。市の指定文化財を修理した際など、たまに市の教育委員会から話をすることをお願いされることがあるのですが、今回はそれよりも大分、人数が多いので、緊張しました。

東京は半年ぶり。上野で刃物を購入し、東京国立博物館の櫟野寺展を見に。待ち合わせの時間にほとんど時間がなかったのだが、一室だけの展示だったので何とか見ることができた。待ち合わせには結局遅れた。


tukiou1 at 07:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)告知 | その他

2016年10月13日

講演 時をこえる仏像

792日比谷図書文化館で講演をすることになりました。実は前にも講演の依頼を受けたことがあるのですが、日程が合わずにお断りしておりました。今回は、ご縁があって修復の話ができることに感謝しております。

元々、話すのは得意でないため、何を話そうかこの時点でも迷っているのですが、最近修復した像で印象に残った像と今現在、修理作業をしている像について話をしようと思っています。現時点で定員の7割ほどが埋まっているそうです。興味ある方はお越しください。






日比谷図書文化館


【内容】
仏像はどのように造られているのか?そしてどのように壊れていくのか?
材質や構造から仏像を見つめると、外見から眺める表情や御姿とは違った面が浮かび上がります。材質や構造を中心に、仏像がどのように壊れていくのか、また、像の胎内や納入品についてなど、修復者ならではの立場からお話しします。

【日時】
2016年10月19日(水) 14:00から15:30
13:30開場


【場所】
地下一階 日比谷コンベンションホール(大ホール)
定員
200名(事前申込順)
参加費用
1,000円

【講師】
講師・出演者
飯泉太子宗

■飯泉 太子宗(いいずみ としたか)古仏修復工房 主宰
茨城県生まれ。仏像修復師。東北芸術工科大学、芸術学部(文化財保存)卒業。 (財)美術院国宝修理所を経て、特定非営利活動法人「古仏修復工房」を設立。関東を中心に仏像・文化財修復を行なっている。著書に『壊れても仏像』(白水社)、『時をこえる仏像』(筑摩書房)、『たのしい仏像』(廣済堂出版)など。

【主催】
千代田区立日比谷図書文化館
問い合わせ先
千代田区立日比谷図書文化館(03-3502-3340)

【申込期間】
2016年08月19日 10:00 から2016年10月19日 14:00
申込方法
電話(03‐3502‐3340)、Eメール(college@hibiyal.jp)、来館(1階受付)いずれかにて、々嶌駄(または講演会名)、△名前(よみがな)、E渡暖峭罎鬚艦⇒蹐ださい

tukiou1 at 07:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)告知 | 仏像修理の行程

2016年10月09日

台座

791台座をを組んでいるところ。何せ180cm以上ある像の台だから頑丈に造らねばならない。蓮肉部など持ち上げるのが腰にくる。

tukiou1 at 20:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)菩薩 | 仏像修理の行程

2016年09月30日

聖観音

790修理中の聖観音像。顔の左側。風化が激しく、なんとなく形は残っているものの、彫刻の表面はすべて失われている。髻部分もほとんど形が残っていない。主に、左半身の腐朽がひどい。やはり、雨漏りなどがあった状態で長い間放置されていたのかと思う。

tukiou1 at 20:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)菩薩 | 仏像修理の行程

2016年09月20日

移動

789仏像の移動で千葉県の市原市へ。となりの県だが、主要な道は大体東京方面に通っているので、高速を使うにしても遠回りになり、意外に遠い。その後、別件の仕事で神崎町に。ナビには表示されていない高速がいつの間にかつながっていた。

tukiou1 at 19:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0)仏像修理の行程 | 如来

2016年09月08日

聖観音

788修理中の聖観音菩薩。等身。一木で内刳りなし、しかもカヤ材かと思われるため、非常に重い。持ち上げるのに4人は必要だった。正面の中心に首から足底まで豪快に腐れが入っている。市の調査報告書では霊木信仰に関連し、初めから洞のある木材を使った可能性が指摘されていたが、そんなものではなく、たぶん、無住の寺院であった時期もあることから、単に保存状態が悪くて腐れが入っただけだと思われる。特に頭部とかの腐朽がひどい。

tukiou1 at 19:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)菩薩 | 仏像修理の行程