2018年08月17日

空也上人像

543修理中の空也上人像の頭部。後補彩色を除去したところ。眼の周囲が大きく削れて広がっているのがわかる。摩耗のため滑らかになっているが、多分、ネズミによって広げられたのだろう。玉眼はガラス製のものが入っていたが、単に板ガラスを丸く割り取っただけのもののようなので、両眼とも明治以降の後補かと思われる。彩色の塗り直しを見る限り、全体の塗り直しが2回、部分の塗り直しが1回の計3回は修理を受けたようである。大切にされてきたことがうかがえる。

tukiou1 at 19:09│Comments(0) NPO補助修理 | 高僧

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