2020年04月18日

開山上人像(嘆誉良肇上人)

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開山堂








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開山上人像(嘆誉良肇上人)


水海道の浄土宗の寺院。開山上人像の修理が終わり、無事に納めることができた。本来は4月12日に開山堂の落慶法要が行われる予定であったが、新型コロナの影響で式典は延期になったとのこと。式典に間に合うように急いだので拍子抜けしたが、それでも無事に納めることができてホッとした。

修理の仕事をしていることもあり、古いものは好きだが、それでも新しいお堂は美しいと思う。当然、木造建築で木でできているのだが、できたばかりだと遠目には金でできているのかと思うほど光って見える。昔の人間だと極楽浄土の一風景のように感じただろうなと思う。

今回の開山上人は、その構造から江戸の中頃の作と思われる像。修理で剥落した彩色の一部を除去したところ、大仏師、西川光朝の名が出てきた。明治末ぐらいの人のようだが、はっきりとは事績がわからない。明治末年頃に大掛かりな修理が行われ、本体と台座の彩色、漆の塗り直しが行われたようである。今回、お堂も新しくなったこともあり、末永く残っていってほしいと思う。

tukiou1 at 13:16│Comments(0) 仏像修理の行程 | 高僧

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