2020年08月24日

愛染明王

838愛染明王像。座高で27冂。修理が完了したところ。修理前の状態としては、後頭部や持物などがほとんどなくなっていた他、首が胴体に陥没したり、各部部材の接合がずれて接合されていたのが気になるところだった。彩色についても後補のうえにさらに修理で墨を塗ったらしく、黒一色であった。

今回の依頼では、奈良国立博物館の愛染明王に近づけてほしいという要望があり、金具類はすべて写真からデザインを起こした。あまりこうしたことはやらないのだが、それでも立体的な頭飾金具など構造を想像して展開図を作るのはいい経験になった。色味についても薄く色味を施した。

tukiou1 at 19:20│Comments(0) 明王 | 仏像修理の行程

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