2022年04月09日

阿弥陀如来像

915補修部分に漆を塗り、金箔を貼ったところ。そのままだと漆や金の光沢が強く感じるため、これから絵具や漆などで色味を落として、古い部分に合わせていく予定。

今回の像は、古い部分が全体の三分の一程で、だいぶ新造した。また、古い部分も表面の虫食いがかなりひどく随分と手を入れることとなった。ここまで全面的に漆を塗ったり、金を貼ったのは久しぶり。現状維持修理寄りの修理を普段はおこなうが、今回は新造寄りの修理となる。



tukiou1 at 07:44│Comments(0) 如来 | 仏像修理の行程

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