2024年06月09日
馬頭観音
山本瑞雲作の石膏像に漆箔を施した馬頭観音像。
関係のあるお寺から、山本瑞雲の石膏像の補修と保存について相談があり、
私では近代彫刻の特に石膏原型の評価や構造や修理方法も専門外であったので、東京芸大の保存修復室の岡田先生に連絡を取って調査していただいた。
相談を受けた際には、その大きさもあって手に負えない感じだったが、保存と修理まで道筋がつけられそうでほっとした。
他に藤白彫刻研究所の藤曲さんと郡山市立美術館の中山さんも同行され、近代彫刻の石膏像について話を聞けて勉強になった。
話によると、こうした石膏像が漆箔までされてお寺で礼拝される例はあまりないとのこと。
石膏像原型は作品の前段階のものだから、それ自身が礼拝されるのは石膏像のセカンドライフ的にも運が良いのかもしれない。
関係のあるお寺から、山本瑞雲の石膏像の補修と保存について相談があり、
私では近代彫刻の特に石膏原型の評価や構造や修理方法も専門外であったので、東京芸大の保存修復室の岡田先生に連絡を取って調査していただいた。
相談を受けた際には、その大きさもあって手に負えない感じだったが、保存と修理まで道筋がつけられそうでほっとした。
他に藤白彫刻研究所の藤曲さんと郡山市立美術館の中山さんも同行され、近代彫刻の石膏像について話を聞けて勉強になった。
話によると、こうした石膏像が漆箔までされてお寺で礼拝される例はあまりないとのこと。
石膏像原型は作品の前段階のものだから、それ自身が礼拝されるのは石膏像のセカンドライフ的にも運が良いのかもしれない。