2024年11月02日

不動三尊像

2029矜羯羅童子と制多迦童子の修理が決まり、移動に来たところ。

主要体幹部は桐材ながら、腕や足先はヒノキ材という構造。
おそらく岩座は楠材かと。


彩色が厚いため、本来の彫刻の様子はよくわからないのだが、内刳りの薄さと丁寧さをみると、専門仏師で間違いないかと思われる。
個人的な感覚からいえば、桐材の像は全部、桐材で作りたい。
複数の種類の材木を使うのはやりにくいように感じる。
どうしてこういうふうにしたのか不思議。


tukiou1 at 14:32│Comments(0) 仏像修理の行程 | 明王

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