2024年12月15日
不動明王像

年内に修理が完了し無事にお寺に納めることができた。
ちなみに、不動明王像は真言宗や天台宗など密教系の寺院に安置される像だが、このお寺は禅宗の曹洞宗。
本尊は釈迦三尊で須弥壇の中心に安置されるが、その三尊の脇にこの不動明王と毘沙門天が安置されている。
ご住職によると、昔は天台系の寺院であったようだが、その後、移転したり領主の菩提寺になるにあたり禅宗へと変わったのではないかとのこと。
昔は、多分、堂宇の片隅に安置されていたのだろうが、今のご住職があまり細かいことは気にされないたちなのだろう。
今は本尊の脇の須弥壇に安置してもらえて良かったかと思う。