2026年05月17日

聖観音菩薩像

2088聖観音菩薩像。修復作業が完了し、先日納めることができた。

猿島阪東観音開帳

坂東市の寺院で、猿島阪東三十三観音の一つ。
昨年、12年に一度の御開帳が行われ、その後、次の12年後の御開帳に向けて、修復作業に入っていた像。

墨書類はないものの、おそらく在地の仏師さんの作で江戸時代中頃の像。
玉眼は入るものの、体幹部には内刳りを施さない素朴な造り。
派手さはなく、地味な印象だが、とても丁寧に彫りあげられているのが印象的な像だった。

御開帳は修理のきっかけになることが多い。
この像以外にも、やはり12年に一回の開帳後に、補修の問い合わせが来ている像がある。
特に厨子入りだと、破損に気づかないことが多い。
管理の上でも良いきっかけになっていると思う。






tukiou1 at 10:36│Comments(2) 菩薩 | 仏像修理の行程

この記事へのコメント

1. Posted by naoyanootera   2026年05月19日 16:06
拝見する側としては、修復を終えて立派なお姿で御開帳をして欲しいなと思ってしまします。修復して、そのまま秘仏では惜しいような…。
2. Posted by iizumi   2026年05月19日 20:08
仰る通りなのですが、厨子入りだと長い間しまいっなしになり、破損に気づかないことはよくあるかと。
とはいえ、せっかくなので、見てほしいなと思います。

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