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2024年09月08日

秋の文化財・歴史資料の曝涼・公開2024プレイベント

2025秋の文化財・歴史資料の曝涼・公開2024プレイベント


秋の文化財・歴史資料の曝涼・公開2024プレイベントにて話をすることになりました。
以前、修理した常陸大宮歴史民俗資料館の南無仏太子の修理の話をしようかと思ってます。
詳細については以下のサイトからどうぞ。





日時:令和6年9月29日(日)
10:30〜16:00
会場:常陸太田市生涯学習センター



常陸太田市教育委員会

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2024年07月20日

阿弥陀三尊像

2021横芝光町図書館ギャラリーにて

丁度、横芝光町のお寺に行く用事があり、展示を見ることができた。

今年初めに修理が終わり納めた像で、長いこと仕事場で眺めていた像だが、こうしたギャラリーでスポットライトがあてられると、見慣れた像とは違った雰囲気に見える。




tukiou1 at 13:00|PermalinkComments(2)

2024年05月25日

企画展 「宝米明光院の阿弥陀三尊像」

2015企画展 「宝米明光院の阿弥陀三尊像」


横芝光町指定有形文化財(彫刻)の宝米明光院の阿弥陀三尊像。
仏像の修復が完了したのを記念して公開展示がおこなわれています。

・開催期間 令和6年5月11日(土)〜6月30日(日)
・開催時間 午前9時30分〜午後5時30分 【入場無料】
・会場 横芝光町立図書館 2F町民ギャラリー
・主催 横芝光町教育委員会

横芝光町立図書館



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2024年04月27日

雀宮聖徳太子 再興200周年記念

2013宇都宮市立南図書館のギャラリーにて。
正光寺さんは何年か前にご本尊の阿弥陀如来を修理したご縁があり、展示を見にいってきました。

展示された聖徳太子像は孝養像と南無仏太子像の2体。
資料も言い伝えの類も残っておらず、来歴がよくわからない像なのですが、台座裏に修理銘が残っており、その修理から丁度、200年の節目ということで公開されたとのこと。

昔は講などもおこなわれていたようですが、現在ではそうした風習も残っておらず、埋もれたままにしておくよりは地元の方々に知っていただきたいという考えから公開を決心されたのだと思います。
他にもフードバンクや音楽やイベントなどいろいろなことを企画して実行されているおもしろいお寺です。
展示期間は短いのですが、近くにお住まいの方は行ってみてください。


■雀宮聖徳太子 再興200周年記念 展示
後援 宇都宮市教育委員会
日程 4月27日〜29日 9:30〜19:00
会場 宇都宮市立南図書館 ギャラリー
天台宗 正光寺

tukiou1 at 20:26|PermalinkComments(0)

2024年03月09日

いすみ市

2007仏像を見てほしいとの依頼を受け、千葉県のいすみ市のお寺まで。遠かった…。

途中、去年納めた仁王像がある東浪見寺さんが通り道にあることに気づき寄ってみることに。
写真は東浪見寺の仁王門。
特に問題なく安置されておりホッとした。
仁王さんとかは修理が大変だが、近くによる場合には、その後の様子を気軽に見に行けるのがありがたい。

tukiou1 at 19:59|PermalinkComments(0)

2024年01月06日

2024年

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香取市の広報紙で紹介されました。
新年からありがたいことです。

今まで特に体のことも考えずに生活していましたが、最近、無理がきかなくなったと感じることが増えてきました。
今後は体調のことも考えつつ仕事をしていく必要がありそうです。
ともあれ本年も良い年でありますように。



tukiou1 at 08:35|PermalinkComments(0)

2023年07月02日

蓮華

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知り合いのお寺よりいただいた蓮華。
先週から咲き始めたところ。
3日ほどで散ってしまうが、蕾が5~6個あるからしばらく楽しめそう。


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2022年10月22日

令和4年度 常陸大宮市文化財公開〜集中曝涼

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11月12日(土)~13日(日)
常陸大宮にて様々な文化財が公開されます。

ポスターの南無仏太子像は当工房で修復された像です。
常陸大宮歴史民俗資料館にて見ることができます。

何年か前の展示では修復前の写真も紹介されていたかと思うのですが、今回の展示でもそうでしたら見比べてみてください。
修復前と後では同じ像と思えないぐらい変わっています。









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2022年03月11日

毘沙門天像

9122016年度のNPO補助事業で修復作業をした毘沙門天立像ですが、この度、芳賀町の指定文化財になりました。管理委員会の会長さんから連絡をいただきました。

修理の過程で中世に遡る古い作例であると判明したため、もう一度、調査したほうが良いと助言したこともあり、修理中に町の文化財担当の方も作業を見に来たりしておりました。その後、大学(どこだったか聞いたのですが、忘れてしまいました)と共同の調査で鎌倉末頃の作で、この地方では最古級であるとのこと。2022年に指定との流れでした。

修理前はひどい状態でしたので、廃棄の可能性もあったと思います。過去におこなわれた文化財調査でも幕末の作との鑑定であり、正直、私も修理前の状態を見ても江戸時代の作としか見えませんでした。そうした制作年代に関わらず、集落で代々管理してきた像を修理して次に繋げるという活動があって今回の結果があったと思います。震災で崩れたお堂の再建はなかなか難しく、今は近隣の寺院に間借りのような形で安置してありますが、どれだけ先になるかわかりませんが、いずれお堂も再建して欲しいと思います。


広報はが 令和4年3月号

tukiou1 at 19:34|PermalinkComments(0)

2022年03月05日

墨書

910市教育委員会の調査風景。修理中の仏像の胎内から墨書の書かれた紙片が出た。幕末の志士で地元でも有名な人ということもあり、お寺からの連絡で確認にきたところ。

玉眼押さえの紙にはおそらく造立銘と思われる墨書があり、そちらは「文政十二丑ノ九月日 常州阿波村 大佛師秀興」とあり、1829年の作であることがわかる。納入紙片は、切り取られた紺紙金泥の一節と共に頭部に納入されていたのだが、天保十二年(1841年)の年号が記されており、造立してからの期間が短いのが気になるが、おそらく修理の際に入れたものなのだろう。内容は、天下泰平への願いが書かれたもので、特に新資料というものではないが、地元の有名人の名が出るのは嬉しい。




tukiou1 at 07:03|PermalinkComments(0)