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2022年10月22日

令和4年度 常陸大宮市文化財公開〜集中曝涼

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11月12日(土)~13日(日)
常陸大宮にて様々な文化財が公開されます。

ポスターの南無仏太子像は当工房で修復された像です。
常陸大宮歴史民俗資料館にて見ることができます。

何年か前の展示では修復前の写真も紹介されていたかと思うのですが、今回の展示でもそうでしたら見比べてみてください。
修復前と後では同じ像と思えないぐらい変わっています。









tukiou1 at 06:09|PermalinkComments(0)

2022年03月11日

毘沙門天像

9122016年度のNPO補助事業で修復作業をした毘沙門天立像ですが、この度、芳賀町の指定文化財になりました。管理委員会の会長さんから連絡をいただきました。

修理の過程で中世に遡る古い作例であると判明したため、もう一度、調査したほうが良いと助言したこともあり、修理中に町の文化財担当の方も作業を見に来たりしておりました。その後、大学(どこだったか聞いたのですが、忘れてしまいました)と共同の調査で鎌倉末頃の作で、この地方では最古級であるとのこと。2022年に指定との流れでした。

修理前はひどい状態でしたので、廃棄の可能性もあったと思います。過去におこなわれた文化財調査でも幕末の作との鑑定であり、正直、私も修理前の状態を見ても江戸時代の作としか見えませんでした。そうした制作年代に関わらず、集落で代々管理してきた像を修理して次に繋げるという活動があって今回の結果があったと思います。震災で崩れたお堂の再建はなかなか難しく、今は近隣の寺院に間借りのような形で安置してありますが、どれだけ先になるかわかりませんが、いずれお堂も再建して欲しいと思います。


広報はが 令和4年3月号

tukiou1 at 19:34|PermalinkComments(0)

2022年03月05日

墨書

910市教育委員会の調査風景。修理中の仏像の胎内から墨書の書かれた紙片が出た。幕末の志士で地元でも有名な人ということもあり、お寺からの連絡で確認にきたところ。

玉眼押さえの紙にはおそらく造立銘と思われる墨書があり、そちらは「文政十二丑ノ九月日 常州阿波村 大佛師秀興」とあり、1829年の作であることがわかる。納入紙片は、切り取られた紺紙金泥の一節と共に頭部に納入されていたのだが、天保十二年(1841年)の年号が記されており、造立してからの期間が短いのが気になるが、おそらく修理の際に入れたものなのだろう。内容は、天下泰平への願いが書かれたもので、特に新資料というものではないが、地元の有名人の名が出るのは嬉しい。




tukiou1 at 07:03|PermalinkComments(0)

2021年10月30日

シール

894先日、宇都宮のお寺に仏像を移動しに行ったのだが、聖徳太子のシールをいただいた。よく見ると、聖徳太子の他にも角大師、アマビエと魚。魚は宇都宮の郷戸玩具にこの形の土鈴があるらしい。他にもいろいろあったので、もしかしたらご住職はデザイナーとしての活動もしているのかもしれない。近くの小学校とも交流があるらしく、シールを配ったとのこと。お寺というと堅苦しいイメージがあるのだが、住職によって随分と個性に違いがあるなぁと感じる。

tukiou1 at 08:12|PermalinkComments(0)

2021年07月10日

ミツバチ …その後

881庭木についたミツバチだが、お寺から養蜂家の方に連絡していただいたところ、その当日に来てくれた。煙でいぶし、手際よく女王バチを捕まえると木箱の中に。巣がなくなっても木の周りを飛び回っていた蜂も次の日にはいなくなり、ほぼ木箱の中。夜に木箱を引き取りにきて完了。手際が良くさすがにプロだった。

ミツバチは西洋蜜蜂。雨も当たるような開けたところに巣を作ることは珍しいとのこと。巣はかなり大きく、板状の巣が6枚も7枚も作りかけてある様子だった。引き取ったミツバチは伝染病を持っていないか確認した後、引っ越し先で働くことになるそうだ。無駄に殺さずに済んでよかった。

蜂を引き取ってくれたのは、「蜂小屋 hachigoya」さん。
旧八郷町周辺で養蜂を営んでいるとのこと。
蜂蜜もどこかで売っているようなので、しばらくしたら買いに行こうと思う。

蜂小屋 インスタグラム

tukiou1 at 07:30|PermalinkComments(2)

2021年06月26日

ミツバチ

879庭の木にミツバチが巣を作った。初め分蜂と呼ばれる蜂の塊が木に渦巻いており、この段階で追い払えばよかった。だが、2~3日でいなくなるからそっとしておけという助言を得てそのままにしていたのだった。そのまま一カ月は過ぎ、気づけばかなり大きな巣ができている様子。そのまま放っとくのも有りなのだが、できれば除去したい。養蜂家の人が引き取ってくれるという情報も得たが、実際に連絡した人の話をきくと、めんどくさいからそうそう引き取ってもらえないとのこと。かわいそうだけど駆除しかないのかな。

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2021年03月20日

薬師如来を見に

866お彼岸の期間中だったが、出歩かない日があるとのことで頼まれて千葉県の匝瑳市の寺院に。薬師如来と両脇侍の日光、月光菩薩。それに十二神将と、かなりボリュームがある内容だった。中尊、脇侍、十二神将とそれぞれ作風が大きく異なり、どうやら少しづつ整備していったのかも…と想像してしまう。十二神将の台座には江戸後期の修理銘が記されていたのが収穫だった。文政五年(1822年)に三川村の石田円治という仏師さんが修理したとのこと。でも、せっかくなら造立銘がありがたい。



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2021年03月12日

とある神社

865市の文化財審議会で文化財指定への審議対象となっている神社を見学してきた。集落で管理されている神社であるが、保存状態も良く、周囲の木々もかなり剪定されており、よく管理されているのがわかる。かなり大きな社なので、管理も相当に苦労していることと思う。

建築については、まったく素人だが、それでもかなり堂々とした建物であることはわかる。特に基礎部分がしっかりしていることが印象的だった。だが、この社がいつ建てられたのかはっきりしない。古くて幕末であるが、明治に入ってからかもしれないとのこと。修理の記録も含めて資料があまり残っておらず、管理している宮司さんも代が変わるたびに、別の神社から派遣されるといった感じで、今現在管理している神社もわからないとのこと。近隣の人に聞くも、同様で文字に残さないと、どんどんと記憶が風化していくんだなと実感した。

tukiou1 at 20:39|PermalinkComments(0)

2021年01月30日

本堂の建て替え

860本堂を建て替えるとのことで仏具を移動した後のがらんとした内陣。雨漏りやハクビシン?の穴が開いていたりと老朽化は進んでいたが、欄間なども見事なもので、そうしたものは再利用するとのこと。順調であれば来年の夏ぐらいから秋ごろには新しい本堂が建つようである。

本尊は随分前に修復したのだが、今回は両大師像をお預かりすることに。できれば本堂の落慶にあわせて修理が終われば最善だが、本尊があるから急がないとのこと。ゆっくり作業しようと思う。

tukiou1 at 08:14|PermalinkComments(0)

2020年10月23日

文化財調査

847香取市の文化財審議員ということで、香取市の市指定文化財の指定に関わる調査に行ってきた。神社に伝わる八竜神という珍しい像で、他にあまり聞いたことがない。法量も80~90兪宛紊任なり大きい。記録によれば元禄に2体新造したということから、残り6体はそれ以前に造像されたということになる。興味深い像。ただ、八体もあって時間がかかった。

今年の10月はこうした調査の話が多かった。月内にもう一件、仏像を見に行く予定。

tukiou1 at 20:52|PermalinkComments(0)