●ビザンティン・クリスチャン博物館
(ギリシア アテネ)
【歴史】
1914年 博物館設立
(ギリシア アテネ)
【歴史】
1914年 博物館設立
探訪日時:2013年8月
入場料 :3ユーロ
地図 :
歴史的意義 :★★★
規模 :★★★★
アクセス :★★★★
個人的満足度:★★★
入場料 :3ユーロ
地図 :
歴史的意義 :★★★
規模 :★★★★
アクセス :★★★★
個人的満足度:★★★
ビザンティン・クリスチャン博物館は、1914年設立のキリスト教美術の博物館。
ビザンツ帝国時代のイコンなどを収蔵。
初期キリスト教からビザンツまでのイコンが展示されている。
東方キリスト教独特のタッチが楽しめる。
入ってすぐにユスティニアヌス帝がいる!
これはレプリカで、本物はラヴェンナにありますね。
ユスティニアヌス(大帝)⑪ 483~565
ビザンツ皇帝(在位527~565)。旧ローマ領の回復に努め、534年ヴァンダル王国、555年東ゴート王国を征服し、西ゴート王国からイベリア半島の一部を奪った。中国から蚕卵を得て絹織物業をおこし、ローマ法の集大成、ハギア=ソフィア聖堂の建立など、帝国の全盛期を迎えた。しかし他方では、長期間の戦争のために国力は疲弊し、死後、帝国は混乱した。
聖母マリアとイエス。聖母子のイコンが多数展示してある。
特有のタッチで描かれている。
イコン⑧
キリスト・聖者・宗教的情景を描いた東方教会の聖像画。
意図的にイエスの顔が破壊されている。
8-9世紀の聖像禁止令(イコノクラスム)により破壊されたようだ。
聖像禁止令⑩ 726
ビザンツ皇帝レオン3世が発布した、イエスや聖母マリアなどすべての聖画像の制作・崇拝を禁止する法令。偶像崇拝を厳しく否定するイスラーム勢力に対抗して出された。しかし、ローマ教会はゲルマン人に対し聖像を使って布教活動を続けていたので、禁止令に反対し東西両教会の大論争となり、のちに教会が東西に分裂する契機となった。なお、禁止令そのものは843年に解除された。
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