●国立歴史博物館
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探訪日時:2015年12月
入場料:40000ドン

【どんな場所?】
1910年に建てられたハノイ初の博物館が前身となり、1932年に現在の博物館が建設された。
先史時代から近代までのベトナムの歴史を扱う。


メモ:
こういう、先史時代の原始人からじっくりと展示してくれる博物館は大好きだ。
ベトナムの王朝なんざ李朝、黎朝、陳朝、西山朝…名前を知っている程度で、
ゆかりもあまりなかったから、新発見が多くなかなかの見応え。

歴史的意義 :★★★★
規模    :★★★★
アクセス  :★★★★
個人的満足度:★★★★★

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館内の様子。

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旧石器時代からがっつりと展示。すばらしい。
別に土器を見てテンションが上がるわけでもないが、
先史時代から展示しますよ!という心意気が歴史博物館では重要だと思う。

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銅鼓!!実物を初めて見た!予想以上の大きさだ。
大小様々な銅鼓が置いてある。
以前バンコクで銅鼓のレプリカが叩ける「銅鼓でドン」的なものしか
見ていなかったので、思わず感動。
銅鼓
さまざまな文様が描かれている青銅製の祭器で、ドンソン文化を象徴する遺物。

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小さな銅鼓も!かわいらしい。

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これは!13世紀に元軍が陳朝ベトナムに侵攻した際の絵ではないか!
資料集にも載っている有名なもの。

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フビライ=ハン率いるモンゴル軍の侵攻ルート。
モンゴル軍は3度も陳朝ベトナムを攻めたが、いずれも失敗に終わった。
陳朝⑥ 1225~1400
李朝につぐベトナムの王朝。13世紀後半モンゴル軍の侵入を3度撃退し、チャンパーと争った。行政制度・仏教文化が発達し、字喃という文字が使用され始めた。豪族の反乱で滅びた。

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中国の明の支配を経て成立した黎朝時代の仏像。
黎朝 1428~1527 1532~1789
明支配から黎利が独立した。首都はハノイ、国号は大越。朱子学や国民文化が発達したが、西山朝に滅ぼされた。

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19世紀の阮朝の時代の書物。漢字を元にしたチュノムが使われた。
四書や論語など、ベトナムにも儒教の思想が根付いている。
美術作品なども含めて、中国文化の影響が予想以上であった。
字喃(チュノム)⑪
陳朝の時代に、漢字をもとにしてつくられた文字。19世紀にフランスが進出して以来衰退した。

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2階にはチャンパーのヒンドゥー神の彫刻が並ぶ。
どれも間が抜けててかわいい
チャンパー 2世紀末~17世紀
インドシナ半島東南部にチャム人の建てた王国。初め中国の統治下にあったが、192年頃後漢より独立した。中国名は林邑・環王・占城。東南アジア・西アジアおよび中国南部を結ぶ中継貿易で栄えた。宗教などインド文化の影響が大きい。

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チャンパーのガルーダ。かわいい。

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博物館は広く、展示もわかりやすい。

【地図】