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●大学広場周辺
(ドイツ ハイデルベルク)
【歴史】
1386年 ハイデルベルク大学が創立される
1518年 マルティン=ルターが訪れ、自説を唱える
1933年 ナチスによる焚書が大学広場で行われる

探訪日時:2017年8月
入場料 :ーー

歴史的意義 :★★
規模    :-----
アクセス  :★★★★
個人的満足度:★★★

ハイデルベルク大学は14世紀創立のドイツ最古の大学。
大学広場は旧市街の中心部に位置する。

地面に記念碑がいくつか残っているので、注意深く足元を探すことになる。

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大学博物館。広場に面している。

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1518年にルターがハイデルベルクを訪れたことを示す記念碑。
アウグスティヌス修道会に招待され、ヴィッテンベルクからやってきたという。
1517年の「95か条の論題」発表以降、
ルターが訪問して自説を主張した最初の都市がハイデルベルクであり、
ドイツ各地に宗教改革が広まることとなる。
マルティン=ルター 1483~1546
ドイツの宗教改革者。中部ドイツのザクセンに生まれる。ルターは修道士として神学をきわめ、贖宥状発行を批判して、ドイツ宗教改革を引き起こした。以後、聖書のドイツ語翻訳、ルター派教会の創設など、新教派を指導した。

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時代は飛んで現代の記念碑。
1933年5月17日、この大学広場でナチスによる焚書が行われ、
ナチスの思想にそぐわない「非ドイツ的」な書物が燃やされた。
同時期にドイツ各都市で焚書が行われており、
ベルリンのベーベルプラッツにも焚書のモニュメントが見られる。