●ロシア現代史博物館
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探訪日時:2018年3月
入場料:250ルーブル(撮影+250ルーブル)

【どんな場所?】
1917年に「革命博物館」として開館。
建物は帝政時代に貴族の社交の場であった「モスクワ英国クラブ」を用いている。
ソ連崩壊後は「現代史博物館」として公開されている。


メモ:
ロシア現代史についての展示に期待大であったが…。

歴史的意義 :★★★★
規模    :★★★★
アクセス  :★★★★★
個人的満足度:★★(一部工事中のため)

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まずは19世紀後半のロシア帝国の展示。
アレクサンドル2世と3世の肖像が並ぶ。

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こちらの絵は冶金工場のストライキの様子を描いたもの。
19世紀後半から社会主義思想も労働者たちに広まってくる。

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あれ!?いきなり現代史コーナーに飛んだが…。
なんとニコライ2世~冷戦期のソ連までのコーナーが工事中で見学不可…。
いやいや、ロシアの現代史で一番見たいところじゃないですか!
ソ連丸々カットとか残念すぎる…。日露戦争とかも見たかったのに…。
もしやソ連の時代はなかったことにしたいのか?とか勘ぐってしまった。

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いきなりゴルバチョフのペレストロイカのポスターが!
ペレストロイカに至る過程が見たかった…!

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「славянство(スラブ民族)」と書かれた木を
ウクライナとロシアの国旗が描かれたノコギリが切っている。
ウクライナとロシアの関係は、政治・経済・宗教などあらゆる面で現在も対立が続いている。

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エリツィン辞任の動画。
1999年12月31日にエリツィンは大統領を辞任し、
翌年からプーチンが大統領となる。
これはリアルタイムで覚えているなあ。

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このあたりは現在のプーチン政権時代の展示。

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2014年のクリミア併合に関する展示が多い。
クリミアの国民民兵連隊の旗や投票用紙などが
何の悪気もなく普通に展示してある…。

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「я♡крым(I love Krim)」の写真。 
今の世の中で、武力でやすやすと併合したのは衝撃であったなあ。

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1999年と2016年の国力の比較表。
つまり「プーチン政権になってから、これだけロシアは成長しましたよ」を伝えるパネル。
まあ国立博物館なので、現政権については批判的な展示は見当たらない。

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ロシアの国土を表す地図。
もちろんクリミア半島や北方領土も入っている。

【用語集】
エリツィン 1931~2007
ロシア連邦大統領(在任1991~99)。事実上、独立国家共同体(CIS)の指導者を兼ねた。果断な実行力でロシアの資本主義化を進めたが、独裁的傾向も強かった。
プーチン 1952~
ロシア連邦大統領(在任2000~08、12~)。旧ソ連KGB出身。エリツィンの後を受け、大統領に就任した。
クリミア半島
黒海北岸の半島。15~18世紀、オスマン帝国の勢力圏下にクリム=ハン国が存続したが、ロシアに併合された。
【地図】