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●コタ地区(旧バタヴィア)
(インドネシア ジャカルタ)
【歴史】
1619年 オランダ東インド会社が要塞を築き、本拠地とする
1799年 東インド会社解散後、オランダ領東インドの行政が置かれる
1942年 第二次大戦中に日本が占領し、ジャカルタに改称される
1949年 戦後にオランダから独立が承認される

探訪日時:2019年12月
入場料 :博物館は各5000ルピア
地図  :

歴史的意義 :★★★★
規模    :-----
アクセス  :★★★★
個人的満足度:★★★★

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コタ地区のファタヒラ広場にある歴史博物館。
この建物は1707年に建てられたバタヴィア市庁舎である。

バタヴィアはオランダ東インド会社の拠点となり、
東インド会社解散後も、オランダ領東インドの統治の中心地となった。
バタヴィア
現在のジャカルタ。1619年オランダ商館の建設以後、オランダ総督府がおかれ、オランダ領東インド形成の中心となり、発展した。
オランダ領東インド
17世紀初め以来、じょじょに形成されたオランダの植民地。ほぼ現在のインドネシアの領域。東インド会社による経営は、日本からペルシア湾にいたる海域の貿易を主とし、ジャワ・モルッカ以外は沿岸都市の確保にとどまった。18世紀末、政府直轄地とする前後から領土拡張政策に転じ、ジャワでは強制栽培制度などの住民へのきびしい搾取を行った。

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歴史博物館より、1650年のバタヴィア。
スンダ=クラパ港を中心に町が形成されているのがわかる。

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こちらは前回の記事で紹介した海洋博物館。
建物は17世紀から東インド会社の倉庫として使用されていた。
東インド会社(オランダ)⑨
1602年、特権的商人団によって設立された会社。香辛料貿易を独占し、ジャワをはじめとするオランダの東インド経営推進の中心となった。1799年に解散した。

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1839年に建てられた見張り塔。
海洋博物館のチケットで上まで登ることができる。

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塔の上からはジャカルタ市街が見渡せる。
オレンジ色の屋根をした、オランダ領東インド時代の建物が目立つ。
特段景観が素晴らしいという訳でもないが…。

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砲台も残されている。
川沿いの地域の時代ごとの比較写真が展示されてあったが、
近年の再開発によって市場が閉鎖されるなど、景観が変わりつつある。

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コタ地区のインタン跳ね橋。
こちらも1628年にオランダ領東インド政府によって造られたもの。
現在は通ることができない。

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跳ね橋周辺の地域は廃墟が並ぶ。
これらの建物もオランダ統治時代のものであろうか。

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華やかなファタヒラ広場から北に少し進むと、途端にさびれた景観になる。
観光地とスラムとの混在具合が印象的である。
「オランダ統治時代の綺麗な街並み」はファタヒラ広場だけのようである。