世界史の旅 -探訪記と歴史グッズ-

世界史好きの旅行ブログやってます。現地で買ってきた土産物などをアップしてます。

カテゴリ:<探訪記>国別 > トルコ

●テオドシウスの城壁
P1060254
探訪日時:2016年12月
入場料:無料

【どんな場所?】
5世紀に東ローマ帝国(ビザンツ帝国)のテオドシウス2世が建設。
帝都のコンスタンティノープルは北・南・東は金角湾とマルマラ海に面しており、
西側を防御するために造られた。
この城壁により、コンスタンティノープルは1453年にオスマン帝国によって
陥落させられるまでの1000年間、難攻不落の都市となった。

メモ:
1453年パノラマ歴史博物館を見た直後に訪れたので、
「オスマン帝国軍はこのあたりから大砲撃って攻めたのか」とか
イメージしながら見ることができた。
雪も降っていて極寒だったため、あまり長居はできず。

個人的満足度:★★★★


P1060253
城壁は全長7kmにも及ぶ。
修復が遅れているところも見られるが、
オスマン軍の大砲で崩されたままの状態」にも見えて、
大変趣がある笑。経年劣化なのだろうけど。

●1453パノラマ歴史博物館
P1060230
探訪日時:2016年12月
入場料:10トルコリラ(オーディオガイド+5トルコリラ)

【どんな場所?】
1453年のコンスタンティノープル陥落に関する博物館。
見どころは最上階にある、陥落時の様子を再現したドーム状のジオラマである。

メモ:
360度のパノラマで再現されたコンスタンティノープル陥落。
自分もその場にいるかのような臨場感が味わえる。
下の階のメフメト2世の展示も見応えがあり、
日本語オーディオがあるので理解しやすい。
みやげ屋はメフメト2世推し、文句はあるまい。

個人的満足度:★★★★★

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入口ではメフメト2世がお出迎え。

P1060233
コンスタンティノープル陥落に関するパネル展示。

P1060235
メフメト2世はコンスタンティノープル征服後、
ただちにコンスタンティノープル総主教を叙任させ、
キリスト教信仰の自由を認める
他宗教には寛容であったことや、法整備につとめたことなどが展示されており、
メフメト2世が統治者としての感覚にも優れていたことが窺える。

P1060237
金角湾は鎖で封鎖されていたため、
メフメト2世は迂回して船を山越えさせる奇襲にでる。
油を塗った丸太をひいて、船を引き揚げる様子が
壁一面に描かれている。

裏をかかれたビザンツの住民たちは
さすがに恐怖に陥ってパニックになったという。
ちなみにこの時のメフメト2世は21歳…!

P1060240
メインの展示。360度パノラマ!
絵が精巧でリアリティ溢れる。
四方から大砲の音や軍楽隊の音楽などが聴こえてくる。

P1060243
テオドシウス城壁が崩れかかっている。

P1060244
ビザンツ側の反撃「ギリシャ火」も見られる。

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白馬にまたがるメフメト2世。
陥落まであと少し、といったところか。

ビザンツの最後の皇帝コンスタンティノスが最後まで戦い、
勇敢に死んでいったことも、展示やオーディオで触れられていた。

P1060248
おまけ。メフメト2世が幼少期に描いた絵。
なかなか味がある。

軍事博物館その2、オスマン帝国時代編。

P1060166
この博物館は、戦いの様子がジオラマ化されていて
臨場感溢れる展示がされている。
こちらは1526年のモハーチの戦いの様子。スレイマン1世の時代。
この戦いに勝利したオスマン帝国はハンガリーを領有し、
ウィーンにまで迫ることになる。

P1060150
この博物館の中でも展示物が多いのは、
1453年のコンスタンティノープル陥落に関するものであろう。
スルタンのメフメト2世は、ビザンツ帝国の都コンスタンティノープルを
陥落させ、イスタンブールと改称した。

P1060167
金角湾を封鎖した鎖
コンスタンティノープルの防御は固く、
金角湾には防鎖がめぐらされ、船では近づけない状態であった。

P1060172
地図の赤線の箇所が封鎖されたところ。
メフメト2世は軍艦を山越えする奇襲をして、
ビザンツ帝国の裏をかき、金角湾に侵入した。

P1060113
博物館の入口すぐの庭に、
オスマン帝国軍がテオドシウス城壁に撃ち放った
「ウルバンの大砲」が展示されている。
大砲の重さは500kg以上あり、飛距離は1kmという破壊力…!
強固な城壁を崩すことに成功した。

P1060173
館内でもコンスタンティノープル陥落のジオラマが展示されている。
城壁に向かって大砲を放つ様子が描かれている。

P1060170
なかなかの臨場感。
ちなみに、このシーンのジオラマを360度で体験できる
「1453パノラマ博物館」の再現度は、ここよりもすごい。

P1060222
時代は飛んで、この博物館は建国の父アタテュルクの展示も豊富。
衣服や剣、小物などの私物が多く並ぶ。
ミュージアムショップもアタテュルク推し。


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この部屋全部アタテュルク

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アンカラのアタテュルク廟。
いつか行きたい。

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