世界史の旅 -探訪記と歴史グッズ-

世界史好きの旅行ブログやってます。現地で買ってきた土産物などをアップしてます。

カテゴリ:<探訪記>国別 > モンゴル

●チンギス・ハンと社会主義

探訪日時:2013年12月
入場料:無料

メモ:
ウランバートル市内にある像をまとめて。
ウランバートルには「社会主義の名残り」と
近年の「チンギス・ハンごり押し」が交錯している。

個人的満足度:★★★★★

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まずはチンギス・ハンから。
ウランバートルの「チンギス・ハン空港」

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屋内には歴代ハンの肖像が飾られている。
2005年にモンゴル建国800周年を記念して
ボヤント・オハー空港からチンギス・ハン空港に
名称が変更になった。 

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エルデネの巨大チンギス・ハン騎馬像も近年建てられたもの。
チンギス・ハンへの回帰が顕著にみられる。 

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 スフバートル広場の政府宮殿。ど真ん中にはチンギス・ハン。
さすが建国の父。
社会主義時代はチンギス・ハンを英雄視することは禁止されていたので、
その反動が今の時代に来ている印象もする。

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スフバートルの騎馬像。彼は1921年に中国から独立を導いた人物。
彼を「独立の立役者」とみるか「社会主義国の建国者」とみるかは
気になるところである。
スフバートル広場もやがて「チンギス・ハン広場」になるのだろうか。

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偶然訪れたテレルジホテルの裏庭に、なんとレーニン像!!

もともとウランバートル市内にあったものだが、
数年前に「社会主義の象徴である」ことから撤去され、
競売にかけられていた。 
ホテルの裏庭にひっそりと佇むレーニン。
以下のニュースにこの像が取り上げられている。
モンゴル首都、最後のレーニン像を撤去(2012年10月afpニュースより)

レーニン像、世界中で撤去されているのだな。。

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ウランバートル中心地のチョイバルサン像。
他の社会主義国よろしく彼の廟もかつて存在したが、2005年に破壊されている。
 「モンゴルのスターリン」と呼ばれた彼の像も撤去される日も近い?


その他の像など
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マルコ・ポーロ像。フビライに仕えたモンゴルゆかりの人物。

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ナ、ナポレオン…!モンゴルで会えるとはね。みやげ屋にて。

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スーフィー像。躍動感たるや。

●政治粛清祈念博物館
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探訪日時:2013年12月
入場料:2500トゥグルク

【どんな場所?】
スターリンやチョイバルサンによる粛清を扱う博物館。
モンゴルの元首相であるゲンデンの家を博物館として1993年にオープン。

メモ:
木造の簡素な家で、一見博物館には見えない。
ソ連の介入によりモンゴルは社会主義国となり、文化が一掃された様子が伺える。
特にラマ僧への粛清が甚大なものだったことを知ることができた。

個人的満足度:★★★★

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モンゴル人民共和国のゲンデン首相。
彼はスターリンに向かって「お前こそロシアのハンじゃないか!」と言い、
スターリンを平手打ちして葉巻をふっとばしたらしい。
なかなか骨のある人物だ。
ゲンデンは捕らわれ、粛清されてしまったが、
発覚したのはソ連崩壊後のことであった。

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ラマ僧が富を搾取している、と
民衆に向けられたプロパガンダポスター。
ラマ僧たちの頭蓋骨も多く展示されていた。 

●ザイサン・トルゴイ
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探訪日時:2013年12月
入場料:無料

【どんな場所?】
ウランバートルに1971年に建設された戦勝記念碑。
ソ連軍とモンゴル軍によるモザイク画が描かれている。

メモ:
モンゴルがソ連の衛星国だった時代の遺物。
「モンゴルはソ連のおかげで日本とナチスに勝ち、平和が訪れました」というストーリーで
ぐるりと360度モザイク画が施されている。

日本人としてはいささか複雑な心境ではあるが、
社会主義アートとしてはかなりの出来映えで、
絵のテンションが素晴らしい。

個人的満足度:★★★★★

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モザイク画の外側にはレーニンが!

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旭日旗を踏みにじる」の図。

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鉄十字旗を踏みにじる」の図。

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「モンゴルに平和が訪れました」の図。
CCCPのヘルメットを持った宇宙飛行士が絶妙。 

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高台にあるので見晴らしがいい。

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