2010年07月

2010年07月31日

難しい

7月31日(土)
いろんなものを背負ってるんだなって思う。


あたしには計り知れないくらい沢山のことが彼の肩にのしかかってる。


実家の病院のこと。
お父さんのこと。
家族のこと。
医局のこと。
抱えてる患者さんのこと。
指導してる研修医のこと。
大学のこと。


あたしは何も出来ない。


出来ることがないの。


もう彼に関わらないことがあたしが出来る唯一のことなのかもしれない。


だってね。
もうこれ以上煩わしく思われたくないし嫌われたくもないんだもん。


でもね。
正直言うといまだってあたしは彼からの連絡を待っちゃってるの。


この期に及んであたしは何を期待してるのかな。


ほんとばか。


彼からは当たり前のように連絡はなくて。


もうないんだなって分かってるはずなのに。


認めたくない感じ。
受け入れたくない感じ。


理解はしてるんだけど。


こればっかりはなかなか難しいよ。。。


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夏休みのあたしの生活と仕事してる彼の生活。

7月30日(金)
朝、起きると辛い。
彼のことを想うから。


想うことが辛いなんて言っちゃいけない言葉かも。


明けない夜はないっていうけど、夜が明けてもあたしは辛いの。


だから朝はどん底。
最近いつもどん底。


夏休みが始まってからのあたしの生活は。
10時とか11時に起きて。
勉強したり。
テレビ見たり。
ダラダラしたり。
TSUTAYA行ったり。
スタバに行ったり。
夜も適当な時間に寝て。


夏休み、まだ3日目だけどまぁこんな感じ。


でも彼は。。。
当たり前に大学が夏休みであたしが夏休みでも大学病院は普段どおりだから。
7時に起きて8時すぎには家を出て。
9時から17時半までずっと診療して。
昼休み1時間で。
18時半くらいからラボで帰るのは22時や23時。
帰ってからCBTや卒試の問題作って。
寝るのは2時とか。


この落差。


これもあたしが辛い気持ちになることの一つだったりし。


彼が忙しくしてるのにあたしがダラダラしてるっていう事実。


あたし気にしすぎかな。


でもね。
彼を見てると頑張らなくちゃって思うの。
彼を想像すると怠けていられないって思うの。


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2010年07月30日

プロローグとエピローグ

7月29日(木)
東京は雨。
久しぶりに涼しくて。


あたしはまた銀座に行ってジミーチュウの本社から取り寄せたお財布を買ってきたの。


この前ヴィトンの財布買ったばっかなのに。


でもこのジミーチュウの財布は使う予定はなく。
レアだからただ手に入れておきたかっただけ。


日本中の店舗に問い合わせてもらってもなくて、ついには本社から取り寄せるという究極の手段まで使っちゃった。。。


でも、こうやって大概のものが手に入るし大概のことが思い通りになっちゃうことがあたしの弱点なんだと思うの。


だからあたしは弱い。
いざというときに。
逆境に。
自分の思い通りにいかないことに。
。。。あたしは弱いの。


あのね。
逢えなくなることが悲しくて寂しくて辛いこと、あたし知ってるの。


嵐がそうだから。


逢いたいけど。
逢えない人。


忘れられない人がまた一人増えちゃった。


《プロローグ》
初めて彼を見たとき。
あたし運命とまではいかないけどビビッてきたの。


そんな感覚は初めてで。


嵐のときですら感じなかったんだけど。。。


そして初めて話したのもこの日だった。


風邪気味で鼻グズグズして鼻かんでたあたしに彼が「風邪?大丈夫?」って話しかけてきたの。


もう一年以上も前のこと。


それからもたまにすれ違ったけどそれだけ。


話すこともなく。


でもね。
初めてご飯食べたときに「先生は覚えてないと思うけどあたし去年先生と話したことあるんだよ」って言ったら彼も覚えてたの。


「トイレットペーパーで鼻かんでたね」って。


これだけであたしは十分な気さえしてくる。


彼があたしっていう存在を認識してるだけでいいやって思うの。


幸せって思うの。


《エピローグ》
離れちゃうけど。
もう二度と逢えなくなっちゃうけど。


それでも、遅かったのかもしれないけど、彼と仲良くなれて良かった。


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2010年07月29日

好きってこういうこと

彼を想う。
一日に何回も。何回も。


「楽しいときは誰とでもいいけど悲しいときはあなたじゃなきゃだめなんだ」って歌詞があるけど。


あたしは悲しいときはもちろんだけど楽しいときも彼とじゃなきゃだめ。


彼といれば何でもないことも楽しくて嬉しくて。
話す会話の一つ一つにドキドキするの。


だから逆に彼が言う言葉に傷つくときだって誰かが言う同じ言葉よりもより深く傷つくし悲しくなるの。


好きってそういうこと。


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2010年07月28日

逢えなくなるのもそう遠くない未来

7月27日(火)
いっぱい傷つきたい。


そしたら諦められるかもしれないし嫌いになれるかもしれない。


だって他に方法、思いつかないよ。


中途半端は辛い。


どっちつかずなんだもん。


ウザいなら容赦なく傷つけて。


そう思ってたら昨日、メールをシカトされた。


夜ご飯学食?って。
久しぶりに先生と研修医とご飯食べたいなって。


彼にメールしたけど見事に返信来ず。


これが彼の答えなんだと思ったの。


シカトって相手の気持ち、ほんと分かっちゃうもん。


あたし結構いろんなことで傷ついてもまた頑張れるけどシカトだけは無理。


だからもう連絡しない。


やっと思えた。
ほんとないんだなって。


昨日は彼にメールしても全然返信がなくて。
あたし待ってるのが耐えられなくてデパス2錠飲んで寝ちゃったの。


7月28日(水)
朝起きてケータイをチェックしても彼からの連絡なかったから。


だから2つ前に書いたあの結論になったの。


もう話しかけない。
メールもしない。
電話もしない。


ただ好きでいるだけ。


そのうちこの想いは熱を失うはず。


そしてまたあたしは誰かを好きになる。


それがいつになるかは全然分かんないけど。


だっていまは彼のこと大好きだし(シカトされてるのにも関わらず)


他の人のことなんて考えられないの。


でも今日から夏休みだからどっちにしても彼にはしばらく逢えないもんね。


いい機会かも。


あたしの夏休みが終わ頃には彼、病院やめてる可能性もあって。


そしたらもう永遠に逢えなくなっちゃう。


人と人っていつ逢えなくなるのか分かんないもの。


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空回り。堂々巡りの片想い。

7月26日(月)
研修医とラボで話して家に帰ってきてから結局彼にメールしたの。


「先生がいなくて今日は変な感じだけどいなくなっちゃうってこういうことなんだね」って。
「この前はほんとごめんなさい」って。


そしたら「それは全然気にしてないけど金曜日、ポリクリ中なのに病院から出てたでしょ」って。
「俺ああいうの嫌い」って。


やっぱりあたしが診療見学サボってたのバレてたし印象悪くなってた。


あたしだいぶ彼のこと分かってきたかも。


何が嬉しいか。
何が嫌いか。


とりあえず嬉しがることはまだわかりきってないけど嫌いなことならなんとなく分かる。


だから彼のそのメールに対して返信したけど。
彼から返信来ず。


そして。。。
7月27日(火)
朝、病院のエレベーターで彼と乗り合わせて。


福岡のお土産持ってて。
久しぶりに見る彼で。
あたしは嬉しくて。


やっぱり学校に、病院に彼がいるだけで幸せ。


そして今日は午後から彼の科の診療見学で。


あたしはまだ一回も彼のブースには入ったことなくて今日も別の先生の診療を見学してたんだけど。


帰るときにフロア歩いてたら目が合って。
マスクしてたから完全にアイコンタクトだけだったんだけど先生ニヤリってしてて。


あたし思わず話しかけちゃって。


あとで何で診療室なのに話しかけたんだろって自己嫌悪になって。


なーんかあたし空回り。


話すほどに幻滅ってか嫌われてく気がする。。。


でもこのときは仲直りできたことが嬉しくて。


大喧嘩のあとに絡むのは初めてだったから。


でもほんとはあの大喧嘩のときにちゃんと距離をおくべきだったの。


あたしばかだからちょっと優しくされたらまた彼に傾いて。


もう関わりあいたくないとか言ってたのに。


仲直りできたらまた彼に近づいて。


悲しいだけの堂々巡り。


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結論

7月26日(月)
彼がいなかったからあえてラボに行ったの。


研修医と話すために。


だって研修医とは番号交換してないし研修医と彼ってだいたいいつも一緒だから彼のことを相談したくてもいままでは出来なかったから昨日はいいチャンスと思って逢いに行ったの。


彼がいないラボはやっぱり寂しかった。


あたしがラボに行くのはいつも彼に逢いに行くためだったし。。。あたしがラボにいるときはいつも隣りに彼がいたから。


ほんと変な感じした。


そして研修医と話して聞きたかったことのうち2つは聞けたの。


彼のお父さんのことと彼の好きな人のこと。


この前、彼から親父が倒れたって聞いたんだけどあたしが想像してた以上に事態は深刻だったの。


研修医も詳しくは聞けてないって言ってたけど。


ほんとだったらいますぐ大学病院やめて広島に帰って家を継ぐのが普通なのに。
彼は責任感強いからこんな中途半端な時期に辞められないって、来年の春まではって思ってるはずだって、俺はいて欲しいって研修医は言ってた。


あたしは半年後って思ってたからまさかいますぐに彼がいなくなるなんて想像もしてなかったから。。。


正直ショックだったの。


でも、辞めないで。。。なんてとてもじゃないけど言えるわけない。


彼の人生だし。


このタイミングであたしと彼は仲良くなったんだからしょうがない。


最初から一緒にいることが無理なのは決まってたし分かってたの。


まず彼があたしのこと好きにならないし。
春には広島に帰るし。


でもあたしはそんな事情お構い無しに彼に恋をし続けてるんだけどね。


あともう一つは彼の好きな人のこと。


研修医がこの前言った「あれ、お前のライバル」


「あれってどういう意味なの?」って聞いたら「先生は可愛い子好きだから」って言ってた。


「それって先生が言ってたの?」って聞いたら「俺と先生って好きな子似てるから分かるの」って。


「だからお前のことも気に入ってるよ」って。


でもね「先生、お気に入り何人かいるからなぁ」とも言ってたし。


「もっと違う人に恋すればいいのに」とも言われた。


「こんなにうまくいかない恋愛初めてだろ」って。


「何で分かるの?」って聞いたら「分かるよ」って。


確かに付き合ってから悩んだり別れた後もずーと忘れられなくて。。。っていう苦しさはあったけど付き合うことさえ出来ない片想いってほんと初めて。


もうやめちゃおう。


どんなに傷ついてもあなたがいいの。。。なんて思えたとしても実行するのは難しいもの。


やっぱり傷つくのは怖い。


どんな痛みにも耐えられるって言えるほどあたし強くないの。


だからって彼への想いがそんなもんとは思えないんだけど。


でももう連絡したり話しかけたりするのはやめようって思うの。


もう心の中で勝手に静かに確かに想うだけにする。


こうやってあたしが結論を出したのは7月28日(水)


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2010年07月26日

彼がいなくなった後

あたしと彼。
同じ敷地内にいるんだから毎日逢える。


あたしが逢いに行けばいつでも逢える。


話せるかは別として。


毎日好きな人の顔を見れるって幸せ。


逆にお互い気まずいときは最悪だけど。


あと半年でそれが終わっちゃうなんてあたしはやっぱり寂しいな。


笑っても泣いても半年。
長いようで短くて。
短いようで。。。うん、やっぱり短い。
半年ってこんなもん。


7月26日(月)
今日は彼には逢えず。


あたしは昨日のうちには彼、広島から帰ってきて今日からまた普通に病院ですれ違ったり見かけたり出来るって思ってたの。


でも今日は全然彼のこと見かけなくて。
来てないのかなって不安になって。。。
昼休みに研修医と逢ったから「今日先生は?」って聞いたら「休みだよ」って。
「先生いま広島にいるよ」って。
「帰ってくるのは明日か明後日だったかなぁ」って。


明後日って。。。
あたしちょうど明後日から夏休みなのに。


あたしが夏休みになったら当たり前に大学にも病院にも行かないからこのまま彼と全然逢えないってことになっちゃう。


無理。無理。
どう考えても無理。


そんなわけで今日は彼の医局のメンバーを見かけてもそこに彼はいなくて。
喫煙所で彼がいつも一緒に喫煙してるメンバーがいても彼だけはいなくて。


変な感じ。。。


あたしはなんだかすごくそれが寂しくて。


半年後のことが今日一日で実感出来てなんだかすごく怖くなったの。


彼がいない大学。
彼がいない学食。
彼がいない喫煙所。
彼がいない病院。
彼がいない医局。


すごく寂しいし怖い。


いなくなっちゃうってこういうことなのかな。。。


あたし正直、大丈夫って思ってたの。


半年後どんなに寂しくても自分でちゃんと乗り越えるからだから半年間だけでもいいから一緒にいたいって思ってた。


でもこんな考えはおこがましくて。


一日彼がいないのを体験しただけでもあたしはかなり無理で。


思わず彼にメールしたくなっちゃうくらい。


「久しぶり」って。
「東京は暑いけど広島はどうですか?」って。
「早く帰ってきて」って。


まぁこんなこと絶対にメール出来ないけど。


あたしほんとに彼のこと好きみたい。


どこがいいんだろ。


彼じゃなきゃだめで。
彼じゃなきゃいやで。


どんなに傷つくこと言われても諦められない。
嫌いになんてなれないし疎遠にだってなれない。


こんなこと、わかりきってる事実。


tur1118 at 21:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

困ったこと

彼がもっといい加減な人だったら呆れるし愚痴も出るし嫌いになるのに。


いい加減じゃないから逆に困るの。


そんなんじゃいつまでたっても嫌いになんてなれないじゃない。


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死ぬかと思った

7月23日(金)
心臓とまるかと思った。
いや。
むしろ働きすぎ。
動悸すごくて。
脈拍早くて。
いやな汗かいた。


今日はね、週末だしもーすぐ夏休みだしっていう理由で午後の診療見学やめて学校からちょっと距離のある新しくできたアイス屋に行こうってことになって。


白衣から私服に着替えてりょうとジャイアンと3人で学校から駅に向かって歩いてたの。


あたし達が職員の駐車場を横切ってるときにタイミングいいのか悪いのか彼の車がゆっくり出てきたの。


最初は彼の車って気づかなくて「あれ、あの車って彼の車かな。。。」っていう感じでその車見てたんだけどドンピシャで彼の車で。


あたしは「何で?」って。
まだ14時なのに彼はもちろん私服で。
隣りには顔までははっきり見えなかったけど女の人が乗ってるのが見えて。
あたしと彼はばっちり目が合って。
すれ違った後にあたし思わず振り返ったら彼もこっち振り返ってて。


もうこの瞬間からほんとあたし生きてる心地しなかったの。


りょうにもジャイアンにも彼のことは一切話してないからこの状況とか言えるわけなくて。


だからあたし楽しいふりしなくちゃで。


実際アイスどころじゃなくてアイス買ってまたすぐ病院に引き返して。
この間小一時間。


病院に帰ってきて敷地内を歩いてるときにあたしさりげなく職員の駐車場で彼の車を探したけどあるはずもなく。


アイス屋から帰る間もずーとあたしの脈は早くて心臓バクバクで手冷たくなってたの。


白衣に着替えてとりあえず心臓バクバクのまま彼の科の医局に行って彼がいるのか確認したら「今日はもう帰ったよ」って他のドクターが教えてくれて。


「今日はもう戻ってこないですか?」って聞いたら「戻ってこないよ」って。


だってまだ15時過ぎなのにおかしいな。
いつも彼が帰るの22時や23時なのに。。。
それよりも15時ってまだ大学病院の診療時間内なのに何で帰ってるの。。。
しかも隣りに女の子乗ってたのは確実だし。。。


あたしね、ほんとはちょっとだけ期待してたの。
彼はちょっと外出しただけですぐまた病院に戻るはずだって。
あたしがアイス屋から戻ってきたときには彼の車はまた病院職員の駐車場にあるはずだって。


重い気持ちのまま医局から離れたらちょうど彼と仲良しの研修医がきて。


あたし呼び止めて。


「いまさっき先生が車でどっか行くの見たけど助手席に女の人が乗ってたの」って言ったら。


「あぁー、先生は明日大学の同期の結婚式だから今日の午後から休みで車で向かったよ」って。


「ここで働いてる友達(彼と同期のドクター)と行ってるはずだよ」って。


「結婚式が福岡だから広島まで車で行くって言ってたよ」って。


「明日結婚式終わった後にオヤジさんと今後のこと話すらしいよ」って。


研修医のその言葉聞いて思い出したの。


確かに彼、大喧嘩する数日前に「俺来週は福岡行くんだ」って言ってた。


研修医の言葉聞いてほんと全身の力抜けて。
安心して。
ほっとして。
それと同時に「あー、あたし嫉妬してたんだな」って思ったの。


とりあえず一安心。


まぁ逆に、あたしが診療見学サボってたのは確実にバレてますます印象は悪くなっちゃったけど。。。


でも。
とりあえずはほんと良かったぁ。


動悸がして。
脈拍早くて。
手が冷たくなって。
彼が女の人と車に乗ってるのを見ただけでこんな身体の変化があるなんてこれもあたしが彼を好きって証拠よね。


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