ヴェルメイユ賞

4連勝の3歳牝馬が2頭出走。
片方は、ドイツオークスを勝ったWell Timed。
もう一方は、前哨戦に当たるミネルヴ賞G3を勝ったWorth Waiting。
立ちはだかる、古馬牝馬Kitesurfだが、前走ポモーヌ賞G2は勝っているものの、そのポモーヌ賞大敗のBebe d'Amourにはコリーダ賞で先着されている。
果たして、G1の器かどうか?
もっとも、このレース出走馬のレベルはどうか?
そのあたりの答えも、3歳牝馬たちにかかっているかもしれない。




フォワ賞

クリンチャーが出走する。
きっと、クリンチャーが、凱旋門賞を勝てると思っている人は多くはあるまい。

ブライアンズタイム産駒ではないが、母はブライアンズタイム産駒である。
何しろ、ロンシャン2400凱旋門賞は、リボーの血が騒ぐ。
走ると思われていなかった、ナカヤマフェスタは、凱旋門賞も前哨戦フォワ賞も2着。
かれも、母型に、タイとスポットというリボーの血を引いていた。
サトノダイヤモンドも、わずかながらリボーの地を引くが、彼の走った2400はシャンティイである。

さて、クリンチャー。
ナカヤマフェスタほどではないものの、遜色ないリボーの血の濃さ。
また、ナリタブライアンも、マヤノトップガンも走っていない、ここで、その血が楽しみなのは言うまでもない。
エムアイブランのような、ダート猛者も現れるブライアンズタイムであるから、その点、欧州馬場は、適性あるかのうせいもある。

サクラローレルが、フォワ賞にチャレンジしてから、ずいぶんと立つ。
ローレル自身は、ブライアンズタイム産駒ではないが、その、BT2強のライバルだった。
あの時の、不運なくやしさを、なんとしても、クリンチャーには跳ね返してほしいものだ。



ライバルは、なかなかすごいメンバーぞろい。

1番Capriカプリは、愛ダービー馬。
愛ダービーでは、今回人気のWaldgeistヴァルトガイストを破り、セントレジャーでは、キングジョージ2着で、先日もエネイブルと争ったCrystal Oceanを退けている。しかも、長距離猛者Vazirabadをゴールドカップで退けたStradivariusをも下している。
シャンティイの凱旋門賞だけを見ると、人気になりそうもないが、怖い1頭だ。

Waldgeistヴァルトガイストも、サンクルー大賞馬となり、一躍時の馬。
しかも、同じ時代のライバルRecoletosは、先日ムーランドロンシャンを勝ったばかりで、今年の勢いはいい。
ただ、サンクルーで争った相手Coronetは、キングジョージ3着とはいえ、大敗。
Capriにもやぶれているから、どこまで評価してよいか?


今年、調子の上がらないCloth of Stars。
昨年凱旋門賞2着馬。
見限っていいのかどうか?そのあたりはわからない。

一番怖いのは、Talismanicタリスマニックだろう。
今年、ドバイでは大敗だが、ドバイターフでの話ではなく、ワールドカップでの話。
ここは度外視すれば、休み明けをさらっと勝ち上がってきていて、順調にここをステップにしてゆくだろう。

クリンチャーは3番手評価のようだが、さてさて。
個人的には、クリンチャーと、タリスマニック、カプリの3つ巴となりそうな気もしている。続くのが、ヴァルトガイストと不調クロスオブスターズ。




ニエル賞

Neufboscヌボスク1強だろう。
この馬がパリ大賞を2着したのだが、相手は、昨日、セントレジャーで勝っている。この馬も、凱旋門賞へ向け、負けられないところだろう。
ライバルと言えば、同世代のロアリングライオン、サクソンウォリアー、スタディオブマンらが、愛ちゃんへ向かう中、こちらは、伏兵路線ながら、2400ロンシャンである。ディープインパクトを破ったレイルリンク以来の快挙へ向かう。




パン賞

インズオブコートとジェニアルの対決になるのだが、右回りがどう出るか?
社台のクードゥボーテは、ここで行われたプールデッセ2着馬であるし、G1ロートシルト賞3着のロザインペリアルも怖い存在。