凱旋門賞への道〜フランス競馬ブログ親父

凱旋門賞へ向け、フランス競馬を中心にした話題、フランスダービー、フランスオークス、パリ大障害、アメリカ賞他

フランス競馬平地:2008

2008年 フランス平地古馬牝馬重賞戦線 回顧

近年充実が図られてきたこの路線。
充実が図られたのは、古馬のみの重賞である。
前半戦活躍したフェアブリーズはエリザベス女王杯にも出走したので知っている人も多いだろう。
同じくエリザベス女王杯に出走したトレラピッドの名前もここに見られる。

大きく分けて2つに分かれる。
オペラ賞までとオペラ賞より後である。
オペラ賞より後のレースは来年に向けて、または、牝馬の勲章のためのレースである。

ジャパンカップに出走する馬、エリザベス女王杯に出走する馬を見てもわかるのだが、明らかに日本の競馬へ向う馬は、強くなってしまった日本の馬にやられて傷がついてしまうより、欧州では少々足りなくとも、適正があれば日本で開花するかも知れぬ馬が日本へ向っているのである。

そんなことを考えていると、パートワン国となって、世界に門戸を開いた日本へやってくる馬は、昨年とおり、こういったレースを経てくる可能性が高い。
そういう意味でも注目である。

G3 2000 PRIX ALLEZ FRANCE 4歳以上牝馬 (アレフランス賞
1着 FAIR BREEZE
2着 CLAIRE ET BLEU 4馬身
3着 BELIEVE ME 半首

G2 2100 PRIX CORRIDA 4歳以上牝馬 (コリーダ賞
1着 FAIR BREEZE
2着 LA BOUM 3/4馬身
3着 BELIEVE ME 鼻

G1 1600 PRIX D'ASTARTE 3歳以上牝馬 (アスタルテ賞
1着 GOLDIKOVA
2着 DARJINA 半馬身
3着 NATAGORA 2馬身

G2 2500 PRIX DE POMONE 3歳以上牝馬 (ポモーヌ賞
1着 AVANTI POLONIA
2着 TURFROSE 1馬身半
3着 BELIEVE ME 2馬身半

G2 2000 PRIX JEAN ROMANET 4歳以上牝馬 (ジャン・ロマネ賞
1着 FOLK OPERA
2着 FAIR BREEZE 1馬身半
3着 HAPSBURG 半馬身

G1 2400 PRIX VERMEILLE 3歳以上牝馬 (ヴェルメイユ賞
1着 ZARKAVA
2着 DAR RE MI 2馬身
3着 TREAT GENTLY 半馬身

G2 2500 PRIX DE ROYALLIEU 3歳以上牝馬 (ロワイヤリュー賞
1着 BALLADEUSE
2着 TRES RAPIDE ブフ  半馬身
3着 DAR RE MI ルメール  1馬身半

G1 2000 PRIX DE L'OPERA 3歳以上牝馬 (オペラ賞
1着 LADY MARIAN
2着 LUSH LASHES マニング 1馬身半
3着 KATIYRA キネーン 1馬身半

G3 2100 PRIX DE FLORE 3歳以上牝馬 (フロール賞
1着 ALBISOLA
2着 LIGHT GREEN 首
3着 TRES RAPIDE 2馬身

G3 2100 PRIX FILLE DE L'AIR 3歳以上牝馬 (フィーユ・ド・レール賞
1着 LA BOUM
2着 RAINBOW DANCING  1馬身
3着 FOLLE ALLURE  半馬身

2008年 フランス平地長距離重賞戦線 回顧

前半は、コースタルパスの一人舞台。後半は彗星のごとく現れたスペイン馬バナビーにキャドラン賞をさらわれた長距離戦線。
最後の最後に大賞イェーツが幕を引いた。
お年よりも結構活躍し、息の長い馬の多い長距離戦線。
エリモエクスパイア、イングランディーレなど、彗星のごとく現れた馬が一気に頂点へ上っていくことは、長距離界らしい現象かも知れぬ。
バナビーオリオンスターが先日説明したLe Defi Du Galop出身であるが、何度も名前が見られる。
キャドラン賞では1着3着と共に馬券に絡んだ。


G3 3100 PRIX DE BARBEVILLE 4歳以上 (バルブヴィル賞
1着 COASTAL PATH
2着 ORION STAR 1馬身半
3着 PONTE TRESA 2馬身

G2 3100 PRIX VICOMTESSE VIGIER 4歳以上 (ヴィコンテッス・ヴィジエ賞
1着 COASTAL PATH
2着 ORION STAR  5馬身
3着 PONTE TRESA  4馬身

G2 2800 PRIX MAURICE DE NIEUIL 4歳以上 (モーリス・ド・ニュイユ賞
1着 INCANTO DREAM
2着 CAUDILLO 1馬身半
3着 NOBLE PRINCE 1馬身半

G2 3000 PRIX KERGORLAY 3歳以上 (ケルゴルレイ賞
1着 PONTE TRESA
2着 MAD RUSH 半首
3着 COASTAL PATH 2馬身半

G3 3000 PRIX DE LUTECE 3歳 (リューテス賞
1着 SHEMIMA
2着 AMERICAIN 3/4馬身
3着 WATAR 1馬身半

G3 3100 PRIX GLADIATEUR 4歳以上 (グラディアトゥール賞
1着 KASBAH BLISS
2着 BANNABY
3着 HIGH MAINTENANCE

G2 3000 PRIX CHAUDENAY 3歳 (ショードネー賞
1着 WATAR
2着 SHEMIMA  5馬身
3着 CENTENNIAL  半馬身

G1 4000 PRIX DU CADRAN 4歳以上 (キャドラン賞
1着 BANNABY
2着 INCANTO DREAM  頭
3着 ORION STAR  半馬身


G1 3100 PRIX ROYAL-OAK 3歳以上 (ロワイヤルオーク賞
1着 YEATS
2着 ALLEGRETTO 1馬身半
3着 VERACITY 首

2008年 フランス平地中距離クラシック重賞戦線 回顧

このクラスは、大まかではあるが、欧州G1常連組アジア北米遠征のG2組その他の組に分かれる。

G1級の馬では、ガネー賞のDUKE OF MARMALADESADDEX、サンクルー大賞のYOUMZAINSOLDIER OF FORTUNEとなろう。
秋には ZARKAVAが現れることになる。

アジア北米遠征のG2組も分かりやすい。

SPIRIT ONE(アーリントンミリオン)
BALIUS(香港、シンガポール)
LOUP BRETON(香港)
DOCTOR DINO(香港、カナダ、ドバイ)
POSEIDON ADVENTURE(香港)
TRINCOT(香港)
PURPLE MOON(日本、香港)
KOCAB(ドバイ)
THE BOGBERRY(香港)
などである。

パッと見で分かるのだが、欧州トップに通用しない馬がアジアにやってきているといった感じだ。
一流は北米BCへ向かっている。
ドバイ、香港、BCが主流であって、日本は寂しい限りだ。
番組構成、検疫、滞在厩舎等越えねばならぬ問題が多い。しかも賞金はいまや世界の常識の範囲内となっている。
こうやって改めてみると、どのレースがどういった意味合いになってくるか?が分かろうと言うものだ。
開幕戦のG3エクスビュリ賞から目は離せないのである。


G3 2000 PRIX EXBURY (エクスピュリ賞
1着 SPIRIT ONE
2着 BALIUS 3馬身
3着 ASPECTUS 6馬身

G2 2000 PRIX D'HARCOURT (アルクール賞
1着 LOUP BRETON
2着 SPIRIT ONE 半馬身
3着 BORIS DE DEAUVILLE 半馬身

G1 2100 PRIX GANAY (ガネー賞
1着 DUKE OF MARMALADE
2着 SADDEX 半馬身
3着 SAGEBURG 2馬身

G3 2400 PRIX D'HEDOUVILLE (エドゥーヴィル賞
1着 NOT JUST SWING
2着 INCANTO DREAM  1馬身
3着 NOBLE PRINCE  首

G2 2400 GRAND PRIX DE CHANTILLY (シャンティ大賞
1着 DOCTOR DINO
2着 ZAMBEZI SUN 半馬身
3着 NOT JUST SWING 半頭

G3 2000 LA COUPE (ラ・クープ
1着 CROSSHARBOUR
2着 SPIRIT ONE 3/4馬身
3着 BORIS DE DEAUVILLE 4馬身

G1 2400 GRAND PRIX DE SAINT-CLOUD (サンクルー大賞
1着 YOUMZAIN
2着 SOLDIER OF FORTUNE 半馬身
3着 DOCTOR DINO 3馬身

G3 2000 GRAND PRIX DE VICHY-AUVERGNE (ヴィシー大賞
1着 HAPSBURG
2着 KOCAB 半首
3着 BORIS DE DEAUVILLE 1馬身

G3 2000 PRIX GONTAUT-BIRON (ゴントービロン賞
1着 BORIS DE DEAUVILLE
2着 CROSSHARBOUR 1馬身
3着 ERADICATE 3馬身

G2 2500 GRAND PRIX DE DEAUVILLE (ドーヴィル大賞
1着 GETAWAY
2着 DOCTOR DINO 1馬身
3着 POSEIDON ADVENTURE 1馬身

G2 2400 PRIX FOY (フォワ賞
1着 ZAMBEZI SUN S. PASQUIER 2'28''80
2着 SCHIAPARELLI 半馬身
3着 LIGHT GREEN 1馬身半

G3 2000 LA COUPE DE MAISONS-LAFFITTE (メゾンラフィットカップ
1着 PALLODIO    D.BONILLA
2着 FULL OF GOLD 3/4馬身
3着 CHINCHON  頭

G2 1950 PRIX DOLLAR (ドラール賞
1着 TRINCOT メンディザバル
2着 LOUP BRETON クラテュス  頭
3着 THE BOGBERRY スミヨン  2馬身

G1 2400 PRIX DE L'ARC DE TRIOMPHE (凱旋門賞
1着 ZARKAVA  スミヨン
2着 YOUMZAIN  ヒルズ 2馬身
3着 SOLDIER OF FORTUNE 半馬身
3着 IT'S GINO   同着

G3 2000 PRIX ANDRE BABOIN - GRAND PRIX DES PROVINCES (アンドレ・バボワン賞地方大賞
1着 CHOPASTAIR  JB.EYQUEM
2着 ANABAA'S CREATION  3馬身
3着 INDIAN DAFFODIL  頭

G2 2400 PRIX DU CONSEIL DE PARIS (コンセイユ・ド・パリ賞
1着 CROSSHARBOUR パスキエ
2着 PURPLE MOON  首
3着 POSEIDON ADVENTURE  1馬身

2008年 フランス平地マイル重賞戦線 回顧

マイル戦線は夏のジャック・ル・マロワ賞と秋のムーランドロンシャン賞が頂点となる。
この2つのレースは近接しているので、必ずしも出走メンバーが重ならない。
そもそも、マイル戦線とクラシックディスタンスは中距離戦線で重なる。
春は英国のロッキンジSロイヤルアスコットの牝馬マイルのクインアンSがあるが、フランスではイスパーン賞がマイル系の馬の出走するG1となる。
これら以外のG2戦は、このG1戦線への戦いへの挑戦権獲得レースの意味合いが強い。
以下のレース達から取り上げる馬達とすると
SAGEBURG(G1イスパーンから秋はダニエル・ウィルデンシュタイン2着)
DARJINA(G1イスパーン2着からG1ムーランドロンシャン2着)
この2頭を筆頭にGRIS DE GRISSPIRITO DEL VENTORACINGERが目立つ。
3歳勢では、TAMAYUZNATAGORAがジャック・ル・マロワをワンツーし、ムーランドロンシャンでは、GOLDIKOVAが優勝、PACO BOYも3着した。
ここには載せていないが、牝馬マイルG1のアスタルテ賞では、ムーラン・ド・ロンシャンと同じ結果になり、3歳マイルチャンピオン、ジャンプラ賞TAMAYUZが制している。
PACO BOYも既にお伝えしたように1400のフォレ賞G1を制した。この辺りが欧州トップマイラーなのである。
香港に来た馬もパラパラいるので、力関係を測るには、日本人にも分かりやすい馬も多い。
また、ミュゲ賞2着のイタリアG1馬TURFROSEは、いずれ、お母さんとして、日本に子供が走る事になるのではないか。トーセンキャプテンとも同じような形である。


G3 1600 PRIX EDMOND BLANC (エドモン・ブラン賞
1着 KONIG TURF
2着 GRIS DE GRIS 鼻
3着 SPIRITO DEL VENTO 3馬身

G2 1600 PRIX DU MUGUET (ミュゲ賞
1着 GRIS DE GRIS
2着 TURFROSE 2馬身
3着 SPIRITO DEL VENTO 首

G1 1850 PRIX D'ISPAHAN (イスパーン賞
1着 SAGEBURG
2着 DARJINA  2馬身半
3着 LOUP BRETON  半馬身

G3 1600 PRIX DU CHEMIN DE FER DU NORD (シュマン・ドゥ・フェール・デュ・ノール賞
1着 SPIRITO DEL VENTO
2着 ATHANOR 1馬身半
3着 MOUNT NELSON 2馬身

G3 1600 PRIX MESSIDOR (メシドール賞
1着 RACINGER
2着 SPIRITO DEL VENTO 1馬身半
3着 CHOPASTAIR 2馬身

G1 1600 PRIX JACQUES LE MAROIS (ジャック・ル・マロワ賞
1着 TAMAYUZ
2着 NATAGORA 2馬身半
3着 MAJOR CADEAUX 3馬身

G3 1600 PRIX QUINCEY (カンセイ賞
1着 LAA RAYB
2着 ATHANOR 5馬身
3着 HOLOCENE 1馬身半

G1 1600 PRIX DU MOULIN DE LONGCHAMP (ムーラン・ド・ロンシャン賞
1着 GOLDIKOVA
2着 DARJINA 半馬身
3着 PACO BOY 1馬身

G2 1600 PRIX DANIEL WILDENSTEIN (ダニエル・ウィルデンシュタイン賞
1着 SPIRITO DEL VENTO ペリエ
2着 SAGEBURG スミヨン  3/4馬身
3着 FAMOUS NAME スマレン  1馬身半

G3 1600 PRIX PERTH (ペルス賞
1着 VERTIGINEUX  P.SOGORB
2着 GRIS DE GRIS 頭
3着 RACINGER 3/4馬身

2008年 フランス平地3歳牝馬重賞戦線 回顧

このクラスはZARKAVAに尽きるが、とにかく強い世代である。
ZARKAVAの強さは、ここにNATAGORAの名前がないことでも分かる。NATAGORAは明らかにZARKAVAを避けた。
まともに戦ったのがGOLDIKOVAだろう。
1000ギニープール・デッセ・デ・プーリッシュで2馬身破れ、エルメス賞では、展開不向きで4馬身半差の3着に泣いた。
しかし、この路線から古馬との対戦にいはいると、ZARKAVAのいないGOLDIKOVAは生き生きとして、最終的には北米のBCマイルまで勝利してしまう。
プール・デッセ・デ・プーリッシュ3着のHALFWAY TO HEAVENもG1を勝利しているし、GAGNOAも活躍した。

一つこの組とあたらなかった馬にSUB ROSEがいる。ロワイヨーモン賞で2着のTREAT GENTLYに3馬身差の圧勝である。
このTREAT GENTLYが後にマルレ賞を勝ち、秋活躍したことを思えば、仮にこの2400で勝利をしたSUB ROSEZARKAVAとどのような対決になったのか?と思わせるものであった。
とにかく、この世代牝馬は近年ないほど最強であった。

秋は、ドイツで戦ってきたLADY MARIANDAR RE MIが目立つ活躍であった。

この中から、今年古馬牝馬として戦う馬に何がいるかであるが、それは、今年蓋を開けてからということになろう。
ZARKAVAは引退したが、明け4歳牝馬は、やはり注意が必要な今年となろう。

G3 2100 PRIX PENELOPE(ペネロープ賞
1着 GAGNOA
2着 TOP TOSS 首
3着 SANJIDA 半馬身

G3 1600 PRIX DE LA GROTTE(グロット賞
1着 ZARKAVA
2着 CONFERENCE CALL 2馬身半
3着 LESSING 頭

G3 1850 PRIX VANTEAUX(ヴァントー賞
1着 BELLE ALLURE
2着 WAIT AND SEE 1馬身半
3着 PROVISO 2馬身

G3 2100 PRIX CLEOPATRE(クレオパトル賞
1着 LEO'S STARLET
2着 ANTIQUITIES  3/4馬身
3着 SANJIDA 3馬身

G1 1600 POULE D'ESSAI DES POULICHES(1000ギニー
1着 ZARKAVA
2着 GOLDIKOVA  2馬身
3着 HALFWAY TO HEAVEN  1馬身半

G1 2000 PRIX SAINT-ALARY(サンタラリ賞
1着 BELLE ET CELEBRE
2着 GAGNOA  3/4馬身
3着 PROVISO  頭

G3 2400 PRIX DE ROYAUMONT(ロワイヨーモン賞
1着 SUB ROSE
2着 TREAT GENTLY 3馬身
3着 BALLADEUSE 5馬身

G2 1600 PRIX DE SANDRINGHAM(サンドリンガム賞
1着 MODERN LOOK
2着 MOUSSE AU CHOCOLAT 3馬身
3着 ALBISOLA 鼻

G1 2100 PRIX DE DIANE HERMES(ディアヌ・エルメス賞
1着 ZARKAVA
2着 GAGNOA 3馬身
3着 GOLDIKOVA 1馬身半

G2 2400 PRIX DE MALLERET(マルレ賞
1着 TREAT GENTLY
2着 LEO'S STARLET 鼻
3着 DAR RE MI 頭

G3 1800 PRIX CHLOE(クロエ賞
1着 GOLDIKOVA
2着 TOP TOSS 3馬身
3着 PROVISO 3馬身

G3 2000 PRIX DE PSYCHE(プシシェ賞
1着 TOP TOSS
2着 CHANGING SKIES 半首
3着 PROVISO 鼻

G3 2500 PRIX MINERVE(ミネルブ賞
1着 DAR RE MI
2着 SHEMIMA 1馬身半
3着 ALPINE ROSE 3/4馬身

G3 2000 PRIX DE LA NONETTE(ノネット賞
1着 LADY MARIAN
2着 TREAT GENTLY 半馬身
3着 ALBISOLA 2馬身半

2008年 フランス平地3歳牡馬重賞戦線 回顧

大きく分けて、4つの評価軸がある。
一つは、2000ギニーからジャンプラ賞へと続くマイル路線。
一つは、フランスダービー
一つは、パリ大賞
そして、来年へ向けての重賞
と言うことになる。

マイル戦線は、ファルコが2000ギニーを制したものの、フォンテーヌブロー賞を制したタマユズがその2000ギニー以外、ジャンプラ賞を制し、しかも古馬との大戦でジャック・ル・マロワ賞も制した。
このマイル戦線は大変レベルが高かったが、BCマイルのゴルディコヴァ、フォレ賞のパコボーイなども活躍馬である。

フランスダービー路線は、前哨戦の重賞組ではない、オープン特別から無敗でヴィジョンデタが戴冠した。
秋口の凱旋門賞トライアルであるニエル賞も制し、3歳フランス牡馬頂点に立ったと言える。

そしてパリ大賞。
モンマルトルはフランスダービーで敗れたものの、リス賞を勝ち、パリ大賞を好タイムで勝利した。
しかし、散々お伝えしたように、ここのレベルは眉唾である。
タイムのため騒がれはしたが、この出走馬たちの後々の成績を見れば、そのレベルが分かる。

最後に、今年へつながる予定の3歳牡馬重賞である。3つ要注意がある。
メゾンラフィットのウジェーヌ・アダム賞はトゥワイスオーバー
ギョーム・ドルナノ賞はルシアンクロス
プランス・ドランジュ賞はネヴァーオンサンデー
これらが、今年の古馬戦線に参戦してくるのなら要注意の馬達である。
ネヴァーオンサンデーはその血統が、ファレノプシス、、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンとも縁のある血統であるので、注目だ。

日本では、昨年、アーリントンカップ出走組が活躍したが、それにあたるのが、フランスの場合フォンテーヌブロー賞である。
アーリントンカップ=フォンテーヌブロー賞なのではなく、フォンテーヌブロー賞=出世レースなのだ。
必ずしもマイラーとは限らないし、毎年なのではないが、わしが大変注目している重賞である。が、このお話は、昨年の2歳馬達にこそあてはまる話で、今回対象としている昨年の3歳牡馬は今年古馬である。

ディラントーマスデュークオブマーマレードが参戦してきた、ガネー賞イスパーン賞が、当面フランス競馬の春の古馬の目標となる。
マイル戦線では、G2ながら、注目はメーデーに行われるミュゲ賞ということになる。
ダイワスカーレットウオッカジャガーメイルなどとドバイ、英などで対戦する馬もこの3歳馬たちからも出てくるだろう。
無論、凱旋門賞参戦することがあれば、ディープスカイの同い年の馬達ということになる。


G2 2100 PRIX NOAILLES (ノアイユ賞

1着 FULL OF GOLD
2着 COURT CANIBAL 頭
3着 BLUE BRESIL 3/4馬身


G3 1600 PRIX DE FONTAINEBLEAU (フォンテーヌブロー賞

1着 TAMAYUZ
2着 MURCIELAGO 頭
3着 HELLO MORNING 1馬身


G3 2000 PRIX LA FORCE (フォルス賞

1着 HIGH ROCK
2着 SALSALAVIE 6馬身
3着 WATAR 2馬身半


G3 1800 PRIX DE GUICHE (ギッシュ賞

1着 TRINCOT
2着 IN CHAMBERS  首
3着 MAYWEATHER  1馬身


G2 2200 PRIX HOCQUART (オカール賞

1着 DEMOCRATE
2着 STARLISH  半首
3着 BLUE BRESIL  1馬身


G1 1600 POULE D'ESSAI DES POULAINS (仏2000ギニー

1着 FALCO
2着 RIO DE LA PLATA  3馬身
3着 RIVER PROUD  半頭


G2 2000 PRIX GREFFULHE (グレフュール賞

1着 PROSPECT WELLS
2着 RIPPLE  半首
3着 TROIS ROIS  半首


G1 2100 PRIX DU JOCKEY CLUB (仏ダービー

1着  VISION D'ETAT
2着  FAMOUS NAME 頭
3着  NATAGORA 1馬身半


G3 1600 PRIX PAUL DE MOUSSAC (ポール・ドゥ・ムサック賞

1着  ARCADIA'S ANGLE
2着  SENLIS 半馬身
3着  YORKTOWN 鼻


G3 2400 PRIX DU LYS (リス賞

1着 MONTMARTRE
2着 ZACK DREAM 2馬身
3着 WATAR 半首


G3 1800 PRIX DAPHNIS (ダフニ賞

1着 INDIAN DAFFODIL
2着 IN CHAMBERS 1馬身半+鼻
3着 FARREL 鼻(2着降着)


G1 1600 PRIX JEAN PRAT (ジャンプラ賞

1着 TAMAYUZ
2着 RAVEN'S PASS 1馬身半
3着 RIO DE LA PLATA 半馬身


G1 2400 GRAND PRIX DE PARIS (パリ大賞

1着 MONTMARTRE
2着 PROSPECT WELLS 4馬身
3着 MAGADAN 半馬身


G2 2000 PRIX EUGENE ADAM (ウジャーヌ・アダム賞

1着 TWICE OVER
2着 CITY LEADER 3/4馬身
3着 CHINCHON 首


G2 2000 PRIX GUILLAUME D'ORNANO (ギョーム・ドルナノ賞

1着 RUSSIAN CROSS
2着 RIVER PROUD 1馬身半
3着 CITY LEADER 首


G2 2400 PRIX NIEL (ニエル賞

1着 VISION D'ETAT I. MENDIZABAL 2'27''40
2着 IDEAL WORLD 鼻
3着 CENTENNIAL 1馬身半


G3 2000 PRIX DU PRINCE D'ORANGE (プランス・ドランジュ賞

1着 NEVER ON SUNDAY   CP.LEMAIRE
2着 RUSSIAN CROSS 首
3着 TRINCOT 4馬身

2008年 フランス平地短距離重賞戦線 回顧

さて、今回はフランス3歳古馬短距離戦線。

フランスだけを振り返ることに意味があるわけではないが、カルティエ賞他、欧州のスプリント戦線については、あちこちで取りざたされていることと思うので、フランスにこだわってみてみよう。


G1は1000のいアベイ・ドゥ・ロンシャン賞。1300のモーリス・ド・ゲスト賞。1400のフォレ賞。フォレ賞、アベイ・ド・ロンシャン賞は凱旋門賞当日前日であり、モーリス・ド・ゲスト賞はドーヴィルで8月頭に開催。
G2はグロ・シェーヌ賞。これだけである。これ以外は、みなG3戦である。グロ・シェーヌは6月のダービー、オークスあたりで行われる。
以上4レースは、すなわち欧州G1級の馬が出走する。これらに対して挑戦権を得るための争いが、短距離G3戦であり、だからこそ、同じようなメンバーが何度もここで対戦する。
オンリーアンサーティザマリオルスタンオピニオンベリフロールなどは、何度も何度も対戦しているフランス短距離G3の常連であった。


G1レースはともかく、夏のグロ・シェーヌ賞は大変重要だ。昨年もマルシャンドールが出遅れながら勝利したのだが、この人気馬に対して大穴エキアーノが突っ込んだ。
が、このエキアーノ、この後英G1勝馬となっている。
6月に渡仏したのなら、クラシック以外では、相当なメンバーの集まるレースとして、このグロシェーヌを記憶しておくことをお勧めする。
しかも、外ラチいっぱいに走るので、最前列で見ていれば、通過時の馬集団の爆風を感じることができる。
アベイ・ド・ロンシャンは目の前で見られないのでもちろんであるが、ロンシャンなどでは感じられない迫力を感じることができる。


春はこれらのレースの前哨戦として、ロンシャンの2Pが重要だ。
2Pというのは、トロットの4Bにあわせ勝手にわしが呼んでいるものだ。
パレロワイヤル賞ポルトマイヨー賞である。この名物G3もマイラーと短距離馬が激突する。しかも1400ロンシャンというのは、べらぼう直線が長い。


さて、今年はそのG3で活躍した馬が、モーリス・ド・ゲスト賞G1でも好走した。
アフリカンローズ2Pの一つポルトマイヨー賞を4着した後、モーリスドゲストでは2着だったものの、秋には英ドンカスターのスプリントカップG1を制している。


実のところ、欧州短距離戦線と言うのは、案外手薄なのだ。
日本の馬がが、場合によって、帯同馬などで、短距離戦線に顔を出す場合、活躍することも考えられるので、そんなこともチェックしておきたい。


最後に秋の1400戦に注目しておきたい。
秋はパン賞からフォレ賞と1400戦線があるが、これらはマイラーもやってくる。G1マイラーで英クイーンエリザベス2世Cへ向わなかった組がフォレ賞へ出てくる。
G1では厳しい、1400は厳しい組は、ダニエルウィルデンシュタイン賞1600mG2へまわる。
ムーランドロンシャン後のQE2以外がやってくるそこそこレベルの高いG1である。そういうこともあって、少々短距離としてはマイルの匂いの濃いレースだ。
昨年もパコボーイナタゴラとワンツー。このパコボーイは来年も出てくるようなら要注意の馬だろう。
もちろん、マイル戦線と思われる。


さて、マルシャンドールであるが、セン馬であるので、まだまだ走るのだと思っているが、今年はどうなるか?
2009春は、昨秋のパン賞セーヌ・エ・オワーズ賞組は中心となるだろう。


G3 1000m PRIX DE SAINT-GEORGES 3歳以上(サン・ジョルジュ賞
1着  ONLY ANSWER
2着  MOOD MUSIC
3着  DERISON

G3 1400m PRIX DU PALAIS-ROYAL 3歳以上(パレ・ロワイヤル賞
1着  GARNICA
2着  BELLIFLORE
3着  TIZA

G2 1000m PRIX DU GROS-CHENE 3歳以上(グロ・シェーヌ賞
1着  MARCHAND D'OR
2着  EQUIANO
3着  SIR GERRY

G3 1400m PRIX DE LA PORTE MAILLOT 3歳以上(ポルト・マイヨー賞
1着  VERTIGINEUX
2着  CHANTRA
3着  SNOW KEY

G3 1200m PRIX DE RIS-ORANGIS 3歳以上(リ・ゾランジス賞
1着  MARIOL
2着  STERN OPINION
3着  ONLY ANSWER

G1 1300m PRIX MAURICE DE GHEEST 3歳以上(モーリス・ド・ゲスト賞
1着  MARCHAND D'OR
2着  AFRICAN ROSE
3着  BELLIFLORE

G3 1200m PRIX DE MEAUTRY 3歳以上(モートリー賞
1着  TIZA
2着  INXILE
3着  MARIOL

G3 1400m PRIX DU PIN 3歳以上(パン賞
1着  CAPTAIN'S LOVER
2着  SPIRITO DEL VENTO
3着  ALNADANA

G3 1000m PRIX DU PETIT COUVERT 3歳以上(プチ・クーベール賞
1着  ONLY ANSWER
2着  ROCK HARMONIE
3着  STERN OPINION

G1 1400m PRIX DE LA FORET 3歳以上(フォレ賞
1着  PACO BOY
2着  NATAGORA
3着  US RANGER

G1 1000m PRIX DE L'ABBAYE DE LONGCHAMP 2歳以上(アベイ・ド・ロンシャン賞
1着  MARCHAND D'OR
2着  MOORHOUSE LAD
3着  BORDERLESCOTT

G3 1200m PRIX DE SEINE-ET-OISE 3歳以上(セーヌ・エ・オワーズ賞
1着  UTMOST RESPECT
2着  TIZA
3着  DUNKERQUE

2008年 フランス平地2歳重賞戦線 回顧

トロットの祭典が終わり、まだまだG1戦線が続くものの、今年の平地が始まる前に徐々に前年の反省をしておこう。

まずは、2歳戦線である。要するに今年のクラシック戦線展望の一つである。

最終G1のクリテリウム・ド・サンクルーは、日本で言うなら、今週末のラジオNIKKEI2歳である。
このレース、クリテリウム・アンテルナシオナル出身のザフィシオが4着に負けたが、"超"が付く大混戦であったことを忘れてはならない。
さらに、あくまでここは2歳戦。このレースの2着には、デイラミソルジャーオブフォーチュンもある。
逆に、クリテリウム・アンテルナシオナルは、日本で言う朝日杯。マイル戦だが、ダラカニバゴもここ出身。

2歳戦だから、当然、来年出てくる馬もあるので、これですべてとはいえないが、来年を楽しむために、チェックをしておこう。
昨年、ザルカヴァをノーチェックであった人は、今年、エルメス賞を勝った以降に気が付いたに違いない。


まずは、牝馬戦線。
昨年のザルカヴァと同じ、マルセルブーサック。これは、ロンシャンのマイル戦であるから、来年のフランス桜花賞、フランス1000ギニーである、プール・デッセ・デ・プーリッシュと同舞台である。
阪神ジュヴェナイルフィリーズと桜花賞の関係と同じである。
ここを制したのがプロポーショナル
ノーザンダンサー系ビートホロー産駒。アブドゥーラ殿下所有の、レイルリンクと同じ勝負服。パスキエ主戦。先を想像させるのに十分だ。
2着だった、エリューシヴウェーヴは快速血統だから、マイルまでの馬であろう。
3着のファーブル厩舎アルマクトゥーム殿下のエンジの勝負服のコパービーチがロベルト系のレッドランサム産駒であるから、エルメス賞まで楽しめる血統である。
4着が同じファーブル厩舎のヴェルトハイマー兄弟のブルーの勝負服。オリビエ・ペリエ主戦のプリュマニア
この辺りまでは覚えておこう。
その他の組では、レゼルヴォワール勝馬のアーティクルラールなどだ。


牡馬戦線
短距離はモルニー賞組であるが、そこからはやはり勝馬のナークースが有力。
そのほかでは、重賞連覇のスムースオペレーターも要注意。
他、勝ちきれてはいないが、穴を開けそうな匂いのある馬として、オリビエペリエ主戦のシルヴァーフロストも怖い。

マイル以上では、クリテリウムの2レースの勝馬、フェイムアンドグロリーザフィシオがいるが、これ以外では、1800の重賞勝馬、ナヴァルオフィサーが有力な気がする。この馬の首差にきたキングオブシドニーも穴馬っぽい匂いがある。
このコンデ賞というレースでは、4着がザフィシオなのだ。
モルニー賞組が活躍している2歳戦線ではあるが、今年もまた、英愛が牡馬は有力かもしれぬ。すでに、モルニー賞組は英国では敗れているからだ。


G3 1000m PRIX DU BOIS ボワ賞
1着 PERCOLATOR
2着 CAPARROSO 3馬身
3着 KENZ 4馬身

G2 1100m PRIX ROBERT PAPIN ロベール・パパン賞
1着 LUI REI
2着 PERCOLATOR 半馬身
3着 SENOR MIRASOL 2馬身

G3 1200m PRIX DE CABOURG カブール賞
1着 SILVER FROST
2着 ABBEYSIDE 首
3着 MADDA'S FORCE 2馬身

G3 1400m PRIX DU CALVADOS カルヴァドス賞
1着 ELUSIVE WAVE
2着 ANA AMERICANA 半馬身
3着 QUEEN AMERICA 頭

G1 1200m PRIX MORNY モルニー賞
1着 BUSHRANGER
2着 GALLAGHER 半馬身
3着 LORD SHANAKILL 2馬身半

G3 1400m PRIX LA ROCHETTE ラ・ロシェット賞
1着 SOUL CITY
2着 MILANAIS 半馬身
3着 JUKEBOX JURY 3/4馬身

G3 1100m PRIX D'ARENBERG アレンベール賞
1着 TRIPLE ASPECT
2着 THUNDEROUS MOOD 1馬身
3着 TREASURE 首

G3 1600m PRIX D'AUMALE オマール賞 牝馬
1着 SONEVA
2着 ARTICLE RARE 鼻
3着 DENOMINATION 2馬身半

G3 1600m PRIX DES CHENES シェーヌ賞
1着 CALVADOS BLUES
2着 NAVAL OFFICER 半馬身
3着 CANWINN  1馬身

G1 1400m PRIX JEAN-LUC LAGARDERE - GRAND CRITERIUM ジャン・リュック・ラガルデール賞
1着 NAAQOOS
2着 MILANAIS  首
3着 INTENSE FOCUS  2馬身

G1 1600m PRIX MARCEL BOUSSAC - CRITERIUM DES POULICHES マルセル・ブーサック賞 牝馬
1着 PROPORTIONAL
2着 ELUSIVE WAVE  3馬身
3着 COPPERBEECH  3/4馬身

G3 1200m PRIX ECLIPSE エクリプス賞
1着 SMOOTH OPERATOR
2着 SAXFORD  3/4馬身
3着 BONNIE CHARLIE  鼻

G3 1600m PRIX THOMAS BRYON トーマ・ブリョン賞
1着 SILVER FROST ペリエ
2着 FUISSE  2馬身
3着 TOPCLAS  半馬身

G3 1800m PRIX DE CONDE コンデ賞
1着 NAVAL OFFICER
2着 KING OF SYDNEY  首
3着 BECOMES YOU  1馬身

G3 1600m PRIX DES RESERVOIRS レゼルヴォワール賞 牝馬
1着 ARTICLE RARE
2着 CIEL ROUGE 1馬身
3着 BUFERA 半頭

G1 1600m CRITERIUM INTERNATIONAL クリテリウム・アンテルナシオナル
1着 ZAFISIO
2着 PRINCE SIEGFRIED 頭
3着 SILVER FROST 半馬身

G2 1200m CRITERIUM DE MAISONS-LAFFITTE クリテリウム・メゾンラフィット
1着 SMOOTH OPERATOR
2着 DALGHAR 2馬身
3着 LUI REI 頭

G3 1400m PRIX MIESQUE ミエスク賞 牝馬
1着 STEFER
2着 ENTRE DEUX EAUX 頭
3着 AIBOA 2馬身

G1 2000m CRITERIUM DE SAINT-CLOUD クリテリウム・ド・サンクルー
1着 FAME AND GLORY
2着 DRUMBEAT  半馬身
3着 FEELS ALL RIGHT  3/4馬身

2008年 クリテリウム・ド・サンクルー 結果

クリテリウム・ド・サンクルー (オブライエン厩舎の怒涛が始まった!)

CRITERIUM DE SAINT-CLOUD クリテリウム・ド・サンクルー  G1 2歳牡馬牝馬 2000m サンクルー競馬場

クラシック戦線へむけてのオブライエン厩舎の怒涛が始まった。勝ったのは1戦1勝のFAME AND GLORY
4頭出しでムルタを乗せて来たのだが、乗せただけのことはあるのだろう。
混戦とはいえ、1着2着とモンジュー産駒オブライエン厩舎という結果であり、血統的にも、来年までこのフェームアンドグローリーを覚えておかねばなるまい。
もちろん2着の愛では重賞で泣かず飛ばずのドラムビートも、ここでは僅差2着。

来年クラシックも牡馬勢はアイルランドであるのかも知れぬ。
3着のファーブル厩舎のデインヒルダンサー産駒のフィールズオールライトもまずまずの競馬であった。デインヒルダンサー自体は、勝ちきれぬという印象の馬で、産駒もそんな印象の馬が多いように思うのだが、ここも勝ちきれなかった。
母父オールドヴィックというところがいかにも欧州らしい。
4着のまたもやオブライエン厩舎のエイジオブアクエリアス、マイル2歳G1を先日勝ったザフィシオぐらいまでは、今後もチェックは必要な馬たちだ。


1着穴3 FAME AND GLORY   JP.MURTAGH
2着 2 DRUMBEAT  半馬身
3着 9 FEELS ALL RIGHT  3/4馬身
4着 7 AGE OF AQUARIUS  首
5着対5 ZAFISIO 半首
6着 8 HAIL CAESAR 1馬身半
7着 4 TOPCLAS 首



今年のフランス競馬は、まあ、言ってみれば、オブライエンで始まりオブライエンで終わったと言うところだ。フランス競馬と言うより、欧州競馬と言うべきかも知れない。一番美味しいところは、ザルカヴァが持っていったともいえる。

2008年 G1 クリテリウム・ド・サンクルー 予想

クリテリウム・ド・サンクルー (穴馬から、来年の本命に!)

CRITERIUM DE SAINT-CLOUD クリテリウム・ド・サンクルー  G1 2歳牡馬牝馬 2000m サンクルー競馬場

前走、たいした理由もなく、ドイツ帰りと言うだけで、印を打ったKING OF SYDNEY
戦ったNAVAL OFFICERを評価して、ここは本命視する。
この馬はダイイシスが父であるが、母父フレンチデピュティなのだから、こういった血統馬が走れば、日本の馬の楽しみが広がる。


日本の芝ダート兼用の馬からこそ、凱旋門賞馬が現れるのでは?欧州血統馬は、日本のダートも走るというところから、その条件を満たしたクロフネなども父として期待が持てるわけである。
スペシャルの血にこだわるのは、ゴールドアリュールやトゥザヴィクトリーがサンデーの中でもダートを得意としていたところによる。
エルコンドルパサーもタイキシャトルもダートは得意であったし、ヴァーミリアンも芝もそこそこ走るが、ダートを走ることからも、それはいえる。
欧州血統といえば、ロベルトの血もダートで走ることは、日本の競馬ファンならもう知っている。
さて、そんなところから、シドニーの王様に期待。


もちろん、コンデ賞ではシドニー王に敗れたものの前走G1勝のZAFISIO

ここでも評価薄いかも知れぬが、戦った相手に敬意を表する結果となったといえるミエスク賞2着馬ENTRE DEUX EAUX。父が地方の雄アンジュガブリエルというのも、渋すぎる。

他、またしても多くの刺客を送り込んできた、オブライエン厩舎から、モンジュー産駒のムルタ騎乗馬FAME AND GLORY

アイルランドで連勝した、これまた渋すぎる血統、アルハースが父で母父がオムドゥロワのTURIN LADY

その他、有力騎手騎乗馬は血統もいかにも欧州的な魅力にあふれているが、今年はなんといっても、ビートホロー産駒にエルプラド産駒などノーザンダンサー系でも少々マイナー組。
ガリレオ、モンジューという王道血統より、エフィシオ、アルハース、アンジュガブリエルと、このところは、父としてあまり聞いていない馬を選んでみた。ダイイシスは、最後にいい穴馬を排出するか?


1 BLAZE OF FIRE
2 DRUMBEAT
穴3 FAME AND GLORY
4 TOPCLAS
対5 ZAFISIO
本6 KING OF SYDNEY
7 AGE OF AQUARIUS
8 HAIL CAESAR
9 FEELS ALL RIGHT
単10 ENTRE DEUX EAUX
注11 TURIN LADY

2008年 フィーユ・ドゥ・レール賞 結果

フィーユ・ドゥ・レール賞 (フェアブリーズに負けた馬がトレラピッドに負けた馬に勝利!)

PRIX FILLE DE L'AIR フィーユ・ドゥ・レール賞  G3 3歳以上牝馬 2100m トゥールーズ競馬場

結果はLA BOUMの勝利である。エリザベス女王杯出走フェアブリーズの2着したことのある馬である。
斤量重いと勝てなかったが、別定では格上であったと言うことであろう。
レースはLA BOUMFOLLE ALLURETANGASPEEDが後方に控えRAINBOW DANCINGは前目から抜け出しを図る。
しかし、内を突いたLA BOUMは抜け出し、外へ回したRAINBOW DANCINGを一瞬のうちに交わす。
同じく内を周ったFOLLE ALLUREは、後方からロスする大外を回したTANGASPEEDに競り勝ち3着確保。
コース取りの差が2着から4着であろう。5着は少々離れるが、そこからも混戦。このレース時点では上位4頭以外の切れ味のなさが5着以下の馬との違いにも見える。
レースにいって強かったのは1着と4着の馬ではあるが、それぞれの馬に勝っている2頭がエリザベス女王杯に出走するが、さて、皆さんの評価はどうか?

それにしても、シャンティであれば、大厩舎前という3コーナー手前が、ここではピンク色のアパルトマン前であるのだ。まあ、これが、この競馬場の風景と言えるし、レンガでないのだがピンク?オレンジ?であるところも、まあ、トゥールーズらしい。

1着 5 LA BOUM   T.JARNET
2着 11 RAINBOW DANCING  1馬身
3着 6 FOLLE ALLURE  半馬身
4着本13 TANGASPEED  首
5着対7 ALPINE ROSE 1馬身半
6着 9 CYMBAL 半馬身
7着単4 ALAMANNI 首

2008年 フィーユ・ドゥ・レール賞 予想

フィーユ・ドゥ・レール賞 (日本のエリザベス女王杯予想の参考に!)

PRIX FILLE DE L'AIR フィーユ・ドゥ・レール賞  G3 3歳以上牝馬 2100m トゥールーズ競馬場

メトロを降りて、10分ほどで左手に見えてくる、街中の競馬場である。
トゥールーズはフランスでは大きな街であり、エアバスという飛行機を造っている街であるから、日本にも縁が多い。
もっとも、日本のワールドカップ最初の試合は、ここで行われたわけである。
そして、ばら色のレンガの街でもある。


このあたり、ピレネーの麓も競馬が盛んな土地柄である。アジャン、オッシュ、タルベ、ポー、ダックス、ボルドー、ボーモン・ドゥ・ロマーニュなどでは、重賞、重賞級のレースも行われる。
競馬が盛んな理由のひとつは、アキテーヌ地方が英国領であったからでもある。ポー競馬場の障害レースはそんなところも影響しているようだし、ポーに厩舎を構える調教師さんも結構いるようだ。


さて、うんちくはいいとして、このレース、エリザベス女王杯出走予定のフェアブリーズトレラピッドと好勝負した馬が出走してくる。
これを見たら、エリザベス女王杯が的中すると言うわけではないが、エリザベス女王杯に出走せず、こちらのレースに出走していたかも知れぬ馬が、今日本にいるわけである。


まず、BLUE RIDGE VIEW。最近、流れのひとつにある、スペイン馬。フランスバスク地方からマドリッドあたりで走っている。エキアーノやバナビーのG1奪取で一気にスペイン競馬を知らしめた2008である。
STELLA DI QUATTROはミュージカルウェイと好勝負し、コースタルパスともそこそこ戦った経験の持ち主。このクラスなら軽視は禁物。
ALAMANNIは、オペラ賞9着、メシドール賞7着であるが、このレース出走していた馬は、そうそうたる顔ぶれ。ここで大敗と言うわけではないのだから、人気がなくなれば大穴候補かも知れぬし、人気そのものはフランス馬券親父の動向しだいである。
LA BOUMは、日本人注目の馬である。この中では格上といっていい。フロール賞6着、コリーダ賞でエリザベス女王杯出走のフェアブリーズの2着。重賞2着の実績で、ここは別定戦。
FOLLE ALLUREは強力3歳牝馬のそろったロワイヨーモン賞4着。
ALPINE ROSEミネルヴ賞3着。勝ったDAR RE MIからは2馬身以内である。
そのミネルヴ賞4着馬が、TANGASPEEDである。フロール賞4着ではエリザベス女王杯出走予定のトレラピッドは3着であった。ザルカヴァのG1ヴェルメイユ賞はザルカヴァから7馬身差。メイショウサムソンも凱旋門賞ではザルカヴァから7馬身程度の差なのである。

注1 BLUE RIDGE VIEW
穴2 STELLA DI QUATTRO
 3 CLASS ATTRACTION
単4 ALAMANNI
 5 LA BOUM
 6 FOLLE ALLURE
対7 ALPINE ROSE
 8 KAREEMAH
 9 CYMBAL
 10 EPIC SIMILIE
 11 RAINBOW DANCING
 12 ABRIL
本13 TANGASPEED

2008年 ミエスク賞 クリテリウム・ド・メゾンラフィット セーヌ・エ・オワーズ賞 結果

ミエスク賞 (戦ってきた相手が違うのよ!)

PRIX MIESQUE  ミエスク賞  G3 2歳牝馬 1400m メゾンラフィット競馬場

STEFERが内ラチENTRE DEUX EAUXの後方から力強く抜け出して勝利。
AIBOAは何とか粘り3着確保。BUFERADENOMINATIONもそこそこであるが、上位2頭には及ばず。
STEFERの勝ち方はなかなか強いし、目標にされたENTRE DEUX EAUXもまずまずの粘り腰
STEFERヨハネスブルグ産駒、母父エルプラド。父は最強の早熟馬であったが、エルプラドでスペシャルの血も入り、距離延長とともに期待は持てる血統。ノーザンダンサーのクロス。
エルプラド産駒はARTICLE RAREがレゼルヴォワール賞を先日勝利した。
ことしは、一世代代替わりしつつあるノーザンダンサー系が復活爆発するのか?
ENTRE DEUX EAUXは日本にも来た、フランス地方競馬の雄アンジュガブリエル産駒。母父はリファール系Vacarme。欧州でも日本でも影の薄い種馬である。
初戦がPROPORTIONALCOPPERBEECHGO LOVELY ROSEなどG1好走馬が出走していたのだから、8着とはいえ、そこそこであったと言える。

1着--8 STEFER  D.ブフ
2着注5 ENTRE DEUX EAUX 頭
3着--9 AIBOA 2馬身
4着本6 BUFERA 半首
5着対3 DENOMINATION 半馬身
6着単1 HIGHA 3馬身
7着穴2 BLUE FIJI 2馬身半






クリテリウム・ド・メゾンラフィット (もう穴馬とは言わせない!)

CRITERIUM DE MAISONS-LAFFITTE クリテリウム・ド・メゾンラフィット  G2 2歳 1200m メゾンラフィット競馬場

メゾンラフィット冬の名物G2のひとつ。ここの競馬場では、G2が最も格上である。
エクリプス賞でまさかの大穴からここへ出走してきたSMOOTH OPERATORが勝利。
上位3頭の壮絶な叩き合いの末、他を追い落としたのだから強い勝ち方だ。
LUI REIは先に仕掛けた分、最後微妙にDALGHARに差されたか?
さて、このドイツ血統のSMOOTH OPERATORはどこまで短距離戦線を進撃するか?

1着単3 SMOOTH OPERATOR  A.HELFENBEIN
2着--1 DALGHAR 2馬身
3着本2 LUI REI 頭
4着--5 TREASURE 2馬身
5着対4 ALL SPEEDY 6馬身







セーヌ・エ・オワーズ賞 (このメンバーならね!と。)

PRIX DE SEINE-ET-OISE  セーヌ・エ・オワーズ賞  G3 3歳以上 1200m メゾンラフィット競馬場

人気馬が順当に来たレースである。それにしても、TIZAの猛烈な追い込みが印象的である。
UTMOST RESPECTにしてみれば、横綱相撲であったわけで、DUNKERQUEも頑張っているが、少々このクラスでは勝ちきれなかったというところだ。
ただし、初重賞でG1好走歴のある馬相手にここまでやれれば、まずはと言うところだろう。今後も注目。
UTMOST RESPECTは日本初の海外G1を武とシーキングザパールが達成したモーリス・ド・ゲスト賞に出走していたデーンタイム。母父はリファレンスポイントの英ダービー2着のモストウェルカム
父の血か、それとも気性か、短距離実績の多い馬だ。
TIZAは父ゴールドキーパー。あまり聞かないが、ミスプロ系である。母父はリファール系のELLIODOR。この馬はどうやら南ア産である。

1着穴3 UTMOST RESPECT  P.HANAGAN
2着--2 TIZA 半馬身
3着本5 DUNKERQUE 3/4馬身
4着--14 ETOILE NOCTURNE 頭
5着注4 STERN OPINION 3/4馬身
6着単12 ROCK HARMONIE 2馬身半
7着--9 MOOD MUSIC 3/4馬身

2008年 セーヌ・エ・オワーズ賞 予想

セーヌ・エ・オワーズ賞 (相手なりの上がり馬は連はここでもはずさず!)

PRIX DE SEINE-ET-OISE  セーヌ・エ・オワーズ賞  G3 3歳以上 1200m メゾンラフィット競馬場 15H50(JPN 23H50)

昨年の1着3着のTIZAMARIOLも出走する。が、勢いのいいのが一頭いる。DUNKERQUEである。このところの安定度、調子ならこのクラスは十分通用する。
BELLIFLOREは斤量軽く、ここは一発ありえる。ROCK HARMONIEDUNKERQUEと共に上がり馬の一頭であろう。G1も先日6着に入り、充実している。
そのROCK HARMONIEと好勝負したSTERN OPINIONや短距離戦で安定度抜群のUTMOST RESPECTなども注目。

--1 MARIOL
--2 TIZA
穴3 UTMOST RESPECT
注4 STERN OPINION
本5 DUNKERQUE
--6 RISING SHADOW
--7 HUNTER STREET
--8 SALUT L'AFRICAIN
--9 MOOD MUSIC
--10 BLUE CAYENNE
--11 SARISSA
単12 ROCK HARMONIE
対13 BELLIFLORE
--14 ETOILE NOCTURNE

2008年 クリテリウム・ド・メゾンラフィット 予想

クリテリウム・ド・メゾンラフィット (準地元に帰れば、スピードスターが本領発揮!)

CRITERIUM DE MAISONS-LAFFITTE クリテリウム・ド・メゾンラフィット  G2 2歳 1200m メゾンラフィット競馬場 15H20(JPN 23H20)

なかなかの濃いメンバーになった。モルニー賞こそ惨敗したが、ここへ帰って来れば気分よく走れるイタリアのLUI REI
エクリプス賞を勝利したSMOOTH OPERATOR
初戦でオマール賞を勝つことになるSONEVAに勝利したALL SPEEDY
トーマブリョン2着で先日のG1を4着したFUISSEと好勝負したDALGHAR
重賞好走続きであるが、勝ちみに遅いTREASURE

--1 DALGHAR
本2 LUI REI
単3 SMOOTH OPERATOR
対4 ALL SPEEDY
--5 TREASURE

2008年 ミエスク賞 予想

ミエスク賞 (ユーロ暴落でデノミなんて・・・)

PRIX MIESQUE  ミエスク賞  G3 2歳牝馬 1400m メゾンラフィット競馬場 14H20(JPN 22H20)

難解な一戦。G1出走馬、重賞好走馬を指名しておこう。
オマール賞3着であったDENOMINATIONARTICLE RAREから2馬身半。
BUFERAはそのARTICLE RAREから1馬身でレゼルヴォワール賞を3着している。
このところ条件戦ながら好走続きのENTRE DEUX EAUX
牝馬ながら牡馬混合のG1に出走し、6着だったHIGHAもこのクラスなら勝負になるか?
他、初戦勝ちのBLUE FIJI。他、伊西独からも来ている。

単1 HIGHA
穴2 BLUE FIJI
対3 DENOMINATION
--4 NOVITA
注5 ENTRE DEUX EAUX
本6 BUFERA
--7 MY SWEET BABY
--8 STEFER
--9 AIBOA

2008年 ペルス賞、クリテリウム・アンテルナシオナル 結果

ペルス賞 (有力馬の間隙を突いて)

PRIX PERTH  ペルス賞  G3 3歳以上 1600m サンクルー競馬場 14H15(JPN 22H15)

単勝50倍近い大穴であった。無論馬連万馬券。CAPTAIN'S LOVERは出走取消となってしまった。
たしかに、VERTIGINEUXは重賞勝馬であるが、ポルトマイヨー賞G3以外は好走が最近なく、G1で大敗していたのだから、G2勝ち馬とG1好走馬に勝負になるとは誰も予想できなかったわけだ。
その有力馬を僅差ながら、後ろに従えてのゴール。
1番人気はPASSAGERで6着。
VERTIGINEUXNOMBRE PREMIER産駒。パントルセレブルに3歳時に勝利している馬だ。息子であるVERTIGINEUXはロンシャン1400のポルトマイヨー賞勝馬であるが、父は、同じロンシャン1400のパレロワイヤル賞勝馬。
ポルトマイヨー賞とパレロワイヤル賞は1ヶ月違いで行われるロンシャン1400G3であるから、まあ、親子そろって同じようなレースを勝ったといっていい。グレイソブリン系ケンドール経由である。父もマイラーである。母父はGOLDNEYEVでこれまたマイラー。
レースは行った行ったのレースで、最後は内ラチが悪いのか、外ラチに持ち出し先頭のGRIS DE GRISを差して勝利。久々のGRIS DE GRISも実力のあるところを証明した。
馬場は不良馬場であったことも、ここ影響している。

1着--4 VERTIGINEUX  P.SOGORB
2着対1 GRIS DE GRIS 頭
3着穴2 RACINGER 3/4馬身
4着--11 BERMUDA RYE 1馬身半
5着注12 ROYAL GOD 1馬身
6着--9 PASSAGER 半頭
7着--5 CHOPASTAIR 5馬身





クリテリウム・アンテルナシオナル (来年クラシックも牡馬は英愛系がつよいか?)

CRITERIUM INTERNATIONAL  クリテリウム・アンテルナシオナル  G1 2歳牡馬牝馬 1600m サンクルー競馬場 15H20(JPN 23H20)

このレースも大荒れ単勝30倍近い。馬連も万馬券。
上位2頭は先頭集団の後ろから中央を突き破ってのワンツー。価値ある勝利といえる。
コンデ賞4着からのここG1勝利で、この馬ももちろん、NAVAL OFFICERも評価できるといえる。
人気馬達も僅差であるから、まだまだ、先はあるが、上位2頭の脚は今回すばらしかった。
ただし、馬場の巧拙が影響した可能性もないことはない。
ZAFISIOEFISIO産駒母父ZAFONIC。名前のままである。EFISIOは短いところの産駒が多いように思うが、幅もありそうである。これは、今ブレイク中のミスプロ系ザフォニック、ザミンダー兄弟にも言える。
PRINCE SIEGFRIEDROYAL APPLAUSE産駒。母父ダルシャーン。ROYAL APPLAUSEはスプリントカップ勝馬。

1着--4 ZAFISIO  D.ブフ
2着--2 PRINCE SIEGFRIED 頭
3着単3 SILVER FROST 半馬身
4着穴7 FUISSE 1馬身半
5着対8 CALVADOS BLUES 半馬身
6着本10 MILANAIS 鼻
7着注1 LE HAVRE 半頭

2008年 ペルス賞、クリテリウム・アンテルナシオナル 予想

ペルス賞 (トルコ帰りの葦毛か、名門厩舎の箱入り娘か、はたまた重賞常連の古豪か?)

PRIX PERTH  ペルス賞  G3 3歳以上 1600m サンクルー競馬場 14H15(JPN 22H15)

昨年の覇者CHOPASTAIRも参戦。今年も地方で連勝してここへ向う。とはいえ、今回のメンバーは濃い。
注目は何と言っても路線変更でマイルへやってきたBORIS DE DEAUVILLE
ソヴィエトスター産駒で母父ロイヤルアカデミー。マイルが合わぬわけはない。
とはいっても、SPIRITO DEL VENTOを破り、フォレ賞G1でも4着のCAPTAIN'S LOVERは今回も斤量有利。これは有力候補である。
そして、トルコ、イスタンブールなどへの遠征帰りだが、マイル重賞としては準G1級のミュゲ賞勝馬のGRIS DE GRIS。地元に帰ればまた話は別。
RACINGERも戦ってきた相手はレイブンズパス、ヘンリーザナヴィゲーター、タマユズ、ナタゴラと強いところばかりだ。斤量重いが当然有力。
そして、穴っぽいところでROYAL GODである。パン賞ではCAPTAIN'S LOVERに惨敗したが、2走前にはBERMUDA RYEに先着し、しかも、RASPOUTINEにも先着。
G3でもARCADIA'S ANGLEに僅差の勝負もしており、はまれば怖い。

対1 GRIS DE GRIS
穴2 RACINGER
単3 BORIS DE DEAUVILLE
--4 VERTIGINEUX
--5 CHOPASTAIR
--6 SANTIAGO
--7 QUEST FOR HONOR
--8 ZENONE
--9 PASSAGER
本10 CAPTAIN'S LOVER
--11 BERMUDA RYE
注12 ROYAL GOD
--13 TURNING FOR HOME
--14 CAESARINE
--15 SILENT SUNDAY





クリテリウム・アンテルナシオナル (モルニー賞組に”ノルマンディの青い空”が殴りこみ!)

CRITERIUM INTERNATIONAL  クリテリウム・アンテルナシオナル  G1 2歳牡馬牝馬 1600m サンクルー競馬場 15H20(JPN 23H20)

とにかく、力関係が難しい2歳戦。モルニー賞組はやはり重視。MILANAISSILVER FROSTがこれにあたる。
双方共に安定しており、なかなか崩れない。
そして、ここ2戦、強い相手と戦ってきた、別路線のCALVADOS BLUES。破ったNAVAL OFFICERが重賞を勝っており、改めて実力が証明された。
TOPCLASという馬が、それぞれSILVER FROSTCALVADOS BLUESとも対戦しているので評価軸としてはわかりやすい。
そうすると、前走、負けたものの底を見せていないFUISSEも押さえに必要で、無敗のLE HAVREも注意。

注1 LE HAVRE
--2 PRINCE SIEGFRIED
単3 SILVER FROST
--4 ZAFISIO
--5 SURDOUE
--6 SERVA JUGUM
穴7 FUISSE
対8 CALVADOS BLUES
--9 APRO LUNARE
本10 MILANAIS
--11 SALPADO

2008年 フロール賞 結果

フロール賞 (圧巻のごぼう抜き!)

PRIX DE FLORE  フロール賞  G3 3歳以上牝馬 2100m サンクルー競馬場

レースは最後方にいた2頭での決着。
LIGHT GREENは馬場の悪い内をついて、距離得で一気に先頭へ。
ALBISOLAは最も距離損の大外ラチ沿いへ。
全頭抜きの大外一気で内外並んだところがゴール。首差ALBISOLAが差した。
そんなにハイペースにも思えないから、欧州では珍しいごぼう抜きは圧巻の一言だろう。
ALBISOLAはモンジュー産駒、母父デインヒル。

人気割れ気味の中、1番人気だったLIGHT GREENはスミヨンの好騎乗もあり2着確保。
前走ALBISOLAを下してG3プシシェ賞勝利のTOP TOSSは9着惨敗。

1着単10 ALBISOLA  J.ヴィクトワール
2着穴7 LIGHT GREEN 首
3着--14 TRES RAPIDE 2馬身
4着注13 TANGASPEED 1馬身半
5着--5 HIGH MAINTENANCE 3/4馬身
6着--4 LA BOUM 半首
7着--2 BAHIA BREEZE 1馬身

2008年 ロワイヤルオーク賞 結果

ロワイヤルオーク賞 (終わりよければすべてよし!)

PRIX ROYAL-OAK  レゼルヴォワール賞  G1 3歳以上 3100m ロンシャン競馬場

オブライエン厩舎のペースメーカーに引っ張っていってもらい、スタミナ勝負になったら前にいるYEATSは抜かせない。
2着争いに殺到する各馬も、先頭を驚かすには至らない。2着争いのみ熾烈に。
YEATSは信じている人にとっては、3番人気というおいしい形で、的中させた人はごっつぁんです!状態であったろう。
GETAWAYはジリ、こういう展開では惨敗。

SCHIAPARELLIORION STARは回避。

1着--5 YEATS  J.ムルタ
2着--10 ALLEGRETTO 1馬身半
3着--3 VERACITY 首
4着穴1 BANNABY 半首
5着単11 WATAR 半頭
6着--13 MOONSTONE 2馬身半
7着--8 LE MIRACLE 4馬身

2008年 フロール賞 予想

フロール賞 (先頭の後方、第2第3グループは大混戦!)

PRIX DE FLORE  フロール賞  G3 3歳以上牝馬 2100m サンクルー競馬場 14H20(JPN 22H20)

ゴルディコヴァの2着があるTOP TOSSはこのクラスでは負けられぬだろう。
ANTIQUITIESはここのクレオパトル賞2着の実績馬。勝ち味に遅いが堅実。
TOP TOSSにはプシシェ賞で敗れたものの、ノネット賞、オペラ賞を連覇したレディマリアンともそこそこ戦ったALBISOLAも堅実。
LIGHT GREENは前走6着といってもG1。そもそもそうそうたるメンバーと戦っている。これも注意。
ANTIQUITIESに勝利したこともあるTANGASPEED。斤量は今回の方が不利だが、これも連下まで。
しかし、このメンバー、実力伯仲で大混戦。これは来ないどころか、今回厳しいねと言える馬さえいない。

--1 GOOSE BAY
--2 BAHIA BREEZE
--3 ALIX ROAD
--4 LA BOUM
--5 HIGH MAINTENANCE
本6 TOP TOSS
穴7 LIGHT GREEN
--8 MAHAATHEER
対9 ANTIQUITIES
単10 ALBISOLA
--11 LADY DEAUVILLE
--12 LOUTKA
注13 TANGASPEED
--14 TRES RAPIDE

2008年 ロワイヤルオーク賞 予想

ロワイヤルオーク賞 (凱旋門賞組がそのきらめきを放つ!)

PRIX ROYAL-OAK  レゼルヴォワール賞  G1 3歳以上 3100m ロンシャン競馬場 15H50(JPN 22H50)

3100という距離が、ここの特徴である。
4000の古馬名物長距離戦キャドラン賞、3歳長距離戦3000のショードネー賞。
この凱旋門賞ウィークの2つのレースから集まってくるのが常だ。
それ以外では、英愛セントレジャー出身もやってくることも多い。

今年は、凱旋門賞から2頭こちらへ転戦してきた。SCHIAPARELLIGETAWAY
GETAWAYはもともと長距離戦線で戦っていた馬である。
そして、YEATSの参戦も、興味深いものにしている。ただ、彼にとっては鬼門のロンシャン。
3100という距離も各馬にどのような影響があるかである。

本命は、実力をつけたGETAWAY。そして同じく凱旋門賞組のSCHIAPARELLIが対抗。
ショードネー賞のWATARが中距離でもそこそこであったのだから、これが単穴。
BANNABYは4番手評価まで下げる。
距離が減って怖いのはORION STARだろう。ロンシャン3100は2度連帯している。

穴1 BANNABY
対2 SCHIAPARELLI
--3 VERACITY
--4 BRISANT
--5 YEATS
--6 RYAN
注7 ORION STAR
--8 LE MIRACLE
本9 GETAWAY
--10 ALLEGRETTO
単11 WATAR
--12 MIKHAIL FOKINE
--13 MOONSTONE

2008年 レゼルヴォワール賞 結果

レゼルヴォワール賞 (今回はとりあえず私が明日の記事の主役!)

PRIX DES RESERVOIRS  レゼルヴォワール賞  G3 2歳牝馬 1600m ドーヴィル競馬場 14H50(JPN 21H50)

今回も重賞好走馬の勝利となった。2着争いは熾烈であったがCIEL ROUGEの先着。
4着のHOMEBOUNDまでは、覚えておく必要もあろう。
ARTICLE RAREはエルプラド産駒、母父ヌレイエフ。これもスペシャルクロス馬であるが、欧州だから、珍しいことではない。
サドラーズ系×ニジンスキー系のマルセルブーサック勝馬のプロポーショナルと同じく、この馬も来年のクラシック要注意である。何しろ血統が血統だ。
ビートホロー産駒のプロポーショナルといい、エルプラド産駒のこの馬アーティクルラール共にノーザンダンサークロス馬でもある。
サドラーズウェルズも孫世代が席巻する時代到来といえるのかもしれない。
オペラハウス産駒もモンジュー産駒もガリレオ産駒も皆一緒だ。
2着CIEL ROUGEはロベルト系レッドランサム産駒。
3着BUFERAはミスプロ系キングマンボ経キングズベスト産駒。
4着HOMEBOUNDはノーザンダンサー系ディキシーランドバンド経由ディキシーユニオン産駒。

1着本3 ARTICLE RARE  A.CRASTUS
2着単6 CIEL ROUGE 1馬身
3着--5 BUFERA 半頭
4着注2 HOMEBOUND 1馬身半
5着--4 YAKHY 6馬身
6着穴1 GAINFUL 首
7着対7 ALTA FEDELTA 20馬身

2008年 レゼルヴォワール賞 予想

レゼルヴォワール賞 (馬名返上、来年はザルカヴァに取って代わって新聞紙上の主役になりたい!)

PRIX DES RESERVOIRS  レゼルヴォワール賞  G3 2歳牝馬 1600m ドーヴィル競馬場 14H50(JPN 21H50)

昨年もガニョア、アフリカンローズとG1戦線を沸かせた馬が1着3着となっている。当然来年のクラシックを見据えた戦いとなる。
オープンクラスを勝ちあがったHOMEBOUND
G3オマール賞2着、G3カルヴァドス賞4着のARTICLE RARE
G3オマール賞勝馬のSONEVAに前走で勝利しているCIEL ROUGE
CIEL ROUGEと同じクラスを前走勝ち上がったご存知ライトグリーンに肩ピンクの勝負服のゴーンウエスト産駒GAINFUL
地方を勝ち上がったYAKHYと、クリテリウム・リヨン3着のBUFERAに、イタリアから参戦のALTA FEDELTA

ここはエクリプス賞、コンデ賞の流れを重視しよう。
重賞前走2着のARTICLE RAREとフランス以外から参戦のデムーロ騎乗のALTA FEDELTAで本命対抗。
まるで戦跡がコンデ賞出走のHANDSOME MAESTROと同じ、重賞勝馬を条件戦で破ったCIEL ROUGEを単穴。
勝負服に敬意を表示GAINFULを穴候補。オープン勝ちの連帯100パーセントの連勝馬を注に。

穴1 GAINFUL
注2 HOMEBOUND
本3 ARTICLE RARE
--4 YAKHY
--5 BUFERA
単6 CIEL ROUGE
対7 ALTA FEDELTA

2008年 コンセイユ・ド・パリ賞 コンデ賞 結果

コンセイユ・ド・パリ賞 (今年の力関係をわかりやすく解説してもらったレース)

PRIX DU CONSEIL DE PARIS  コンセイユ・ド・パリ賞  G2 3歳以上 2400m ロンシャン競馬場

接線をCROSSHARBOURがモノにした。ラ・クープのあとは泣かず飛ばずであったが、ロンシャンは彼に合うのだろう。
また、CROSSHARBOURのフォワ賞の結果からも、古馬トップには、この馬達は届いていないということでもあろう。
それは、POSEIDON ADVENTUREの位置でもわかる。
3歳牝馬のBELLE ET CELEBREPROSPECT WELLSに先着しているところも象徴的だ。
6着のPROSPECT WELLSまでは、大接戦であるが、パリ大賞組の評価は眉唾であるといわざるを得ない状況だろう。
レース展開としては、行った行ったであるが、あえて言うなら、目立った脚を使ったのは古馬の2頭PURPLE MOONPOSEIDON ADVENTUREであろう。
だてにG1好走ではないよというところだろう。

1着--1 CROSSHARBOUR パスキエ
2着--2 PURPLE MOON  首
3着対5 POSEIDON ADVENTURE  1馬身
4着穴7 BELLE ET CELEBRE  3/4馬身
5着本8 BUENOS DIAS 首
6着単6 PROSPECT WELLS 頭
7着--3 CANDY GIFT 4馬身





コンデ賞 (フレンチデピュティというキーワードにも今後注目!)

PRIX DE CONDE  コンデ賞  G3 2歳 1800m ロンシャン競馬場

つい先日もフランスで勝てずドイツに回って戻ってきた馬がエクリプス賞で勝ったように、今回もKING OF SYDNEYという、似たような戦跡の馬がいる。と言ったとたん、そんな結果となった。
ただ、このレースはきちんと見ていないが、3着入線のHANDSOME MAESTROが降着しており、少頭数ながら、レース展開は荒れたのであろうと想像できる。
単純にこのままを受け取ってよいか?といえる。それにしても、審議であったのだろうが、だいぶ確定まで時間がかかった。
ただ、ラチ沿いを抜けて最後方からインをさしたKING OF SYDNEY、好スタートから一度控えて、直線抜け出したNAVAL OFFICERはなかなかのレースである。
NAVAL OFFICERはストームキャット系Tale of the Cat産駒。母父レッドランサム。
KING OF SYDNEYはダイイシス産駒。日本では、スギノハヤカゼなどが産駒で有名。母父は日本では今、旬な系統であるフレンチデピュティである。ユキチャンのおじいさんでもあるわけだ。

1着穴2 NAVAL OFFICER メンディザバル
2着--6 KING OF SYDNEY  首
3着対7 BECOMES YOU  1馬身
4着単4 ZAFISIO  1馬身半
5着本3 HANDSOME MAESTRO 首
6着--5 IVAN PODDUBNY 20馬身
7着--1 CANWINN 半馬身

2008年 コンセイユ・ド・パリ賞 コンデ賞 予想

コンセイユ・ド・パリ賞 (格下馬が一気にG戴冠となるか?)

PRIX DU CONSEIL DE PARIS  コンセイユ・ド・パリ賞  G2 3歳以上 2400m ロンシャン競馬場 15H20(JPN 22H20)

SCHIAPARELLIが回避して小粒なメンバーとなった。
ラクープを勝利して、フォワ賞5着のCROSSHARBOUR。
メルボルンカップは2着したが、今年1戦して条件級で5着のPURPLE MOON。
ドーヴィル大賞3着4着6着のPOSEIDON ADVENTUREとCANDY GIFT、MAGADINO。
その後POSEIDON ADVENTUREはドイツG1で2着している。MAGADINOは以前、同斤でCANDY GIFTに圧勝している。
BELLE ET CELEBREはG1サンタラリ賞を勝っているが、その後精彩なし。前走プランスドランジュ賞はメンバーは強いが、9馬身負けている。
PROSPECT WELLSはジョッキークラブ賞でVISION D'ETATに大敗したがパリ大賞でモンマルトルの2着で一躍注目されたが、ニエル賞6着でやはり、パリ大賞はレベルが??と実証してしまった。
BUENOS DIASはオープン特別クラスまで延々連帯を続けている。今年に入ってから連ははずしていない。
どんぐりの中では、軽い方に妙味がある。繰り返し言ってきたことではあるが、3歳中距離戦は混戦であるのだ。オープン特別でも連をはずさないのは、それだけの評価がいるだろう。

--1 CROSSHARBOUR
--2 PURPLE MOON
--3 CANDY GIFT
注4 MAGADINO
対5 POSEIDON ADVENTURE
単6 PROSPECT WELLS
穴7 BELLE ET CELEBRE
本8 BUENOS DIAS





コンデ賞 (イケメン若師匠の成熟した走りが見られるのか?)

PRIX DE CONDE  コンデ賞  G3 2歳 1800m ロンシャン競馬場 15H50(JPN 22H50)

こちらも注目のCALVADOS BLUESは回避した。が、最も注目されているのはHANDSOME MAESTROだろう。CALVADOS BLUESを前々走で破っているからなおさらだ。
シェーヌ賞組も2着NAVAL OFFICERと3着CANWINNは出走。
しかし2歳戦はむつかし。つい先日もフランスで勝てずドイツに回って戻ってきた馬がエクリプス賞で勝ったように、今回もKING OF SYDNEYという、似たような戦跡の馬がいる。
英国で連勝したZAFISIO。
チェコのプラハで走っていたサドラーズウェルズの直子。
数ある地方のクリテリウムの中で西地区クランでオープンを勝ったBECOMES YOU。

--1 CANWINN
穴2 NAVAL OFFICER
本3 HANDSOME MAESTRO
単4 ZAFISIO
--5 IVAN PODDUBNY
--6 KING OF SYDNEY
対7 BECOMES YOU

今週末の重賞

今週末には2歳の1800の重賞が行われる。コンデ賞。
距離が距離だけに、来年へつながってくる馬も多い。日本でも、長めの距離の2歳重賞は重視されているのと同じだ。
昨年のハイロックもクラシックで人気したし、2003年の勝馬ラティスはエルメス賞馬となっている。
その時の2着馬も仏ダービーの人気馬で、3着馬は仏ダービー2着。
DOCTOR DINOもこのレースの2着馬である。
今年は、シェーヌ賞上位3頭とそれらと同評価されているHANDSOME MAESTROの対決にその他の馬がどう絡むかがポイントである。


もうひとつの重賞はコンセイユ・ド・パリ賞である。
凱旋門賞とまったく同じ距離、舞台で行われるレースである。
そういった理由もあるのかどうか?凱旋門賞残念&回避組中心でありながら、意外と後の活躍馬が出走している。
最近では、サンクルー大賞を勝ったアンジュガブリエルが出走し、翌年のサンクルー大賞を連覇した。
プライドもここを勝った2年後にサンクルー大賞を勝利し、しかも、凱旋門賞でディープインパクトを破り、香港でも勝利している。
ことしは、大御所、SCHIAPARELLIが凱旋門賞からまわってくる。
プロスペクトウェルズやG1馬BELLE ET CELEBRE等が相手だろう。
他、ドイツG1を2着したPOSEIDON ADVENTUREも出走するが、プシシェ賞勝利で復活してから休み明けのTOP TOSSも面白い。

2008年 エクリプス賞 結果

エクリプス賞 (毎年難しい、そして、今年も難しかった!)

PRIX ECLIPSE  エクリプス賞  G3 2歳 1200m直線 シャンティ競馬場

フランスでは2戦して歯が立たず、ドイツで勝ってきた馬SMOOTH OPERATORの勝利。無論、大穴である。
この馬はねぇ、と思えるメンバー構成であったし、当然、馬連万馬券である。
そもそも、このレースは難しい。人気とは結果は、およそ関係ない結末である。
それにしても、SMOOTH OPERATORBig Shuffle産駒。母父フォレ賞馬Salse。ドイツの匂いプンプンの短いところ大歓迎といった血統。

1着--4 SMOOTH OPERATOR A.HELFENBEIN
2着--1 SAXFORD  3/4馬身
3着単5 BONNIE CHARLIE  鼻
4着本7 TREASURE  半首
5着--2 DONCASTER ROVER 1馬身
6着注9 QUEEN AMERICA 1馬身半
7着--3 DAMIEN 5馬身

2008年 エクリプス賞 予想

エクリプス賞 (毎年難しい、2歳短距離新顔組重賞)

PRIX ECLIPSE  エクリプス賞  G3 2歳 1200m直線 シャンティ競馬場 15h05(JPN 22H05)

正直なところ、予想のしようもない。モルニー賞組が活躍しているから8着のLADOUCEが一つの軸だ。
そのLADOUCEにアレンベール賞で先着しているTREASURE
マルセルブーサック賞2着のELUSIVE WAVEに僅差まで迫っているQUEEN AMERICAもいる。
連を外していないBONNIE CHARLIE、ドイツでそこそこ好成績のGIORDANAもいる。

--1 SAXFORD
--2 DONCASTER ROVER
--3 DAMIEN
--4 SMOOTH OPERATOR
単5 BONNIE CHARLIE
対6 LADOUCE
本7 TREASURE
穴8 GIORDANA
注9 QUEEN AMERICA

2008年 トーマ・ブリョン賞 結果

トーマ・ブリョン賞 (ドーヴィルというより、モルニー賞組が2歳戦の要注意キーワード!)

PRIX THOMAS BRYON  トーマ・ブリョン賞  G3 2歳 1600m サンクルー競馬場

いやいや、ジャンリュックラガルデール賞同様、ここでもモルニー賞組の強さがでた。完勝である。
SILVER FROSTVERGLAS産駒。愛2000ギニー2着馬が父である。
2着はなんとかFUISSETOPCLAS抑え込んだ。


1着単1 SILVER FROST ペリエ
2着本4 FUISSE  2馬身
3着--2 TOPCLAS  半馬身
4着対6 ROLLING BAG  2馬身半
5着穴7 SOKAR 3馬身
6着--5 STORMY WEATHER 1馬身半
7着--3 BABY WOOD 8馬身
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