3f33b75e.jpgこんにちは！！
昨日は、夕方からダーリンと舞台観劇にでかけました。
「どうしようもない悪党達」で共演した、ちょーすけさん出演の
舞台、whatcolorさんの「夫たちの挽歌」

ちょーすけさんは、前回の部長刑事とは違った
ぼんやりぽんわりしたお父さん。
しかも59歳。白髪交じりのヘアスタイル。
ふふふ・・。

妻を亡くしたあと古ぼけたアパートで一人暮らし。
なんでも青春時代にもどりたくなったらしい。
３人の娘達。３人３様のキャラクター。
そして娘達の夫２人にフィアンセ一人。
これまたキャラクターはそれぞれにおもしろい個性を
はなってました。

脚本演出はくろいぬパレードという劇団の方。
ちょーすけ父さんはしんみりキャラ、ぼんやりキャラ
だけど・・全体的に会話が楽しく構成されていて
クスクス笑える物語。

いろんなキャラの人が集まると・・うんうん、こういうことあるよなあー
みたいな笑い。
でも・・・

少々辛口なことをずうずうしくいうならば・・・
もう少し登場人物が少ないほうが・・ﾃｰﾏがはっきり
するのかしら？感動部分も充分つくってあるんだけれども
なんとなく、心の奥に染み入る程ではなかったかな・・
それが残念。

あと・・男優さんたちの個性はそれぞれがおもしろかった
けど・・女優さんの個性がいまひとつ弱かったかな。
３人ひっくるめて、強い！って感じ。
それがねらいであれば良いけど。
台本の中にある個性が今ひとつ１００％だせていなかったような？

とまあ、人のことは観客のときはいえても
自分が板に立ったときには・・・ねえ。
自分のことを棚にあげるときもなければ、感想はのべられないと
いうもんです（笑）でも、キャスティングはとてもよかったなあーーー

映画も芝居も「キャスティング」って大事だと思いますわ。

さてさて・・・
新宿２・３丁目エリアというと、小さな劇場が点在する場所でもあります。
昔は、よく観に行きました。「タイニイアリス」
本当に名前の通り「タイニイ」
地下にありますが・・久しぶりに行くと不思議な空間です。
昔は毎週のように通いつめたもので。
桟敷席なんて慣れっこだった。
でも、昨日はスカートだったし、ブーツだったし
やはり・・若いうちでなければ（笑）
桟敷はつらいのねえ。

お客様の気持ちがわかるきがしましたわ・・

その後、自宅に帰って早々に仕事に励まねばならぬのに・・・
私の舞台観劇につきあってくださったダーリンと
「はい、さようなら」では忍びない。
なんて理由付けしながら、実は自分が飲みたいだけ？だったりして（笑）

折角新宿３丁目に来たのだし〜と、私の演劇かけだし時代の思い出
酒場「どん底」へお連れしました。

演劇人ならみんな知っている！そんな酒場です。
５０年かわらぬ木造一軒家。
お店の詳しい歴史はＨＰを是非ご覧くださいませ。

私はここの建物、そして穴倉のような空間の落ち着いた感じが
好きなんです。地下にいけばカウンターで一人でウォッカでも
チビチビ飲みたくなるし・・・
一階、二階では気の合う仲間と語り合う。
そんな感じ。

まさしく新宿３丁目の脇道にある迷宮です。
やたらとにぎやかなサラリーマン集団をみかけましたが・・
そうですよね、お花見ｼｰｽﾞﾝだから。
すぐそばには「新宿御苑」もありますし。

普段は静かなんだけど・・昨夜はかなり賑わっていました。

大人の隠れ家へタイムトリップしてみませんか？
少人数で、二軒目に立ち寄りたいお店ですわ