最新のメディアビジネスの動向をレポートする、第一人者の佐々木俊尚氏によるITmediahへの投稿記事が面白い。

マスメディアとインターネットの対立関係は、だいぶ変化してきていると感じているが、その向かう先は、どこへ?

海外メディアと日本との言語の違いによるターゲット母体の差によるビジネス規模の課題は、いたしかたないとした場合の道として個人的には佐々木氏の言う何らかの新しい広告プラットフォームを考えたい。


以下、最終節より
日本に適したマスメディアとネットの補完関係確立を
 となると残る選択肢は、何らかの新しい広告プラットフォームを打ち立てるのか、それともマジックミドル圏域にターゲティングした新たなビジネスモデルを模索するのか、といったあたりを現実的な選択肢として考えていかなければならないということになる。とはいえ、日本の新聞社やテレビ局はノーアイデアだ。いやそもそそも、そうした発想さえ持っていない。そうしてオールドメディアとネットの対立構図は相変わらず解消しない。

しかし、そろそろそういう悠長なことを言っていられる時期は終わりに近づいている。アメリカでGoogle/YouTubeとテレビ局などの著作権ホルダーが歩み寄りを始めているように、日本でも日本の市場規模や市場の特異性に沿ったかたちでインターネット業界とテレビ局、新聞社が何らかの補完関係を形成しなければならない時期に来ている。

マスメディアとインターネットの対立関係は、どこへ向かうのか (1/3) - ITmedia アンカーデスク
2007年は国内外でマスメディアとネットの関係に変化が見られた年だった。とはいえさらに先に進む米国メディアとあまりに動きの遅い日本メディアの差は広がるばかりだ。何が起きつつあり、何が問題なのか、2008年以降に向け何をすべきなのか、本紙連載ほかで活躍中の佐々木俊尚氏の特別寄稿を掲載する。
2008年01月05日 12時00分 更新