NHK放送文化研究所の2008年春の研究発表とシンポジウム」に参加してきました。
2部構成で、以下が簡単な内容とパネリスト。そして感想。

シンポジウム
第一部
社会の構造変化と放送の役割
(おもな内容)
・社会における公共性のゆらぎに放送はどう向き合うか?
 地域社会、格差社会と放送の使命
 グローバル化と放送の役割
・「放送の公共性」の新しい担い手像は?
・新しい「放送の公共性」をどう構想するか?

パネリスト
浜田純一(東京大学教授)
吉岡忍(作家)
遠藤薫(学習院大学教授)
渡辺興二郎(テレビ朝日取締役(報道担当))
今井義典(NHK副会長)

(司会) 放送文化研究所 米倉律 専任研究員

メディアビジネスを考察するのに放送の持つ使命としての公共性と放送の役割は、ライブドア論争でのホリエモン発言でも議論されたことではあるが、個人的にもメディアジャーナリズムと地域、地方の放送の在り方には関心をもっているので、本テーマは、久しぶりに放送ジャーナリズムを考える時間をもたらした。
ネットが社会、放送に多大の影響を与える現在、このテーマは議論することに意義があると思います。

第二部
完全デジタル時代・経営モデルをどう再構築するのか
(おもな内容)
・“通信放送融合”の進展
・民放の既存モデルが直面する課題
・公共放送NHKの課題
・放送の役割と可能性を拡げる経営モデルへ

パネリスト
浜田純一(東京大学教授)
中村伊知哉(慶應義塾大学教授)
飯島一暢(フジテレビ常務取締役(経営企画担当))
松下康(電通常務取締役(メディア・コンテンツ本部長))
日向英実(NHK放送総局長)

(司会) 放送文化研究所 鈴木祐司 主任研究員 

本ブログのメインテーマの第2部は、推進を唱える中村氏に当事者の飯島氏と近い位置の松下氏が前向きだけども慎重派と各立場の事情の説明もわかりやすく面白かった。
結論は、放送と通信の融合で新しいビジネスモデルを見つけよう!には、なっておりました。
第2部は、衛星第2テレビで後日放送されますのでチェックしてみてください。

NHKもいろいろ課題を抱えて大変な中でこのようなシンポジウムの開催は評価できると思います。
参加者は、NHK主催だからか、かなり年配な方が目立って業種がよくわからなかった。いつも行くこの手のテーマ会では、IT系の方が多くラフな服装も多いので少し雰囲気がちがった。
パネリストの役職も偉い方々なのもNHKならではか。