メディア・ビジネス勉強会

メディア×ネット×ビジネスについて考えるヒント Since 2005

米国メディア関連事情

RT:TV番組とiPad

メディア・パブ: TV番組と同期するiPadアプリ、米ABCが無料で提供

iPad(のような端末)で番組を楽しむ世界は、もうすぐ。

爆発的にはやる番組企画を見てみたいですね。

メディア企業の価値向上の為のSNS

「メディア企業の価値向上の為のSNS」
あると思います。

放送と通信の融合というキーワードもさっぱり聞かなくなった今日この頃。
メディア業界のビジネスモデルの行き詰まり的な話ばかりでつまらない。

漠然とメディアの次の展開を考えていたが、米国Cisco Systemsのサービスのニュースは、最近考えていた内容に近い。

既存マスメディアのブランド力を活かしネット上に場をつくる(ソーシャルネットワーキング、コミュニティ、プラットフォーム・・なんとでも呼んでください)そこでインタラクティブなマーケティングサービスでも投入してくれればとても面白い展開になる。日本でもそんな展開を見たい!

シスコ、メディア企業向けSNSプラットフォーム「Eos」をリリース:ニュース - CNET Japan
Ciscoは米国時間1月7日、ラスベガスで開催されている2009 International Consumer Electronics Show(CES)の幕開けに、メディアやエンターテインメント企業がオンラインコミュニティーを構築、管理し、発展させるためのホスティング型ソフトウェアプラットフォーム「Cisco Eos」(Entertainment Operating System)を発表した。Eosの構築にあたり、Ciscoは技術ツールを集約し、ウェブサイトの構築とカスタマイズを容易にする使いやすいインターフェースを採用している。だが、何より大事なのは、Eosに双方向ウェブサイトを作成する技術がバンドルされている点だ。これを使えば、メディア企業はミュージシャンやテレビ番組、映画など、企業側が宣伝したいと考えるあらゆるブランドとファンを結びつけるサイトを作成できる。

IPTVの未来

いつも読ませていただいているblog「メディア・パブ」での読んだ記事。
『YouTubeキラーの“Hulu”,放送からオンラインTVの流れを加速化 』

Hulu とは米国の伝統メディアNBC Universal と News Corporationのジョイントベンチャーが運営するビデオ配信サイト。

米国でのオンラインビデオ広告市場で好調の模様。
メディア・パブ: YouTubeキラーの“Hulu”,放送からオンラインTVの流れを加速化

日本での動画コンテンツ配信ビジネスはGyaOが苦戦していたり、まだまだな感じです。電通しきりのTV局連合のDOGATCHの状況はどうなんでしょうか?
アクトビラの方が話を聞く機会が多いようですが、局との連携はまだ表面化していませんよね。

そろそろTV局が本腰を入れたサービスを期待したいところですが、まだ各局で模索中な感じでしょうか?

ラジオCMをGoogleで買い付ける

前から動きがありましたが、米GoogleでのラジオCMを購入する仕組みが実施するそうです
日本に導入させるのも時間の問題か?

日本の媒体社(ラジオ局)は果たして協力するのか?

でも時代の流れは、Google流へ向いている。

米Google、ラジオCM「Google Audio Ads」を6月中に全米で開始
米Googleは4日、Googleの広告システムを使ってラジオCMを放送できる「Google Audio Ads」を、6月中に全米のAdWordsアカウント利用者に提供すると発表した。


Google Audio Adsは、GoogleがdMarc Broadcasting社を2006年初めに買収したことによって始まった。現在ではGoogleのシステムと統合されており、全米の何百ものラジオ局で手軽にラジオCMを放送できるようになっている。キャンペーンを計画する際には、ターゲットとなる性別、年齢層、地域を指定することができ、実際にCMが放送されると、放送されたラジオ局とその時間帯を確認できるほか、放送CMも聞くことができるようになっている。


電通の「CMGOGO(CMゴーゴー)」の取り扱い媒体を衛星TVにも拡大しているが、今後の動向として、さらに活発になっていくのか?

インターネット経由での広告簡易取引「CMGOGO(CMゴーゴー)」の取り扱いメディアを現在の地上波テレビのスポット広告に加え、衛星テレビにも拡大する。5月28日から試験サービスの運用を開始するもので、当初は民放系BS5局、WOWOW、CS54局の計60局が参加する。また、地上波については深夜帯に限ったスポット広告枠の購入を可能とする新サービスも開始する。

UGCの実際

ユーザー参加型のサイトは、コンテンツが集まらないと始まらないが、今人気のサイトへ実際にコンテンツ投稿しているのはどんな人だろうか?
日経IT PLUSで米国での調査結果レポートが記事になってます。

YouTubeは、意外と年齢の高い世代が投稿している模様。

ユーチューブ投稿の中心は35―54歳・ユーザー参加型サイトの最新動向?インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
動画共有サイトのユーチューブにビデオのアップロードを行なっているのは主に25―54歳で、さらに細かくみると中心層は35―54歳だ。性別で見ると、アクセスの数では男女比率はほぼ半々だが、実際に投稿をする参加者となると男性の割合が高くなり、ユーチューブでは、投稿者のうち76%が男性だという。[2007年4月19日/IT PLUS]

米グーグル、テレビ広告も仲介へ 衛星放送大手と提携

Googleの登場で従来の広告の取り扱いは変わりつつある。
ネットの世界では、Googleの自動広告取り扱いの仕組みは、その効率性から脅威的な利益を生み出す。実際は、ネット広告会社が介在して広告の管理運営をしていることが多いと思いますが、Googleの仕組みはやはり優秀である。
ネット広告意外への進出のニュースを何度か見ているが、日本に本格的に参入してきたときメディア&広告業界は、一体どうような対応、変貌をするのか大変興味深い。
広告予算を多く持つ企業に、優良広告枠獲得が優位に働くのは、従来も今後もやむないことになりますが、メディアとの持ちつ持たれつの関係でそのポジションを維持してきた感がある広告(メディア購買)会社は、OPNEな広告枠取引の仕組みが導入される中でその人脈的効力をどう再構築しその存在意義に価値をつけていくのか・・・・

FujiSankei Business i. 国際/米グーグル、テレビ広告も仲介へ 衛星放送大手と提携
インターネット検索エンジン最大手グーグルは衛星放送大手のエコスター・コミュニケーションズと提携し、テレビ広告の仲介事業に乗り出す。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)などが報じた。

オンライン広告で独走するグーグルは既にラジオや新聞向け広告の仲介を開始。市場規模が540億ドル(約6兆3000億円)に上るとされるテレビにも参入、広告仲介事業を一段と拡大する。

グーグルは、ネット広告で培った仲介自動化のノウハウをテレビでも応用。広告枠は放送する地域や時間帯別に競売に出され、最高値を提示した広告主のCMが放送される仕組み。放送後に視聴者数がすぐに報告されるため広告主は広告効果を確認しやすい。料金も視聴者数に応じて支払う。

エコスターは全米で125チャンネルを運営。契約件数は1300万に上る。グーグルは今回の提携を足掛かりに、ほかのテレビ大手とも連携を広げ、将来的には米国以外でもテレビ広告事業を展開する意向という。(シリコンバレー 時事)FujiSankei Business i. 2007/4/4

元ディズニーCEOのM・アイズナー氏による「Vuguru」

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

先日、「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」を読んだばかりだったので、ジョブズとやり合ったアイズナーの次の活動という事で関心を持った。

Vuguruはオンライン動画をテーマとする独立プロダクションだ。

アイズナー氏はVuguruをブラウザから携帯電話、テレビまでに広がるクロスプラットフォーム現象として構想し、Vuguruの最初のコンテンツは、「Prom Queen」と呼ばれる10代向けの連続ミステリー番組だ。そうです。

世界のディズニーの元CEOが語るオンライン動画に対してのビジョン。ご一読を。
元ディズニーCEOのM・アイズナー氏、Vuguruを語る - CNET Japan

TVとネット米国事情「Clip+Sling」

NIKKEI IT-PLUSでこのblog的に注目していた江口靖二氏のコラムはタイトルを「デジタル家電:機能のウラ側」から「江口靖二のテレビの未来」に変更しさらに面白いテーマになりそうです。

第1回はSling Media社の「Clip+Sling」について、サービスを解り易く簡単に言うとSONYのロケーションフリーとYouTubeが一つになったようなテレビ局公認の番組共有どこでもテレビサービスということだそうです。

TV局公認!ロケフリ+YouTube的な番組共有サービスの衝撃?デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
 「Clip + Sling」はテレビ局公認のロケーションフリーサービスを利用し、テレビ局公認のYouTubeに視聴者がどんどん番組を投稿し、それをみんなで楽しむというしくみだ。


色々とネット対応サービスが見えてきた日本のTV局だが、米国の上記のような事例を聞くとまだまだ雲泥の差が見られる、残念。

番組宣伝という名の元で、著作権問題をうま〜くかわしてネットのよさを利用してみるとかできないものですかね。ネットで気になるシーンを見たら番組も見たくなる気がします。(リアルタイム視聴するかは別ですけど・・・)せっかくTV視聴できるPCも出てきているのですからね。

※上記、江口氏のコラムは連動ブログ「TVの未来」も立ち上げて双方向コミュニケーションの場も用意されてます。

ウェブTV「ベニス・プロジェクト」って?

放送と通信の融合された時代の入り口は?デジタルホームエンターテイメントとも呼ばれるリビングの主役は誰の手に!?

最近、様々な業界からの動きが目立ってきている中で米国事情も補足。

スカイプ創業者、ウェブTV立ち上げへ?インターネット-ブロードバンド:IT-PLUS
サービスの特長の1つはハイビジョンに近い高画質画像を楽しめることだ。フリス氏によれば、サービスは中央にサーバーを置く形式ではなく、視聴者のコンピューターでネットワークを作るピアー・ツー・ピア技術を利用する。

米動画共有サイトのユーチューブやビデオオンデマンドサービスと異なり、ベニス・プロジェクトは従来のTV放送と同じように番組が組まれたチャンネルとなる。nikkei IT-PLUS 2006年12月19日


マイクロソフトは msnTV にて http://www.webtv.com/pc/

いろいろなデバイスがリビングに溢れるのは誰しもが嫌だからTV的モニターにすべてが統合されサービスが提供されるんでしょう。まさに業界ボーダレスの戦いですね。続きを読む

ユーザー制作コンテンツにも報酬

米国ニュースですがユーザー制作コンテンツにも報酬が流れる動きが動画共有サイトRevverですすんでいる。

映像と利益を共有するサイト、Revver - CNET Japan
人気ビデオクリップの広告収入を映像制作者と分け合うRevverの手法は、急成長する映像共有業界を今大きく揺り動かしている。アマチュアの制作者が投稿する手作りの映像で成り立っているこの業界では、売却されてしまったYouTubeに代わる新星の登場が待ち望まれている。


既存メディアとの連携でコンテンツ制作者へ利益還元される仕組みもある思います。

ポータブルデバイスでのメディア視聴の可能性

先日blog「メディア・パブ」で、米国の多くの若者は,ケータイやiPodなどで,映画やTV番組を視聴したくないようだ。といった記事を読んだ。
(上記はLos Angeles TimesとBloombergが,12〜24歳の若者を対象に実施した調査結果によるもの)
コメントとして「納得できる結果である。日本でも,ケータイでワンセグを視聴したり,PSPなどでTV番組を視聴する人を見かけるが,大半は確かに10代や20代前半の人ではない。春にワンセグケータイが登場したときも,自慢げに見せびらかしていたのは,30代後半の人が多かったようだが。」とあり、たしかに10代でワンセグケータイがカメラ付きケータイのように日頃の行動に浸透している感じは受けない。

各種ケータイワンセグに関する調査では、米国とは違い高い購入・利用意向がレポートされている。
ワンセグ携帯「購入したい」43%・電通総研調べ 電通総研の「情報メディア1万人利用・実態調査」によると、携帯端末向け地上デジタル放送(ワンセグ)を受信できる携帯電話を「購入したい」との回答が43%と半分近くに達した。女性より男性、若年層ほど購入意向が高くなる傾向も明らかになった。

ワンセグ対応端末、46%が買い替え意向 楽天リサーチと三菱総合研究所は、携帯電話のワンセグと携帯電話番号ポータビリティ(MNP)について調査を行ない、結果を明らかにした。ワンセグへの関心については、「ぜひ利用したい」「利用したい」とした割合は全体の2割となったが、「関心はある」との回答を含めると全体の7割がワンセグに興味・関心を持っている結果となった。男性は10代では4割以上が利用したいと回答するなど、若年層を中心に高い利用意向を示している。 ワンセグ対応端末への買い替え意向では、次回携帯電話を買い替える際にワンセグ対応端末に「ぜひ買い替えたい」「買い替えたい」というユーザーが合わせて全体の46%を占める結果になった。



この辺の調査結果の違いは、米国と日本のケータイ文化の違いと思われるが、調査結果と前述の日本における10代から20代前半でTV番組とかを持ち歩いて見ている光景をあまり目にしないというのは私の感覚だけでしょうか?それともデバイスの普及率だけの問題で、もうすぐ電車内でよく見かけるのか?

f28a29cc.jpgそんな事を考えつつアサヒビールのキャンペーンで気になる景品「スーパーワンセグTV Watch」を見つけたので話題は、そちらに

この腕時計、メディアパブのコメントにあった30代後半のワンセグ自慢のごとく、ビール好きキャンペーンとしては、ドンピシャの景品ではないだろうか。ビール好きな30代でワンセグに関心あるけどまだ購入しておらず、何より腕時計型という昔見たSFテレビアニメに出てきたようなスタイル。
普段使いはしないけど、欲しいかも。入手して自慢したいかも。と久しぶりに興味引かれたキャンペーン景品でした。

話をもどして、ポータブル視聴が10代でも活発に行われる為にもう一つ何かフックが欲しいと思います。iPodブームのように音楽の次として映像コンテンツをポータブル視聴するのがかっこいいみたいなムーブメントをおこせないものでしょうか?

米国「Yahoo! Go for TV」ベータ版発表

米国のYahoo!は、TVとPCの融合が進んでいます。日本Yahoo!の動向は?

Yahoo!がテレビにやってきた?「Yahoo! Go for TV」ベータ版発表
米Yahoo!は26日、「Yahoo! Go for TV」ベータ版を発表した。これはリビングルームのテレビ画面から米Yahoo!のマルチメディアサービスを利用できるようにし、かつPCをハードディスクレコーダー代わりに使用できるようにする無料のソフトウェアだ。
Yahoo! Go for TVを利用するにはまずPCにTVチューナーカードを組み込み、テレビとケーブルで接続する必要がある。Yahoo! Go for TVの説明ページにはこうした複雑な接続を初心者でもできるように絵入りで説明している。テレビとの接続を済ませた上で、Yahoo! Go for TVソフトウェアをダウンロードしてPCにインストールすると、Yahoo! Go for TVをテレビ画面から利用できるようになる。
Yahoo! Go for TVでは5つのサービス、「写真」「ビデオ検索」「映画」「音楽」「ハードディスクレコーダー」が利用できる。これらのサービスではPCに保存してある写真、ビデオ、映画、音楽をテレビ画面から操作して視聴できるだけでなく、ブロードバンドに接続されているPCを通して「Yahoo!Photos」や「flickr」の写真を大画面で見たり、「Yahoo! Video Search」を使って検索したビデオをテレビ画面で見るなど、インターネット上で提供されているYahooのサービスをテレビ画面を通して利用できる。
さらに、ハードディスクレコーダーとしてPCを利用することが可能になる。1日1回更新されるテレビ番組表で録画設定を行ない、PCのハードディスクにテレビ番組を保存し、テレビ画面で視聴できる。このほか、Yahoo!のインターネットラジオ局「LAUNCHcast」サービスをテレビ画面で操作して聴くこともできる。(internet.watch.impressより)

Yahoo! Go for TVのWebサイト
米Yahoo!,パソコンをビデオ・レコーダにする「Yahoo! Go for TV」を無償提供(ITPRO日経BP)
記事内容は、魅力的ですが実際に利用してみないとピンときませんね。しかしながら、TV画面とPC作業の融合は間違いなく起こりますね。

参考記事
2006年4月1日でサービス開始から10周年を迎えたヤフー代表取締役社長の井上雅博氏インタビュー。(CNETJapan4月19日)

TV番組の権利領域と共存への道

新しいメディアビジネスを考えてTV番組を直接ネットで配信する事業というのは、このブログでも取り上げる事の多い話だが、TV番組と連携としてその周辺情報をネットで補完したり、ネタにしたりするサイトも既に多くある。

参考サイト
TV番組をキーにしたブログサービス 「TVブログ
DIONテレビ連動型エンタメサイト「テレビィーム
TV番組ロケ地情報サイト 「全国ロケ地ガイド

具体な映像・写真(肖像権)や音楽を利用するのではなく、話題にしたり(ブログ)ロケの情報を載せたりなどは、どの程度までなら著作権侵害にならないのだろうか?
TV局的にも番組が盛り上げるのは歓迎だろうから、TV局サイドにメリット(収益の一部)があればできるのか?・・・やってみるしかないのか?

と考えることが多い日々、米国のTV関連ニュースをCNET Japanで読んだので紹介。
人気テレビ番組をマッシュアップ--米で急増するファンお手製の地図サービス 
米のテレビ番組「Seinfeld(「となりのサインフェルド」)」に登場するスープ屋の場所がどこか知りたいと思ったことはないだろうか。あるいは「Sopranos(「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」)」に出てくる、ドラッグ中毒のまたいとこChristopherをTony Sopranoが殺しかける裏道はどこだろう。
これらのテレビ番組のファンたちは、お気に入りの番組の情報をもっと知りたいという欲求を満たすため、番組のなかの重要な出来事が起こった場所の地図上での正確な位置や、視聴者参加型番組の出演者の出身地など、番組の詳細を公開する「マッシュアップ」と呼ばれるウェブサイトを開設している。
これらのファンサイトの制作者たちは、何よりも自分たちのお気に入りの番組に対する愛着心からこのようなことをしている。これらのプロジェクトで儲けようとする人はほとんどいない。彼らは実際、番組を製作した企業に著作権侵害で訴えられる危険までも犯している。
それにもかかわらず、彼らは、複雑に入り組み、ネット上で大きな人気を博す番組の記録を整理するため、本業以外の仕事にかなりの時間を割いている。マッシュアップはいわゆる「Web 2.0」の流れに属するツールの1つで、草の根のアプリケーション開発ブームを煽っている。このブームのおかげで、ふつうのウェブユーザーが情報を共有し、プログラミングのスキルがなくてもオンラインアプリケーションを開発できるようになっている。Web 2.0のブームで、ごくふつうのネットユーザーが、メディアにおける流行の仕掛人の役割を担うようにもなっている。
追いかける番組に引けを取らない注目を集めているメディアマッシュアップの1つが「Jacktracker」だ。同サイトでは、「24」の主人公Jack Bauerの24時間の足取りや、犯罪者たちを追い詰めるときに残していくヒントを扱っている。
Jacktrackerを開発したBob Hanifenは、「月曜の夜に『24』を見直して、起こったことを図解するのが大変なときもある。Foxの協力を得ないでBauerの足取りを追跡するのは難しかった。でも、ロサンゼルスの地理に詳しいのでコツがつかめた」と述べている。同氏は自動車会社で働く弁護士で、旅行ガイドのGridskipper.comにも寄稿している。
現在同サイトでは「Track the Jack」というコンテストが開催されており、シリーズに登場するさまざまな場所で撮影したJackの日本製フィギュアの写真が公開され、ユーザーが撮影場所を当てるようになっている。優勝賞品は200ドルのフィギュアだ。「単なる1つのブログにとっては、これでも安くはない」(Hanifen)
このJacktrackerに刺激を受けて、自分でマッシュアップを開発した者もいる。「『24』のJacktrackerを見て、注意を惹きつけられた」というのは「Geography of Seinfeld」というマッシュアップをつくったKen Hudakだ。
「自分の好きなテレビ番組のことを思い出し、登場人物がどれくらいの数の場所にいくかを考えた・・・すると、つくるのがとても簡単なことがわかった」というHudakは、デトロイト在住の地理情報システム関連の技術者だ。
一方、「The American Idol Tracker」では、この番組のコンテスト参加者1人ひとりのファンベースの在処を追跡し、どれくらいのファンがいるかを測ろうとしている。また、「Veronica Mars」のロケ現場の正確な場所を示すマッシュアップもある。
「The Amazing Race」はマッシュアップの材料として打ってつけのリアリティショーだ。Jaunted.comにある「Chasing Racers」というマッシュアップは、衛星地図を利用し、レースのスタート地点や通過地点、番組のキャプションがわかるようになっている。また、JoeMap.comの「Amazing Race 9」は衛星を利用してルートを追跡しており、そのなかには初回に登場したデンバーやブラジルにある数カ所のスポットも含まれている。
一方、Warner Bros.は「16 Blocks」という新作映画のプロモーションに役立てようとあるマッシュアップをつくりだした。このサイトでは、ニューヨークにある16のブロックを空から撮影した写真が見られ、ある刑事と犯罪の目撃者が、そのなかの街路を通って裁判所に向かう様子がわかるようになっている。また、ユーザーが地図上に配置されたアイコンをクリックしてビデオクリップを観ることもできる。このビデオは話の進展に沿って観ることも可能だ。
Home Box Officeは、人気番組The Sopranosの第6シーズンが始まるのにあわせて、この番組のマッシュアップをつくっている。このサイトでは、具体的なシーンのあった場所を示すアイコンをクリックすると、ビデオクリップが観られるようになっている。The Sopranosは今月、2年ぶりに新しいシリーズが始まった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。

番組関連サイトは、ファン達、TV好きな人達によってますます増えていくでしょう。
そこにビジネスヒントもあるはず。

ネットのコンテンツに依存する米テレビ局の事情

日本での同様な現象は起きるでしょうか?

テレビ局にとっては残念なことだが、ウェブが長年「Lost」や「The Simpsons(シンプソンズ)」などのテレビ番組の違法コピーをダウンロードして観るためのプラットフォームとして利用されてきたことは、公然の秘密だった。
しかし今度は、テレビの製作者側が、ウェブから集めてきたビデオクリップを元に新しい番組を製作することで立場の逆転を狙っている。
この分野の草分けである「Bravo TV」は今週、ネット上で配信されている最も人気の高い短編ビデオを集めた「Outrageous and Contagious: Viral Video」という新しい30分番組の放送を開始した。このなかには、ゲイのカウボーイが登場する「Brokeback Mountain」という映画のパロディーや、George Bush大統領の失言集の映像も含まれており、NGを集めた昔のテレビ番組のデジタル版といえるものになっている。
USA NetworksやFox、NBCの各局も、今後数カ月のうちに同様の番組を製作していく。また、ABC News Digitalでは、視聴者が携帯電話を使って撮影した映像を募集して、テレビのニュース番組を強化する計画を進めている。
NBC UniversalのAndy Cohen(Bravo TV事業部番組製作担当バイスプレジデント)は、「自分の母親や甥だって(ネットの)ビデオをメールで送ってくるのだから、これがニッチなジャンルだとは言わせない」と語っている。
インターネットから発想を得たこの番組は、待望のウェブと従来メディアのコンバージェンスにつながる新たな兆候だ。特に若い世代の視聴者は、あらゆるメディアのなかで平均して最も長い時間をネットに費やしている。そのため、テレビ番組のプロデューサーは、消費者の目をテレビに向け直させようと、ウェブの人気に便乗した新しい番組を探し求めている。
今のこのような状況は、さまざまな要因が絡み合った結果生まれてきたものだ。アメリカの一般家庭にブロードバンドが浸透したことで、メディアリッチなネットエンターテイメントに対する需要が高まっている。また、低価格のビデオ機器や編集ソフトウェアの登場により、短編の映画/番組製作も容易になった。GoogleやBrightcoveなどが提供する新しいサービスを使えば、ビデオのアップロードや配布、販売までが容易にできてしまう。そして、テレビ局でも、このようなビデオをゴールデンアワーの視聴率獲得に役立てたいと考えるようになっている。
テレビプロデューサーにとって、これは番組を安く製作するための手法の1つに過ぎない。昔の番組製作では、プロデューサーが多額の資金を事前に用意して試験番組を製作し、これを視聴者に向けて試写する必要があった。ところが今では、インターネット上を探して、すでに人気のあるコンテンツを集め、それをテレビ番組で流すということが可能になっている。このやり方なら、投じる費用も比較的少なくて済む。
「これはまるで、テレビ局が新しい番組やそのコンセプトを考えてくれる低賃金の労働力を手にしているようなものだ」とStarcom Mediavest GroupのシニアバイスプレジデントTim Hanlonは述べている。
メディアを取り巻く環境の分裂化が一段と進行するなかで、コンテンツ製作者は投資の対象範囲を広げ、「さまざまなジャンルで小規模なヒット作をたくさん」つくり出さなければならなくなっていると、BrightcoveのAdam Gerber(広告製品および戦略担当バイスプレジデント)は言う。「また、もっと効率のよい資金の使い方を見つける必要もある」(Gerber)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです

すごい事!米グーグル、雑誌の広告枠をネットで競売

米グーグル、雑誌の広告枠をネットで競売インターネット検索最大手の米グーグルは、雑誌の広告ページを企業など広告主に競売するサービスを米国で試験的に始めた。主な収入源はネット上に表示する広告だが、取り扱う広告媒体を雑誌にも広げて収入増を狙う。同社は取り扱い対象をラジオ広告に拡大することも決めており、ネットの枠を超えて「広告会社」としての存在感が増しそうだ。
競売の対象は、グーグルが複数の雑誌から買い取った広告ページ。広告主は広告を出したい雑誌や広告の大きさとともに購入価格をグーグルに申し入れ、最も高い値段を付けた広告主が枠を競り落とす。雑誌の種類は自動車やコンピューター、生活関連など28誌。
入札はグーグルのホームページで受け付ける。締め切りは20日で、落札者には3月3日までに電子メールで通知する。グーグルがページをまとめ買いするため、直接雑誌に広告を出すより広告料金は割安になる可能性が高いうえ、中小企業などもこれまでと異なるルートで広告を出せるようになる。米国以外でのサービスや、今後の事業展開については未定。(シリコンバレ 2006年2月10日)

上記は米国での話ですが、広告の料金というのは業界関係者は良くご存知のところですが、非常にグレー(不透明)です。ホテルの部屋料金をイメージして頂ければより、理解しやすいかもしれませんが、ネット以外の広告の枠(スペース)は、限られた枠をより高く多くの人に買ってもらうのが売上の総額です。また、ホテルの部屋は空室でも損するだけですが、媒体は基本人気のない枠でも埋めなければ成りません。因って、より価格低下を自ら起こすようになります。(価格維持のために、無料・サービスで埋めることもあります)
また、旅行会社のように広告代理店が仲介役として存在し、その機能は、多岐に渡ります。大手広告代理店は媒体枠を買いきり(ある程度の枠を自社責任で買い押さえること)、価格決定権を手にすることが可能であり日本の上位3社はかなり大きな影響力を有してます。

媒体社&広告業界のパワーバランスを語りだすとキリがないので、要するにIT企業がライブドアのように業界慣習を無視して広告枠を透明性の高いオークション形式でネット上で公開販売をすると良く思わない方々が多く存在するので、画期的であるけれども壁は高く大変だろうという事です。
ライブドアがニッポン放送の買収をする事を発想し、実施したのはさすがに驚きました。
楽天もそうですが、最終的にベストなメディアビジネスを作りあげて初めて評価したいところです。

テレビにネット機能、米国家電見本市で「ヤフー!ゴー」発表

テレビにネット機能、家電見本市CESで「ヤフー!ゴー」発表
米インターネットサービス大手のヤフーは六日、当地で開催中の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)で、テレビや映像関連の新サービスをそれぞれ発表した。家庭用のテレビで自由にネットを閲覧できるなど、IT(情報技術)と家電の融合が一段と加速する。
ヤフーのテリー・セメル会長兼CEO(最高経営責任者)は、テレビや携帯電話向けの新サービス「ヤフー!ゴー」を発表。新たに開発した情報装置をテレビにつなげると、テレビがパソコン並みの情報端末になる。リモコン一つで画面に表示されるヤフーサイトからの情報検索やメールサービス、映画などのVOD(ビデオ・オン・デマンド)なども可能になる。
携帯電話向けは、メーカー最大手のノキア(フィンランド)と提携し、パソコンで行う機能が携帯でも可能となる。例えば、パソコンで受けたメールを携帯で見られたり、カメラ付き携帯で撮影した写真を即座にパソコンやテレビ上で見られるようになる。ノキアが世界で販売する携帯電話に同サービス機能を搭載する計画だ。米国では今春からサービスを始める。

「Yahoo Go TV」は、PCにインストールされたアプリケーション経由で、テレビの画面上にエンターテインメントサービスを配信するためのもの。
Yahooが予定しているサービスには、ローカル情報や、CNNおよびMTVから提供されるコンテンツ、映画の予告編、テレビ番組、ユーザー評価などの検索機能が含まれる。また、My Yahooに登録された情報とも連携し、天気予報や、スポーツ試合の得点、株価情報、ニュースなども提供される。同サービスは4月には提供開始の予定。Yahooの広報担当によれば、同サービスの運営費用は広告でまかなわれ、ユーザーには無料で提供されるという。

■なるか放送と通信の垣根破壊 動画配信武器に
米ヤフーやグーグルが発表した新サービスは、日本の通信・ネット、放送業界にも大きな影響を及ぼしそうだ。
ヤフーのテレビ向け新サービスは、強力なネットサービスを媒介にして、放送と通信の垣根を一気に取り払う可能性もある。従来のネット機能搭載テレビやテレビチューナー搭載パソコンでは、テレビとパソコンのコンテンツが別々に提供されているため、普及するには至っていない。
テレビと接続するヤフーの情報装置の詳細は明らかになっていないが、テレビでネットが簡単に利用でき、映画など魅力的なコンテンツが提供されるようになれば、利用が広がることは確実だ。
日本のヤフーは約十万本の動画配信サービスをパソコン向けで始めている。これをテレビでも簡単に高画質で視聴できるようになれば、放送業界に対するインパクトは大きい。グーグルも動画配信サービスを強化するとともに、自らパソコンを販売。テレビ向けサービスも開始する予定という。
ヤフー、グーグルの二大ネット企業の新戦略が、日本で進む通信と放送の融合論議を加速させることは間違いない。

 一方、日本では携帯電話によるインターネットは、NTTドコモのiモード、KDDIのEZウェブなど通信事業者がコンテンツ事業者を育成し、囲い込む形で急速に発展してきた。ドコモはこのiモード技術を欧州やアジアの通信事業者に供与し、世界の携帯ネット事業の拡大をもくろんでいる。
これに対し、日本のヤフーも昨年十月から携帯コンテンツ事業者と協力し、通信事業者の枠を超えて携帯コンテンツを提供するサービスの本格展開を始めた。
米ヤフーの新サービス「ヤフー!ゴー」の携帯電話版が日本でいつ開始されるか、またドコモなどの携帯電話で利用できるようになるかは不明。しかし、日本のヤフーの親会社であるソフトバンクは、来年にも携帯電話事業への参入を決めている。
ソフトバンクの携帯に「ヤフー!ゴー」の機能が搭載され、魅力的なコンテンツが提供されるようになれば、ドコモやKDDIなど日本の既存携帯電話事業者にも脅威になりそうだ。(FujiSankei Business i. 2006/1/8より)

マイクロソフトの戦略とメディアビジネス

メディアビジネスの展開をイメージするのに、ハード機器の進化をイメージしてみようと以前も述べたが、ソフトウエア技術の展開も私達の生活(ライフスタイル)に大きく変化をもたらす、これは、私達を取り巻くメディアとの接触の形にも変化を及ぼす。
そこで、本日は、家電見本市 CES 2006でマイクロソフトのビル・ゲイツ会長が行ったキックオフ講演のレポートを紹介。
メディアビジネス的には、「ウィンドウズ・メディア・センター」の進化にともない、様々なパートナー企業と生み出されるサービスに興味をそそられます。

nikkei.netより「久しぶりに攻めに転じたマイクロソフト――ビル・ゲイツ会長のキックオフ講演」

最近のウィンドウズ・メディア・センターをメインにしたTVCMを良いメッセージCMですね。

米グーグル、TVなどの映像をネット配信

グーグル、TVなどの映像をネット配信 米国外も利用可
asahi.com2006年01月07日
米ネット検索大手グーグルは6日、インターネットを通じてテレビ番組などの映像を配信する新サービス「グーグル・ビデオ・ストア」を近く始めると発表した。米3大ネットワークの一つCBSテレビの番組や音楽大手ソニーBMGの音楽ビデオ、米プロバスケットボール協会(NBA)の試合のビデオなどを提供する。
価格は番組提供者が決め、1本1〜4ドル程度の予定。無料の番組も用意する。著作権上の制限などがない作品は米国外でもダウンロードできる。
テレビ番組のネット配信は米アップルコンピュータなども始めており、グーグルの参入でネットと放送の融合が加速しそうだ。

参考 Google Videのトップぺージは こちら


米国で読者投票型ニュースサイト「ディグ(digg.com)」

CGM(Consumer Generated Media)が、新メディアビジネスのキーワードになるのではと思う中、米国で読者投票型ニュースサイト「ディグ(digg.com)」が急成長しているという記事の紹介です。
仕組みは、読者が投稿した記事へのリンクに、別の読者が投票して「ニュース価値」を決める。サンフランシスコを中心に活動する同サイトの創設者、ケビン・ローズさん(29)は「読者にパワーを。それが僕たちの考え方だ」と語る。

この記事は こちら

関連情報
人気急上昇中の参加型ニュースサイト『ディグ』
テクノロジー系ニュースサイト『ディグ』の人気が急上昇。開設1年にして、老舗サイト『Slashdot』にトラフィックが迫る勢いだ。ユーザーからの推薦・投票をもとにニュース記事へのリンクを掲載する同サイトは、読み手自らが情報の意味を解釈するという、集団的ニュース配信とでもいうべき新たな潮流への方向性を示唆している

米国NBA全映像をアーカイブ化、ファンに「解放」へ

今日は、メディアビジネスのヒント話題。米国での取組みであるが、NBA(National Basketball Association)の現存するすべての試合を記録した映像を集めたデジタルアーカイブの作成に乗り出しこのアーカイブは、NBA.comで公開される予定だそうです。
また、この膨大な映像を検索可能にするため、各プレイのシーンごとに、関わっている選手名、コートでの正確な位置、そのプレイが発生した時間、結果、評価などのメタデータが付加される予定であること。

課金方法は未定であるが、NBAではファンにオリジナルのハイライト映像をNBA.comにアップロードしてもらい、最優秀映像賞を競い合うコンテストへの参加費を徴収する可能性もあるという。また、有料でアーカイブを開放し、ファンが自分の編集したコンテンツをDVDに保存できるようにすることも可能だと述べた。

まさに、今はやりの「WEB2.0」発想なビジネスを、メディアコンテンツ(スポーツ映像)に持ち込んだ挑戦!

日本のメディア各社とその周辺プレーヤーも参考にしてほしいビジネスモデルです。

Cnetの記事は こちら
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