御存知、元Helloweenのボーカリスト、マイケル・キスクのソロプロジェクトUNISONICの第2弾です。

マイケル・キスク18歳でジャーマンメタルバンドHelloweenに加入し、アルバム『Keeper Of The Seven Keys』でデビューを果たす。Helloweenを世界的なメタルバンドに押し上げ、ジャーマンメタルというジャンルの確立に貢献した。

 キスクは1993年に、メンバーとの音楽性の対立(この他にもギタリストのローランド・グラポウとの確執などいろいろな説がある)から、バンドを脱退。

2005年にフロンティアレコードの提案でピンク・クリーム69のメンバーと共に「Place Vendome」というプロジェクトを立ち上げ、同年に『Place Vendome』を発表した。

プロジェクトPlace Vendomeが縁となり、2009年に新バンドUNISONICを結成。メンバーはPlace vendomeで共演したデニス・ワード(b)とコスタ・ツァフィリオ(ds)(共にピンク・クリーム69のメンバー)そして、マンディ・メイヤーとかつての盟友であるカイ・ハンセンの加入が発表された。同年10月にカイを加えた5人編成でLOUD PARKに参加し、翌年にはデビューアルバムが発売され来日公演も行った。 そして、本作2ndアルバム「Light of Dawn」が発売された。

 


ソロに転向後は、幅広いレンジとハスキーボイスを活かした聴かせるミドルナンバー。そして、バラード系が目につく。そして、Place Vendomeもその延長上の曲が多い。

私はソロ以降に好きになったファンであるため、アダルトな雰囲気のマイケル・キスクの方が好きではあるが、往年ファンとしてはHelloween時代のメタルナンバーを渇望していると思います。

そして、UNISONICではHelloween時代のジャーマンメタルを髣髴する楽曲を披露しています。勿論、ミドルテンポもありますし、バラード系もあります。

恐らく、キスクはPlace VendomeHelloweenを並行して活動していますので、自分の音楽性の中でも偏らないようにしてバランスを取っているのだと想像します。そして、ストレスも発散しているのではないかと想像します。

年齢的にも、そして、ミュージャンとしてのステイタス的にもどこかのバンドに選任ボーカリストとして加入することはあり得ないと思います。

自分のやりたい曲を自由に歌って行くつもりだと思います。その意味でPlace VendomeHelloweenし双璧して意味をなすバンドなのだと思います。

全体的にファーストよりもハードです。そして、ベースのデニス・ワードが作曲面で良い仕事をしています。カイ・ハンセン自体は、制作に殆ど関わっていないようですが、相変わらず素晴らしいギターを聴かせ、マンディ・メイヤーがカイ・ハンセンに引けを取らない名演奏を奏でています。

キラーチューンはやはり前評判通り2曲目の"Your Time Has Come"でしょうか。疾走感ある楽曲に躍動するキスクのボーカル。Helloween時代の熱烈ファンには涙ものの作品だと思います。個人的にはバラードの⑧「Blood」、ミドルチューンの⑨「When The Deed Is Done」あたりが珠玉の曲です…。


 

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