実話をもとにした漫画は、あれこれ盛り込みすぎてひどくつまらないものになる場合が多々ある中で、これは、すごく読んでて面白く仕上がっています。
ナレーション部分が少なく、絵とセリフでうまく構成してあるからか、「3冠を獲るまでがメインの物語」と、割り切ってあるからか、ストーリーがまとまっていて、読んでて盛り上がりがあります。
(出版時期が2006年10月のため、凱旋門賞への挑戦直前までが描かれる形になっています)

また、
ダービー前日に市川厩務員が「出遅れませんように、ケガしませんように」と、バンテージを巻くシーン。
ダービーのインタビューで、池江調教師が「うれしい・・・」と言うシーン。
3冠を目前にしたインタビューで、武豊がひざの上でグッと握りこぶしをつくるシーン。
などなど、印象的なシーンが要所で効いてます。

ディープインパクトとか競馬とかを知らない人が読んでも、充分に面白いと思える作品だと思います。



アマゾン、記念すべき「最初のレビュー」を書いちゃいました!



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