麦本屋

書店勤務。家に帰っても読書三昧。職場でも家でも本だらけな生活を送る中で出会う数々の気になる本の紹介や、読書記録。

カテゴリ: とにかく笑いたいとき

巨匠たちの娘さんが、3人(+聞き手)での座談会のようなカタチで、父親たちの素顔を語る、という本。

まえがきの中で手塚るみ子氏が「娘というのは、遠慮なく父親を裸にします」と言っているとおり、確かにどんな立派な人物でも、娘の前ではただの人。しかも、女3人が寄り集まって「ウチはこんなだよ!そちらは?」みたいな、恐怖の暴露系女子トーク(下ネタ有り)が繰り広げられていますので、爆笑しながらイッキ読みしてしまいました。

座談会の様子をそのまま書き起こしたような形式なので、その会に自分も居合わせているような雰囲気なのも、ナイスです。
酒でも片手に、読みたいカンジ。

タイトルもサイコウです。
思いもよらなかった共通点であり、しかしこれ以外ないタイトルだと思いました。





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「文学作品だから笑えない」なんてこと、ありません。

私はこの作品を電車の中で読んで、吹き出しそうになって困りました。

ネコ踊りとか、空き巣に遭遇しちゃった奥さんの言い分とか。

皮肉を言ってるような笑いもありますが、ちりばめられてるのは「落語」的な笑いだと思いました。


敬遠せずに読んでみて、損はないかと思います。


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笑えておもしろいよ!と友人に勧めたら電車内で読んでしまったらしく、後悔していました。

思いっきり笑える場所で読んでください。

故・中島らも氏作の、小説です。

「寝ずの番」というタイトルにねずみの絵の表紙ってだけで、なんかもうノリが伝わるかな、って。


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