麦本屋

書店勤務。家に帰っても読書三昧。職場でも家でも本だらけな生活を送る中で出会う数々の気になる本の紹介や、読書記録。

カテゴリ: 書籍業界を知りたい

すごく分かりやすかったです。
今現在の電子書籍についての、読むための機械についてとか、提供会社の戦略とか、出版社側の動きとか、今後それらがどうなっていくのか。
また、日本の出版業界の歴史もすごく分かりやすくまとめられていて、この本でそれを学べるとは思っておらず、思わぬ収穫をした思いでした。
巷には厚さの割りにページ数が少ない(厚い紙を使って嵩増ししてあるような)新書が多いなか、これは良質な新書だと思います。





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書店員のための、販売マニュアル本。
ストックはどれくらいの割合で持ってたらよいのか、返品逆送品の処理の仕方、棚の構成について(ゴールドゾーンの設定)、など、店長さんにも、棚担当になった人にもオススメな書籍です。


アマゾンのレビュー、一番乗りしちゃいました。


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本というものの活用方法について書かれています。
大不況の真っ只中にいる書籍業界に籍を置く身としては、「本の明るい未来」が少し見えた気がして、嬉しい気持ちにもなりました。
勝間勝代氏のビジネス本ですが、読書術に加えて、本・読書ってのはなんなのか、と考えた本でもあるように感じられました。






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開業・運営のタイヘンな現実が、きっちりと提示されています。
「現実問題、これだけの困った事態になるし儲けるのは大変なことだけど、それでも古書店業は楽しいよ」という気持ちが伝わってきました。
時々、辛口な嫌味を言おうとしててげんなりする文章になってるのは、まぁご愛嬌。





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阪神・淡路大震災当時の事が印象的。
ジュンク堂そのものの歴史が語られたり、サービスに対する信念だったり、万引き問題についてだったりが、語られています。

ジュンク堂にはなぜ椅子があるのか、その理由も分かります。
ジュンク堂書店を立ち上げから支えていた著者が、定年退職後に出版した、体験集、なのだと思います。





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スリップ差替えや本の研磨を倉庫でしている話とか、返品とはいかなるものなのか、とか。製本がどんな手順でなされているのか、とか。
編集・印刷はもちろん、「書籍扱い」「雑誌扱い」の違い、とか。

紙の連量の話とか、

果ては、本の保存や図書館・点訳の話しまで、
とにかく「本」の一通りのことを集めてくれている本です。
1センチほどの厚さしかない本ですが、常に手元に置いて読み返したくなるテキストです。





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どんな流通だったかを知るというよりは、当時の「名士」達についての記述をまとめたもののように感じました。

そのため、当時の様子がすごくリアルに分かります。

これらの人々によって支えられたからこそ、今があるのだ、と。

仕組みを客観的に知るのと同時に、こういった、個人に焦点を絞ったものも、興味深いです。


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