最近、がっぷり四つの闘いを見せる
「楽天マガジン」と「dマガジン」。

「dマガジン」 https://magazine.dmkt-sp.jp
「楽天マガジン」 https://magazine.rakuten.co.jp/

現状としては、先行する「dマガジン」に対して、
後発の「楽天マガジン」が、後発の強さで
肩を並べようとしているというイメージ。

どちらもサービス内容はかなり似通っている。

そのサービスを比較したサイトも多いが、
どのサイトを見ても、「甲乙つけがたい」という
結果に落ち着いているのが現状だ。

こうなったら、もう自分で確かめるしかない。

どちらも無料期間が31日用意されているので、
その間に登録してじっくり比較検討してみた。

とりあえず基本項目から。
料金(税別)

 楽天マガジン:380円/月(年3600円)
 dマガジン:400円/月(年4800円)
 どちらも遜色ないが、楽天の方が多少安い。
登録雑誌数

 楽天マガジン:約200誌
 dマガジン:160誌以上
 こちらも楽天の辛勝か。
 ただ、雑誌のラインナップによっては
 死んでも読まない雑誌も入っており、
 一概に多ければ良いというものでもない。
使用可能デバイス

 楽天マガジン:スマホ・タブレット
 dマガジン:スマホ・タブレット・PC
 そりゃまあ、PC使えたらdマガジンよね。

……と、こういった情報は
いろんな人が比較サイトを作っておられるので
そちらをぜひご参照いただきたい。

問題は、使ってみてどうなのか。

以降は、使ってみて感じたことを書く。
起動速度

 どちらも思ったより早くない。
 若干dマガジンの方が時間がかかという感じ。
 
ページスクロール

 dマガジンは比較的なめらか。
 楽天マガジンは少しひっかかる感じ。
 起動時間の違いと関係あるのかも知れない。
 
トップページ

 アプリを開くと、dマガジンは雑誌一覧が開く。
 d_top
 雑誌のジャンルが行で表示され、
 雑誌は横にスクロールして選択する。

 楽天マガジンもトップは雑誌一覧。
 r_top
 こちらはジャンルがタブになっており、
 各ジャンルごとに雑誌表紙がタイル表示される。
 
 どちらが良いかは好み次第。私はdマガジンの方が好み。
記事表示画面

 スマホをタテにした場合、
 dマガジンは1ページごとの表示になるため、
 ページを左右にスクロールするたびに
 黒い仕切り線が見える。
 d_aida
 私はそれほど気にならなかった。

 一方、楽天マガジンは仕切り線がないため、
 すべてのページがつながって見える。
 r_aida

 見開きページを見る場合は、楽天マガジンの方が自然。
 ただ、dマガジンもスマホをヨコにすると、見開きページが
 つながって表示されるようになる。

 細かいことだが、dマガジンは
 雑誌スペース以外の余白が(文字通り)白くなっており、
 拡大した時など「紙」の部分と余白との境界が分からない。
 楽天は薄いグレーのため、どこが境界か分かりやすい。
 UIとしては、楽天マガジンの方が親切。

 さて、両社の違いがよく出てくるのはここから。
目次

 ページをタップすると出てくる目次機能。
 楽天マガジンは、ページをタップすると
 すぐにサムネイルが出て目次が表示される。
 この方法は想いのほか便利。 
 r_okini
 
 dマガジンは、タップすると下にメニューが出て、そこから
 「目次」(リスト表示)と「一覧」(サムネイル表示)を選択する。
 d_okini

 雑誌はサムネイル表示でパラパラとページをめくりたいので、
 サムネイルを表示する手間が少ない分、楽天マガジンの勝利。
 なお、楽天マガジンも右上のテキストリンクから
 目次(リスト)を表示することは可能。
雑誌のお気に入り登録

 どちらも、雑誌を表示したまま、その「雑誌」を
 お気に入り登録できる。これはまったく同じ。
 
記事のお気に入り登録

 ここがかなり異なる部分。
 dマガジンはページのお気に入りを「クリッピング」といい、
 ページ下部のメニューより行う(100件まで)。
 しかし雑誌によっては「このページは登録できません」と
 言われることがけっこう多い。

 楽天マガジンは「ふせん」といい、ページ右上のリンクから登録。
 ふせんを登録すると、下部サムネイルの該当ページの
 右肩に黄色いマークが表示されて分かりやすい。
 r_husen
 (サムネイルの右肩の黄色いマークね)
 
 そして、ここがけっこう気になったところ。
 
 どちらもマイページからその記事に直接飛べるが、
 dマガジンでは登録したページ1枚しか表示できない
 (スクリーンショットを取ったというイメージ)ため、
 その記事の次のページに移動できない。
 記事が1ページに収まっていれば問題ないが、
 数ページにわたる記事の場合、この仕様は致命的だ。

 一方、楽天マガジンはふせんのページから
 左右にスクロールすれば、ページをめくることができる
 (そのページにリンクを張ってあるというイメージ)ため、
 記事の次ページに移動できる。
 
 本来、こうでなくては。
 この点において、楽天の完勝。
バックナンバー

 ここも大きく異なっていたところ。
 すべての雑誌を確認したわけではないが、
 dマガジンの方がバックナンバーが多い。

 たとえば雑誌SAPIOの場合、dマガジンは
 過去半年分のバックナンバーが読めるのに対して、
 楽天マガジンはわずか2カ月分。

 週刊ポストもdマガジンが半年、楽天マガジンは4カ月分。
 
 雑誌を遡って読みたいならdマガジンの一択となる。

というわけで、結論。

印象としては、UIの作りこみや、ふせんなどの機能の
洗練ぶりはさすが後発の楽天マガジンに軍配が上がる。
しかしバックナンバーの充実を見るとdマガジンかなあ。

というわけで、偉そうに自分で調べると言ったものの
結局どちらか選べないままなのであった。

無料期間が残っているうちに、もう少し悩もう。

(追記)
私の勘違いのため、
バックナンバーに関する表記を削除。
その顛末は次のエントリーに書きました。