陳列は、店頭での売り上げを大きく左右する要素の一つ。
どのように商品を陳列すれば売れるのか…?「売れる売場」には下記のポイントがあります。
1)    5つの「やすさ」
2)    ゴールデンゾーン
3)    陳列手法

1)『5つの「やすさ』』
売上げを左右する「やすさ」とは、

img02

・目的の商品やカテゴリーが売り場のどこにあるか一目でわかる「探しやすさ」
・訴求メッセージをはっきりと認識できる「見やすさ」<
・他の商品と比較検討できる「選びやすさ」
・商品を試す際に障害物がなく、思わず手に取りたくなる「触りやすさ」
・通行の際にぶつかったり躓いたりしないような「安心・安全」

の5つです。

2)    ゴールデンゾーン
売り場にて、カテゴリー毎の配置を区画分けすることを「ゾーニング」と呼びますが、その中でも最も顧客の目に留まりやすく、手に触れやすい位置にある領域のことを『ゴールデンゾーン』と呼びます。
一般的には「目線から下300mmのエリア」と言われ、ゴールデンゾーンの上下300mmを『シルバーゾーン』と呼んだりもします。
しかし、ターゲットの多くが男性となるインスタント食品売り場と、ターゲットが子供となるおもちゃ売り場では、基準となる目線位置(≒身長)が大きく異なります。売り場が違えばゴールデンゾーンも変わりますが、それを意識した売り場とすることが大切です。

img06


3)    陳列手法
陳列には、よく用いられる下記のようなルールがあります。

・ホリゾンタル陳列
商品を棚板に横に並べて水平に配列する陳列方法。
陳列エリア:定番棚
キャプチャ1


・バーチカル陳列
同一商品群や関連商品を最上段から最下段まで"縦"に陳列する方法。
陳列エリア:エンド、コーナー展開
キャプチャ2

・アイランド陳列
同一商品群や関連商品を最上段から最下段まで"縦"に陳列する方法。
陳列エリア:平台、島陳列
DSCN7490-2[1]