自転車日本1周に伴うデータも一通りまとめ終えて、総括という意味では今回が最後と思われる。というか走行距離と使用金額以外で知りたい旅の情報なんて、そうはないでしょう?私は考えつかんぞ。
そんな私が取りまとめる最後のデータは、思いっきり趣味に寄ったもの。曰く、「旅の道中で読んだ本一覧」である。こういう他の人が食指を動かしそうにないデータほど、とりまとめしている本人が楽しかったりするのは世の常である。
旅それ自体を除けば、道中での唯一の娯楽ともいえた本。とりあえず購入した本に感想を付記した。(ツーリングマップル除く)
No. 1 ロングライダース4.0
実は出発初日に購入した本。自転車による長距離ツーリングレーポトを記載した同人誌で、ちょっと頭オカシイ人達が1200kmとか1600kmとかのライド記録を書き綴っており、一部のマニアに大受けらしい。今作では四国八十八箇所お遍路巡礼レポートが走行予定と被っていたこともあり、興味深く読めた。
No. 2 警官の条件 佐々木譲
一時期警察小説を読みまくっていた時期があり、その中でも横山秀夫さんと本作の作家である佐々木譲さんの小説は特に面白く、新刊が出る度に嬉々として購入していた。そうした警察小説群の中で極太の物語であった「警官の血」の続編に当たる作品であり、あっという間に読み終えてしまった。なお、その後バッグ内に油をぶちまいた事件があり、ベトベトになってしまったため残念ながら処分している。
No. 3 月の上の観覧車 萩原 浩
この人も好きな作家さんの1人。そもそも本屋に寄る機会も選ぶ時間も少ないため、購入する時は知っている作家さんの小説を選んでしまいがちになる。旅をすると本における新規開拓は難しいのかもしれない。
No. 4 ウはウミウシのウ 特別増補版 宮田 珠己
親戚の家で一挙購入した本その1。割と最近知った作家さんだが、変な媒体を面白オカシく書き綴るという意味において私が憧れている作家さんの1人でもある。また海外旅行記書かないかな〜と思っているのだが、題材は「海の変な形をした生き物」であった。
No. 5 エデン 近藤 史恵
親戚の家で一挙購入した本その2。以前「本屋大賞」で2位を取った「サクリファイス」という自転車ロードレース小説の第3作。マニアックになりがちな競技ロードの世界を分かりやすく、且つドラマチックに描いているので自転車乗りとして読んでて熱い気持ちになる。一方でこの世界で走ってみたいとは思わないのだが。
No. 6 リヤカーをひいて世界の果てまで 吉田 正仁
親戚の家で一挙購入した本その3。リヤカーで世界1周したことがある日本人の話は聞いたことがあったのだが、偶然文庫新刊が出ていたので購入した1冊。こうした本を読んでいると、「自転車で世界を回るってことがなんて楽をしているんだ!」という気持ちになったりするから不思議である。
No. 7 我が家の問題 奥田 英朗
親戚の家で一挙購入した本その4。作家のファンなので新刊は欠かさず購入している。普通の人々の機微を書かせたら日本一上手いとか評されている人なのだが、果たして私も同意見である。今作は帯が秀逸で「夫は仕事ができないらしい」とか書かれていて、私にあっては「仕事がないらしい」のだが、どうするのだ?と思ったことを覚えている。
No. 8 彼女が追ってくる 石持 浅海
最近の茶壺が一番好きな作家さん。現代ミステリ作家なのだが、無理のない(こともないが)クローズドサークル設定を作った舞台で物語を展開していく話が多い。多分、ものすごい好みが別れるであろう作品であり、独特の倫理観に従って行動する人々を面白いと思えるかどうかがキモとなる。
No. 9 ブックジャングル 石持 浅海
旅の間、気付かないうちにこの作家さんの新作が出ていて、一挙4冊まとめて購入している。これが小笠原諸島に行く前日のことだったのだが、1週間後に島から戻ってくる時には全て読み終わっていた。そう考えると小笠原諸島というのは案外暇な時間が多かった場所なのかもしれない。
No.10 カード・ウォッチャー 石持 浅海
ちなみに私が旅に出る前で「作家買い」をしていた小説家は約10人くらいだと思われる。多いのかどうか知らないが、これから世界1周を始めるにあたり、本が手元にない生活が続くというのは大きな不安材料の1つである。
No.11 まっすぐ進め 石持 浅海
石持作品最後の1冊。この作家さん、クセがあるけど読みやすくてフェアでロジカルなミステリ展開をするので、もっとファンが増えてほしいと心から願っている。作品刊行ペースも早いのでちょくちょく新刊を出しているのだが、大物作家さんや人気作品でもないといつの間にか平積み棚から移動されてしまうため、目につきにくく見落としてしまうことがあるのだ。私の見落とし防止のためにも是非有名になってほしい。
No.12 チョイな人々 萩原 浩
新刊が多い中で、珍しく中古本として購入した1冊。ユーモア小説というジャンルの面白さを私はこの人で知りましたのん。真面目な文章なのに読んでる人が思わず笑ってしまう、そういう文章を書けるようになりたい。
No.13 ソロモンの偽証(1〜4巻) 宮部 みゆき
世界1周に行くのに、結構大きな禍根だったのが文庫本で「ソロモンの偽証」が出版されなかったことなのだ。冗談でなく。それだけに日本1周の後半になって、本小説が文庫で出た時の驚きと喜びは凄まじかった。旅の途中では4巻までしか発売されなかったが、現在は6巻まで全て読了している。これで後顧の憂いなく世界1周に旅立てるというものだ。
・・・以上全16冊。旅の間も思ったよりは本読んでいるな。なお、本それ自体の感想とか興味ある人はGoogleとかで調べれば良いと思うの。
んで、しつこくアマゾンリンクを貼付けている私なのだが、このアフィリエイトで得た収入は基本的に全て「kindleの書籍代金」へとコンバートする予定となっております。皆が商品を買うと、私は本を読める!
ちなみに出発前に読んだ旅関連の本一覧はコチラ。
ちなみに出発前に読んだ旅関連の本一覧はコチラ。
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