2015年2月11日〜2月23日 2015年4月8日〜4月16日
走行日数22日間
累計走行距離1478km(前半906km・後半572km)
累計走行距離1478km(前半906km・後半572km)
(4582km〜5488km・9324km〜9896km)
※前半はラオス北部〜中部、後半は南部を走行
◎道路
◎交通事情
◎道路
まぁそれなりに舗装されている。しかし整備が実施されておらずに路面がガタガタ、至る所にクレーターの様な穴。数kmおきに現れるダート・・・といった点は、この国を走るのに避けて通れないかと。特に北部は未だに数十kmに渡って未舗装路の峠道が残っているため、走行するには大変難儀する。一応数年後には工事完了して舗装されると思われる。
山の国というだけあって、厳しい峠も多数存在する。私のルートでは最高標高で2000m近くまで登らされ、この間補給ポイントほぼなし。道自体も左右にグネグネ曲がっているが、道路幅が狭くて困ったと感じたことは特になかった。
後半に走行した国道9号線は、一部区間を除いてほとんど完璧な舗装路。日本のODAで作られた道なのだそうで、大いに胸を張りながら走行してもらいたい。
◎治安
問題無し。村人は優しいし、ぼったくってきたり騙そうとしたりするヤツは(都会は知らんが)ほぼいない。軍隊・警察関係もあんまり姿を見ることがない。たまに見かけてもヒマそうに手を振ってきたりしてた。
どっちかというと観光の国なので、他の旅行者同士のトラブルや盗難といった事案の方が気になるレベル。特に観光地では葉っぱ吸ったり酔っぱらったりしてる、どうしようもないバックパッカーが一定数いるので、見極めが大切かと。
◎ビザ
ノービザ入国で15日間の滞在が可能。南北縦断するのでもなければ、ビザを取ってわざわざ入国する必要はない。2015年4月現在において、ノービザで出入国を繰り返しても問題のない、東南アジアでは貴重な国となってしまった。
◎交通事情
良い。というか明らかに車両の数が少ないので、相対的に交通マナーが良いように思える。道路が折れ曲がったりしているので、大型車もスピードが出せずに強制的に安全運転となってる印象。
信号機に関しては、ビエンチャンとサバナケット・パクセーの3都市でしか見ることがないくらい交差点が少ない。しかし、これはラオスの人たちの運転技術とは全く別問題で、むしろこの国の人達は運転が下手だと思う。
対向車もいない普通のカーブでスリップして転んだり、私の自転車横ギリギリを抜いてこうとしてハンドルに引っ掛かり転倒したバイクがいる等、基本的技術が怪しいバイク乗りも多いと思われるため注意するに越したことはない。あと飲酒運転は当たり前に行われている(他の国もそうだが)。
◎特徴
時期が良かったのかもしれないが、海外サイクリストが非常に多い。乾季の時期に北部の主要道路を走行すれば、1日に1〜2組位は出会うのではなかろうか?そのため情報交換が容易であり、先々の道や宿について話を聞けて助かる。
走行環境が厳しめの道が多いため、普段の走行距離より1〜2割ほど減らした数字を参考にすると良い・・・・のだけれども、その間に宿が存在しなかったりするので結局無理して町まで走ってた。ただし、ラオスには野宿可能なポイントが多いので、その気になればどこでも泊まれる。無論、オススメしてはいない。
◎言語
当初の予想と違ってかなり英語を使える人が多い。辺鄙な場所にある商店でも普通に英語をできる人がいて驚いた。観光地に関しては宿もレストランも外国人向けに作られているので全く問題ない。
アジアの他の地域で子供達が声をかけてくる場合は「ハロー」が多いのだが、ラオスに関しては9割方「サワディー」という挨拶になる。でも英語の通用度は高い、不思議。
それと看板には大抵英語での表記が付属されているため、情報なくても割と平気。多少大きな規模の町にはツーリストインフォメーションが中心部に建っている印象。
◎宿・Wi-Fi
ある程度の規模の町ならゲストハウスが1〜2件はある。むしろ北部においては「ある程度の規模の町」が少ないため、場合によっては1日走行を続けても、宿のある町まで辿り着けない可能性がある。南部は30〜40kmも走れば、何かしらのゲストハウスにぶつかる印象。心配ご無用。
料金は4万〜10万キープくらいが相場。田舎の場合はWi-Fiがない宿もあったが、近くの食堂等で賄えることが多かった。観光地ではドミトリータイプの宿も多く、安く宿泊することが可能。個室の宿では部屋内に無料の水ペットボトルがあることが多い。
また、田舎の宿は大抵1〜2階建てであり、部屋内まで自転車を持ち込むのが楽なので地味に助かる。なお、チェックインの際に料金を支払うパターンが多く、パスポートを預けることは少ない。必然的にチェックアウトの時間も適当な宿が多かった。まぁ自転車乗りは朝早いので、変わりないのですが。
◎自転車店
ないね〜。基本的にラオスという国でスポーツ用自転車に乗っているのはまず外国人である。ビエンチャンで1店舗だけスポーツサイクル店を見つけたが、完全に外国人に向けて商売しているといった感じの店だった。
パーツもそこそこあったが、ここで購入するなら隣のタイに入国して購入する方が良いんじゃね?と思ってしまい、あんまり真剣に確認していない。要するに覚えていない。
◎物価・食事
他の東南アジアの国と比較するとやや高い。自国生産できずに輸入している物が多いため値段も高いそうだが、個人的には飯のコストパフォーマンスが悪く感じた。1食約100〜400円。ビール1本約70円。くらいなのだが、自転車乗り的にはカロリー低すぎて食べた気がしない飯が多い。必然的に補給が増えるため食費で金額が嵩んでいく印象。
1日の使用金額も2000円を越す日が結構あった。田舎で美味しいものを腹一杯食べて満足・・・・という記憶はこの国でほとんどない。というかラオスの食事に関する意識は低いといわざるをえない。隣国に中国やベトナム等の食べ物美味しい国があるのに何故?
◎総括
割と厳しめの感想が並ぶが、そもそもラオスという国を自転車で走ろうという人は、「人の手の入っていない美しく雄大な自然を見たい」とかそんな動機で訪れる人が主だと思うので、それに伴う多少の厳しい環境は織り込み済みだと考える。そうした点を踏まえていえば、期待を裏切らない美しい山また山を見ながら走行することができるので満足感は極めて高い。
2回目の走行の際は、旧正月の時期に重なった関係で毎日楽しく走行することができた。他の東南アジアの旧正月を知らないので断言は避けるが、これだけ毎日お誘い頂けたのは、ラオスという国であったからではないかと感じる。
THEラオスという風景を見たいのであれば、ルアンパパーンより北部を走行することをオススメ。南部に行くにつれて山は減り、道路も整備されて先進国を走行しているのと変わらない気持ちになる。なお時期を選ばないと、ただでさえ悪い道路が冠水したり土砂崩れで通行不能になったりするため注意が必要。