アルゼンチン72日目 リオグランデの町レ〜ウシュアイアから東北東に約80km トルウィンの町
トラック軍に包囲された地で風を防ぐというアホな野宿は、全くもって快適であった。難を挙げるとすれば、荷物コンテナの下にテント張ってるので、何かの拍子でコンテナ潰れたら私も巻き添えになってしまうということか。
緯度の割に冷え込みはキツくないパタゴニアだが、その代わり強風によって体感温度を下げられてしまう。確か風速1mで体感温度が1度下がるという指標があったハズで、それほど寒くないんだけど寒いパタゴニアという図式が成り立つな。
フエゴ島入ってから午前中の天気が午後になると崩れるというパターンばかりであったが、今日の青空は空一面に広がる会心の出来。これなら今日は1日中気持よく自転車走らせることができるってもんですよ。
昨日のどフラットとは違い、それなりにアップダウンのある行程。昨日と同じくして良い塩梅に風は吹いているのだが、昨日とは異なり進行方向が南向きであるためそれほど恩恵は受けられない。要するにそれなりに大変な条件だというワケだけども。
自転車旅行において「キツい」とか「大変」というのは、そこまでマイナスファクターにならなかったりするんだよね。それよりもその道が「楽しい」かどうかが重要なのであり、私がこの道において感じていたことは「交通量多いな」ということ。
実際フエゴ島アルゼンチン領における「町」と表記できる規模の集落は3箇所あり、それがリオグランデからウシュアイアまでただ1つの道で結ばれている関係上、この道路に交通量が増えることは自明の理なんだけども。
割と強い横風が吹いてくるというのにアルゼンチンときたら意地でも道路に側道作らない国なので。つまりこの道は「危ない」ということで、それほど楽しくなかったというのが最終的な私の感想である。
これ3方向を壁に囲まれているにも関わらず、風下側から風が巻いて襲ってくるという理不尽さ。パタゴニアで昼食にパスタ茹でるの割に合わない気がしてきたな。
90kmくらいから樹林地帯に入ったようで一気に風の影響を受けなくなる。やっぱり木という存在が風を細かく散らしてその影響を抑えてくれているのだな・・・と勝手に感動して喜んでた。
路面は濡れてたけど雨に降られずという上手いタイミングでトルウィンの町へ到着。ここにはアルゼンチンを走る自転車旅行者にとって世界一有名なパン屋があり、サイクリストを無料で泊めてくれることで有名。

ちなみに27km手前から看板がある

ちなみに27km手前から看板がある
聞いたところでは常にサイクリストでごった返しているらしいが、こんなシーズン外れに来る輩は珍しいのか私1人だけであった。
いやまぁその方が気楽ではあるのだが、アウストラルであれだけいた自転車旅行者達は一体どこに消えてしまったのかと不思議に思う今日この頃。
2018年4月22日(日) 走行距離111km 累計78419km







